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9―1 対東京ヤクルト 江草クサらず、勝利もたらす。
 開幕連敗の後を受けての先発。
 相当のプレッシャーがかかるはずの試合だ。
 こういう試合は、去年実績のある杉山より、先発の地位にチャレンジしている江草の方が力を発揮するという選択肢は大有りだった。

 去年のローテ・ピッチャーだった杉山では、その実績ゆえ責任を大きく感じすぎ、守りに入る可能性が高い。
 比べて、初めてのローテ入りを得て、さらにその地位を固めようと、向かっていく気持ちが強い江草は、連敗のプレッシャーより、自分との戦いを優先していける。(連敗のプレッシャーを感じる暇がないという意味で・・)

 以前から言っていたが、江草のアバウトなコントロールは、先発向きである。細かなコントロールに気をとられて、球の勢いを殺すことはないとでも考えているような江草のピッチングは、長い回を投げることで生かされると思う。
 失敗の許されない短い回を投げきるには、相応のコントロールが必要とされる。故に、江草は負けている場面での中継ぎとしての役割を負わされることになった。それでも、そこでクサらず、チャンスにそなえたからこそ、今がある。
 反対に、長い回を考えれば、1,2球の失投や逆球は、許容範囲にはいるだろうし、逆に思わぬ効果を生むことさえある。
 つまり、6回乃至7回まで、2,3点の失点でいければ御の字という余裕もあるのだ。
 今日の江草は、その考えが見事にはまったことを思わせてくれた。それが、最高の結果をもたらしたと言っていい。
 今後、自身の調子が落ち、球威を失った時が問題なんだが、その時に繊細なるコントロールを持たない江草の壁があると思う。
  だが、今日はひとまず、おめでとう、そしてサンキュ!

 久保田の調整のため、江草の完投・完封のチャンスを奪ったのは、少々問題ありかと思う。
 たしかに、久保田は調整不足なのかもしれんが、毎年そうでしょ。
 春先から、ギュンビュン投げる久保田は見たことがない。
 ルーキー・イヤーでも、4月は2軍で減量・走りこみをさせられてただろう。去年だって、広島にサヨナラ喰らったり、不安定なピッチングだったはづだ。元来、スロースターターなんだろう。気温が上がって、体が絞れ始めてから久保田は全開になる。どんなことしたって、4月中は、不安定なまんまじゃないのかな。
 それでも、1年を考えれば、必要な抑えの切り札だ。実戦調整も必要だろう。なら、一昨日のような負けてる場面で調整登板させたらいい。
 久保田への配慮も重々理解した上で、江草の完封を見てみたかった。

 金本・シーツにあたりが出て、終盤一方的になったけど、それまでコツコツと1点づつ取っていく攻撃振りに見るところがあった。
 くれぐれも、終盤のHR攻勢に溺れて、大振りになることなかれ!
 戒めよ!シーツ、関本。(そうそう、関本は久々のHRだったね。オメデト!)

 それにしても、開幕してからの初勝利が去年と同じ対ヤクルトでスコアも9対1。(ただし、今年は3戦目だったけどね。)
 これを吉兆ととらえ、前向きにいきたいものだ。

 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 18:48 | - | trackbacks(3) |