ぐぁんばれ!タイガース 「路地裏の定年」
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7−1 対オリックス 日本シリーズ第7戦 ようやく、忘れ物を取りにこれた
2005年、日本シリーズに向かう前に、岡田監督は「忘れ物を取りに行って来る。」と言って、2003年に、掴み損ねた日本一の称号を取りに行くことを宣言した。
しかし、忘れ物は、見つからず、更に忘れ物をしてしまう様な試合で、ロッテに4連敗してしまう。
あれか...
しかし、忘れ物は、見つからず、更に忘れ物をしてしまう様な試合で、ロッテに4連敗してしまう。
あれから、18年、あの時忘れたアレが、やっと見つかった。
今、しっかりと忘れ物を取り戻した、猛虎達が岡田監督を宙に舞わせた。
最高の瞬間をありがとう。
勝った方が日本一。
そう言う状況で迎えた第7戦。
いつも、あと一歩と言うところで裏切り続けられて来たタイガースファンにとって、この試合は不安しかない。
前日、村上で負けているから、この日の先発は、青柳。
去年まで、いや、今年の開幕戦迄の青柳であれば、期待しかないのだけど、今季の青柳のピッチングを見ていると、やはり不安が大きい。
クライマックス、日本シリーズと、ここまで登板が無かったも、そう言う不安からなんだろう。
ただ、ここで好投してタイガースに勝利を引きつけられれば、青柳の来季は、復活する年になると思えた。
その青柳が、2戦にタイガース打線を抑え込んだ、宮城を相手に、エースと呼ばれた男の意地を見せる。
5回のピンチで万全をきす岡田采配で降板となり、勝ち投手にこそなれなかったが、4回2/3を、79球、被安打4の無失点で投げ切った。
この日のピッチングは、青柳らしい、坂本の呼吸もあっており、来季の復活の自信になる様な内容だった。
この青柳のピッチングに打線が応えた。
4回には、森下のヒットから、大山の死球を挟んで、ノイジーが先制の3ランを放つ。
ノイジーは、昨日の山本由伸、この日の宮城と、パリーグを代表するピッチャーから、2試合連発のホームランを放った。
3点差で迎えた5回は、坂本、近本の連打から、中野のゲッツー崩れ(リクエストで判定が覆る)の後、代わった比嘉から、森下がタイムリーを放つと、大山、ノイジーも続いて、連続タイムリーで、更に3点を加えて、6点差とした。
宮城にも、多少力みとか緊張感は、あったんだと思う。
ただ、結果2戦目は、抑えられていたとは言え、いい当たりもしていたので、手も足も出ないと言う感じは、持っていなかった。
タイガース打線も、同じ様に思っていたのかもしれない。
誰もが宮城の球をしっかり捉えられていた。
ここで宮城を降ろさせたタイガース打線は、その後9回に、森下が新人の最多打点記録となるタイムリーで7得点を挙げた。
ピッチャー陣は、5回のピンチを島本のワンポイントで切り抜けると、伊藤将が3回を1安打で封じて9回へと繋いだ。
9回は、岩崎でなく、桐敷が2アウトまで投げて、最後の一人を岩崎に任す。
その岩崎が、いきなり頓宮に一発を食らったのは、ご愛嬌か。
ゴンザレスにもヒットを打たれたが、杉本をレフトフライで、勝利を決めた。
まごうことなき、阪神タイガースが日本一になった瞬間だ。
日本シリーズMVPには、打率483でチームを牽引した近本が選ばれた。
他、この日の先制3ランのノイジー、新人最多打点記録の森下が優秀選手賞に、山本由伸の優秀選手賞は、メジャー行きのご祝儀か。
紅林が敢闘賞に選ばれたが、3ホーマーの頓宮が何もないのが不思議だ。
また、坂本誠志郎に何も無かったのが残念。
一人でホームベースを守り、ピッチャーをよくリードし、いいところで、いい働きをした。
陰のMVPと言っていい活躍だった、坂本に何か賞をあげたかった。
しかし、前回の日本一が、社会人なって、4年目の27の時だ。
まさか、次の日本一が定年後の65になるとは、思ってもいなかった。
それだけに、喜びもひとしおだ。
セ、パのチャンピオンチーム同士の戦いに勝っての、正真正銘の日本一だから、よかった。
これがCSのせいで2位チームとの戦いだったら、いささか嬉しさも下がる。
まして、14年の様にタイガースが2位から、日本シリーズに出て、勝てても、真に喜べなかったと思う。
ほんと、最高のシーズンをありがとう。
喜ぶだけ喜んだら、来シーズンの連覇に向けて、タイガースの黄金期に向けて、スタートを切らなくてはならない。
次は、連覇と言う忘れ物をしない様に。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-11-05T23:56:36+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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1−5 対オリックス 日本シリーズ第6戦 山本由伸の気迫に押される
まぁ、こういうことなのだろう。
この6戦を終えて、3勝3敗、得点も失点も23点づつと、全くの互角だ。
第7戦で決着をつけろということ。
この試合は、山本由伸の立ち上がり、2回にノイジーの逆方向のホームランでタイガースが先制。
その後もチャン...
