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6−1 対東京ヤクルト メッセ、完封を逃す
 常々、「長い回を投げたい。」と言っていたメッセンジャー。
 同僚のスタンリッジが完投、完封を繰り返し、月間MVPを連続して獲得するのを横目で眺め、勝ち星では争うも、貢献度での差を埋めようと一所懸命だったんだろう。
 前回、7回を投げきると今日は、完封ペースで進んだ。
 9回に残念ながら1失点で完封こそ逃すが、見事来日初完投勝利を挙げた。

 思えば、このメッセンジャーの2年目の契約更新にも賛否両論渦巻いたっけ。 
 外国人枠の都合で、メッセかジェンの2人の内、一人はファームで過ごす事が強要される。
 昨年、鳴り物入り(城島の太鼓判)で入団したメッセは、中継ぎの柱として、左右の違いはあれど、ジェフの穴埋めを期待された。
 それが、当初の中継ぎという場では結果がでず、先発へとの変更を余儀なくされた。
 スピードはあるものの、コントロールに欠けるピッチングは、中継ぎではカウントを取りに行くボールが、棒球となり痛打をくらう。
 とてもじゃないが、ここ一番の中継ぎを任されるピッチング内容じゃなかった。

 結局、シーズン途中で先発転向したメッセンジャーは、5勝を挙げたが、6敗を喫し、防御率も5点近かった。
 これは、80球位を境に、ガックっと球威が落ちるため、試合中盤で崩れる事が多く、降板する事が多くなり、その失点が防御率換算された結果であった。
 かくいう寅吉も、4人目の外国人枠は。成長の見込めるジェンでいいのではなかとも思っていた。

 しかし、メッセかジェンでどちらかが出てきてくれればという二股か、両抑えの部分もあったかと思うが、メッセに2年目のチャンスを与えた。
 今季はキャンプから、先発として使われる事を前提に調整する事になる。
 逆にジェンは、中継ぎで使われる事を前提に調整する事になり、持ち場が逆転する事になる。
 この最初から先発でという調整が功を奏したか、メッセはジェンとの競争に勝ち、順調にローテをこなすようになり、勝ち星を挙げてきた。
 ただし、相変わらず80〜100球での球威に限界があり、6回の失点が多く、どうしても7回からは救援を仰ぐという結果にはなっていた。
 勝ち星も挙げているので、結果的には良しとするべき成績なのだが、本人はそうしても「もっと、長いイニングを任されるようになりたい。」という希望を失っていなかった。
 これは、外国人選手には珍しい向上心があるってことだわ。

 このお陰で、見事、スタンリッジ、メッセンジャーをタイガース投手陣に欠かせに先発のローテの柱になった。
 加えて、メッセンジャーがスワローズへ好相性である事が大きい。
 この8月同じ日程で、3連戦を3度戦う。
 つまり、メッセンジャーはスワローズ戦に3回投げることになりる。
 今日の勝ちを自信に、是非燕追撃の先方となって、がんばって欲しいもんだ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:17 | comments(0) | - |