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2−1 対東京ヤクルト 原口だけが、意地を見せる!
 伊藤将が新人から連続の2桁勝利を賭けて、ほぼ完璧なピッチングをしていたのに、得意の「見殺し打線」が、中野の先頭打者ホームラン以外の援護はしないと言う、冷酷な仕打ちにあって、6回に同点とされ、降板したことで、無にきした。

 相手の市川は、プロ初先発で、初回に中野に先頭打者弾を喰らって、アップアップしている。
 普通なら、2、3回で4、5点取ってKOしていて不思議じゃない。
 そう言うピッチャーを、助け起こして、膝についた泥を払って、手を引いてやるのがタイガースと言うチーム。
 見事立ち直らせて、5回を1失点でまとめさせ、自信をつけさせたようだ。
 まぁ、人がいいにも程があるっていうやつやな。

 こう言う展開では、終盤にミスが出て、勝ち越されてズルズルと言うのがパターン。
 まさに、そのパターンにハマろうとしていた。
 それを救ったのが原口の一打だった。

 8回に登板した鼻の穴(清水)から、糸原が四球、近本が送って、大山が倒れた後、原口が決勝のタイムリーを放った。
 この鼻の穴は、捉えられた打球が不思議と野手の正面をつくと言う不思議な力を持つ。
 それが、偶然なのか、狙ったものかは、わからんが、球威とコースがしっかりしているから、そう言う結果を産むのだろう。

 追い込まれた後の8球目。
 粘って、粘って、レフト前へタイムリーを放った。
 それは、この打席に、チームの勝利を、CSへの進出の希望を掛けた打席であった。
 その原口がタイガースで唯一人、意地を示した打席であった。

 タイガースのメンツの各々が、この原口のような、気迫や粘り、覚悟を持って臨んでいれば、今のような状態にはなっていなかっただろう。
 28回?もの完封負けを喰らうこともなかったはず。
 最後の最後で原口が見せてくれた意地を、今度はチーム全体で見せなくてはならない。
 それは、次の監督の岡田さんに託されることになるのか?
 それとも・・・・。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:18 | comments(0) | - |
4−1 対東京ヤクルト この勝ちを、今日の試合に結びつけられるか
 CS争い=Aクラス争いには、もう負けられない一戦。
 この日の先発の青柳もタイトルを取るには、勝たねばならない一戦。
 対するスワローズは、前の試合で優勝を決めているため、あくまでも調整試合。
 まぁ、祝勝会明けのほろ酔い気分での試合やろ。
 ハナから、この試合の持つ意味が違いすぎる両者の対戦。

 いつもこういう試合に、あっさり負けて、終戦を喰らうのがタイガースStyleだったが、この日は少し違っていた。
 試合運びも、確実に得点圏にランナーを送り、確実に1点を取ろうとする姿勢が見えた。
 中野の先頭打者ホームランで先取点を取ったあと、4回には、1、2塁のランナーを原口に送らせる。
 これを高寺の犠牲フライで返して、追加点。

 5回は先頭の中野が出塁すると、糸原に送りバント。
 これが、大山のタイムリーにつながり、原口のタイムリーで4点目をとり青柳を援護した。
 これまでなら、原口、糸原のバントは考えづらい場面。
 やっと、1点を取るには、どうしたらよいかをベンチが考えたってことだな。

 青柳は、調子自体は良くないよに見えたが、粘りの投球で、丁寧に投げ、6回を1失点にまとめた。
 これで、昨年と同じ13勝。
 最多勝と最高勝率、防御率の3冠が見えてきた。
 まぁ、最多勝が13っていうのも、寂しいのだが、本来16位は勝っていて不思議ではないのだが、例年オールスター後に勝てなくなるパターンが続いている。
 昨年も結局それで、九里とタイトルを分け合うということになった。
 これは、来季への大きな課題になる。
 本当は、沢村賞もという可能性もあったが、これは山本由伸に上回れてしまったんで無理やろな。

 どうやら、来年の監督は岡田さんらしい。
 一度優勝させるには、岡田さんしかないやろなぁ。
 今の、甘えきった体質の中から、厳しさへいかにシフトチェンジさせるかが課題だが、その辺の厳しさを十分に持ってる人だから、期待は持てる。
 今のタイガースの若い選手たちが、そういう厳しさに耐えられるかが問題になるんだろうが。
 
 スッタフには、ヘッドで平田さんが有力とのこと。
 あとは、今岡、球児、鳥谷の去就が噂されている。
 是非、召集して、2軍監督に鳥谷、打撃コーチに今岡、ピッチングコーチに中西、球児の高知商OB
コンビというようなスタッフを実現して欲しいもんだ。
 
 岡田監督には、1点を執拗に取りに行く野球を徹底し、守備力の強化を期待したい。
 まぁ、選手も甘えてばかりいられない環境になるので、それなりの覚悟が必要だろう。
 そういう来季に備える意味でも、頑張ってCSを経験することが必要だ。
 残り試合、どういう意地を見せられるか。
 岡田さんも注目してるやろ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:02 | comments(0) | - |
7−3 対広島 佐藤輝、新人から2年連20本塁打、左打者で初
 佐藤輝が、20号ホームランを放った。
 期待値からすれば、遅すぎる気がするが、それでも新人から2年連続で20本を打つのは、左バッターでは初めてらしい。
 
 世界のホームラン王と言われた王さんも、新人時代は鳴かず飛ばず、今をときめく村上でさえ、2年目からの台頭だ。
 こうして考えてみると、歴代のホームラン打者には、圧倒的に右打者が多い。
 王さんが左だから、左有利に思えるが、実際ホームラン数のランキングの上位で、左打者は、1位の王、3位の門田、7位の張本、10位の金本、あとは18位の阿部、外人のローズが13位に入っているが、20位以内は、それくらい。
 そう考えると、ホームランに関しては、右打者の方が多いように感じる。

 7位にランキングしている張本もどちらかという率を稼ぐバッターだったし、31位にランキングされている我がタイガースの掛布さんも、ホームラン王のタイトルは取っていても、本質は中距離バッターだったんじゃないかと思わせる。
 チームの都合上4番を任され、ホームランを求められたことで、無理やりホームランを狙っていた感じがあったし、率に特化してれば、首位打者は何回も取れていたように思える。
 そう考えると、イチローや青木なんかを見ても、左は率に強く、右は長打に強いという印象を与える。

 そういう中で、村上と佐藤輝は、久々に現れた左の長距離打者と言っていいんじゃないか。
 ある意味、松井以来か?
 柳田もいるんだが、どうも糸井的で、攻守走全てのパフォーマンスで見せるタイプであるように思える。
 純粋に、ホームラン王を何度も取れるようなバッターとしては、村上、佐藤輝になるんじゃないか。

 その佐藤輝は、村上に比べると、まだまだ未熟な、未完成な部分が多く見られる。
 それでも、新人から2年連続で20本を放つというパフォーマンスに未来を感じる。
 まだ、体力不足で、疲れが出ると、スイングがブレて、捉えきれないことが多い。
 村上が、圧倒的な体力で、1球で仕留められる、そういうスイングを続けられるのをみると見劣りはする。
 それでも、今シーズン、休むことなく出続けて1年を乗り切ることで、来季への課題も見えてくるだろう。
 先輩の糸井の「練習せい!」という言葉には、1年間パフォーマンスを維持できる体力を作れという意味があったんじゃないか。