この6戦を終えて、3勝3敗、得点も失点も23点づつと、全くの互角だ。
第7戦で決着をつけろということ。
この試合は、山本由伸の立ち上がり、2回にノイジーの逆方向のホームランでタイガースが先制。
その後もチャンスを作るが、山本由伸が気迫のピッチングで後続を抑えた。
タイガースの勝機があるとすれば、この立ち上がりだったが、1点の後、追加点が取れなかったのが響いた。
村上は、第1戦ほどの、切れがなかった。
多少力みはあったんだろう、高めに浮く球が見られて、よく1発を喰らった時のような感じで心配だった。
それが、2回の先制の後、すぐ逆転されることになり、5回には、紅林に1発を喰らうことになった。
まぁ、力むなっていうのが無理な話で、そういう中でも自分のピッチングができる、したたかさが足りなかった。
対して、山本由伸は、ヒットを許すが、要所で三振を奪い、得点を許さないピッチング。
近本のあわやの当たりを森の好捕に助けられた面はあれど、初戦の負けを払拭すべく、気迫のあるピッチングだ。
この山本由伸の、気迫は込めども、力まない、いや力んでいるのかもしれないが、それを上回る気迫があったかもしれないピッチングを村上はよく覚えておくことだ。
タイガースも山本由伸から9安打を奪っているのだから、全く打てなかったわけじゃない。
ただ、右バッターが、ことごとく山本由伸に三振に取られている。
日本シリーズの記録である14奪三振となったが、森下3三振、大山2三振、坂本2三振、代打の渡邉諒が三振と、右バッターが8三振を喫している。
右バッターで感じが良かったのは、ノイジーのみ。
3、4番が完璧に抑えられているから、得点に結びつかない。
まぁ、最終戦は、宮城だから、右バッターが奮起してくれるだろう。
京セラドームの開幕戦が青柳、今季の最後の試合を京セラドームで迎えられ、奇しくも先発は青柳となった。
今シーズンのピッチングには、忸怩たる思いもあったろう。
それでも、昨年まで2年連続の最多勝ピッチャーだ。
タイガースのエースとして、山本由伸の気迫のピッチングに負けないようなピッチングを期待したい。
去年の交流戦、青柳は3勝無敗、防御率0だったんだから、自信を持って臨んでほしい。
そして、打線は、今年の集大成だ。
そんな汚いヒットでもいい、結果を残して、得点を取れば勝ちだ。
青柳を早めに援護して、ピッチングに余裕を与えてほしい。
泣いても笑っても、最後の1試合。
今度は、タイガースが気迫を示す番だ。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-11-04T23:42:03+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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6−2 対オリックス 日本シリーズ第5戦 森下、自分が泣かずに、相手を泣かす!
9月のDeNA戦、無視満塁で三振し、自分の不甲斐なさに、涙した森下。
その森下が、7回の森友哉の打球をエラーした中野のバックアップに、ボールが手につかず宗の生還を許した手痛いミスを犯した。
ここまでの田嶋のピッチングからして、決定的とも思える2点目。
...
その森下が、7回の森友哉の打球をエラーした中野のバックアップに、ボールが手につかず宗の生還を許した手痛いミスを犯した。
ここまでの田嶋のピッチングからして、決定的とも思える2点目。
タイガースが王手をかけられるのか、この時、森下は何を思ったのだろうか。
ただ、あの時との決定的な違いは、そこで挫けて泣くような選手じゃなくなっていたということ。
この失敗を、絶対に取り返すという強い意志を持っていたこと。
そうして、そうゆうチャンスを、仲間が、チームが、森下に用意し、岡田監督が使い続けてくれたこと。
その前に8回の表の湯浅の力投も触れなくてはいけない。
2点ビハインドで迎えた8回の表。
岡田監督は、昨日に続きて、ここで湯浅を投入した。
昨日抜いた、伝家の宝刀を、ここで再び抜いた。
湯浅は、打者3人を2三振を含め、凡退に切ってとった。
そのピッチングは、ビハインドのチームに勇気を与えるものだった。
そうして、その裏。
オリックスが、田嶋から、山? 颯一郎へと繋いだ、先頭の木浪がボテボテのセカンドゴロを放つと、これが内野安打とセカンド安達の悪送球を呼び、無死2塁のチャンスとなった。
ここで、湯浅の代打で糸原が、粘って、レフト前へポテンヒットで、無死1、3塁へチャンスを拡大。
続く、得点圏の鬼・近本が1、2塁間を破って、1点を返して、尚、無死1、2塁のチャンスが続く。
中野が手堅く送って、1死2、3塁になって、森下へと打順が回った。
オリックスは、ここで山? 颯一郎を、切り札の宇田川へとスイッチ。
一打逆転のチャンスで、森下へ打席が回る。
そういう星の元に生まれてきているんだなぁ。
ここで、森下は、粘って2ボール、2ストライクの7球目を左中間を破る3ベースヒットっとした。
打ったのは、低めのストレート(てっきりフォークとばかり思っていたが)、それは難しい球だったが、上手く拾い上げ、左中間へ運んだ。
まぁ、見事な一打だ。
これで、3対2と逆転に成功した。
打たれた宇田川が、涙をこぼす中、森下は、会心のガッツポーズで応えた。
その後も、大山がタイムリーで4点目を挙げ、代わった阿部から、坂本が2点タイムリーを追加し、この回一挙6点を挙げ、突き放した。
最後は、岩崎が締め、タイガースが3勝目で、シリーズへ王手をかけた。
まぁ、序盤は、大竹がロドリゲスに一発を食いながら、要所を占め、1失点で凌いだが、球数が嵩んで5回で降板になった。
対する田嶋は、初回こそピンチを招くも、少ない球数で7回まで4安打でタイガース打線を零封していた。
球数が80球そこそこだけに、8回まで行って、平野にダイレクトに繋ぐということも考えられた。
その田嶋を、体調不良で3、4戦目ベンチを外れていた、山? 颯一郎に代えてくれたのが、タイガースへ流れを持ってきてしまった。
これが、シリーズという短期決戦の厳しさかなぁ。
この試合、日本シリーズという大舞台で、新人の森下の成長を見られたことに感動する。
この舞台で、こういう場面で打てること、その経験は、森下の成長を早急に促している。
さぁ、A.R.Eの先のS .O .R.Eへあと一つだ。
ただ、この一つが難しい。
オリックスは、山本由伸、宮城が控える。
対して、青柳、村上で行くか、村上、青柳で行くか。
いずれにしても、あと多くて2試合で決着が付く。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-11-02T23:59:02+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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4x−3 対オリックス 日本シリーズ第4戦 伝家の宝刀・京己を抜く!
その1球が、間違いなく雰囲気を変えた。
7回に佐藤輝のエラーから、同点に追いつかれ、オリックスへと流れが傾く中、8回も紅林と廣岡に打たれて、1死1、3塁のピンチだ。
ここで岡田監督は、代打のT岡田に対して、島本をマウンドに送る。
T岡田の、代打の代打...
