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1−3 対広島 打ち損ない、守り損ない、勝ち損ない
立ち上がりのマエケンは、決して本調子ではなかった。
 速球の切れは今一で、変化球に頼った立ち上がり。それを打ち損なう事、たびたびで結局立ち直らせてしまう。
 マエケン本人も、立ち上がりでは8回を投げきれるとは思っていなかったのだろう。
 野球てゲームは、いい当たりは野手の正面に飛ぶという事を解らせてくらたようなもんだった。

 しかし、7回の失点はいただけない。
 まずは、安パイに近いバーデンを歩かせてしまったこと。この回を抑えるには、このバーデンで切っておかないと行けない。
 そのバーデンを歩かせた事で、能見を得意とする石原に得点圏で打順が回った。
 本来、ここは石原を歩かせてもというピッチングで攻めるべきところ。
 次はマエケンといえどもPの打順。例え満塁になっても凌げる可能性が高い。
 逆に石原勝負は、能見の相性からして不安がいっぱいだし、ましてレフトに飛ばされればジ・エンドの守備だ。
 三振が取れるマエケン勝負を考慮に入れた攻め方が常道。

 まぁ、先のスワローズ戦でも、次のPとの勝負を忘れ、相川に痛打を喰らったベンチが、それくらい考えてくれるかと思ったが、やはり、そんな考えがまわるベンチではなかったってことだわ。
 同じ過ちを、1週間も経たず、繰り返すのだから見事なもんだ。
 結局、この1点がすべてのプランを狂わせた。
 
 1点を追いかける為の、藤井、能見へ代打を送らなくてはならなくなり、追いついた9回に、一昨日のスワローズ戦で1試合で3連投を強いられた球児を、キャッチャーが小宮山というシュチュエーションで使わざる得なくなる。
 たっぷり連投(結果、もう終わりと思った後に試合が続行される事2度)を味わった球児の速球のキレが戻っておらず、カープに攻略され、この試合を落とした。

 いくら、ヤクルトに勝っても、他でこう試合を落としていれば、スワローズを追いかける事等できやしない。
 結局、今日で先のスワローズ戦の勝ち越しは消され、Gにも追い抜かれるという結果だけが残った。
 反省無いところに進歩は無い。
 打ち損ない、守り損ないの原因を究明し、反省しないと、何度でも繰り返すぞ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:43 | comments(0) | - |