 その佐藤輝が打って、才木が不調と見るや、4回に島本、5回に藤浪を投入。
 その藤浪が2イニングを抑え、勝ち投手になった。
 藤浪が投げ、佐藤輝が打つ、これがタイガースのあるべき姿、それを数多く実現するために、来季を目指して、練習せいよ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:20 | comments(0) | - |
4−10 対広島 超人・糸井嘉男の引退試合を飾れず
 糸井嘉男の引退セレモニーを引き伸ばすような延長11回の試合。
 結局、11回の表に、ミスから、大量6点を奪われて、試合を失う。
 まぁ、タイガースらしい試合、タイガースらしい負け方だった。

 糸井は、5回に西純矢の代打で登場し、レフト前へヒットを放った。
 自らの引退セレモニーを自らのバットで飾った。
 これを、勝利で飾れなかったのは、ひとえにタイガースが弱いからだ。

 思えば、金本監督のもと、育成へと舵を切ったタイガースに、それでも糸井は欲しいと言わせた超人である。
 打つ、守る、走る、三拍子揃った糸井の加入は、タイガースに大きな戦力となるはずであった。
 ただ、FAの難しさでもあるが、どうしてもピークが過ぎていることは否めない。
 糸井も、ファイターズ、バッファローズの時ほどのパフォーマンスを発揮することはできなかった。
 それでも、貧打タイガースにおいて、貴重な戦力ではあったが、故障と戦う姿の方が印象に残ってしまっている。

 ただ、それ以外にも、明るいキャラから、ベンチの盛り上げ役や、トレーニングに対するストイックな姿勢など、若手の手本となるような面を見せてくれた。
 その糸井が引退する。
 そのセレモニーがある日の試合がこれだ。

 まぁ、延長戦になった時から嫌な予感はした。
 今季タイガースの延長戦の成績は惨憺たるもの。
 勝ったことは、何回もない。

 あれだけの投手陣を持ちながら、延長戦に弱いのは、ひとえに試合運びが下手だからだろう。
何度も言っていてくたびれるが、1点をもぎ取る、そう言う野球ができないから、消耗戦でやられる。
 特にホームでは、1点取ればサヨナラ名だから。

 まぁ、この貧打の苦行に耐えるのも後わずか。
 CSは、完全にないんだから、早く新体制を決めて、秋季キャンプで課題克服の準備をどんどん進めて欲しい。
 
 そういえば、セレモニーで糸井を胴上げ。
 キャンプでの胴上げの練習は、この時のためだったのかと、納得しなければならない現状が情けない。

 勝利で飾れなかったことを糸井に詫びておけよ!
 そして、何よりファンに、胴上げの練習が優勝のためでなく、糸井の引退の為であったことを詫びなくてはいけないな。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:59 | comments(0) | - |
4−5 対横浜DeNA すべてが消え去った夜
 ベイスターズに痛い再逆転負けを喫して、ついに65勝70敗。
 借金が5で、残り試合5試合。
 残り試合を全勝しても5割止まりであり、矢野監督になって、初めて勝ち越しできないことが決まった。
 
 讀賣が勝ったためBクラスへ転落し、CSも圏外へとなった。
 広島に並ばれているが、対戦成績で上回っている広島が有利。
 結局、実質5位に転落したことになり、CS争いも一番遅れをとっていることになる。

 青柳は、この試合も勝てず、12勝で足踏みが続いている。
 最多勝も最高勝率も怪しい状況になってきた。
 結局、オールスター後、1勝しかしていない。
 まぁ、そんなタイトルホルダーがいながら、5位って言うのもなんだかなんだが。

 最後、岩崎が不調と見るや、湯浅の投入は、考えなかったのか。
 万が一、延長を睨んでと言うことなら、この回を湯浅、延長で加冶屋、岩崎と言う手はなかったか?
 この日、讀賣の大勢がセーブを挙げ、新人王をグッと引き寄せた。
 湯浅の新人王の可能性も無くなった。

 折角、タイガースらしくなく、8回に一気に逆転して士気が上がるところ、再度逆転されての敗戦。
 対岩崎に自信を持つベイスターズ、特に桑原、太田泰は、要注意だったはず、この2人が来るだろう9回は、湯浅でと言う選択肢がなかったのが残念。

 もう、負けられない、一戦必勝体制であるべき試合を、手を余して負けるのは、残念極まりない。
 この試合で、CSも、青柳のタイトルも、湯浅の新人王も、消え去った。
 まぁ、終戦やな。
 後は、井上とか上げて、来季の糧になるような試合をしてくれ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:51 | comments(0) | - |
0−1 対東京ヤクルト CSに出ようという意気込みが感じられない
 スワローズとの戦いに敗れて、65勝69敗。
 借金が4で、残り試合6試合。
 残り試合で5割に到達するには、5勝1敗以上の成績が必要。
 残り、一つしか負けられない。

 広島が65勝69敗で、借金4で残り6試合。
 タイガースと同条件。
 また、並んだ場合は、直接対戦の成績によるため、タイガースがふり。
 現状並んでいるが、実質4位でCS圏外に落ちたことになる。

 讀賣は、横浜に敗れ、63勝68敗で借金5だが、負け数はタイガースより少ない。
 残りは、9試合で5割到達には、7勝2敗以上が必要。
 讀賣と並んだ場合は、直接対戦で勝ち越しているタイガースが有利。

 この状況、かなり厳しい。
 この試合も負けるわけにはいかない試合だったはず。
 藤浪が抜群の立ち上がりを見せた初回。
 タイガースは、中野、糸原の連続ヒットで無死1、2塁のチャンス。
 この試合、なんとしても勝たねばならない試合であれば、近本は、ランナーをどうしても進めて、1死2、3類の状況を作らなくてはならない。
 実際、勝ちに行くなら、送りバントもありという場面だ。
 自分が近本なら、相手の守備態系を見て、セーフティを仕掛けるなどの発想をするんだが。
 自分がベンチなら、そういう指示を出すんだが。

 ここでヒッティングに出た近本は、当たりは良かったとはいえ、レフトフライ。
 ランナーは進めず釘付け。
 大山は、サードゴロで、ダブルプレーに取られて、無得点。
 結局、この攻撃が響いた。
 立ち上がり、不安定なライアンは、ここを無得点で切り抜けたこともあり、その後、5回に佐藤輝に2ベースを打たれるまで、この2安打に封じる。
 結局、7回1死まで5安打の無得点に封じられた。

 前も同じように、立ち上がりに攻略できず、ズルズルと完封負けした試合があったと記憶する。
 まぁ、タイガースあるある、なんだが、初回にチャンスを潰すとそのまま完封負けって・・・・。
 これで、完封負けも26回目だ。
 これは、単に貧打というだけじゃない。
 点の取り方が下手なんだ。
 野球が下手なんだと思う。