7回に佐藤輝のエラーから、同点に追いつかれ、オリックスへと流れが傾く中、8回も紅林と廣岡に打たれて、1死1、3塁のピンチだ。
ここで岡田監督は、代打のT岡田に対して、島本をマウンドに送る。
T岡田の、代打の代打の安達を島本がサードゴロ本塁タッチアウで取ると、岡田監督が、中川に対して、ピッチャーを島本から、湯浅への交代を告げた。
その時の甲子園の地鳴りの様な歓声は、想像以上であった。
6月以来の1軍のマウンドは、日本シリーズの流れを決める重要局面でやって来た。
タイガースファンの期待と不安が入り混じった歓声だったか、いや、不安より湯浅への期待が遥かに上回った歓声だったと感じる。
ここで、湯浅が抑えれば、間違いなくタイガースへ流れが来る。
そう思わせるに十分な歓声だった。
岡田監督もそこを狙っての器用だったのだろう。
岡田監督が伝家の宝刀宝刀を抜いた。
湯浅が、中川を1球で打ち取り、勝負は9回の攻防に移った。
中嶋監督も、湯浅によって変えられた雰囲気に抗うのは、宇田川しかいないと思っていたのだろう。
宇田川は、回を跨ぐべく、ヘルメットを被って、打席の準備をしていた。
だが、1死から森友哉がヒットで出ると、宇田川に代打を送らなくてはならなくなった。
ピッチャーが打席に立つセリーグなら、ここでバントさせればいいが、パリーグのリリーフピッチャーの宇田川は、打席経験が皆無と言っていい。
ここで、ピンチバンターが必要になった事で、9回の裏、宇田川が投げられなくなった。
そして、迎えた9回の裏。
ワゲスパックは、1死から、近本に四球で出塁を許すと、中野の打席でワイルドピッチで得点圏にランナーを進めた。
更にワイルドピッチを重ね、3塁までランナーが進むと、中野を申告敬遠。
次の森下も申告敬遠で満塁策を取って、4番大山との勝負に出た。
もう、完全に流れは、タイガースのサヨナラ勝ちへと向かっている。
ここでの、中嶋監督の満塁策は、議論を呼ぶところかも知れない。
1死1、3塁で森下勝負か、1死満塁で大山勝負か。
中嶋監督は、後者を選んだ。
現状のバッティングの調子森下>大山と判断し、満塁でホームゲッツー、または封殺で得点が防げる。
そう言う判断だったのであろう。
そこでの誤算は、ワゲスパックの制球面と大山の4番の意地だったかも知れない。
そうして、湯浅登場からの得体の知れない雰囲気。
それが、ワゲスパックの制球を狂わせ、四球が出せないフルカウントからの大山の一打を生んだ。
これで大山が吹っ切れて、調子を取り戻せれば言うことがない。
そう言う危険性を含んだ満塁策だった。
これでは、また、2勝2敗の五分になった。
日本シリーズらしい、緊迫した勝負が続いている。
残り多くても3試合。
泣いても、笑っても、それで運命が決まる。
悔いのない様に、力を振り絞って、向かっていくしかない。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-11-01T23:59:52+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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4−5 対オリックス 日本シリーズ第3戦 隙を見せた方が負け
このシリーズ、エラーをした方が負けている。
そう言う意味では、隙を作らないことが勝利への道だとも言える。
この試合、坂本のライト前へ抜けるかと思われた打球を止めて、セカンド封殺を取ったゴンザレスのプレーが1失点で食い止め、東のバントでダブルプレー...
そう言う意味では、隙を作らないことが勝利への道だとも言える。
この試合、坂本のライト前へ抜けるかと思われた打球を止めて、セカンド封殺を取ったゴンザレスのプレーが1失点で食い止め、東のバントでダブルプレーを焦った伊藤将の悪送球が、その回の3失点につながっている。
まぁ、ミスした方が負ける。
隙を見せれば、必ずつけ込まれる。
そう言う試合が続くってことなんだ。
その隙を見せないことが、短期決戦を勝ち抜く術なのだろう。
そう言う面は、オリックスに一日の長がある。
タイガースもこう言う戦いを経験して、糧として、更に一段高いところへ、歩をすすめたい。
京セラドームの1勝1敗は、予想通りだったんだろうが、この甲子園の初戦を伊藤将で落とすのは、流石に織り込んではいなかっただろう。
この甲子園の3戦で一番不安だったのは、大竹の登板日だったんじゃないかな。
パリーグで通用しなかったセリーグ向きのピッチャーと言うイメージがついて回る。
そう言う意味で、甲子園で最低勝ち越し、2勝を挙げて、王手をかけた状態で京セラに戻る、そう言う目論見があったと思う。
まぁ、これで後がない状態になって来たんだから、あとは開き直って、思い切って戦うしかない。
才木には、ムードを変える様なピッチングを期待するしかない。
交流戦で佐々木朗希に投げ勝った時の様な、快投を見せて欲しい。
ソレができれば、再び土俵中央までより戻せる。
頑張れ!才木。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-10-31T23:53:32+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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0−8 対オリックス 日本シリーズ第2戦 対戦スコアが一夜でひっくり返る
たった一夜で、逆のスコアで、対戦成績を五分に戻された。
昨日の2安打の村上に対して、今日の宮城は、4安打で6回を零封。
昨日13安打のタイガース打線に対して、今日12安打のオリックス打線。
全く、逆の対称的なゲームになった。
まぁ、原因は、西勇輝...
