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3x―2 対横浜 終わりよいけど、すべてダメ?
 9回2死から、今岡 誠の救世主の内野安打。
 すべては、ここから始まった。
 不振、チョンボ?を繰り返し、株が暴落中の平野が3ベースで1点を返す。
 元気で溢れる闘志が売り物の平野の持ち味が失われつつあった中、このタイムリーは良かった。
 これも、桜井・今岡・浅井という右の代打が枯渇していたからこそのチャンス。
 実は平野は左Pに強いということも、右の代打が残っていれば代えられていたかも知れんもの。良かった、良かった。

 そして、セッキーの一打。
 そのセンター前に抜けようかという当たりに、今日のヒーロー筆頭好捕だった、草薙・梶谷がしぶとく追いつく。
 またも、こいつにやられたか・・・、今日は梶谷の日じゃないか・・・、と思った瞬間、舞台は暗転。
 ファーストが、もっと上手い選手(ファーストの守備は大事なんですよ、ホント)だったら、セッキーの足を考えて、もっと余裕をもってワンバンド送球をしていれば、ゲームセット。
 タイガースが最終回粘るも、あと一歩届かず、横浜のヒーローは梶谷。タイガースは4月を借金で終わるはずだった。
 
 また、そういう結末を迎えてもおかしくない試合展開。
 タイガースは、再三のチャンス(といっても、8回までヒット4本だったんだよね。)を生かせず、得意の満塁逆ピンチの攻撃で、無得点に封じられてきた。
 勝ち運を失っている久保は、伏兵の梶谷に1発を喰らい、打線はマストニーに鳥谷以外は合わず、死球でチャンスを作っては潰す繰り返し。
 こういう試合は結局、追って届かずの展開なんだよねぇ。

 それを、覆したのが、最後のワンプレー。
 このセッキーの一打が、ファーストへの悪送球(ワンヒット、ワンエラー)となり、同点。
 こうなると流れはコチラ。
 今シーズン勝負強さを見せるトリが繋いで、最後は4月のヒーロー・金本が決める。
 このところ調子が落ち、体調をも心配された金本が最後の最後で決めた。
 やはり、4月は金本の月、ツキであったね。

 これで、4月は5割。
 真弓阪神の助走期間だから、良しとするか?
 それは、今月の戦いから今年の勝ちパターンを定め、5月反攻に生かす。
 それが出来なければ、意味がないよね。
 この4月は随分悔しい思いも、不甲斐ない思いもしてきたけど、これが来月からの戦いに生きてこないと、Gには追いつけない。
 さて、対G戦の連敗も続いているし、まず5月の最初の課題は、Gに勝つこと。これだね。
 (しかし、昨日の安藤の先発の意味がわからん。普通に昨日久保、今日安藤じゃだめだったんだろうか?)

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:24 | comments(0) | - |
4―7 対横浜 慌てる○○は、もらいが少ない
 なんで安藤の先発なんやろう?
 先の9連戦を見越しているものなのか?
 5割になって、どうしても貯金生活に入りたくて、一応エースの安藤で貯金をと焦ったか?
 なんか後者の気がするね。
 普通に久保でいけばよかったんじゃないの。
 打線が繋がり始めた今こそ、移籍初勝利を挙げさせるのには絶好の舞台でしょ。

 3回の安藤は、2アウト簡単に取ったところで、石川にヒットを打たれ、それに梶谷に畳み掛けられたことで焦った。
 内川に臭いコースをボールの判定になり、歩かせることになった。
 ここは、一か八かで勝負に行かないと。
 満塁で村田を迎えるリスクと内川に打たれるリスク。
 内川にうたれて2点とれれても、満塁から村田以下にうたれ、ビックイニングを作られるリスクよりましだと思うが。
 だが、慌てたタイガースバッテリーにはそんな計算を働かす術がなかった。
 1点を惜しんで、6点を失ったイニング。
 最後のパスボールの1点も余計な点で、これが最後までタイガースを苦しめた。