 6回に失った1点も、中野のエラーから。
 藤浪の相変わらずのショートスローの欠点。
 それを突かれた結果。
 どれも、これも練習不足からくるもの。

 中野も1番を打っていながら、出塁率が3割に届かない現状を反省しなくてはいけない。
 そんな状態で、8回裏の1死1、2塁のチャンス。
 ひたすら自分で決めることしか考えず、後ろにつなぐことを考えていない。
 挙句、ダブルプレーで、チャンスを潰す。
 これも、普段から打つことしか考えていないで、出塁することを疎かにしているバッティングと同じだ。
 初回の近本と同様、相手の守備を見て、セーフティなんかで揺さぶるっていう発想のかけらもない。

 結局、今シーズンは、こうして下手な野球を繰り返し、ピッチャーを見殺しにし、得点圏打率が情けない状況で、得点力がグダグダで、Bクラスに甘んじるような戦いを繰り返し、26回も完封される。
 これで、CSに出られるわけがない。
 悔しかったら、少しはやり返す方法を考えろ。
 ただ、打つ、頑張るだけでは、同じことの繰り返しだ。
 少しは、意地を見せたらどうだ! 
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:43 | comments(0) | - |
2−3 対讀賣 CSに出る資格
 讀賣との最終戦に敗れて、65勝68敗。
 借金が3で、残り試合7試合。
 残り試合で5割に到達するには、5勝2敗以上の成績が必要。
 まぁ、5割を切って、CSに出るっていうのも、勝ち抜いた時に、いろいろ問題ありで、最低でも5割は維持したいところ。

 対する広島と讀賣も0.5ゲーム差で追っている。
 広島は、65勝69敗で、借金4で残り6試合。
 5割には5勝1敗以上の成績が必要。
 タイガースと直接対決2試合がなこっている。

 讀賣は、63勝67敗で借金4だが、負け数はタイガースより少ない。
 残りは、10試合で5割到達には、7勝3敗以上が必要。
 横浜と6試合残しているのが鍵。

 ここへきて、タイガースのペースが落ちているのが心配。
 この試合も西で必勝を期したはずが、讀賣の一発攻勢にやられた。
 結局西は、防御率のタイトルもかかっていたが、悪化し、2桁勝利も持ち越した。
 挙句9勝9敗と成績も五分で貯金ができていない。

 西がエースとして回っていれば、相手のエース級と当たるので、好投報われずということもあり、思うように勝利を掴めないこともある。
 ただ、今年はそのエースの役割は青柳が果たしていたため、比較的楽な相手との投げ合いが多かったせいか、勝ち星を順調に積み上げてきたが、後半戦に青柳と西の投げる日を入れ替えたため、お互いに勝ち星がつかなくなってしまった。
 
 対戦する戸郷は、この試合に勝って12勝目。
 青柳に並んだ。
 残り試合を見ても、戸郷の方が登板数を多く得ることができることを考えると、最多勝を分け合うか、戸郷に持っていかれる可能性が高い。
 あれだけ、前半戦に無双化して、沢村賞もと言われた青柳が、最多勝を失う可能性が高い。
 
 それは、後半戦に失速する青柳自身の問題もあるが、それでも2試合に1試合はいいピッチングをしている。
 その試合に援護がなく、勝てないから、ずっと勝てないという期間が続いてしまう。
 西もそうだが、味方の援護があるなしで、勝敗が変わってしまうことはいくらでもある。
 青柳は、本来なら今頃14は勝っていて不思議じゃない。

 それもこれも、打線の援護の少なさが原因。
 挙句、守備でも足を引っ張られる。
 こういう課題が、何年も持ち越されて、今も克服できない。
 そこを詰めないと、タイガースが優勝するというシーンは見ることができない。

 西なんか、援護があるチームへFAしようかなんて、考えても不思議じゃない。
 そうならないためにも、来年は、課題克服できる練習をしないといけない。
 今一度原点に戻って、勝つために、何をしたら良いのか。
 点を取るにはどうしたら良いのか。
 そう考えられるチームにしないといけない。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:55 | comments(0) | - |
6−5 対広島 超ラッキーを呼び寄せたのは・・・
 3位争い直接対戦は、1勝1敗の痛み分け。
 まぁ、上位のタイガースとすれば、これでいいかも知れないが、出来れば息の根を止めておきたかった。

 カープは、是非とも、連勝したかったのだろうが、前日の試合で栗林を回跨ぎさせたり、かなり無理して勝利への執念を見せたため、この試合では、そこいら辺への配慮が、前日のような積極的な投手起用に結びつかず、森下を引っ張って、逆転を許してしまった。

 前日書いたが、タイガースの野球で勝つには、超ラッキーが続かないと勝てないと言っていたが、この試合では、その超ラッキーにも打線が繋がり、苦手森下を攻略し、勝利を収めた。

 その超ラッキーを呼び寄せたのは、点を取るべき場面で、きっちり取ると言うことができたからでもある。
 
 1回の原口の犠飛。
 大山のタイムリー1点で終わらず、サードランナーを返し、同点に追いついた。
 5回の糸原の犠飛。
 どうしても同点にしたい場面で、ランナーの梅野の好走もあったが、よく運んだ。
 そして、6回は、梅野の逆転タイムリー3ベースの後、更に1点を追加する、代打マルテの犠飛。
 ことごとく、犠牲フライで1点の場面をものにした。
 こう言う得点が、最後にものを言う。

 逆にカープは、4回の無死から出た小園のスリーベースのチャンスに得点できなかった。
 また、5回は、木浪の送りバントの処理をミスして、無死1、3塁とし、糸原の犠飛を呼んだ。
 この日は、タイガースとカープが入れ替わったように見えた。

 ただ、ひとつ見習わなければならないのが、6回に見せた會澤のバッティング。
 ケラーのストレートを、徹底的にファールで逃げて、カーブを投げて来るのを待った。
 そのカーブも外角へ投げて来るのをよんでいいぇ、ポイントはそこだけに絞っている。
 結局、ファール3球、ボール1球のストレートの後、7球目のカーブを狙い撃ちし、一時は勝ち越しのタイムリーを放った。
 こう言う、キャッチャーの會澤らしい、配球を読んだ打撃。
 そう言う打撃がタイガースにも求められる。
 特にキャッチャーの梅野や坂本に見習って欲しい。

 この試合の様に、取るべき点をキッチリ取っていれば、ラッキーも呼び寄せられる。
 それを続けて、超ラッキーにするには、そういう野球をやり続けることだ。
 残り試合は、少ない。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:58 | comments(0) | - |
3−6 対広島 勝利への執念で負けている
 2ゲーム差で3位を争うチーム同士の戦い。
 広島は、残り試合をトーナメントのつもりで、一戦必勝の気構えで向かうという。
 残り10試合だ。
 3位に入って、CSに出場し、あわよくばの日シリへの出場に賭ければ、当然そう言うことになる。

 対して、現在3位のタイガースは、このまま3位でフィニッシュし、同じくCSから、日シリへの出場を望むなら、負けられない一戦でもある。
 そういう試合にエース青柳、伊藤将を立てて、連勝し、広島に引導を渡さなくてはいけない試合。

 ただ、その執念を見えたのはカープだった。
 久里が今一とみれば、5回の途中で交代を命じ、青柳用に4番を任せた松山にも、6回2ベースで出塁すると代走を送った。
 最後は8回にピンチを迎えれば、栗林を投入、回またぎをさせて、試合を締めくくった。

 対するタイガースは、そういう執念を見せる場面もなく、なんとか青柳に勝ち星をと続投させ、味方が守備で足を引っ張り、結局リードする場面もなく、青柳は6回を5失点で降板する羽目になった。
 この時期に、勝てなくなっている青柳自身の問題もあるが、こういう試合で、援護ができず、逆に守備で足を引っ張ってしまう、そういうチームの意識はどこへ向かっているんだろうか?