昨日の2安打の村上に対して、今日の宮城は、4安打で6回を零封。
昨日13安打のタイガース打線に対して、今日12安打のオリックス打線。
全く、逆の対称的なゲームになった。
まぁ、原因は、西勇輝のピッチングか。
西勇輝は、元来ビビりだ。
それ故、コーナーをつく、丁寧なピッチングができるとも言える。
ただ、ビビり過ぎると、そのコーナーをつくのが、微妙に外れる。
苦し紛れに、少し甘くしたところを捉えられる。
まぁ、球威で抑えられないピッチャーだからね。
試合前から、「プレッシャーは、ない。楽しみでしかない。」と言った談話が聞こえて来た。
これを聞いた時、逆に、凄いプレッシャーを感じているんじゃないかと心配だった。
多分、精一杯の虚勢だったんじゃなかったか。
山本由伸を攻略して、先勝した後なんだから、もう少し、楽な気持ちになれればよかったんじゃないか。
いずれも2アウトから出したランナーを返され、得点された。
ランナーを出したことで、プレッシャーが増大され、まして、4回は、自らの四球から招いたピンチだ。
少し、力が入り、球が甘く行く。
それを痛打されると言う、悪循環にハマった。
この試合を西勇輝に託したところから、こう言う結果も織り込み済みじゃなかったか。
まして、初戦を取ったことで、この試合を落としても、1勝1敗で、甲子園へ戻れる。
勝てれば、逆に大きな優位性を持てる。
そう言う状況の試合であったと思う。
甲子園では、伊藤将、才木、大竹が出番を待っている。
気がかりは、森下の打撃。
初戦ほど、ボールを振ってしまう傾向はなくなっていたが、まだ、打ちたい気持ちが先走って、力んでいる。
力を込めても、ヘッドは走らない。
もう少し、センターから、逆方向を意識した打撃を心がけた方がいい。
森下が打たんと、繋がりが出んからなぁ。
さぁ、甲子園でリスタートだ。
伊藤将が流れを取り戻すようなピッチングをしてくれる事を期待したい。
まずは、甲子園の初戦をしっかりものにしたい。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-10-29T23:53:17+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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8−0 対オリックス 日本シリーズ第1戦 村上のリベンジで先勝!
山本由伸の立ち上がりを見た時は、これは点を取るのは難しいぞ、と思われた。
交流戦の時と同様の村上とのマッチアップで始まった、日本シリーズの初戦。
あの時、山本由伸に2安打に抑えられた打線。
それに抗しきれず、中川にタイムリーとゴンザレスに一発を...
交流戦の時と同様の村上とのマッチアップで始まった、日本シリーズの初戦。
あの時、山本由伸に2安打に抑えられた打線。
それに抗しきれず、中川にタイムリーとゴンザレスに一発を打たれ、2失点の村上。
そのリベンジをする機会が、格好の場、日本シリーズでやってくるとは、最高のシュチュエーションだわ。
打線も交流戦のリベンジを果たした。
最初は、固さもあって、なかなかバットが出ないような状況。
まぁ、仕方がないと言えば、仕方が無いんだけど。
なんせ、試合前の岡田監督の表情も固かったし、近本も見たことのないような強張った顔してたもんなぁ。
1巡目で、普通だったのは、中野と佐藤輝、坂本、木浪くらい、他は、緊張が滲み出ていて、なんかギクシャクしてたもんなぁ。
その固さを解いたのは、近本の2打席目の内野安打。
この1本が近本の固さを取り去った。
これが3打席目の2点タイムリーに繋がるから、不思議だ。
その5回のチャンスを切り開いたのが、佐藤輝のバットでなく足だった。
ヒットで出塁すると、ノイジーの初球に2塁へ盗塁。
これは、山本由伸へ、かなりダメージを与えた。
由伸の構想では、ノイジーでゲッツーだったのだろうが、その初球で、ダブルプレーの見込みがなくなった。
ノイジーが進塁打のライトフライを上げると、DHの渡邉諒が、どん詰まりながら、センター前へポテンのタイムリー。
投手戦での先制点は、効く。
この1点が山本由伸を狂わせる。
木浪が続くと、坂本がバントを失敗するも、近本が2点タイムリー3ベースで、坂本の失敗を帳消しにする。
その後も、中野がタイムリーで、この回4点を挙げた。
この日の村上の調子から見て、この4点は、オリックスにとって、とてつもなく大きな得点となった。
この日の村上は、あの讀賣戦の7回パーフェクトをした時くらいの出来だった。
際どい低めを坂本のフェレーミング技術により、ストライクをとって貰えたこともあり、ピンチも5回の、森友哉に2ベースを打たれた時くらい。
4回まではパーフェクトで、その5回のピンチも、村上との相性がいいゴンザレスに粘られながら、粘り負けせず、打ち取り、ピンチを切り抜けた。
交流戦とは逆に、7回を2安打で、零封し、山本由伸に投げ勝った。
完全に、成長しているに、日本シリーズの初戦を任せるピッチャーに足る好投だった。
見事な、リベンジだった。
打線もよく、村上を援護した。
固かった打線も、山本由伸を攻略したことで、自信を取り戻し、いい形になってきている。
力みまくって、ボール球を振ってばかりの森下も、最後の打席でヒットが出て、なんとか力みが消えるといいのだが。
大山も、ヒットはなくても3四球を選んで出塁して、自分の役割を果てしている。
まぁ、2戦目の早いうちに一本出ればいいんだけどね。
さて、いい形で初戦を勝利することができた。
これは、日本シリーズにおける敵地の勝利が、85年の日本一を決めた試合以来のことであり、何より岡田監督での日本シリーズの初勝利だ。
ただ、これに浮かれることなく、気を引き締めて、ペナントレースと同様に、地に足をつけて戦っていってもらいたい。
2戦目は、苦手な左腕の宮城だし、タイガースは、古巣相手の日シリ初登板の西勇輝だ。
相手も、固さが取れて、それらしい戦いができるようになるだろう。
ちょっとしたことで、流れが変わるのが短期決戦の常だけに、くれぐれも油断してはならない。
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2023-10-28T23:55:36+09:00
房 寅吉
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4−2 対広島 CSファイナル さぁ、A .R.Eの先のS .O .R.Eへ!
見事に、広島に3連勝で、日本シリーズ進出を決めた。
この試合も先制を許しながら、追いついて、ひっくり返し、また追いつかれたのを突き放した。
貧打であるが、しぶとく得点を重ねて、自慢の投手陣で、逃げ切る、ある意味タイガースらしい戦いだった。
ま...
