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3−2 対読売 流れを変えるピッチング
 やはり、藤川なんだよね。
 7回前後の一番重要なポイントで相手をしっかり抑える。しかも、わかっていても、当てることを許さないストレートで三振を奪取する。このピッチングが無形の勢いをタイガースに生み出し、相手には、恐れと焦りを与える。
 藤川が出た後に、タイガースの得点シーンが多くあるのは、決して偶然ではないはずだ。

 久保田の離脱は、藤川のストッパーへの配置転換を余儀なくした。久保田の穴を藤川で埋めにかかったということだ。
 しかし、中継ぎ、しかも、流れを引き付ける、または変える程のピッチングができる最強のセットアッパーの代わりはいなかった。
 何とかリードを保って9回へというステップで、ことごとくセットアッパーが崩れたり、先発を引っ張らざる得なくなり逆転を許すことになる。

 藤川の代わりが務まるPがいなかったということだ。
 これはタイガースの崩壊を意味していた。去年の一番強かった勝ち方ができなくなるということだから・・・・・。
 結局、藤川は元のポジションに戻さざる得なくなる。遠からずそうなると思っていた。
 あにはからんや、5連敗中の今日の試合。8回から藤川の投入を見た。
 勝ち越しを狙った7回の攻撃が無得点に終わり、流れが相手に傾きかける場面だ。ここは、2番から始まる読売打線をピッシャリ抑えて、流れを引き寄せる、そういうピッチングが求められる場面だ。
 同点のこの場面で、それができるのは藤川以外にいるわけがなかった。たとえ復帰後の試運転をしていようと、なかろうと。

 そして、藤川のピッチングに引きずられるように8回に決勝点を挙げてこれを守りきり、連敗を脱した。
 ホントは、9回を久保田で言って欲しかったのだが・・・・。
 やはり、今までの結果を見ると抑えは久保田でいくことがタイガースの復活の道だと思う。ここは、久保田に復活の道を与えてやることも大事だと思う。来年を思えばなお更で、連敗阻止のためといえ、藤川に2イニングはちょっと、疑問が残る。
 まだ、諦めてなくて次の中日戦を睨むのならなお更、藤川の温存と久保田の試運転をしっかりやるべきだし、来年を睨んでも同じことが言える。

 だだ、今日の試合を見て現状のタイガースは、藤川を中心としたチームになってしまってると感じた。
 これがいいか、悪いかは、論じがたいが、本来は4番打者か先発型のエースが中心でないとチーム力は、ついて来ないんじゃないだろうか。
 また、藤川の負担も大きい。中継ぎで数年連続で結果を残したPは、ストッパー転向前の岩瀬くらいじゃないだろうか。その岩瀬も、いまやストッパーとして投げている。
 それだけ、中継ぎで連続して結果を出すのは難しい。
 できるだけのケアをしてやりながら、藤川という切り札を使わないと、来年も今年と同様な事態に陥りかねない。
 藤川の代わりができるPなんて、簡単に出てきはしないのだから。

 ぐぁんばれ!タイガース

 
| 房 寅吉 | - | 21:51 | comments(0) | trackbacks(4) |