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2−1 対中日 北條史也の生きる道
 しかし、初物に弱い体質は、変わらないなぁ。
 危うく、中日・上田に、プロ初勝利を献上するところだ。
 
 青柳が初回の1失点だけで、粘り強く投げ、2回に出た北條の逆転2ランを、アルカンタラ、湯浅、岩崎で守り抜いた。
 これで青柳は、10勝目。
 両リーグを通じて最速の到達。
 目標の15勝を超えて、勝って行ってほしい。

 しかし、こういつも大島、岡林にやられるのはどうしたものか。
 元々、同じバッターに何度も撃たれ、同じピッチャーに何度も抑えられる。
 苦手を作ることに関しては、得意中の得意であるタイガース。
 大島は、タイガースの対戦打率で4割を超え、岡林は3割を超えている。
 これにキノタクが加わっていたが、今季はよく抑えているみたいだ。
 ただし、他では打っていない高橋周平に3割を超える打率を残されている。

 これに苦手の大野と柳がいるのだから、ドラゴンズ戦は厄介だ。
 毎度、毎度、重苦しい、僅差の展開になる。
 この試合も、本来エースの青柳と育成上がりのプロ2年目の上田だけに、もっと楽に勝たねばいけない試合。
 それをこうも苦戦するのは、タイガースの苦手を作る体質、初物に弱い低質に他ならない。

 ただ、この試合は、さして調子が良くなかった青柳を、2回という早い回で、北條がホームランを打ってひっくり返せたのがよかった。
 本来北條は、こういった長打を打てるバッターなんだがねぇ。
 
 北條もプロ入り10年目。
 藤浪1位、北條2位のドラフトから、早くも10年の月日が流れた。
 あの時、近い将来にエース藤浪、中心バッターとして北條が活躍する日が来ることを夢見たんじゃなかろうか。
 藤浪が1年目から2桁勝利を挙げ、順調にプロ生活をスタートしたのに対して、金属から木のバットに変わった北條は、苦戦した。
 その2軍生活の間に、どう間違ったか、北條を小兵選手のような扱いにしてきてしまった。
 それで、どちらかというと便利屋的なポジションで1軍の居場所を得るようにはなった。
 ただ、本当の北條は、夏の甲子園でホームランを連発したように、その長打力に魅力がある選手なんだ。
 この試合のように、珍しく先発出場で機会を与えられた中で、持ち味である長打力を示せたのは、よかった。

 今後、北條はどう進むのか。
 今のように便利屋で、バントも右打ちもできる代替え要因として生きていくのか、再び定位置をと理、レギュラーとしての働き場を得ようとしているのか・
 北條を見ていると、セッキーと良く被る。
 セッキーも大型内野手として、浜中と共に将来のタイガースの大砲候補で入団してきた。
 だが、浜中と違って、セッキーが1軍の居場所を掴んだのは、内野のどこでも守れるユーティリティーさと勝負強い打撃だ。
 一時はセカンドのレギュラーとして過ごしたシーズンもあった。
 ただ、持ち前の長打力を捨てて、バットを短く持って、相手のピッチャーの嫌がる打撃をひたすら追求した。
 それが、晩年の「代打の神様」を襲名するが如く、勝負強さに繋がった。
 長打力は捨てても、短く持ったバットから、鋭くミートすれば、オーバフェンスすることもある。
 きっと北條は、そういうセッキーのような選手を目指すことになる。
 一度、セッキーにコーチでもして貰えばいいんだろうけど。

 ただ、藤浪と北條が好きなタイガースファンは多い。
 この二人が揃って活躍する日が来ることを夢見ているタイガースファンも多い。
 まだまだ、諦めず、甲子園で輝く2人の姿を見たいもんだ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:29 | comments(0) | - |