 タイガースが勝つには、ウォーランドが投げている間に追いつくしかなかった。
 ウォーランドの投球は、必ず捕まえれる程度のものだ。彼が投げている間に追いつかないと・・・。
 そういう思いは5回に2点差まで追い上げたところで、新井の併殺で途切れてしまった。
 ここの新井は、外野フライを狙いに行くべきで、ヒットを欲しがった為にゲッツーの術中にはまった。
 ここで追いつけなかったことが最後まで響く。
 思えば、パスボールの6点目がなければ、ここで外野フライ、ゲッツー崩れでも同点という場面。
 新井の狙いもバッティングも違っていたんだろう。

 さて、最後は山口、石井の横浜の必勝リレーに抑え込まれ、試合終了。
 なんと、また5割到達から借金生活へ。
 明日の試合に4月が5割で終わるか、負け越しかが懸かる事になる。
 明日は久保なんだろうか。
 また、厳しい状況での登板となる。 
 単純に明日の先発が久保だとすれば、今日安藤先発の意味がなくなるんじゃないのか?
 久保の故障とか、緊急事態じゃなければいいが・・・。
 単に焦っての安藤先発とすれば、そういう時は得てして裏目に出ることは、過去の経験上多いよね。
 なんとか、明日勝って4月を5割で終えたいもんだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:12 | comments(0) | - |
8―4 対横浜 5割の壁を越えろ
 6回、代打山崎の内野安打から起きた下柳の変調。
 これを事前に察知しろというのは酷な話かもしれない。
 なんせ、これを防ぐには、「今の下柳は5回まで」という決めつけと中継ぎ陣への絶対的信頼がないといけない。
 手術明けの4月だけに、そういう決め付けはありかも知れないが、今の監督は真弓だ。
 先発は長いイニングを投げてもらうことをぶち上げたからには、そうはいかなかった。
 結果、打たれてからの交代となる。

 でも今日の投手リレーは責められまい。
 ただ、7回を任せた渡辺がイマイチ。
 どうも、この渡辺の位置づけが分からない。
 勝ち試合のリードを保つ役割か、ビハインドの試合で点差が開くのを防ぐのか、敗戦処理なのか。
 いろんな使い方されているうちに、調子が崩れてきたように見える。
 結局、2死までこぎつけるも1,2塁にランナーを残し、江草に交代。
 ここまで江草を信用してるなら(単に左VS左ってことだけか?)、もう少し江草の使い方も考えるべき。夏場までに潰れては元も子もない。
 結局この回を抑えたのが、7回の勝ち越しに繋がる。

 でも勝敗を分けたのは、やはりミス。
 乗り切れないタイガースのミスも多いが、横浜も輪をかけて致命的なミスをする。
 7回の表のピンチもトリのワンバンド送球のエラーから始まったが、なんとか凌いだ。
 逆にその裏、トリの打球を内川が落球し、ピンチを拡大。タイガースの勝ち越しに結びついた。
 本来なら、タイガースが負ける試合。
 それを3回の先制の場面でのライトの追い方や7回の勝ちし機の内川のエラー。ことごとく肝心な場面でタイガースより致命的なミスを犯してくれた。
 タイガースが乗り切れない理由もミスの多さなら、ベイスターズが最下位にいる理由もやはりミスなんだ。
 そう感じさせてくれる試合だった。

 こうして、鏡のようにミスがでると勝てないことを見せてくれたわけだが、明日は未だ勝ち星のない久保の先発。 
 ここで勝たせておかないと、去年の金村よろしく久保を戦力として失いかねない。
 くれぐれも、ミスで足を引っ張ることなかれ。
 5割の壁を越えるには、ミス厳禁だ。