この試合も先制を許しながら、追いついて、ひっくり返し、また追いつかれたのを突き放した。
貧打であるが、しぶとく得点を重ねて、自慢の投手陣で、逃げ切る、ある意味タイガースらしい戦いだった。
まぁ、優勝決定から1ヶ月以上も、緊迫した試合がないという状態だから、打撃陣が調子が戻らないのもわかる。
だが、それを補って余りある、投手陣の奮闘だ。
もちろん、全員が調子が良かった訳じゃない、逆に、村上、伊藤将、この日の大竹と先発メンバーは、緊張と力みからいつも通りの日ピッチングじゃなかった。
それでも、最小失点に抑え、この日の大竹は2失点だったが、相手にリードを許さなかったのが、その凄さだと思う。
それは、坂本のリードによるものも大きい。
そして、桐敷の奮闘。
岡田監督から投手のMVPに指名されるだけあって、見事な中継ぎでの投球があった。
この等級を見てると、岩崎の後のタイガースの抑えは、桐敷でいけるんじゃないかとも思える。
来シーズンは、復活する湯浅と桐敷の左右のダブルストッパーも夢じゃないかもしれん。
そして打つ方のMVPは、木浪。
前日のサヨナラ打もあり、このファイナルでの打率も5割で、「恐怖の8番打者」の役割を全うした。
貧打に喘ぐ、打撃陣にあって、シーズン通りの活躍をし、文字通りMVPを獲得した。
小幡の刺激剤的役割から、よくここまで、上がってきたもんだ。
この、木浪無くして、S.O.R.Eは、ないな。
そうして、陰のMVPは、坂本だろう。
1戦目に、死球に怒りを顕にして、鼓舞したことが、逆転へと導いた。
2戦目は、貴重な四球を選んだことが、サヨナラに繋がった。
そして、この日の3戦目は、タイムリーを2本、2打点の活躍。
それに、何より、本調子でない先発陣を、リードして、見事に勝利に導くリードをした。
坂本が、MVPでも不思議じゃない活躍だたった。
さぁ、次は日本シリーズだ。
このクライマックスを挟んだことで、少しは短期決戦に慣れたかもしれない。
優勝から、間が空きすぎて、緩んだ気持ちから、少しは締まって、気持ちが上向きになったかもしれない。
このクライマックスで不調だった打撃陣は、その反省を生かす機会を得られたことに、日本シリーズでの活躍を誓うことだ。
また、このクライマックスで力んで、いつも通りのピッチングができなかった先発陣は、次の日本シリーズへ、いい経験とするべきだ。
調子が良かったものは、そのまま勢いに乗って、日本シリーズで、引き続きの活躍を期待する。
Supreme 至上
Objective 目的
Revenge 復讐
Eighteen ago 18年前
つまり、18年前の復讐を最終目標とすると言う意味のS.O.R.Eを果たす時が来た。
さぁ、アレの先、ソレに向けて、バモス!
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2023-10-20T23:56:08+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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2x−1 対広島 CSファイナル 坂本誠志郎のキャプテンシー
坂本の四球が勝負の分かれ目だった。
1死から大山の2ベースで、サヨナラのチャンスを掴んだ。
広島の栗林は、佐藤輝とは、勝負で三振に取ったが、ノイジーを嫌って歩かせ、坂本の勝負に出た。
その坂本が、四球を選んで、ネクストの木浪を指差し、「頼んだぞ...
1死から大山の2ベースで、サヨナラのチャンスを掴んだ。
広島の栗林は、佐藤輝とは、勝負で三振に取ったが、ノイジーを嫌って歩かせ、坂本の勝負に出た。
その坂本が、四球を選んで、ネクストの木浪を指差し、「頼んだぞ!」の檄を飛ばす。
まるでWBCで吉田正尚が村上に送った檄と同じように・・・。
それに応えた木浪が、サヨナラの1打を放って、勝負に決着をつけた。
ヒーローは、木浪で間違いないが、その前で四球を選んで、チャンスを木浪に回した坂本の貢献はでかい。
梅野がデッドボールの骨折で退いてから、一人でタイガースのホームを守り、優勝へと導いた。
シーズン当初こそ、大竹用のキャッチャーとしての起用で、梅野のサブとしての起用だった。
それが、伊藤将司の出遅れから、村上の登用になり、そこへキャッチャーとして起用されたことが大きく転換された。
その坂本起用時の勝率の高さを言われることもあった。
復帰した、伊藤将の時も当初は坂本が起用された。
岡田監督も、コントロール主体のコンビネーションで打ち取るピッチャーには坂本が合うことがわかってきたのかも知れない。
まぁ、それでも梅野の主戦捕手の位置付けは変えず、伊藤将司も梅野へとコンビを変えた。
巷では、青柳や西勇輝も坂本の方が合うんじゃないかとの声が聞こえるようになる。
その2人が、2軍調整を終えて、復帰した際に、坂本がマスクを被るようになった。
その坂本のリードで2人が、立ち直ってきたのは、見ての通りだ。
岡田監督が、レギュラーキャッチャーは、梅野で行くと、就任早々に言ったことに、思うところはあったろう。
それでも、腐らず、ベンチでピッチャーに話を聞き、アドバイスを送る姿が見られた。
高校、大学とキャプテンを務め、タイガースでも選手投票でのキャプテンを務めることもあった。
その、坂本のキャプテンシーがここへ来て、発揮されるようになった。
梅野がいない現状、自分がピッチャーを引っ張る、しいてはチームを引っ張る。
その緊張感や負担は、計り知れない。
でも、そういう状況になった時、坂本のキャプテンシーが全開となったんじゃないかな。
このCS突破に向けて、その先の日本シリーズに向けて、坂本の貢献にかかる期待は大きい。
高山の後の2位で同じ明治大からドラフト指名された時には、高山の付け合わせ、セット販売などと揶揄されたこともあった。
それでも、誰にも負けない努力とキャプテンシーでここまできた。
この試合も、調子が悪い伊藤将を必死のリードで、7回を1失点で投げ切らせた。
あのダルビッシュが、一番組みたい日本人捕手としてなを挙げて、褒めたキャッチング、フェレーミング技術を磨いてきた。
これからが、坂本が一番輝く時なのかも知れない。
その坂本の檄に応えて、サヨナラ打を打った木浪のように、そのリードに応えて必死の力投を見せた村上、伊藤将のように、チーム全体を導いて欲しい。
次は、大竹が応える番だ。頼んだぞ!
さぁ、アレの先、ソレに向けて、バモス!
