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3−2 対讀賣 エースが投げ、3番、4番のHRで勝つ!
 青柳が3連勝を完投で飾った。
 今シーズン、コロナでの出遅れはあったものの、復帰してからの3試合は、エースと呼ぶにふさわしい内容。
 全く、入団当時からの課題をひとつ、ひとつと克服してきた青柳らしい内容だ。
 ピッチングと同様、バッティングも年々進歩を遂げている。
 佐藤輝の先制2ランを呼び込む、ヒットで出塁したのは、他ならぬ青柳自身だ。
 この、コツコツと、自分の欠点を克服していく強さは、青柳の大きな武器になっている。
 今や、青柳が投手の中心であることは、間違いない。

 そうして、援護は佐藤輝の2ランと8回に放った4番大山のソロ。
 特に大山の一発は、1点差で8、9回を迎える中、青柳の完投を後押しする貴重な一撃でもあった。
 この箱庭ドームでは、一発の恐怖がいつも頭にある。
 1点差で、絶対に一発が許されない状況と、ソロであれば一発だけであれば許される状況では、青柳にしろ、リリーフを送るにしろ、そのピッチングの幅が違ってくる。
 佐藤輝の先制弾から点が取れていない状況で、ここで一発欲しいというところで出た、4番らしい一撃でもある。

 さて、青柳の好投で勝利はできたけど、課題は山積の試合でもある。
 まずは、2回の無死満塁での攻撃。
 昨日までの、ヒットでなくても点が取れる方法があることは、学習していなかったのか?
 あの場面で、小幡、梅野に単にヒットを期待して、祈るだけでいいのか?
 小幡は、簡単に三振、梅野がダブルプレーで無得点。
 タイガースの満塁は、点が入らないって再確認させられる攻撃だ。

 小幡は、ホームゲッツーでさえなければ、どんな打撃でもいい。
 打球を転がして、サードランナーを呼び込みすれば、その役割を果たすことになる。
 相手がやってこないと思っている、満塁でのセーフティスクイズなんていうのでも、意表をつく分成功の確率も高まる。
 なんで、そういう発想をしないのか。
 毎度言ってることなんだが、キャンプの練習で、そういうケース打撃の練習をしてきていないのだろうか。

 そういう練習不足が、5回の失点を呼ぶエラーにつながる。
 無死1塁で、折角青柳がセカンドゴロを打たせ、格好のダブルプレーに仕留めた打球。
 セカンド小幡の送球を中野がキャッチ出来ず、無死1、3塁とピンチを拡大してしまう。
 記録は悪送球だが、中野がキャッチしてやらなくてはいけない送球だと思う。
 これも、キャンプから小幡、中野の二遊間というポジションでの連携の練習が不足しているからに他ならない。
 
 一人の選手に複数のポジションを守らせる矢野野球。
 そうであれば、それぞれのポジションで連携が取れるように、多くの練習が必要となるのは道理。
 その練習もしないで、ぶっつけ本番でやらすから、こういうミスが起きる。

 そうして、1、3類から、次の若林のファーストゴロを処理してからのプレー。
 大山は、サードランナーを牽制し、その足を止めてからセカンド送球した。
 ここも、サードランナーを変えさせないことを目的とするのか、アウトカウントを増やすためダブルプレーを取ることを目的とするのか、その選択があやふや。
 点を与えないことを目的とするなら、サードランナーをもう少し追い込み、サードベース方向へ帰塁させ、ファーストランナーをアウトにすべき。
 また、アウトカウントを増やして、サードランナーを無視するなら、すぐにセカンド送球で、ダブルプレーを狙いにいくとこと。
 これも、そういうケースでの守備に対する考え方を徹底させる練習を疎かにしているから、どっちつかずのプレーになる。
 この日、青柳だったから後を抑えられたが、他のピッチャーであれば、これがきっかけで一気に逆転っていう展開になっていた確率が高い。

 いずれも、オフや普段の練習に対する意識の欠如、コーチ、首脳陣の指導のいたならさが招いていること。
 これをちゃんと指導し、やらすことができなければ、タイガースが優勝なんてできるはずもない。
 その練習は、予祝の胴上げの練習より、はるかに優先されなくてはいけないものじゃないのか?
 今からでも、せめて意識は高く持つように望みたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:48 | comments(0) | - |