 そうそう、マスカットスタジアムは、ヒーローインタビューがないのかね。
 大好きな新井が4安打、4打点の活躍でヒーローだと思って楽しみにしていた、連れ合いががっかりしていた。
 ヒーインくらいやればいいのに・・・・・。
 新井、次がんばってや〜。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:56 | comments(0) | - |
1-2 対広島 猛打の翌日は・・・
 乱打戦とか猛打爆発っていう試合の翌日は、得てして投手戦になるもの。
 野球が始まって依頼の経験値で出てきた言い伝えは、大概の場合正しい。
 「昨日の勢いで、今日も」、と必要以上に力が入り、強振する。
 知らず知らずのうちに力んだスイングが微妙に芯をはずす。
 この心理状態を表しているんだと思うんだけど、どうしてもそうなってしまうんだなぁ。

 ということで初先発のジェンを援護してやることが出来ず試合は終盤にむかった。
 でもジェンは初先発、しかも20歳とは思えぬ落ち着きぶりで多少危ない球は有ったものの、淡々とカープ打線を抑えていく。
 まったく、オスギあたりに、爪の垢を煎じて飲ませたいくらい。これでローテ入りを大きくアピールした。
 是非、次も見てみたい。

 試合は、6回に桜井のタイムリーで1点制。
 これをジェンが6回まで守りきり、7回からアッチにスイッチ。
 ジェンに1勝を早く挙げさせるという考えに基づいての継投は、よしとする。
 
 でもね、この7回の裏のカープの攻撃の前にテレビに映し出されたタイガースベンチ。
 これがいけない。
 まだまだ試合は緊迫感が溢れる1点差の終盤。
 味方は、継投に出て、これから一番難しいところなんだ。
 だが、ベンチの監督は、藤本の口になんか飴見たいのを突っ込んで、フジモンが酸っぱがるのかなんかの反応見て、喜んでいる。
 緊張感なんて、一切なし。
 もうこの試合が大差で勝っているかのようなムード。
 これって問題ありだよねぇ。

 以前より、タイガースベンチの緊張感のなさみたいなモンを感じてたんだけど、それは時折見せる真弓監督の笑ってる姿が勝ち負け関係無しに、試合途中でテレビに映し出されることに起因しているのかもしれない。
 もっと「勝ちたいんや」という姿勢が表に出ないと、走るGを追いかけるのは厳しいんじゃないか。
 それが監督の性格的な面なのか、ベンチのムードとか選手とのコミニュケーションを図っている故なのか、皆目不明ではあるが、まだ試合が決まってもいないうちに、弛緩した姿を晒すことは言い訳がないと思うのだが・・・。
 
 そんなんで、案の定その回に逆転を喰らうと、9回の反撃も及ばなかった。
 ここの攻撃で桜井に代打葛城。
 今日唯一のタイムリーを含み2安打している桜井を代える必要があったのか?
 桜井に打たした後でも良かったんじゃないだろうか。
 いずれ、チャンスが拡大すれば、9番に入っている江草の所に代打が必要。
 桜井を生かして、平野に代打桧山か葛城で、9番に回れば、その残ったほうという選択肢はなかったのか。
 狩野のバッターボックスで藤本がネクストに立っていたが、最後の新井のホーム突入は、藤本との天秤によるギャンブルではなかったか。
 あそこで、葛城か桧山を残していたら、突入はあったのか。
 この辺のベンチワークが気がかりなんだよね。
 そして、それって、試合途中に見せる弛緩した態度が原因じゃないよね。
 あくまでも監督1年目の不慣れがなせる和業なんだろうね。そう願って止まないよ。

 そうであるなら、1戦1戦の経験を糧として、「勝てる」集団に変わっていくことを期待したい。
 まず、次の横浜戦で4月の月間勝ち越しを決めよう!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:37 | comments(1) | - |
12-1 対広島 何気に、振り逃げ、勝ち逃げ
 初回の平野。
 ボール球を振って、あっさり三振。いや〜な立ち上がり・・・・、のはずだったが。
 平野が振ったボール球は、キャッチャーのミットを避けて、後ろへ。
 平野も昨日の今日で、振り逃げのチャンスを2度も見逃す愚行は避けたい。今起きた事象を理解すると、すぐファーストへ駆け出す。
 振り逃げが成立した。
 1死ランナー無しが、無死ライナー1塁のチャンスに変化した。

