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1 −0 対千葉ロッテ TH/オット “点を取られたら、終わり
 1点、1点、0点、そして1点、これが交流戦に入ってからのタイガースの得点。
 つまり、相手に点を取れれたら勝てない、それで終わり。
 そう言う状況という事だ。

 この日は、パリーグのエース級第2弾、佐々木朗希。
 エース級もエース級、完全試合達成の怪物だ。
 貧打のタイガースがヒットを打てるのか、塁に出られるのか?
 シーズン2度目の完全試合の餌食になるんじゃないか、それが戦前の予想。

 まぁ、大野にも実質完全試合食らったようなもんだし、貧打タイガースは、格好の餌食にみえるだろう。
 それでも、2回に糸原がヒットを放ち、世間の希望を打ち砕いた。
 だが、その後も糸原がもう1本、島田、中野がピッチャーのエラー、1安打と出塁はするが、後続が断たれて、得点には至らず。
 結局、6回を零封されることになる。

 確かに、佐々木朗希には、左のコンパクトに振ってミートしてくるバッターが有効であるように見える。
 藤浪も左の小兵によく打てれている。
 ただし、振ってくるバッターは、右左問わず、あのストレートと150km のフォークに当てることさえ難しい。

 それでも、対抗してウィルカーソンが打たせて取るピッチングで、マリーンズ打線に0を並ばせる。 
 またも、1点勝負に持ち込むことができたのは、このウィルカーソンの好投に尽きる。
 
 佐々木朗希に6回で90球を投げさせる事ができたので、マリーンズは、大事をとって佐々木朗希を交代させた。
 点は奪えなかったが、6回で降板に追い込めたのはおおきい。
 佐々木朗希からは、ノーチャンスに近いと思っていた得点機が、残り3イニングで可能になる希望が持てる。

 それでもl後続の東條、ゲレーロからも得点を挙げられず、ウィルカーソンも8回まで0を並べ、勝負を9回に持ち込んだ。
 その9回に佐藤輝が、マリーンズ抑えの益田から、センターへ値千金の一発をはなったこれがこのイーグルスとの3連戦でのタイガースの得点だ。
 まぁ、2点でよく1勝したとも言える。
 この試合なんて、岸相手に全くの無策で0を重ねて行った。
 
 たしかに、いいピッチャーにいいピッチングをされれば、おいそれと点を取る事ができないのは、理解ができる。
 それでも余りに無策ではなかったか。
 そう言うピッチャーは、簡単に打てませんで済ませては、優勝なんておぼつかない。
 そんな状態で胴上げの練習をしているようなチームでは、お先が知れている。

 それでも岸に対抗して、ガンケルがいいピッチングをして、0対0で終盤に勝負を持ち込む事ができた。
 当然勝つためには、この終盤で何か仕掛けていかねばならない。
 そのチャンスは、先にタイガースにおとずれた。

 8回、1死から長坂がヒットで出塁。
 終盤の勝負所、キャッチャーは、坂本、片山、いざとなれば原口と揃っている事を考えても代走起用の場面。
 べんちには、植田、熊谷と、こういう場面でこそ使うべき選手が揃っている。
 しかし、ベンチは動かなかった。

 代打北條に送らせて、2死2塁。
 近本の一打に賭けたなら、当然ここで長坂を植田か熊谷に代えるべき。
 近本から中野まで考えるなら、長坂のままでいいが、その場合は、近本の当たりで、長坂には無理をさせない。
 当然そう言うプランができるはず。

 長坂をそのままにしたから、あの近本の当たりで、長坂を一か八か突っ込ませるギャンブルは、しないとおもっていた。
 しかもイーグルスのレフトの西川は、今季補殺が多く、自信を持て来ている。
 こういうギャンブルは、勝っている時はいいが、こういう場面では、流れを変えてしまう。
 結局本塁で長坂が憤死して、この回無得点。
 いヤァーな、予感がしたわ。

 その流れの中で、9回は、この所不安定なピッチングが続く岩崎の投入。
 この日の岩崎の球は、そこそこ来ているように見えたが、渡辺に追い込んでから、甘いスライダーを高めに放り、ヒットされる。
 こういうピッチングがわからない。
 追い込んでいるんだかた、スライダーなら、外角低めのボールゾーンに外れる球を投げるべきだし、要求しなくてはいけない。
 結局、この1球が勝負の分かれ目になる。

 この回イーグルスが、炭谷のヒットでセカンドランナーだった渡辺をサードでストップさせた指示は、タイガースと逆に理路整然としていた。
 それが、代打銀次の一打を待つ形になり、成功したと言える。
 タイガースと違って、作戦、指示に筋が遠ており、いっかmんせいはある。
 この一貫性のなさ、それが昨年のスワローズとの差でもあるんだけど、気づいているんかな?

 7回に大山がツーベースで出た時の佐藤輝の打席。
 ベンチのサイン見て、佐藤輝が非常に怪訝そうな、不満そうな顔をしているのを見ただろうか。
 あれは、どう言う指示を出したんかね。
 最悪進塁打になるようなバッティングが求められる場面ではある。
 ヤクルトの村上なら、そう言う状況を察して、そう言うバッティングをするだろう。
 そうするように、仕込まれている。
 ただし、タイガースでは、そんな練習も指示も佐藤輝にした事がない。
 練習も、やった事がない指示を出されれば、ああいう顔になるのは、わからんじゃない。
 
 あの時の佐藤輝のバッティングを惜しかったで済ませるか。
 そう言う訓練が日頃から必要だったと反省するか。
 そこの差が昨年のスワローズとの差になっているんだな。
 その差は、どんどん広がって来ているって、気づいているんだろうか?。
 3ボール2ストライクのフルカントで、低めに来たシンカーを掬い上げた一発。
 この一打は、佐藤輝の成長と可能性を示すいちだになった。

 その後、9回裏をこのところ不安なピッチングをつづけていた岩崎が、3者凡退に仕留め、この試合をしめくくった。
 
 結局ホームランでしか得点できない打線であることには変わりはないけど、勝負所で出た佐藤輝のホームランには、今後の可能性を感じられる。
 何より、相手に点を取られればおしまい、という状況の中で、2勝できているのは、そこまで踏ん張っているピッチャー陣のお陰だ。 
 
 しかし、この得点力のなさは、どうにもならんもんじゃろか?
 いい加減、ピッチャー陣の緊張の糸も切れるし、調子の波が下がる時期が来る。
 そうなれば、一気にダムが崩壊するように、タイガースに負のビッグウェーブがくることになる。
 そうならないためにも、投手陣が好調な今、なんとか手を打っておかねばならんのと違うか?
 それが、ベンチワークじゃないのかね、矢野監督。
 
ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:16 | comments(0) | - |

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