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4−9 対中日 もっと、スパイスを!
 今日も立ち上がりに岩田が4失点。
 実質これで勝負有りやね。
 今のタイガースに、中日の投手陣から9回までに5点を取れるとは、どう考えても難しい。

 惜しむなくは、初回に荒木にヒットを打たれた後の大島へのデッドボール。
 タイガース相手に先取点は千金の重みを持つのはわかるが、正直にバントのサイン。
 こんなもの、さっさとやらせて最初のアウトをもらって、岩田に落ち着いてもらうのが一番なんだが、「1点に拘る」タイガースは、先取点を与えたくないのだろう、際どい球でバントをさせず2ストライクまで追い込んだ。
 ここまで追い込んだのだから、アウトに取れればそれはそれで最初のアウトをいい形で獲る事になり岩田も落ち着いたのかもしれんが、やはり初球を叩かれヒットにされた荒木のことが引っかかっていたのか、最初のアウトを獲るのに必死になり過ぎて、内角を狙ったボールが四球となってしまう。
 これで、今日のすべてが狂ったといっていい。

 最初のアウトを獲る絶好の場面が、逆にピンチの拡大となる。
 挙げ句、和田のセカンドゴロを平野が悪送球で2点の先制をゆるすことになる。
 もうこうなると収拾がつかない。
 自らの冒頭も含め、一気に4点を失う。最悪の立ち上がりとなった。
 これで、いくらドラゴンズキラーと言われる岩田の先発も、ナゴドの相性に負け、嫌な雰囲気が充満する事になる。

 しかも、ピンチではこれだけの点差があるのに、何故か外野に前進守備を敷かせる。
 真弓監督時代もそうだが、この無駄な前進守備が功を奏したところを見た事がない。
 大概、頭を越されて、ジ・エンド状態になっている。
 今日も今日とて、頭上を越されて、いらぬ追加点を献上する事になる。
 そんなに、外野の肩に不安があるなら、外野手を交代させるべきだろう。
 例え、金本で例外を作っては行けない。
 その為の前進守備なら、逆効果としかいようがない。

 まぁ、ナゴドの中日戦。
 勝ち越せるなどと、甘い考えはなかったが、3タテを喰らうのは勘弁して欲しい。
 明日、なんとか一矢を報いて、虎の意地を見せて欲しい。
 スープカレー(TBS系のTEAM NACS主演ドラマ)じゃないけど、
 「もっと、スパイスを!」と叫びたいやね。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:18 | comments(0) | - |