 さらに、セッキーが送った後、セカンドへの牽制球が逸れ、石井琢取れず、ランナーが3塁に進む。
 まさしく濡れ手に泡の状態。
 この相手がくれたチャンスを物に出来るか、出来ないかが今日の試合の分かれ目となる。
 トリが四球で1死1,3塁。
 最悪の状態、金本四球で満塁、新井でゲッツー、チェンジという得意の満塁つぶしの図式が頭をよぎる。
 そこは、金本が弟分新井を気遣い、ショートフライを打ち上げ、満塁のピンチを防ぐ?
 2死、1,3塁という状態で、新井は思い切り良く左中間を抜く2ベース。
 ナイス、アニキのアシスト!

 これで2点を先制すると、葛城が一発で塁上のランナーを掃除。
 カープ・長谷川は、ピッチングをする前に崩れていった。
 初回の4点の援護は、不安いっぱいの福原を楽にした。
 着々と追加点を挙げる中、カープの攻撃が淡々としてくる。
 これは福原にとって、最高の状態。福原も淡々とカープを抑え、結局8回を1失点。
 9回は筒井のテスト登板で完勝。
 まさに、1回の平野の振り逃げが、今日の勝利を決定付けたと言っていい。

 こういう試合は年に何度もない。
 それをきっちり物に出来たのは、多少なりともチームが上向いてきた証。
 金本の急降下が気がかり(故障でなければいいけど・・・)だが、トリが上昇中で狩野が好調持続。
 そうそう、狩野も昨日の能見ときょうの福原の好投はバッティングより大きな自信になったんじゃないのかな。
 あとは、新井待ちだね。
 打線が繋がり始めれば、Pももう少し頑張れるはず。
 まずは、明日のジェン。
 どんなピッチングをするか楽しみでもあるが、うまく立ち上がってくれよ。
 しっかり、援護を頼むよ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 18:47 | comments(0) | - |
4-0 対広島 ノウミの心臓に毛は生えたか?
 見事に完封。
 今シーズンのタイガース投手陣で初の完封・完投勝利は能見が飾った。
 こうも見事に「1勝」の効果が上がるものなのか。
 
 ピンチの度に必ずランナーを返されていた、「ノウミの心臓」はどこにもなかった。
 ランナーは出すものの、その都度ピンチを凌ぎ、回を重ねていく。
 勝利投手の権利の5回も、完投を意識しだす7回も、完封目前の9回も、そのプレッシャーをひとつずつ跳ね除けていく。
 前回勝ち星を挙げることが出来たゆえ、その上の高みを目指し、這い上がるかのように。
 それは、試合後のインタビューの受け答えにも出ている。
 能見は今シーズンの目標を、もっと上においている、そう思えた。

 元来、そのストレートのキレには定評があり、いずれローテにと新人の時から期待されていたPだ。
 あのダルビッシュの年の逆指名。
 ファームで見せる、完全に相手を見下ろして投げる時の、ピッチングは圧巻である。
 それを1軍でできればと、いつも期待されていたが、1軍になると相手を見上げてしまう。
 そんな「ノウミの心臓」にどうしたら毛を生やせるか・・・・。
 毎年そんなことを言っていた気がする。

 果たしてこれで、本物になったのだろうか。
 「ノウミの心臓」に毛は生えたのだろうか。
 そのキレのよい投球は充分通用することは、その奪三振の多さが物語る。
 あとは、これを自信にして、どんな相手にも見下ろして向っていけるかだ。
 たとえ、今日の広島が栗原を欠いていようとも、前回の横浜が村田を欠いていようとも、勝ったという事実だけを自信にしたらよい。
 井川・川口とともに高校左腕3羽ガラスといわれてから、何年たったのだろうか。
 遅れてきたカラスは、より高く飛んでいいのだから。

