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8―11 対広島 後手に廻ると・・・
 先発のスタンリッジが立ち上がりから、点を奪われ、いきなり追いかける立場となった。
 すぐに1点を返して、追撃態勢をとったかに見えたが、スタンリッジが立ち直れず、毎回の失点を繰り返す。
 それでも、3回の裏に桜井の満塁の走者一掃のツーベースがでて5−4と逆転に成功。
 ここが分かれ目であった。

 初回から追いかける展開で、後手に廻っていた試合を、ひっくり返して、先手に転じる機会がやってきた。 
 ここは、毎回の失点を繰り返すスタンリッジを見切り、Pを代えることでカープの攻撃の流れを止める。
 たしかに、先発が駒不足で、5回は投げてもらいたいと思っているのは、わかる。
 次の回に打順が回るから、せめてこの回までというのもわからんじゃない。
 だが、そうして交代機を逸して後手に廻ってしまうことって、よくあることだ。
 まして、この回を抑えてら、その裏の攻撃ですぐに代打ってわけにもいかんだろう。逆に交代機がもっと難しくなるんじゃないか。
 ここを投げさせるということは、最低5回まで行かせるという意思表示に他ならない。
 
 元来、カープ打線は、前の日の久保田や今日のスタンリッジのような、パワー系のPはよく打つ。
 久保田が全盛で抑えを任されている時でも、カープ戦は苦労した。
 そのカープに、今日のスタンリッジの投球で続投は、あまりにも危険だった。
 折角、先手に廻る機会をえたのを、ミスミス再び後手に廻る道を選んだかのよう映った。
 それほど、中継ぎ陣が疲弊しているのだろうか。

 結局、東出に打たれ、ランナーがサードへ行った時点で、川崎にスイッチ。
 再び後手に廻り始めた歯車が、左の天谷にタイムリーを浴び、同点。
 栗原に打たれ、フィオのセンター前の打球を、トリとマートンが交錯し、これが2点タイムリーとなる。
 逆転もつかの間、再び追いかける立場に戻ってしまった。

 一度後手に廻るとなかなか、立場を変えるのは難しいのだが、実際そのチャンスが来たにも関わらず、そのチャンスを見過ごしてしまった。
 その裏に、1死2,3塁というチャンスを掴んだが、トリのサードへの鋭いライナーが逆にダブルプレーを招いてしまった。
 すぐに訪れた同点のチャンスも実らなかった。
 これは、カープがこの回の頭から篠田という勝ち試合のPを早期に投入することで先手を打ったからだ。
 この篠田に、その後押さえ込まれ、タイガースは9回まで後手に廻ることになった。

 その結果が筒井の失点であり、9回の裏にシュルツを捕まえながら、得点差によって逃げ切られた結果だ。
 後手を踏む余り、城島の所に小宮山。
 後ろを信じられない新井が、クソボールを振り回し三振で、流れを切ってしまった。
 結局、その小宮山が打って、3点差まで迫ることになるのだが、後ろが城島だったら、新井はあんなに盲目的に振りにいっただろうか。
 押し出しを得て、尚満塁で城島っていう場面があったんじゃないだろうか。
 全部、タラレバの世界の話になってしまうんだけどね・・・・。

 結局、後手に廻った試合っていうのは、後から見れば、タラレバの世界。
 あの時、唯一の先手に廻るチャンスを逃した。
 その決断がついてれば、タラレバの世界はなっかたのかもしれないが・・・・。
 
 これで、明日の先発が難しい。
 カープは、マエケンで間違いないが、タイガースは鶴か杉山昇格即先発かと言われている。
 今日の序盤でスタンリッジに代わらなかったことを見ると、鶴が有力なんかなぁ。
 交流戦前の最後の試合、勝って勝ち越しで終わりたいところだが、厳しい状況に追い込まれたね。
 まぁ、不利という予想は覆すためにあるようなものだから、明日は先手必勝で頼むよ。
 鶴を援護してやってくれ、攻守にね。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 18:32 | comments(0) | - |