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-10-19T23:04:19+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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4−1 対広島 CSファイナル ひとつ勝つことの重要性
クライマックスシリーズ・ファイナルの第1戦に勝利。
これで、アドバンテージを入れて、2勝となる。
何より、シーズンの優勝決定から1ヶ月以上も間隔が空いたことを心配していたが、それを払拭する勝利で、ひとまず安心した。
しかし、この日程は、どうにか...
これで、アドバンテージを入れて、2勝となる。
何より、シーズンの優勝決定から1ヶ月以上も間隔が空いたことを心配していたが、それを払拭する勝利で、ひとまず安心した。
しかし、この日程は、どうにかならんのだろうか。
MLBの様に、シーズンからポストシーズンまで、流れる様に進んでく。
そう言う日程の組み方の工夫が必要じゃないだろうか。
実際、タイガースは、優勝決定後、気持ちが緩むことになり、消化試合の戦いも、フェニックスリーグ での戦いも、不安が多いものであった。
その戦い振りから、達川氏が、「広島が勝ち上がれば、間違いなく下剋上されますよ。」と解説で連呼して物議を醸したが、その不安が残る状態だった。
その不安を振り払ったのが、森下の一発。
優勝決定後、打てなくなり、ベンチで涙したルーキーが、この大事な一戦で大きな仕事をした。
森下にとって、相性がいい九里が先発であったのも味方した。
このシーズン終了後の期間は、森下の打撃を見つめ直すのに必要な期間だったのかもしれない。
先制点を許した直後に、すぐに追いつく一発は、値千金であった。
この一発は、審判の厳しい判定に、泣かされながらも、踏ん張っていた村上を勇気づけただろう。
5回のピンチを凌ぐと、その裏、自ら逆転のタイムリー2ベースを放ち、近本の2点タイムリーへ繋いだ。
村上は、6回で100球を越え、降板したが、3安打、1失点に抑えて、役割を果たした。
この5回の逆転劇、坂本の死球からはじまっている。
死球を受けた際、珍しく怒りを露わにした坂本が、タイガースに火をつけたんじゃないかな。
ただ、実質坂本一人のキャッチャーだけに、怪我だけはせんでほしい。
今、一番代わりがいない選手だから。
さて、この勝利で、緊張もほぐれ、実戦感も戻せたんじゃないかと思う。
ファーストを勝ち抜けて来た、カープの勢いも止めることができた。
そう言う意味で、この初戦の勝利の意味は大きい。
今日からは、打線もシーズン中の間隔を取り戻し、伊藤将もいつものピッチングをして、タイガースらしい戦い方ができるんじゃないかな。
さぁ、アレの先、ソレに向けて、バモス!
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-10-18T22:57:59+09:00
房 寅吉
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A.R.Eの次は、S .O .R.E
Supreme 至上
Objective 目的
Revenge 復讐
Eighteen ago 18年前
つまり、18年前の復讐を最終目標とすると言う意味。
18年前に、取り損なった、日本一の称号を、取り戻すことを最終目標に定めるということ。
まぁ、それにはCS...
Objective 目的
Revenge 復讐
Eighteen ago 18年前
つまり、18年前の復讐を最終目標とすると言う意味。
18年前に、取り損なった、日本一の称号を、取り戻すことを最終目標に定めるということ。
まぁ、それにはCSも勝つ抜かなくてはいけないんだけど。
ただ、これだけ優勝決定から時間が空くと、なんとも言えない不安があるよなぁ。
折角の調子が、落ちてしまったり、実戦感が鈍ったりとかあるからなぁ。
実際、18年前がそうだったから。
それと、岡田監督の野球が、短期決戦では、一抹の不安があるんよ。
岡田監督は、ペナントレースで戦ってきた形を重視する。
ペナントレースに貢献してきた選手を重要視する。
それが、逆に調子を掴めていない選手をそのまま使ったりして、ドツボにハマってしまう。
その時、調子がいい選手や、勢いがある選手を使いきれない。
そういう面がある。
これは、星野監督にも言えること。
2003年の日本シリーズで、伊良部にこだわり、王手をかけていた6戦を落として、そのまま日本一を逸した。
岡田監督も、2005年は、井川、藤川にこだわり、ロッテを勢いづかせてしまった。
確かに、優勝に貢献してきた選手を重要視するのは、わかる。
ただ、それにこだわり、復調を待ってる間に、短期決戦は終わってしまう。
まぁ、岡田、星野に限らず、落合なんかも、そう言うタイプである。
ただ、その星野も落合も、一度は日本一になているんだから、岡田監督も日本一、いや、ソレをとってもらいたい。
それには、逆シリーズ男を作らないことだ。
一番の心配は、最後に失点していた岩崎。
終盤の調子落ちは明らかだった。
この休みで、疲れが取れて復調すればいいが、悪いままなら、岩崎の押さえにこだわるのは避けたい。
湯浅が、戻れそうなことを言っているので、万全であれば湯浅の起用も考えた方がいい。
そうでなければ、石井大智、桐敷を相手によって使い分けなど、臨機応変に考えたい。
打者は、みんな危険性を孕んでいる。
力みすぎて、打てなくなるのをなん度も見ている。
それは、近本でさえ、そうなる可能性がある。
逆に、普段通りができれば、みんなそれぞれ役割を果たすことは、できるんじゃないか。
一番はノイジーの選択。
岡田監督は、守備面も含めて、中心で起用する気だろうが、少しでも打てない傾向にあるのなら、小野寺を起用するなど、素早く対応してほしい。
ノイジーが打てるようになるのを待ってる間に、短期決戦は、終わってしまうから。
逆に、ノイジーが合うようなら心強い。
今は、本番に向けて、上手く調整できることを願ってやまない。
ソレに向かって、地に足つけて、普段通りの戦い方ができるよう、頑張れ。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-10-09T16:58:07+09:00
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4−5x 対東京ヤクルト 最高勝率のタイトルにサヨナラ
上手いこといってたんだけどなぁ。
牧がノーヒットで終わって、中野の最多安打のタイトルが確定。
東が讀賣に負けて、敗戦投手。
宮崎は、出塁なしで、大山の最高出塁も確定。
後は、勝利投手の権利を持つ大竹に勝ちをつけて、最高勝率のタイトルを取らすだ...
