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岡田監督考
非凡の凡将(Numberより)か、単なるポカダか?
 最近、岡田監督を巡る評価が分かれ、議論たけなわである。
 
 優勝監督星野の後を受けて監督就任という難しい役割を担い、今年優勝争いをリードする岡田監督について少し考えてみたい。
 これは、決して寅吉が岡田監督の評価論争に加わるものではなく、寅吉なりの岡田監督像の理解をしますものですので、賛否あれど受け付けませんので念のため。(笑)
 監督がどうあれ応援し続けるのがファンの勤めゆえ・・・・・(苦笑)

 理想の実現が使命。
 岡田野球の理想とは?
 「送りバントは、みすみす相手にワンアウトやるようなもんや。」
 「クリーンナップは、試合を決めに行くため打たしとるんや。下手な小細工なんていらん。」
 などの発言に見られるように、打順そのものの持つ意味の通りの打撃を求める。
 この姿勢は、昨年の失敗から多少の変化があったものの一貫している。

 常勝チームは、横綱相撲を取る。
 岡田監督の理想は、相手を胸を出してガッシっと受け止め、両回しを取ってグイグイと向う正面に押し出していくような相撲。
 だから、自ら頭を下げ、低く当たって、前褌をとり遮二無二前に出るような相撲は好まない。
 確かに、短期間に力を発揮するだけでは横綱は張れん。
 長い期間(場所中)において、常時力を発揮しなければならない故の横綱相撲が確立される。
 送りバントやエンドランなどの戦法は、前褌を取りに行く相撲という認識をしているように見える。

 究極の負けず嫌い
 03年の日本シリーズでの負けに、唯一涙を流した男。
 それ故、対抗意識は強い。
 オレ竜の「勝負は8月」なる挑発にもしっかり乗って、「勝負はまだまだ先や。」などと応じてしまう。
 その対抗心の強さゆえ、相手の挑発には間違いなく乗ってくる。

 以上が寅吉が見る岡田監督像だ。
 これを見ると、理想主義の凡才と映るかもしれんが、これを補う人間的魅力(面倒見の良さ)があるらしい。
 野村政権下の不遇時代の今岡を支え、今岡の絶対的信頼を得る。
 濱中・関本など2軍監督時代からの育成と信頼感。
 キャンプの打ち上げに、ベテラン選手が監督を囲み「優勝」を誓う。
 古くは、バースやフィルダなどの外人選手と家族ぐるみの付き合いをしていたと聞く。

 この人望が、岡田監督の理想に欠落する欠点を補っているのだと思う。
 
送りバント(今年は去年より使うようになったが・・・)やエンドランの不要を思うが為に、いざという時にバント失敗やランナーが釘付けになることも多くても・・・・。
 実は赤星以外の機動力が皆無に近い事実があっても・・・・。
 落合監督の挑発に乗って、あたかも勝負が先であるかのようなポーズを取ってしまっても・・・・。

 選手は「岡田監督を胴上げしたい!」と願う。
 それがここ一番での爆発力に繋がり、岡田監督が勝負は先だと言っても、毎日が勝負ですからと、選手はオレ竜の挑発に乗ってなかったりする。

 そういう、選手そのものの持つパワーみたいなものを引き出す力というか能力みたいなものがあるのではないか?
 本人の自覚は別にして・・・・・・・・。

決して派手でもなく、話もうまくない。
監督としての華があるかといえば、無いに決まってる。
落合や仰木のように、暗示やマジックを使うわけでもない。

 選手が岡田監督を思う気持ちが、岡田監督の考える常勝チームへと近づけていく。
 そいうい選手の気持ちを引き出す才があるんじゃないだろうか?
 (まぁ、戦略的不満は多々あれど・・・・・苦笑)

 きっと、今年のような修羅場をくぐりながら、岡田監督も選手もチームも成長し強くなる。そう思って、応援しよう!

ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 14:21 | - | trackbacks(0) |