 折角、1点差に迫った直後の回で4失点してしまう青柳にも問題ありだが、無死満塁から、きっちり叩きつけたサードゴロを打って、1点をとった磯村のバッティング。
 こういうところん意識の差が、タイガースとの違い。
 結局この1点が、青柳の我慢の線を断ち切った。
 その後、がっくりくる青柳に羽月がトドメの2ベースを浴びせて試合を決定づけた。
 
 勝利にこだわるなら、この羽月の場面で左ピチャーへのスイッチを考える場面。
 ベンチは、なんとか青柳を勝ち投手にして、タイトル争いを有意にしてやろうという思いに、1対3なら逆転のチャンスもありと考えて、続投させていたんだと思う。
 ただ、この日を含めて、点を取ることが苦手なタイガースが、これから3点を取らなければいけない。
 まして、1死2、3塁だ。
 羽月が上手く転がせば、更に追加点を奪われる、ましてヒットを打たれれば2点だ。
 たちまち、4点差。
 タイガース打線が、ここから5点を挙げて勝つなんて不可能になる点差になる。
 タイガースの勝利を優先すれば、ここはスイッチして万全を期すべきところ。

 そういう意味で、この試合を勝つという執念が、タイガースには足りなかった。
 カープが、この試合を絶対ものにするという姿勢を見せて戦っているのに、タイガースは青柳のタイトルを優先していた。
 その差が、この試合も、青柳の勝利も、両方失わせてしまった。

 確かに、タイガースが勝って、青柳が勝利投手になれば最高の結果だ。
 それでは、その結果を求めるために、どういう手を打ったのか?
 ただ、単に打線が奮起して打ってくれるだろうなんて、お花畑のような妄想で見ていたわけじゃあるまい。
 青柳がバントをできなかったり、中野がファーストへ暴投を投げたり、ミスが多すぎる。
 結局は、準備、練習が足りてないってことだ。
 残り10試合を切って、今更言うことじゃないが、そこが今の位置の要因であるのは確かだ。
 
 もう、ここまで来て、3位を死守するのは、お花畑のような妄想に縋るしかないのが現実だ。
 後は、超ラッキーに打線がつながって、超ラッキーに、守備でミスが出なくって、ピッチャーが普通に投げてくれる。
 そういう試合が、残り9試合、超ラッキーに続くことを祈るしかない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:44 | comments(0) | - |
6−2 対中日 辛うじての勝ち越しを決めた
 貧打戦チーム同士の戦いは、最終戦で辛うじて勝ち越しを決めた。
 ジャイアンツとドラゴンズの2チームに勝ち越し、カープベイスターズに負け越しが決定し、スワローズには、一つ負ければ負け越しが決定する。
 結局、セリーグ相手に2チームに勝ち越し、3チームに負け越しだから、この位置にいるのが不思議ってことになるな。

 さて、この日の才木は、復帰後一番出来が悪かった。
 ストレートの勢いも、いつも程なく、制球も苦しかった。
 まぁ、復帰後、中10日を空けてるとはいえ、ローテで回って、丁度疲れも出る頃だ。
 それでも、5回を初回の1失点だけで、投げ切ったのは成長の証。

 勝ち投手にこそなれなかったが、悪い時に悪いなりに粘れたのは、故障前の才木から大きく成長している証拠。
 故障中、投げられない中、リハビリ中、思うところもあっただろう。
 ただ、そう言う時期を無駄にせず、自分のピッチングを見つめ直し、成長に繋げたんだと思う。
 タイガースのエースになると言う野望を持つ右腕だけに、これからがたのしみだ。

 さて、高卒本格派右腕の4人が先発とロマンを与えた、この4試合は、2勝2敗、勝ち投手になったのが西純矢だけと言うけっかだった。
 ただ、結果だけじゃなく、間違いなく来季のタイガースのローテを構成するだろう4人だけに、結果以上のロマンを感じた。
 この4人で40勝くらい稼げば、間違いなくセリーグを制することができる。
 それには、怪我なく、来季に向けた準備をしっかりすることだ。

 また、打線は折角、投手陣を誇っているのだから、ちゃんと援護してやること。
 1点を、確実に、しっかり取れる野球の訓練をしておくことだ。
 3点取れば勝てるなんて、タイガース以外にないんだから。
 
 次は、カープ戦。
 対戦成績は、負け越しているが、前半の借りをかえすため、少しでも対戦成績は、詰めておかなくてはいけない。
 青柳も最多勝がかかているし、そろそろ勝ち星を上乗せしておかないと。 
 打線が奮起して、援護してやることを願っている。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:56 | comments(0) | - |
5−0 対中日 貧打同士の戦いは・・・・・
 ドラゴンズも25回目の完封負けらしい。
 お互い、投手陣には、自信を持っているが、打線の得点能力が低いチーム同士。
 同じ数の完封負けを喫しているのも、何かの縁か。

 両チームの違いは、数少ない長距離砲。
 タイガースは、大山、佐藤輝と国産の大砲2枚を育成中。
 中日は、国産の大砲は、今季のドラフトで、ブライト、鵜飼と言う大卒選手を取るも、まだまだ時間がかかりそう。
 外国人のビシエドは、来日当初から、中距離砲へモデルチェンジして、適応している。

 タイガースは、外国人こそ不発だが、大山、佐藤輝が確実に成長し、下には井上と言う大砲候補がいる。
 これは、金本監督以来のドラフト戦略の成果でもある。

 対して、ドラゴンズは、平田、高橋周平と言う高卒の大砲候補をドラフトで獲得するが、広いナゴヤドームのせいもあり、いつしか中距離砲へと転じている。
 
 したがって、この2チームの対戦は、大体、僅少さの重苦しい戦いになる。
 この日も、勝野と西純矢の投げ合いで、貧打線とも言える投手戦の様相をていしていた。
  
 タイガースが4回に原口のタイムリーで1点は選手したものの、6回までの投球内容では、勝野が上回っていた。
 西純矢は、交代する6回2死まで、ピンチを迎えながら粘り強いピッチングで凌いできた。
 この回、最後にA・マルチネスに見せた投球は圧巻であった。

 西純矢は、シーズン前半にローテ入りするもの、途中から、変化球が甘く入り、一発を喰らうと言うシーンを繰り返して、下での再調整を言い渡される。
 その時の反省を活かして、ローテ復帰後は、安定した投球を続けている。
 こう言うピッチングができれば、自ずと勝ち星は、増えていく。
 (タイガースの場合、援護が少ないから、ナントも言えんが)

 この試合も、投球内容的に劣ってはいたが、勝ち投手になれたのは、そう言う辛抱強さと、ピンチでのギアの上げ方を覚えて来た証でもある。
 西純矢の将来は、明るい。
 来シーズンは、ローテの中心で回って、2桁勝利も可能じゃないかと思える。

