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8-10 対東京ヤクルト 開幕早々、隙を見せるな!
 序盤は、理想通りの展開。
 佐藤輝、糸原、中野、糸井が猛打賞。
 藤浪は、立ち上がりこそ不安があったが、立ち直った後は、リズムにものって、7回を3失点でゲームメーク。
 不用意な一発を食らう場面はあったが、あれは油断以外の何者でもなかった。
 調子が上がってきたところ、相手を軽く見た配給によるもの。
 裏を返せばそれだけ、自信が戻ってきたんじゃないか。
 そうなれば、藤浪は強い。この試合で勝ち星をつけてやれれば、一気に行く可能性もあったのだが、返す返すも継投の失敗が悔やまれる。

 8ー3で5点リードの8回。
 選んだピッチャーは、斉藤友貴哉。
 これを見た時、8回からは一人一殺の継投だと思った。
 山田に斉藤友貴哉。
 村上に渡辺雄大。
 サンタナに、小野か石井大。
 9回は、湯浅、岩崎、ケラーで。
 これで開幕戦で一度投げさせ、経験させとくことができる。
 
 実際、斉藤友貴哉が山田を討ち取った時には、村上に渡辺雄大のコールがあると思っていた。
 ここで渡辺雄大を使わなければ、支配下にした意味も、ベンチ入りさせてる意味もないだろう。
 しかし、矢野監督の判断は、続投だった。
 5点差の余裕か、斉藤友貴哉を勝ちパターンに入れるつもりも育成の意図か。
  
 しかし、これが裏目に出る。
 村上を意識した斉藤友貴哉は、ストライクが入らず、歩かせてしまう。
 そうして、当たっているサンタナに回すと、2ランを食らって、3点差にされてしまう。
 長岡にヒットを許し、オスナを討ち取ったところで岩崎へのスイッチ。
 これも2死まで任せたのなら、この回を任せないといけないんじゃないか。
 結局岩崎がイマイチで、1点差にまで迫られてしまった。

 岩崎の開幕戦って、あまりいい記憶がないんだよなぁ。
 2年前も西が頑張って、1点差で登板して、読売の吉川に逆転2ランを食らっているんだよなぁ。
 あの時も、調整遅れであったが、勝ちパターンにこだわって、岩崎へ継投して、失敗した。
 今回も斉藤友貴哉の位置付けをはっきりしないまま使い、焦って岩崎、ケラーまで投入して逆転を許してしまった。

 今年で監督を辞することを公表した矢野監督。
 キャッチャー出身だけに、もっと策士な監督になると思っていたのだが、そうゆう監督像ではなかった。
 できるだけ選手自身に考えさせ、選手のモチベーションを上げた上で、力を発揮させようという育成型の監督だった。
 本来は、1軍の勝負にこだわる監督より、2軍の育成を主体とした監督の方が向いているんかもしれない。
 振り返って、矢野監督の采配で勝ったという試合は思い浮かばないのだが、その采配で負けてしまった試合はこの試合を含めていくつか浮かんでくる。
 
 これも守屋、島本をブレークさせた年の、やはりスワローズ戦で、余裕をかまして福永を8回のリリーフにたて、炎上、慌ててPJを投入も追いつかれた試合があった。
 試合後矢野も、反省し、こういう試合の怖さを知ったというコメントをしていたと思うが、また同じことを繰り返した。
 そういう試合。

 この試合で失ったものはただの1勝じゃない。
 藤浪を乗せて、今年の柱にする構想、を失い。
 相手には、タイガースの後ろは弱い。
 終盤にチャンスがあるという思いを与えてしまった。
 シーズンを乗り切るのに、こういう要素は大きい。

 昨年、勝率の差で逃した優勝は、こういう試合を失うということが最後で響くということを学んだはずだが、タイガースはなかなか過去から学ばない体質が残っている。
 監督自ら過去の失敗を活かしていないのだから、残念にも程がある。
  
 矢野監督のラストシーズンだ。
 単なる徒花となるか、過去の失敗を活かして花を咲かせることができるか。
 今一度、気を引き締めて、相手に付け入る隙を見せず、やり直ししかない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:49 | comments(0) | - |

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