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5−7 対中日 意地を張り、砕ける
 ストレート勝負だった。
 最後まで、どんなことがあってもストレートに拘った。
 見てるほうとしたら、「フォークをなげてくれ!」と祈るような気持ちでいたけど、球児の意地はそれを許さなかった。

 どうしても勝負だった。
 1塁が空いていても、相手の唯一の得点源のウッズであっても、久保田が選んだのは勝負だった。
 決して、歩かせるなどという選択肢など存在しないかのように。

 そして、球児も久保田も砕け散った。
 それは、見事な果し合いの果ての結果を見るような勝負だった。
 だが、思うのだ。
 今日の試合は、勝ちたかった。
 どんなにみっともなくとも、逃げ回って姑息と呼ばれようとも、今日は勝たねばいけない試合だった。
 これで、Dと0.5ゲーム差だ。
 最後の最後になって、今日の勝負を悔やまぬよう、これからの戦いを乗り切って欲しい。

 今日のFとKの勝負を超えた意地。
 後から、あそこで「フォークを投げたら」「歩かせたら」というのは簡単だ。私情よりチームの勝ちを優先させるべきだとも言える。
 だが、すべてタイガースが選んだ選択なんだ。
 これから先の試合で、今日の負け、選択に悔いを残してはいけない。
 それには、今日の勝負を倍返ししてやるしかないだろう。
 チーム全体で、明日から球児と久保田が砕けた勝負を倍返しにしてやろう。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:25 | comments(0) | - |