 さて、昨日の延長戦を制した勢いを、能見の完封が加速させてくれるかどうか。
 明日の福原?の役割は大きい。
 天気が心配だが、福原にも大きな転機が訪れようとしている。
 その答をどうだすか・・・・。
 明日、もう一丁いっとくか!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:23 | comments(0) | - |
4-1 対中日 舐めてもらっちゃ、困ります
 代打今岡のショートゴロ。
 井端が余裕の2バンド送球。これをファーストのブランコが掴み損ねて逸らした。
 セカンドにランナーがいるにも関わらず、今岡の足の遅さを考え、ファーストへ舐めたような送球を行った。
 本来ここで、得点を挙げて逃げ切る。
 ドラゴンズの舐めたプレーが、今日の油断を表している。そういう記事になるはずだった。

 それが、それで終わらないことが、タイガースが舐められてる所以。
 結局、この相手がくれたチャンスも後続が凡退し、勝負が延長戦へとなだれ込むことになる。
 ここで決められないんじゃ、舐められてしかるべき。そうとさえ思えてきてしまうから情けない。

 お互いに決め手を欠く、調子の上がらないチーム同士の戦いは12回へ進む。
 しかし、得点差がない試合なのに、こんな緊迫感のないT−G戦を見たのはいつ以来か。ここ数年は見たことがない。
 12回は、打撃好調の狩野がヒットで無死のランナーとなり、代打浅井が送る。
 赤星が四球で、1死1、2塁。
 タイガースが苦手の塁が詰まる攻撃となってきた。
 しかし、相手Pのパヤノが絶不調。ストライクが入らない。
 セッキーももっと追い込まれるまでは、じっくりいくべき。今日のパヤノを打つことは、たとえ追い込まれていてもセッキーならたやすかったはず。
 しかし、ノーツーになって欲がでたか、決め打ちにでてサードゴロ。こりゃ、ヤバイ。また、いつものパターンか・・・。
 そういう思いが錯綜した時に出たトリの一発。

 オレ竜もこの状態のパヤノをつぎ込む事態になるとは思っていなかったのかもしれない。
 その前にケリをつけられる、そういう思いがあっての投手リレー。かなり小刻みにつぎ込んできたからね。
 Gに3タテを喰らって落ち込んでいたときに、更にインケツ状態のタイガースにめぐり合って、九死に一生。
 連勝で5割復帰、そりゃ舐めるわな。
 吉見で3タテっと思うことは、ちっとも不思議じゃない。
 そういう舐められてしかるべき野球をしてきてしまったもの。

 それでも、舐めてもらっちゃ困るのだ。
 タイガースには、金本も、新井も、鳥谷もいるのだ。
 6回のチャンスでは、和田の好捕でチャンスを潰したが、このクリーンナップの3本の矢は折れてはいないのだ。
 さぁ、ここから立ち上がり、逆襲の虎となるために、まだまだ倒れてはいけないのだ。
 こんな、淡々とした試合でなく、こっちが熱くなり感動する試合をする義務がある、それがタイガースだ。まだまだシーズンは続く。
 

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:50 | comments(0) | - |
2-6 対中日 満塁なんて大嫌いさ♪
 だって、誰も打てないもん♪
 またも、満塁というピンチが攻撃中に襲ってきた。
 金本とは勝負しないで、満塁のリスクを背負っても5番新井を徹底的に追い込む作戦にさえ見える。
 この辺のオレ竜はしたたかなんだよね。
 
 今度は5番で金本を助ける。
 そうシーズン前に言っていた新井にとって今の状況は痛すぎる。
 責任感強いタイプだけに、それだけが先走り、自分を追い込んでしまう。
 せめて、シーズン開幕当初に金本を置いて、1本でてれば今の位置づけは変わっていたかも。
 でも、それを許すほどの環境にはなかった。
 サードへの再コンバートによる故障。調整遅れ。5番のプレッシャー。
 まぁ、新井を5番として今年を任せるなら、守備をサードに戻してやる方がいい。
 幸い、バルディリスが戻ってきたことだし、セッキーをセカンド、サードにバルでファーストに新井。
 守備力を考えても、これがベストだと思うよ。