 この西純矢と才木、藤浪、森木と揃う本格派右腕の投手陣に、青柳、伊藤将、西勇輝が加わる。
 外国人ピッチャーのガンケル、ウィルカーソン(残留?)もいる。
 ローテが満杯状態になる来季は楽しみだ。
 一度、西純矢か森木に加えて藤浪の抑え適正を見てもいいと思う。

 まぁ、試合は珍しく5点も取れて勝つことができ、西純矢が6勝目を飾った。
 次は才木の番。
 西純矢に続く、いいピッチングを期待したい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:53 | comments(0) | - |
0−7 対横浜DeNA 何度完封されれば、気が済むのか?
 今季25回目の完封負け。
 今季66回目の敗戦。
 その38%が完封負け、無抵抗でやられっぱなし。
 今日で131試合目でその19%、約2割が完封負けだ。
 これじゃ、いくら優秀なピッチングスタッフを持っていても、勝ち越すことはできない。
 残り12試合、7勝4敗1分以上でないと5割到達ができない。
 5割に満たずCSに出ようなんて、考えない方がいい。

 しかし、森木もかわいそうだった。
 昨日の今日で、藤浪が不運なピッチングで敗戦した後を受けての登板。
 ベイ打線は、タイガースと違って、速球に強い。
 しかも、昨日のナイターで藤浪のストレートを見てきている、今日のデーゲームの森木のストレートは、かなり組みしやすく映ったんじゃないか。
 
 森木も、打線の援護が見込めない中、1点もやれないと思いながら登板して、初回にいきなり失点してしまった。
 それでも健気に、工夫しながら迎えた3回。
 桑原に2ベース、関根に四球で無死1、2塁のピンチ。
 これを佐野をファーストゴロに取って、1死2、3塁。
 ここで牧を三振に取り、2アウトに漕ぎ着けた。

 さぁ、ここでピンチを切り抜けるぞと、宮崎に対したが、力みから2球ボールが続いた。
 ここで、ベンチは宮崎を申告敬遠し、楠本と満塁での勝負を選んだ。
 これって、正解なの?
 牧を三振にとって、意気が上がった時、敬遠で満塁にされたことに、森木の真理はどうだったのか。
 まして、満塁になれば、四球は許されないとの意識が強く、どうしてもボールが甘くなりがち。
 楠本には、そこをうまく突かれて、2点タイムリーを浴びて、森木は交代となった。
 結果論じゃないが、たとえ結果的に宮崎を歩かしたかもしれないし、打たれたかもしれないが、あのまま勝負させた方が良かったんじゃなかったか。

 その後は、代わった島本が戸柱をセカンドゴロに取るが、これを山本泰が1塁へ暴投し、さらに2点を追加された。
 まぁ、前日の5回の惨事の繰り返しを見ているよう。
 最後は、守備が足を引っ張り、勝負を決められる。
 
 石田は、タイガース戦で持っているピッチャー。
 5勝のうち、3勝がタイガース。
 しかも、登板4試合で3勝、勝率10割で、防御率も1点台前半と完全にカモられている。
 その石田に3回で5点の援護だから、そりゃ、伸び伸びなげるわ。
 石田には6回を2安打に抑えられ、入江、エスコバーに無安打、最後の中川にヒット1本で完封されることになった。

 最後の8回裏に2点を追加される場面では、テレビに矢野監督が試合をほとんど見ていないで、森木にアドバイスしている映像が映し出されていた。
 森木にアドバイスを送るのはいい。
 ただ、試合は齋藤友貴哉が味方の守備に足を引っ張られ、アップアップしている。
 5点差で試合を諦めていたのかもしれないが、最後まで諦めないのが俺たちの野球って言っていなかったか?
 そういう監督が試合に関心がないような態度でいるから、選手に伝染し、この回杜撰な守備で、さらに2点を追加される。
 5点さでも諦めていないなら、もっとやることがあったんじゃないか。
 最後まで諦めず、締まった試合をするために、選手を鼓舞するのも監督としての役割であるはず。

 もう、失った試合は戻ってこないし、25回の完封負けが消えるわけじゃない。
 そういう現実から、何を学び、どういう対策をするのか、それを考えるのがベンチの役目じゃないだろうか。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:06 | comments(0) | - |
2−9 対横浜DeNA 転んだ子を助け起こし、その子に踏みつけられる
 転んだ子(上茶谷)を、手を差し伸べて、助け起こしてやり、膝についた泥(黒星)まで、払って、おまけにお小遣い(白星)まで与えてやった。
 その子(ベイスターズ)に、礼を言われる代わりに、踏みつけられた、そういう試合。

 立ち上がりの上茶谷は、ストライクが思うように入らない、カウントをとりに行けば打たれる最悪の状態。
 この上茶谷を攻めて、近本のタイムリー、大山の犠飛で2点を先取した。
 ただ、その後のワンアウト1塁で、ロハスの一打がゼンター前へ抜けるかに思えた打球がダブルプレーに取られて、この回の攻撃が2点で終わってしまった。

 しかし、2回にも、先頭の佐藤輝があわやフェンスオーバーかというツーベースを放った時には、この上茶谷から、追加点を取るのは容易に思えていた。
しかし無死2塁も、ただ後続が打って出るだけで、結局無得点。
 上茶谷に立ち直りのチャンスを与えるだけになった。

 この後も、3回に1死1、2塁で大山、ロハスJr.が凡退。
 4回に無死から四球の佐藤輝が盗塁死。
 これは、エンドランで木浪が空振りしたとも言われている。
 こういう拙攻を繰り返して、結局上茶谷を2失点で5回まで持たせてしまった。
 これが、転んだ子を助け起こした内容。

 そうして、それまで牧に一発を喰らいはしたが、ほぼ完璧と言っていい藤浪のピッチングが崩れる。
 あれだけチャンスを逃していれば、自然に流れがベイスターズの方へ傾く。
 それが現れたのがこの5回だ。
 楠本がヒットで出ると、バットの先のあたり損ねが、内野安打となる不運。
 こういうのが流れが相手に言ってしまっているから起こることだ。
 その後森の送りバントを経て、1死2、3塁で上茶谷に代打・オースティンを迎える。
 ここで藤浪が2球連続のワイルドピッチで、2人の走者を返してしまう。
 これで逆転、上茶谷は一転勝ち投手の権利まで得られることになった。
 これが、転んだ子を助け起こして、膝についた泥(黒星)まで、払って、おまけにお小遣い(白星)まで与えてやったってことだ。

 普通なら、この回まで上茶谷は、投げていない。
 タイガース以外の球団なら、3回までに4、5点は取って、上茶谷は、最初の打席で代打を送られていただろう。
 そういう上茶谷を5回まで持たせて、挙句1点差で迎えた5回のピンチ。
 藤浪は、点を与えたくない、そういう強い気持ちが、力みとなり、2球のワイルドピッチにつながったんじゃないか。
 その後は、落ちる球が投げづらくなっている藤浪の心理を読んでいるかのように、ストレートを狙い撃ちされた。
 そうして、満塁から佐野が打った一打が、ラフトとショートの間に落ちるタイムリーとなる。
 これも、藤浪は完全に打ち取った打球、それを中野が追い、ロハスJr.が追う、中野が行き過ぎ、ロハスJr.が取り損なうという、エラーと言っていいプレーでさらに2点を失った。
 