牧がノーヒットで終わって、中野の最多安打のタイトルが確定。
東が讀賣に負けて、敗戦投手。
宮崎は、出塁なしで、大山の最高出塁も確定。
後は、勝利投手の権利を持つ大竹に勝ちをつけて、最高勝率のタイトルを取らすだけだった。
まぁ、初回に大山の19号2ランと佐藤輝の自己最多タイの24号で先制した3点を5回に追いつかれてしまった時点で危なかったんだが、6回に、すぐ佐藤輝の犠牲フライで1点取って、大竹に勝ち投手の権利が発生した時は、まだまだ運が残っていると思えたんだが。
大山は、初回の19号を放ったから、もう1本打って、4年連続20ホーマー以上の記録を立てて欲しかったが、残り1本が出なかった。
中野は、1本ヒットを打てば、単独で最多安打のタイトルに届くところ、その1本が出ずに、牧とタイトルを分け合うことになった。
さて、大竹の最高勝率のタイトルだが、これを取らそうと、6回から才木を投入。
才木は、8回まで点を与えず、1点差を守り抜いた。
迎えた9回は、岩崎を投入もこれが裏目で、逆転サヨナラを喰らってしまった。
岩崎の前回登板の内容から、不安はあったんだけど・・・。
できれば、9回表のチャンスで坂本が送りバントを決めて、追加点を取っておきたかった。
そうでなければ、才木をそのまま打席を与え、送らせ、9回目も才木に任せる手もあった。
ただ、才木がバントが下手だからなぁ。
こう言う場面で、キッチリ、バントを決められる、そう言うふうにならんといかん。
これは、来季に向けての課題だし、ポストシーズンに向けての戒めでもあろう。
ここまで、頑張ってきた岩崎を責める訳にはいかない。
ただ、大竹のタイトルを逃したことが残念だ。
まぁ、大竹本人は、自分が5回に追いつかれたこと、東が負けないとチャンスがなかったことを考えると、諦めもつきやすいのかもしれない。
これで公式戦の全日程が終わった。
皆んな、よく頑張ってくれた。
後は、CSファイルに向けて、万全の調整をして、臨んで欲しい。
もうひと踏ん張り、アレの先に向けて!
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-10-04T23:12:39+09:00
房 寅吉
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6−5 対広島 冷や汗で、岩崎のセーブタイトルが確定
最後、危なかったなぁ。
この試合で、岩崎がセーブを挙げると、田口と2差になり、残り2試合の田口が全部セーブを挙げても、岩崎に並ぶまで。
そのため、この試合で岩崎がセーブを上げた時点で、岩崎のタイトルが確定する。
それもあったのか、最後は1点差ま...
この試合で、岩崎がセーブを挙げると、田口と2差になり、残り2試合の田口が全部セーブを挙げても、岩崎に並ぶまで。
そのため、この試合で岩崎がセーブを上げた時点で、岩崎のタイトルが確定する。
それもあったのか、最後は1点差まで迫られる、薄氷を履むセーブだった。
この試合、カープも勝てば2位が確定。
CSのファーストステージを地元マツダスタジアムで開催できることから、それは必死だった。
その勝利への執念は、優勝が決まったタイガースの比ではなかった。
先発の大瀬良が悪いと見るや、3回途中で大道に交代し、さらに今年のエース格の床田も投入。
ただ、タイガースは、その大道から佐藤輝がタイムリー、床田から3ランを放って、6点を挙げた。
対してタイガースのピッチャーは、この日ブルペンデーということで、馬場が先発。
馬場の内容は悪くはなかったが、小園に高めに浮いたカーブを放り込まれ2点を失った。
その後を繋いだ岡留が2イニング目に末包に2ベースで、相沢に送られ、代打・松山を告げられた時に、及川へスイッチ。
松山は討ち取ったが、小園にタイムリーを打たれ、3点差。
タイガースはこの3点差を守ることで、岩崎へ、セーブシュチュエーションで繋ぐことになる。
及川の後、ブルワー、島本、桐敷と繋いで3点差のまま、9回へ、岩崎へ繋いだ。
ここで岩崎が、いきなり秋山に3ベースを打たれ、上本のセカンドゴロで1点を失う。
その後、末包に四球、巻くブルームにヒット、坂倉のファーストゴロで更に1点を失い、1点差。
小園に長蛇が出れば同点という場面になった。
ここで、岩崎が小園を三振に取り、この試合の勝利と岩崎のタイトルを確定した。
岩崎は、感覚が空いたため、本調子ではなかったように見えた。
更にこの試合、中継ぎで登板した岡留に、プロ入り初勝利がついた。
サイドスローの変則から、150km近くの球威のある球を訪れる岡留は、中継ぎの貴重な戦力になり得ることを証明した。
経験を積んで、来季は、中継ぎの貴重なピースになることを期待したい。
これで、岩崎のタイトルは確定した。
後は、中野の最多安打。
今日、牧が2安打で164本で中野と並んだ。
岡林は、1本で163本で1本差。
お互い、残りは1試合。
岡林は、1日早く、最終戦を迎え、牧と中野は、最終戦が同時進行になる。
牧は、2位でCSを横浜で開催する権利がかかる試合だけに、気合が入るだろう。
タイガースは、全員で中野に多くの打席を回して、チャンスを多く作るように援護して欲しい。
大山は、最高出塁は、大丈夫そうかな。
4年連続の20本へ、最後の試合で2本打ってくれないかなぁ。
大山にも、多くの打席が回るよう、援護してやらないと。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-10-01T18:27:11+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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1−2 対広島 下剋上100%って言っているけど
この試合、解説していた達川氏が、広島と阪神が戦えば、「間違いなく広島が下剋上する。100%の確率で」と連呼していた。
本当に、そうなのだろうか。
確かにここにきてのタイガースの闘いぶりに覇気が掛けているのは否めない。
この試合も、お試しの門別を...