 久保も、最初の登板で勝たせることより、長いイニングを投げさせることを選択した弊害が出てきている。
 最初の試合で、5回で交代、自慢のリリーフ陣で移籍勝ち星を挙げさていれば、今はもっと余裕が出ていたはず。
 去年の金村を見るかのように、勝ちを焦っている。
 このまま、勝てない試合が続くと、金村の二の舞になりかねない心配がある。
 まぁ、それには打撃陣の援護も重要なんだけど。

 攻撃中の満塁のチャンスが、タイガースにとっては最大のピンチになるように、悪い方に循環していくと悪い結果しか出ない。
 やはりその悪い循環を断つには、新井をファーストへ戻すことだと思う。
 なにより新井をサードにしたのは、ファーストで林や今岡を使うという構想があったからに他ならない。
 なにも関本がファーストに入っているなら、二人を入れ替える意味など、これぽっちもないのだから。
 まして、ファームで結果を出してきたバルが上がってきてのだから、彼を生かすにも新井をファーストに戻すのは理にかなっていると思うのだけど・・・。

 なんか、07年のGWのころ最下位まで落ちた時と似てきた気がする。
 ここいらで手を打っておかないと、いくら長いシーズンでも手遅れになりかねない。
 メンチの体調不良とバルの昇格は、いいきっかけになるそうなんだが・・・・。
 チャンスがピンチなら、ピンチをチャンスに変えるしかないだろう。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:19 | comments(0) | - |
1-2 対中日 命取りの四球
 3回裏、和田に逆転の一打を喰らう。
 今日の下柳の調子を考えても、この和田は危険すぎる。 
 折角、森野のファースト正面を突く、鋭い当たりがダブルプレーとなる、タイガースへ流れがくる場面。
 次の打者は、一発はあるが比較的討ち取りやすいブランコ。
 これでこの回のピンチを無得点に凌げる。ラッキー!
 ここで流れを掴んで、追加点につなげたいそう考える場面。

 返す返すも、4球目のフォーク。
 空振り三振かと思ったが、ファールチップで狩野がミットに納めることができなかった。
 ここで、三振に取っていれば・・・・。
 下柳の心理も同じだったかもしれない。
 穴は多いが、一発の恐怖があるブランコだ。どうしてもバットに触らせたくはない。
 慎重に、慎重に攻めて、4球目のフォークで討ち取ったと思ったのかもしれない。
 その後、もう一度攻める度胸はなかったのか・・・・。
 結局、ここの四球が命取りとなる。下柳にとっても、タイガースにとっても。

 まぁ、2安打じゃ勝てというのが無理な話かもしれないが、それでもなんとか流れを引き寄せる手立てを打って欲しかった。
 6回、狩野が無死からヒットで出た後、ここは代打でしょう。
 3回に流れを引き寄せそこない、相手にやってしまった下柳。
 いくらバントといっても、危険な香りいっぱいだったね。
 案の定、バント失敗で、攻めを一手遅らせることになる。
 別にバントが悪いわけじゃない、1点差だし。
 それでもここは、バントの上手い野手を代打に使うべき場所。

 結局、次の赤星の送らせるわけだが、そこまでしたら平野に代打で桧山を出すべきだと思う。
 なんか、相手の流れのまま身を任せているだけって感じなんだよねぇ。
 どうしてもコッチに流れを引き寄せる策って言うのがありそうなんだけど。
 結局下柳を引っ張り、渡辺・江草を無駄遣いした気がする。
 この二人の位置づけもちゃんとしてやらないと、これじゃ夏前に終わっちゃうよ。
 
 8回の代打も疑問。
 浅井は、9回の対岩瀬に残しておくべきだと思う。
 9回の岩瀬が決定的なだけに、平野のところで使える場面ができるはず。
 ここで使うなら6回の下柳の場面で使うべきでしょ。
 浅井は、バントもこなせるし。
 なんか、勝負手が後手後手に回っている気がするんだよね。
 結局、朝倉も得意の苦手として認知してしまったような試合になってしまった。

