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8 −0 対東京ヤクルト 青柳のエースの仕事
 この試合のピッチングを見れば、青柳がタイガースのエースになったことを再確認できる。
 前回の中日戦で、1点のビハインドで6回で代打を送られた時の不満を、この日のピッチングで示してみせた。
 今のセリーグで、無双できる唯一のピッチャーになりつつある。

 青柳は、毎年この時期になると、勝てない日々がひと月くらいは続く。
 今年も前回の降板から、そういう危惧を抱いていたが、この日のピッチングを見れば杞憂に終わるように思える。

 しかし、青柳がここまで上り詰めると誰が思っていたのだろう。
 ドラフト5位の変則枠的に指名されてプロ入り。
 そのサイドスローとアンダースローの中間、自らクォータースローと名付けて、その癖のあるフォームで中継ぎにでもという評価であった。
 最初は、球威はあるがコントロールがおぼつかなく、暴れ馬のようだと称されることもあり、1軍、2軍を行ったりきたりの存在。
 それでも当時の金本監督は、青柳の球威とその癖のあるフォームから、打ちにくいピッチャーだと認め、使われてきた。
 そういう中で、自分の課題を一つ一つクリアして、年々成績を上げ、4年目からローテで回るようになり、昨年は最多勝、最高勝率などタイトルを取るようにまでなった。

 今季は、初の開幕ピッチャーに指名されながら、コロナの影響で開幕に間に合わず、遅れてのスタートになりながら、現在ピッチャーのタイトルのほとんどの部分で、トップを走っている。
 コントロールの悪さを克服し、ショートスローが苦手であれば、ワンバンド送球で補い、左バッターの苦手を克服し、今年は夏場の勝てなくなる期間の克服をしようとしている。
 
 タイガースのピッチャーで、エースと言われたのは、村山、江夏、井川、とみんな本格派と呼ばれるピッチャーだ。
 唯一、江川とのトレードでタイガースに来た小林繁が、サイドスローの変則であった。
 青柳は、小林繁以来の変則ピッチャーのエースとして君臨できる、そこまで来ている。
 そうして、その小林繁以来の変則投手として、沢村賞をも受賞できる可能性がある。
 (斎藤雅樹が、フォームがサイド気味で変則に数える可能性があるが、寅吉的には低めのスリークォーターとして本格派としている。)

 この試合も、首位のスワローズに対して、タイガースの意地を見せるべく、スワローズの左を並べた打線もものともせず、完投・完封してみせた。
 これは、タイガースがCSの権利を持って、スワローズと対戦する機会が得られれば、大きなアドバンテージにもなる。
 スワローズが優勝した1勝のアドバンテージを消せる存在になる。
 後は、打線が、青柳の投げる試合は絶対に負けないという強い意識を持って、援護してやることだ。
 それがあれば、青柳はこの夏場も克服し、最多勝他のタイトルをとり、無双状態になり、文字通りエースとして君臨できる。
 エースの仕事を全うできるはずだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:15 | comments(0) | - |

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