CALENDAR
<< October 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+RECOMMEND
+RECOMMEND
売れるネットショップ実践指南
売れるネットショップ実践指南

ネットショップのノウハウを知ろう!
+RECOMMEND
+RECOMMEND
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本

すべて実体験からのノウハウが漫画で解り易すくよめます。40代以上必読の書ですよ。
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+RECENT TRACKBACK
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+LINKS
+PROFILE
+OTHERS
3−10 対横浜DeNA CS1st 岡田監督、ありがとう!
 横浜の勢いに飲まれたまんま、終わってしまった。
 まぁ、クライマックスで勝ち上がって、日本一というのも願わないではなかったが、やはりシーズンの優勝ができなかったことで、どこか糸が切れてしまったようにも思えた。
 実際、ファイナルで讀賣に勝てる可能性は、タイガースにしかなかったんだが、横浜はこのファーストを勝つだけで、ファイナルは讀賣にいいようにやられる気がする。
 東も使えず、今日の試合で宮崎も故障を発症したようだし、ジャクソンも使って、戸郷、菅野が待ち構える讀賣と互するピッチャーもいない状態。
 それが、優勝したチームの特権でもあり、クライマックスシリーズという制度なんだけどね。

 そのクライマックスシリーズの優勝チームの特権で、去年は日本シリーズまで進出し、日本一にもなれたんだけど。
 連覇を狙った今年は、誤算だらけで、うまく行かなかった。
 まずは、シーズンイン直前に、近本と大山が故障らしく、オープン戦の最後を欠場しなくては行けない状態。
 そこから、開幕にギリギリ間に合わせたはいいが、無理やり間に合わせた大山は、その後不振に陥り、2軍落ちにまで至った。
 その大山の不振の皺寄せは、近本へと波及し、近本までおかしくなっていた。
 そして、中野、木浪が昨年と程遠いバッティングを繰り返し、これがシーズン最後まで続く。
 
 ここで何度も書いたが、大山、佐藤輝、森下は、途中2軍落ちをさせながら、後半戦に盛り返せるような状態まで持って行けたが、中野と木浪は、最後までどうにもならなかった。
 木浪は、途中死球で骨折、小幡にポジションを譲ることになったが、小幡がやっと慣れてうつ始めた時に肉離れで離脱という状態で、復帰を早められた。
 自分の打撃の矯正もままならず、復帰して、満塁での強さは見せたものの、他は全然だった。
 そして。出続けた中野は、大振り、アッパースイング(左肩が落ちるため、そうなるんだけど)は、最後まで矯正されず、散々な成績で終わってしまった。

 これを補ったのは、投手陣なんだけど、桐敷、石井が中継ぎで、仕事をして、勝利を拾っていった。
 ただ、伊藤将司と村上が大きく期待を裏切り、最後に息切れしたのが今シーズン。
 伊藤将司は、勤続疲労か、下半身を大きくし過ぎた弊害か、来季どう立て直すか。
 村上は、昨年の活躍が、一発屋で終わるのか、ローテ投手としての地位を築くのか、注目の年ではあったけど、去年のような向かっていくピッチングが影を潜め、交わそうと逃げのピッチングに終始し、カウントを悪くして捕まるというピッチングが続いた。
 この2人のピッチャーをどうするかは、来季の監督の手腕次第かな。

 そういう中で最後まで優勝争いを繰り広げ、読売を後一歩まで追い詰めたのは、岡田タイガースのチーム運営のなせる技だったのかもしれない。
 選手が一番力を発揮できる環境を整えてやることが、岡田采配の基本になっている。
 そのための、ポジション固定であったり、打順の固定がある。
 その選手たちが、去年は、その与えられた役割をきっちり果たせたのが、今年は果たせなかったことが、この結果になっている。
 それが、そのまま出たクライマックスシリーズのファーストステージじゃなかったか。

 ただ、去年の優勝、日本一の功績。
 勝てるチーム造り、における岡田監督の功績は大きい。
 今年は、前川や小幡がチャンスを物にし、ポジションを掴みかけるまで来た。
 後は、次の監督がどう肉付けして、どう運営していくかにかかっている。
 岡田監督には、今一度お礼を言いたい。
 そして、覇権奪回の戦いは、もう明日から始めなくては行けない。
 近々に新監督の発表もあるんだろう。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:28 | comments(0) | - |