 ドラゴンズも厳しい状況にあるが、タイガースもだ。
 これでは、貯金をつくるなんていうのは夢物語。
 明日、久保で勝てないと、またズルズルいく気がする。
 何とか流れを引き込むような戦いをして欲しい。踏ん張りどころだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:24 | comments(0) | - |
2-4 対横浜 相変わらずの・・・
福原のピッチング。
 6回途中で4失点。
 もう無理なんだろうなぇ。
 入団当初の福原は150km超のストレートを主体に、力のピッチングをしていた。
 今日の相手の小林をもう一回りスケールアップした感じだ。
 それも度重なる故障や年齢の増加と共にm力のピッチングからの変更を余儀なくされる。
 コントロールが抜群というわけでなく、多彩な変化球を持っているわけではない福原は、緩急をつけることでピッチングのモデルチェンジを計った。
 大きなカーブとフォーク、それに140kmでるかどうかのストレートがそのピッチングの主体をなす。
 まぁ、いわゆるどこにでもいるPに成り下がったわけだ。
 10勝するには、それより多くの負けを覚悟しないと福原のピッチングは見られない。

 そんな中でも今日は勝てるチャンスでもあった。
 4回に無死満塁のチャンスを掴んだのだから。
 ここでひっくり返せれば、福原を5回で代えることも出来ただろうし、相手の継投も変わっただろうし勝利に向う道筋が見えたかも知れない。
 でも、相変わらずは打線の方もで、満塁は自身のピンチとなる体質は変わっていない。
 新井の時のワイルドピッチで、同点にこそ追いついたが、尚も続く無死2,3塁のチャンスに、新井がショートゴロ、関本三振、メンチセンターフライで同点止まりって、あんまりでしょ。
 もう新井がのショートへの当たりが取られた瞬間、この回の追加点がない事を予感させられた。
 いつもどおりの止めを指せない、優しいタイガース打線だった。

 これを同点どまりで終わったからには、もうこれ以上福原に粘りは残っていなかった。
 いつもの淡白なピッチングで、簡単にHRを打たれ、相手に新人にヒットを献上し、マウンドを後にした。
 そしてピッチャーは今日も何故か渡辺・・・・・。
 その後はトリ「のHRしか見るべきところはなく、連勝が止まり、5割を割った・・・・。
 しかし、2点差の9回の無死1塁での送りバントって・・・・、なに?

 本来、今日のような試合は勢いに乗る若手のPの方がよいのだけど、思い当たるPもいない。
 ここが今シーズンの問題でもある。
 福原は、ローテ入れ替えの筆頭候補になったといっていい。
 小嶋が満を持して待っているぞ。
 
 日曜の敗戦は、月曜丸一日引きずるから、良くないよね。
 来週のドラゴンズ戦は、久保の移籍初勝利を含め、よい巡りになることを期待するよ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 19:59 | comments(0) | - |
9-4 対横浜 ノウミの心臓
 能見が今シーズン初勝利。
 今年こそ化けると言われ、またそう思わせるだけのピッチングをオープン戦で見せつけ、ローテションの一角を手に入れた。
 寅吉も、今シーズン初登板のスワローズ戦で、好投していれば一気にと期待していた。
 それも、試合開始早々に崩れ、次のジャイアンツ戦でも、初回の失点が命取り。
 それでも味方が追い上げて、「勝てるかも」と思ったとたんに崩れる。
 これをいつしか、「ノミの心臓」ならぬ「ノウミの心臓」と呼ばれるようになった。

 さて、今日の先発はある意味、ラストチャンスだったかも知れない。
 2軍で小嶋が好投し続け、岩田も復活のステップを踏み始めている。
 いずれにせよ、昇格の時の入れ替え候補が必要になる。
 今日、ダメなら能見がその筆頭候補となっても仕方がない。そういうレッテルを貼られるかもしれない今日の登板結果だ。
 逆に、今日がんばれば、次のチャンスへと続く。

