2009.08.30 Sunday
3―1 対読売 7回を凌ぐ
05年優勝したときの中継ぎ・球児の担った回が7回。
ラッキーセブンの言葉があるように、先発がへばり、抑えとの間に出来る、攻撃側からするとチャンス、付け入る隙とも言える。 ここで、相手の攻撃をピシャリと抑えこむことで、試合の流れを自分の所に引き込む。 相手には、付け入る隙がないことを自覚させ、絶望感を植え付け、反撃の気持ちを萎えさせる。 7回を凌ぐことは、接戦を制するキーワードでもある。 今日に試合で、ここを担ったのがアッチソン。 ジェフが故障で帰国、江草は昨日の試合で、訳の分からない使い方をされて今日の登板に不安を残す。 必然的にアッチにその比重がかかる。 この7回にGのクリーンナップを完璧に抑えこみ、加えて次の8回までの完璧なリリーフで球児に繋げたこと、それが8回の追加点を呼び込んだのだろうし、今日の試合を決定づけた。 間違いなく、今日のヒーローはアッチソンだった。 しかし、ここでアッチに2イニングを任さざるえなくなったのは、もう一人のリリーフを作ってこなかったツケ。 本来、ここの役割を担う江草を、どっちつかずで便利使いして、その役割を不明瞭にしてきたからに他ならない。 JFKを解体したのはいいが、その代案を疎かにしたためだろう。 まぁ、今日の試合で一番心配だったのは、5回裏のシモヤンの打席。 昨日江草を無駄遣いしていなければ、ここで代打でお役ゴメンの場面。 しかし、後の投手に目処が立ってない故、代打を送らず6回をシモヤンに託すことになる。今シーズン何度もみてきた中盤から終盤に入る場面での失点パターン。 特にシモヤンは、6回に同点、逆転されるところが多かった。 実際、先頭のラミレスが出たときは、同点を覚悟したもの・・・・。 ここを何とか凌いで、アッチに繋げたのが幸運だった。 あそこで追いつかれていれば、また継投の遅れを糾弾されていたんだろうなぁ。 あとは、アッチに繋いだ時、そのまま裏の攻撃の先頭となる9番にいれたのは、どうなんだろう? 2イニングいかせる腹積もりだったのなら、キャッチャーを狩野に代えて、狩野を9番に、矢野のところにアッチをいれる手があったと思うのだが。 アッチ、狩野のバッテリーは、何度も経験してきたはずだし、そんなに矢野との信頼に劣るとも思えないのだがねぇ。 そんなこと考えられないくらい舞い上がっていたんだろうか?まさかね・・・・。 勝ったから、結果オーライでなく、不思議の勝ちの不思議の理由を考え直すのも勉強と思うのだが・・・・。 これで、Sに5ゲーム差。 射程距離にもう一歩。もう取りこぼしは許されない。 次の直接対決で、一気に射程距離に捉えないとイカンぞ! ぐぁんばれ!タイガース |