 ここで藤浪は降板となったが、かわいそうな内容だった。
 あんだけ、拙攻を繰り返して、点を取れない味方に、藤浪は、余計に抑えないとという意識が強くなり、力みを呼んだ。
 流れが、相手に行く中、味方の守備にも足を引っ張られ、5回で降板になってしまった。
 その後は、もうベイスターズのやりたい放題。
 代わった加治屋から、ダブルスチールも絡めて、さらに3点を加えて試合を決めた。

 タイガースは、上茶谷を助け起こして、泥を払い、小遣いまで与えたけど、ベイスターズは、藤浪が転ぶと、さらに踏み付けにしたって感じやな。
 まぁ、そういうことができるチームが強くって、そうされるチームが弱いってことなんだが・・・・。

 結局、何度もここで書いているけど、1点を確実に取る、1点をもぎ取る、そういう野球ができないことが、タイガースをここの位置に置いている。
 これだけの投手陣を持っていて、優勝争いに一度も加わらず、CS圏内も危ういそういう状況にしているのは、そういう訓練を怠ってきたってことなんだ。
 胴上げの練習の隙があったら、そういう練習をしておけば、違った結果になっていただろう。
 この秋のキャンプでは、新監督のもと、そういう状況に応じた厳しい練習を行い、来季、同じ過ちを繰り返さないようにしてほしい。
 今は、ひたすらにそれだけを願う。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:09 | comments(0) | - |
9−1 対東京ヤクルト 対村上の処方箋
 勝つ時は、大量点、負ける時は、接戦。
 弱いチームの勝ち方で、連敗を止めた。
 それでも、伊藤将は、スワローズ打線を1点に抑えて、完投で9勝目を挙げた。
 新人から2年連続で2桁勝利まで、あと1勝だ。
 頑張れ!

 その伊藤将は、相手の得点源でもある村上を、遊飛、三振、ダブルプレーと、完璧に封じ込めた。
 対スワローズでは、この村上をどう封じるか、それが勝敗を大きく左右する。
 それは、勝負を避けると言う方法も含めて考えるべき問題だが、この日の伊藤将は、前回の反省を含めて、上手く対処した。

 基本、昨日のような得点圏では、無理に勝負することはない。
 この日は、唯一、7回に無死1塁で村上の場面があった。
 ここは、6点差もあり、ランナーを溜めるより、一か八かの勝負に出られる場面であり、最高のゲッツーに仕留めることができた。
 他の2打席は、先頭バッターで迎えており、最初の対戦以外は、得点差もあり、ソロならOKの場面だったので、大胆な攻めができた。

 こうしてみると、村上との対戦では、ソロならOKという状況を作り、ピッチャーが大胆に攻められるシュチュエーションを作らないと抑えるのは難しいということだ。
 そう言う場面以外では、例え1塁が埋まっていても、勝負を避ける道も考えないといけない。
 そう再確認させられる、この2連戦でもあった

 こう言うデータ?、経験?は、蓄積していかさねくてはいけない。
 スワローズの得点源の中心が村上なのだから、その村上に仕事をさせないことが、スワローズ打線を封じる道になる。
 それには、村上と楽に、大胆に、勝負できる状況を作るか、競っていれば、勝負を避ける、そう言うレシピを作っておかなくてはいけない。

 しかし、村上もすごいバッターになったものだ。
 できれば、佐藤輝にも、負けずに競えるバッターになってもらいたいもんだ。
 頑張れ!サトテル
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:09 | comments(0) | - |
6−8 対東京ヤクルト 天王山になるべき試合が、単なる黒星に
 これは、また長期連敗にハマるパターンだな。
 青柳で、連敗を止められず、3連敗。
 広島を3タテしたのを、すっかり吐き出した。
 その間、広島が連勝し、1ゲーム差に迫っている。

 青柳は、例年通り、この8月に勝てない状況に陥り、9月に入ったこの試合も勝ちに繋がらなかった。
 これで、1ヶ月は、勝ち星から遠ざかっている。
 オールスター前に11勝していたのに、オールスター後は、1勝しかしていない。
 これは、援護に恵まれない面もあるが、青柳自身が、崩れてしまっている部分も多々ある。

 打線の援護が見込めないから、自分が抑えなくてはいけない。
 味方が得点すれば、それを守り切らなくてはいけない。
 そう言う意識が、必要以上に強くなる。
 それが、ピッチングの幅を狭めて、逆に相手につけ入れれる。
 もっと、自分本来のピッチングをすることに集中した方がいい。
 多分、前半戦は、そう言うつもりで投げていたはず。

 この試合は、ベンチは講ずる策は、講じていたように見えた。
 ただ、原口の使い方が疑問。
 原口自身の調子が上がっているだけに、もっと前、例えばロハスJr.が代打の場面とかで使う手はなかったか?
 また、左ピッチャーに対して、相変わらずロハスJR.を下げる。
 好調だったロハスJr.が、こう言う使い方で調子が維持できるか?
 右打席の信用が低いのだろうけど、実は、右の方が打ってたりする。

 ただ、やるべき手を打って、負けたこの試合は、完全に力負けだろう。
 肝心なところで守備のミスが出る。
 それも、スワローズとの差、訓練の差が出ただけだ。
 タイガースは、よく健闘したと言える。
 あの程度の練習で、よく検討した。
 あの程度の練習でスワローズとの差を埋めることは、できない。

 まぁ、CSも、広島、読売に追い上げられ、危なくなっている。
 ある意味、早く秋季キャンプに入った方が、来季のためでもあるかもしれない。
 新監督を早く決め、来季へ向けての準備を始める。
 それが、いち早く対策を講ずる最善の道かもね。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:53 | comments(0) | - |
0−2 対讀賣 讀賣と広島の息を吹き替えさせた3連戦
 この敗戦で、CSが完全に怪しくなってきた。
 今季24度目の零封試合。
 球団ワーストらしい。
 しかし、こんだけ打てないのの3位にいるのは、投手陣がどんだけ踏ん張っているか。
 援護も得られず、黙々と投げる辛さを、野手はどう感じているのか?
 ベンチは、どう思っているのか?

