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1−6 対横浜 ただ、春の夜の夢の如し
 祗園精舎の鐘の声、
 諸行無常の響きあり。
 娑羅双樹の花の色、
 盛者必衰の理をあらはす。
 おごれる人も久しからず、
 唯春の夜の夢のごとし。
 たけき者も遂にはほろびぬ、
 偏に風の前の塵に同じ。

 どこからか、琵琶法師が奏でる音色が聞こえてきそうである。
 つい、一週間ほど前には、今にもマジックが出そうで、2年越しの「メークどんでん」の完遂に胸がときめいたいたのに。
 今、Gが勝って、タイガースの優勝は夢と消えた。

 今のメンバーは、確実に衰えている。
 金本・矢野をはじめとする、最初の優勝メンバーは、年々衰えていく。
 今年まで、それを見せなかったのは奇跡に近い。それは、彼らの並外れた努力の賜物であったのは間違いない。
 でも、悲しいかな確実に一年経てば、一歳年を取る。時は待ってはくれない。
 最後の最後、直線での叩き合いに耐えられる力は残っていなかった。

 それよりも、問題は彼らと「JFK」に頼ったところで、温室育ちとなった投手陣だ。
 今年一年、ローテを守れるPが一人もいなかった。
 これが、チームの疲弊を増していく要因だったと思う。
 ここに人材が現れない限り、タイガースのV奪回は難しい。

 寅吉は、今年の追い込みは評価しない。
 2年連続で、結局追って届かずだった。
 去年の悔しさを感じていない証拠だ。
 去年の追い上げに、優勝に匹敵するくらいの賛辞を浴びた。ある意味、それが悔しさを忘れさせてしまったのかもしれない。
 それが、今年の前半戦の油断に繋がり、無理した追い上げをせざる得ない状態に陥った。
 そして、それが成功すると、去年に匹敵する賛辞を浴びる。
 選手は、それでもう何かを成し遂げた錯覚に陥る。
 その結果が、これだ。
 去年を、本当に悔しがった者はいたのだろうか?

 今日の試合はいい。
 明日からの試合もいい。
 本当に、今を悔しがれ!
 この屈辱を糧としてくれ。
 明日のタイガースの為に。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:29 | comments(0) | - |

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