本当に、そうなのだろうか。
確かにここにきてのタイガースの闘いぶりに覇気が掛けているのは否めない。
この試合も、お試しの門別を先発させている。
門別は、良かったねぇ。
将来の希望を感じさせる投球だった。
ただ、去年の森木もそうなんだが、ここからが肝心。
この登板で、自分が1軍で通用するために、何が必要なのかはっきり自覚して、このオフの取り組みにしてほしい。
ここで、間違えたり、故障してしまうと、森木のように迷路にハマってしまう。
来年の飛躍のためのこの日の登板であったと、語れるように頑張ってほしい。
そのお試しの門別を攻略できなかったのも広島である。
まぁ、広島がファイナルへ勝ち上がるのも、定かではない。
そういう意味で、広島がファイナルへ出てこないよう、横浜をアシストしてやれという警告か?
ただ、タイガースの立場から言えば、横浜より広島の方が組みしやすいように見える。
ファーストステージは、広島は床田、森下、(九里or大瀬良)、横浜は、今永、東、(大貫or濱口)というところだろう。
ファイナルへ出た場合、広島は九里or大瀬良、誰か、床田、横浜は、大貫or濱口、石田、今永というローテか。
横浜は、バウアーがどうなるかもある。
ピッチャーで考えれば、やりにくいのは横浜と思うんだが。
まぁ、タイガースが、優勝が決まって、一度緊張を切ってしまっているので、緩んだ気持ちを締め直すのが大変だということだ。
しかし、逆に、一度落として再度上げる操作が可能になる時間があるとも言える。
ピッチャーも打者も、好調期は、長くない、それに不調期が合わさり、繰り返しながら、進んでいく。
優勝を決めるまで、絶好調期だったタイガースは、その後下降線に入り、ここに来て不調気になっている。
その不調期が、優勝が決まった後だったから、良かった。
この前の不調期は、交流戦の時に訪れていた。
その不調期を、上手く、個人記録とタイトルに向けて調整しながら、調子が戻るのを待つ。
CSファイナルで、上手く上向きになるように調整できれば、シメたものだ・
前回の不調期には、横浜に一時首位を譲るも、その後横浜が息切れし、タイガースが首位奪回。
その後好長期に入った広島が、一時首位に立つも、その時点で足がなくなっており、失速。
タイガースに好調期が、戻ると、もう追いかける足がなく、タイガースが独走してゴールした。
今、横浜、広島は、ファーストステージの地元開催に執念を燃やして、必死にあったかっている。
丁度、タイガースを追って、一時首位に立った時のよな状況。
そこに、ファーストステージを勝ち上がらなくてはならない戦いが控える。
そこまで目一杯に戦って、さらにタイガース相手に下剋上する余力が残っているのか、ということだな。
まぁ、そう考えると下剋上は、一朝一夕には行かない。
タイガースは、落ち着いて、ファイナルに向けて、各自が調子をあげ、気持ちを上げられるよう、しっかり調整することだ。
今年やってきた野球をやれば、決して足元をすくわれる事はない。
そう思って、地に足をつけて戦うことだ。
そう言って、自分を納得させている、今日この頃なんだが。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-09-30T23:08:58+09:00
房 寅吉
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房 寅吉
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3−5 対横浜DeNA 泣くな!森下
5回の表、無死満塁のチャンスに三振に倒れた森下は、ベンチに戻ると、タオルで顔を覆いながら涙を流していた。
横で、先輩の佐藤輝が、何やら声を掛けていたが、涙が頬を伝う様子が映し出された。
優勝決定後のバッティングに狂いを生じており、思うにまかせない...
横で、先輩の佐藤輝が、何やら声を掛けていたが、涙が頬を伝う様子が映し出された。
優勝決定後のバッティングに狂いを生じており、思うにまかせないもどかしさ。
いくら注意しようとしてもボール球を振ってしまう、不甲斐なさ。
それを注意しようとすると、甘い球にまで手が出なくなるジレンマ。
そういうものが一気に吹き出したのかも知れない。
まぁ、優勝が決まった後で良かった。
これから、CSのファイナルまで、矯正する時間は、十分にある。
シーズン当初も、オープン戦までの好調さから、一気に落ちて、2軍調整を命じられた。
それも2回も繰り返した末、後半の活躍に繋がっている。
その活躍から、森下へのマークも研究も進んで、厳しい攻めをされるようになっている。
それは、森下が一人前のプロ野球選手として、誰もに認められるようになったからだろう。
それは、誰もが通る道かも知れない。
声を掛けてくれた佐藤輝でも、新人の時は50何打席も、ヒットが出ないスランプに陥り、2軍落ちを経験している。
3年目の今年でさえ、序盤に2軍再調整を命じられる状態にまで陥っている。
それを克服してこそ、今のバッティングがある。
森下も、今の状態を克服すれば、さらに一段、ステップアップできるはずだ。
シーズン残り3試合は、出番があるかは、わからないが、CSのファイナルまで、やるべきことはいくらでもある。
甲子園で打ち込んで、フェニックスで実践を積んで、何が悪いのか考える。
多分に、結果を欲しがるあまり、打ちたい病にかかっている。
それ故、相手は、最後ボール球を振らそうと攻めてくる。
好調時は、見送れたボールが、止まらず、その術中に、ハマっている。
今一度、自分の責められ方を思い出し、どういう心構えでいたらいいか思い出して欲しい。
これが優勝が決まった後で良かった。
今いくら負けても、優勝は揺るがない。
ただ、CSのファイナルに向けて、対戦する可能性があるベイスターズ相手に5連敗っていうのはいただけない。
いくらタイガースが調整試合だと言っても、相手は、調子に乗るだろう。
タイガース、与し易しっていう意識を持つかも知れない。
この試合は、最後勝っておくべきだった試合かと思う。
まぁ、終わったことを嘆いても仕方がない。
森下同様に、チームとしてもCSのファイナルまでに、やっておくことはある。
今繋がらない打線、このところタイムリーが全くない、大山のホームランと犠牲フライの得点だけだ。
これを、シーズンのいい時のような状態にすべく、調整が必要だ。
気持ちを切らず、再度繋げて、CSのファイナルに万全な状態で臨みたい。
あと、3試合。
中野の最多安打。
大山の20本、最高出塁。
岩崎の最多セーブ。
近本のトリプル10も狙える。
個人の記録で達成できるもの、タイトルは、可能であれば全部達成させたい。
チームとしても、そのためのバックアップを全員でしてやってもらいたい。
ぐぁんばれ!タイガース
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2023-09-29T23:57:48+09:00
房 寅吉
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