 西純矢は完璧と言っていい投球をしていた。
 6回まで讀賣を1安打に抑えている。
 その西純矢に1点も取ってやれないのだから、可哀想だ。
 相手の赤星は、新人で勝ち星3勝のうち2勝をタイガースから挙げている。
 いわば、タイガースにしか通用しないピッチャー。
 その赤星に、気前よく4勝目をプレゼントするのだから、人がいいにも程がある。

 まぁ、丸が四球で歩くと、すかさず代走の増田大を送る。
 盗塁を警戒させながら、中田翔にストレート系を待たせる。
 原の作戦は見え見えだったはずだ。
 それでも、この日の西純矢のストレートなら、押し込めるそう言う判断であれば救われたのだが、ここでフォークで初球を入った。
 このフォークが、140kmと、ストレート狙いの中田翔にドンピシャっと合ってしまった。
 原の裏を書いたつもりのフォークが、、中途半端に落ちず、ハーフスピードのストレートとなって中田翔に捉えられてしまった。
 この唯一の失点2を取り返してもらうことは叶わず、西純矢は敗戦投手に。

 攻撃陣への支持と言えば、ただ打つだけ。
 選手任せで、ベンチは、打てんなぁ、と首を傾げているだけのよう。
 7回の代打攻勢にしても、木浪に代打は、山本泰。
 西純矢へ陽川で、結局3者凡退。
 本当は、原口、陽川と続けるべきじゃなかったか。
 8回が上位に回ることを考えると、原口を余してしまう。
 8回に坂本に回るからそこで原口と考えていたのかもしれんが、その時は右ピッチャーであれば島田、左が来て初めて原口ということになる。

 そういうタイガースの考えを読み切っている原は、8回に右の鍵谷にスイッチ。
 これも、中野以下の左を想定し、回の頭から高梨というてもあるが、そうなれば代打が原口になる。
 ここは、鍵谷VS島田>高梨VS原口の方が討ち取れる確率が高いと踏んだ原の算段だろう。
 結局鍵谷に島田を打ち取られ、中野、糸原を高梨に抑えられ、無抵抗で終わる。
 せめて、糸原に原口を代打でという策はないのか。
 これでは、おめおめと原の思う通りに事を運ばれ、両手を挙げて降参しているようだ。

 そして、9回。
 2死から3塁強襲安打で出た大山に代走・江越。
 これって、意味あるの?
 ここで同点になるのは、ロハスJr.の一発しかない。
 同点になれば、大山の打力は必要で、延長でまた打席が回る確率が高い。
 そして、あろうことか江越に盗塁をさせる。
 この場面で盗塁することになんの意味がある。
 江越が戻っても、まだ1点足りない。
 ここで危険を冒して、盗塁して、なんのメリットがある?
 これって、サイン?江越の独断?
 サインであれば、ベンチの無能さを表しており、江越の独断なら、そういう野球脳をしているから、レギュラーになれんし、バッティングも向上しないんだということになる。
 全く、意味がわからん采配をする。

 こういう試合をしていると、CSが安泰どころか、その座も危うい。
 気がついたら、讀賣、広島に抜かれてましたって、そうなりかねない。
 ベンチが仕事しなくていけない場面で、仕事しないと。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 16:20 | comments(0) | - |
1−7 対讀賣 最後まで諦めない「俺たちの野球」は、どこいった?
 もう、アルカンタラを放置状態にしたな。
 前日の試合で、浜地、湯浅、ケラー、岩崎、岩貞は投げさせているので、リードを許した場面で投げさせるピッチャーは、この日のベンチ入りメンバーで言うと、アルカンタラ、加治屋、島本の3人。
 藤浪が6回を3失点で降板したところで、2点差、なんとかアルカンタラで繋いでという算段。
 そこまでは、わからんじゃない。

 ただ、そのアルカンタラの調子が悪い。
 大城にセンター前、重信に送りバント、坂本にタイムリーと、流れるように点を取られる。
 ポランコに四球で、丸を討ち取るも、中田翔、岡本に連続タイムリーで4失点。
 この間、アルカンタラは放置プレイ。
 
 この日のアルカンタラの調子、また追加点を奪われて3点差に開けば、タイガースの打力から、いくら讀賣の中継ぎ陣が疲弊して頼りないとはいえ、苦しいのはわかっている。
 坂本のところで加治屋というのは考えられなかったか?
 また、次のポランコ、丸と左が続くところで島本の投入は、考えられなかったのか?
 ここで動かず、4点を失い、6点差に広がるまで、アルカンタラを続投させていたのは、ベンチが手を打たなかったということに他ならない。

 確かに7回でアルカンタラにもう一人を使って仕舞えば、残りのイニングを島本、加治屋で考えなくてはいけないのが、どちらかが回を跨ぐことになる。
 または、昨日投げているピッチャーに連投を強いることになる。
 そう言う意味で、アルカンタラが失点した瞬間に、この試合を捨てたように見えた。
 
 確かに、長いペナントレース、全てを勝つわけにいかないのだから、捨てゲームを作ることは必要だ。
 この日の投手事情から言えば、リードされて藤浪が交代した瞬間に、こう言う展開になることは、十分に考えられた。
 それを、讀賣だったらなんとかなると言うような、安易な発想でいたなら、それは、相手を舐めすぎ、隙を見せることになる。
 そんなの、開幕戦で懲りているはずなんだから。

 だが、この試合は、CSを争う直接の相手である讀賣との試合。
 しかも、このところ連勝で、復活が告げられている藤浪の先発試合。
 相手は、不安定なメルセデス。
 去年までは苦手だったが、今年はよく攻略している。
 当然、勝てる試合と踏んでいたはず。

 藤浪の立ち上がりは完璧だった。
 讀賣も簡単に攻略できないと、堅実な攻撃を見せていた。
 その藤浪を見て、メルセデスが近本に同点ホームランを喰らうと、まだ4回で1失点なのに、交代を告げ、継投に入った。
 これは、藤浪からの得点が厳しく、ここで逆転でもされれば、勝ち目がない、そう踏んだ原の采配だったか。

 その藤浪が、味方のエラー(近本の目測違い)や、自らの暴投などでさらに2点を失い、1−3となっていた。
 この試合を、逆転して勝つには、これ以上の失点は避けなくてはならない。
 その状況で、アルカンタラを放置したのは、試合を捨てたとしか取れない。
 昨日投げたピッチャー全てを休ませるのではなく、状況によっては、岩貞や浜地もつぎ込む、そう言う気概をしますべきじゃなかったか。
 逆転すれば、当然湯浅、ケラー、岩崎もつぎ込まなくてはいけないのだから。
 もう、残り試合は20を切っている。
 総力戦で勝ちにいく時期にはきている。

 この時点で、戦力を余して、捨てゲームを作るってどうなの?
 最後まで諦めないのが「俺たちの野球」じゃなかったか?
 それを、先にベンチが捨ててしまっていいのか?
 投げさせて、少しでも悪ければ、代えて、次善の策を打つ。
 それが、今ベンチがやることじゃないのか?
 こう言うことをしていると、CSもひっくり返されて、危うくなるぞ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:30 | comments(0) | - |
2−2 対讀賣 勝ちきれなかったのには、理由がある 
 本当なら、9回で2ー0で勝ち切っていなくてはいけない試合。
 それを土壇場の9回に、クローザーのケラーを出して、同点に追いつかれた。
 それは、ケラーの調子の問題か?
 決してそう言うことではない。
 
 確かに、ケラーは、先頭の中田翔にレフト前に運ばれ、多少の動揺はあった。
 外人ピッチャーは、ランナーを背負うのを嫌がる。
 特に、こう言うせった場面のクロージングを任されて、マウンドに上がった先頭に打たれるのは気持ちがいい物じゃない。
 ケラーも抑えを任されてから初めての経験じゃなかったか。
 先の広島戦で、セーブを挙げた場面では、先頭をキッチリ打ち取っていた。

 それでも、次の岡本を、強かったとは言え、サードゴロに打ち取ったかに思えた当たりを、この回からサードに入れた山本泰が足にボールを当てって弾いてしまった。(記録はヒット)
 ここで、上手くすればゲッツーのはずが、無死1、3塁にされてしまった。
 これが、追いつかれた要因の一つ目。
 
 いくら強烈だったとはいえ、これはサードの見せ場。
 守備固めで起用されているのなら、これはキッチリと、最低一つはアウトにしないと。
 記録はヒットでも、内容はエラーだと思っている。
 タイガースのキャンプのノックなど、こう言う当たり打っているのは全く見えない。
 左右に振るノックは見るが、残後に難しい当たりを打つ、そう言うノックの練習も当然必要なはずだ。
 そう言う練習不足がこう言う場面で出る。

 その後、ケラーは、次の若林に犠飛で1点を取られるも、ワンアウトをとった。
 本来これで落ち着くはずであったが、次の吉川にウチにストレートを投じ、センターへ弾き返された。
 ここで、インコースに強い吉川に、変化球でなく、ストレートで攻めた配給に問題がある。
 ランナーが1塁で、盗塁も警戒しなくてはならないところ、吉川はストレート系に絞っている。
 その吉川におあつらえむきのストレートを投じてしまった。
 ケラーのストレートが走っているとの感触が、梅野にあったのだろう。
 それでも、それまでの中田翔、岡本とストレートを打ってきている。
 ストレートに張られている気配を読み込むべきだった。
 これが追いつかれた要因の2つ目。

 それでも、1死1、3塁のピンチに大城のサードゴロを、今度は山本泰が本塁へバックホームでアウトにした。
 これは、山本泰の判断と梅野のタッチが上手かった。
 これで2アウトで、あとは代打の中島を打ち取りさえすれば、2−1で逃げ切れる、そう言う場面を作った。
 その代打の中島への攻め方、配給が追いつかれた要因の三つ目だ。

 この場面、中島にはどうしても打たしてはいけない。
 その中島に、初球内角高めのストレートを要求。
 これが少し甘くなったところを、レフト前へ運ばれ、同店の一打を喫した。
 この内角高めへの配給が解せない。
 確かにケラーの球威を考えて、キッチリそこへ投げ込めれば、ポップフライに打ち取れるかもしれない。
 だが、少しでも甘くなれば、打ち返される危険性が伴う。
 まして、この日の讀賣打線は、ケラーのストレートに合わしてきているのは、それまでの経過から明白。
 加えて、要求されたところへキッチリ投げ込むコントロールがケラーにあるかという問題。
 それを考えると、初球は低めへ落ちる球で様子を見にいくのが筋じゃなかったか。
 その内角高めの配給は、追い込んでから相手が、ウチか外か迷っているような場面でこそ有効。
 そうであれば、多少甘くなても打ちそんじてくれる。

 この配給は、讀賣の狙いとケラーのストレートを過信した梅野のミスと言っていいんじゃないかと思う。
 この辺が、力量的にはレギュラーキャッチャーとして、中心で起用されるべき梅野が、坂本との併用になっている大きな原因じゃないじょかな。
 矢野も、こう言う梅野のリードを見て、全幅の信頼を置くと言うわけにも行かない、そう思っているのだろう。
 こう言うリードで、これまでも何度も痛い目に遭っている。
 スワローズ戦の村上、ベイスターズ戦の桑原に喰らった痛い一発も、同じような配給からだ。
 過去の失敗に学んでいれば、この日の配給も変わっていたかもしれない。
 まぁ、それでも、それを押して行けるだけの球威がケラーにあると判断したのかもしれないが、そうだとすれば、それは間違いだ。
 相手もプロのバッターだ。
 ストレートに絞っていれば、甘くなれば、弾き返される、そう言うことを学ばないといけない。

 この試合は、負けなかったことと、青柳と最多勝を争っている戸郷に勝ち星を献上しなかったこと、それだけが成果であったが、梅野がこれから学んで、生かしてくれないと、この引き分けが生きてこない。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:49 | comments(0) | - |
8x−0 対広島 才木が見せる、来季の光明
 才木が6回を零封。
雨のおかげで、6回途中でコールドゲームとなった為、6回表を完了し、その裏の打席で代打を送られたが、才木が完封・完投勝利と記録されることになった。
 まぁ、完封・完投は雨に助けられた形だが、6回表までの才木のピッチングは、それに値するものでもあった。

 ストレートの威力、フォークの落ち、ストライクゾーンに投げ込む度胸、全てにおいて、カープの打線を上回り、力で抑え込んでいた。
 この才木は、TJ手術明けのため、大事に使われてきている。
 それでも中10日を守って起用される試合全てにおいて、クオリティスタートを記録しており、そのピッチングの津から強さを見せている。
 TJ手術から3年で完治した選手は、TJ手術前よりより強固になり、球に力が出てくると言う。
 そうでれば、来季の才木が楽しみでしかない。

 今のピッチングが、もう一段上がり、ローテで回るようになれば、それはタイガース投手陣の中心になっていくだろう。
 藤浪が復活し、西純矢が順調な成長を見せ、森木が無限の可能性を見せた。
 これに、才木が加わる。
 安定の、青柳、伊藤将という左右のローテピッチャーに、来季の去就は定かでないが西勇輝がいる。
 外人当初のガンケルも継続して、来季も先発ピッチャー入りするだろう、(ウィルカーソンは微妙)
 下では、及川が先発の調整をし始めている。
 それ桐敷、村上と上を狙う若手もいる。
 遥人、秋山がいなくてこの状態だ。
 もう、来季のローテは盤石と言っていい。

 中継ぎ抑えも、浜地、湯浅、ケラーの方程式に、岩崎、岩貞、島本の左3枚。
 右いで、加治屋、小林、これに来季が微妙であるがアルカンタラ、これに若手の岡留、小川までいる。
 加えて、変則枠で、渡邊雄大、岩田という左2枚までいるんだから、間違いなく12球団1のスタッフだろう。
 もう、馬場、斉藤、小野、望月あたりは、立場が危うくなってくる。
 下手すれば、現役ドラフトの候補になりかねない。

 それほど充実するピッチングスタフの頂点に、才木が君臨する日が来るかもしれない。
 そう感じさせるほどのピッチング。
 現在のエース青柳、復活の藤浪、それに才木が加わるエースの座の争奪戦。
 それを来季見てみたい。
 来年のことを言うと鬼が笑うかもしれないが、それができれば、間違いなく来季タイガースは優勝を争う。
 打線が奮起すれば、ぶっちぎることも可能と思えるピッチングスタッフだ。
 
 まずは、3位以内を確保し、CSでこのピッチングスタッフに物を言わせ、下剋上を成し遂げること。
 それが、今年残り少なくなった、タイガースができる目標となる。
 それには、次の讀賣戦もしっかり勝ち抜きたい。
 戸郷に勝たせては、青柳に申し訳ない。
 去年も久里と最多勝を分け合ったのは、打線の援護が足りず、青柳を勝たすことができない試合があったから。
 今年は、戸郷に勝たすわけには行かない。
 しっかり、西を援護して、それが青柳の最多勝へのアシストになることを頭に入れたい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:36 | comments(0) | - |