 初回、例によってピンチを招くも、これを乗り切ると能見は乗った。
 三振奪取のペースは上がり、相手のグリンに一歩も引かない好投を続ける。
 上手い具合に味方の援護も恵まれ、勝ち投手の権利を得られる5回まで3-0のリードを保ってきた。
 そして、この5回が運命の分かれ道。

 5回は勝利投手の権利を意識する回で、過去能見が何度も崩れ去った回でもある。
 案の定、先頭の仁志に初球をセンターに返されると、次の野口にもヒットを許し、無死1,2塁のピンチを招く。
 ここで、グリンの送りバント。
 これを、狩野の指示を無視してサードに送り、ランナーを封殺。
 これが能見自身を救ったわけだが、それは結果論。
 ここで、もしサードへ送り、フィルダースチョイスにでもなれば、無死満塁だ。
 とても「ノウミの心臓」では持ちこたえられまい。
 キャッチャーの指示通り、確実にファーストでアウトをひとつ取れば。1死、2,3塁。ヒットがでても1点リード。勝ち投手の権利をもって5回を終えられる可能性も高くなる。(1発を喰らえば終わりだけど・・・)
 それを、サードへ送球するという、ある意味ギャンブルプレーに走らせたのは、それだけ能見が追い込まれていたからだろう。
 それも、「ノウミの心臓」のなせる業か。

 それでも、そのギャンブルプレーに勝つことができたのは、今日の能見に勝ち運があったからだろう。
 それ故、7回裏の横浜の反撃も1点及ばず。
 その前のメンチの一打のおかげで、勝ち投手の権利を失わずにすんだわけだ。
 まぁ、それもベンチから「勝ちたいんや」という念を送り続けた、能見の思いが届いたのだろう。
 これで、自身をつけて、次回の登板での能見が、どういうピッチングを見せられるかが問題だ。
 がんばれ!ローテ定着は、そこまで来ている。

 さて、最後はヒヤヒヤしたけど、アッチをランナーがいる場面で出すのは危険だって・・・。
 しかも今日3連投目でしょう。
 まぁ、今季の唯一の成功体験であるアッチへの継投に頼ってしまうっていうのは分からんじゃないけどねぇ。
 もう少し、幅を広げないと。
 アッチも渡辺も潰してしまうよ。
 9回も江草の連投だったし、あの点差なら昇格させた筒井が、ファームの抑えで実績を上げてるだけに試しといた方が良かったんじゃない。 
 もっとも、そこまでの余裕はないか、やっと5割復帰だからね。
 今日の経験値は、明日の糧にしてがんばれ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:34 | comments(0) | - |
5-1 対横浜 雨を見たかい
 I want to know, have you ever seen the rain?
 CCRの名曲を知っているかい?(CCBじゃ、ないよ。クリーンデス・クリアウォーター・リバイバルだよ。)

 雨が上がれば、日が降り注ぐ、つまり♪人生らくありゃ、苦もあるさ♪っていうやつ。(チョット、違ったかな・・・)
 つまり、雨を見たことがなければ、雨上がりの日差しの素晴らしさはわからないっていう意味だったと思うよ。
 アッチも、昨年雨の中、散々な目に遭って、今日がある。
 小雨降る中のマウンド。
 きっと昨年のよからぬことが頭を過ぎっただろう。
 そんな中、昨日2イニングを投げたアッチの連投があるとは思わなかった。

 新監督も10試合でいろいろ学習したことだろう。
 継投のタイミング、状況。
 できれば回の頭からが良いこと。Pの打順の回りに左右されてはタイミングを誤ること。
 今日の安藤はよく7回まで持った。
 前回の足の捻挫(?)の影響もあり、さすがに完投までは望まなかった。
 7回でお役ゴメンで、すっぱりとアッチへリレー。
 真弓監督は、昨年の雨の日のアッチを見ていなかったのだろうか。

 バッター左の佐伯でジェフへスイッチ。
 最後は江草で3者三振で締めた。
 この辺の早めの切り替え、特にランナーを出す前に、先へ先へ継投の手を打つ。
 まぁ、ここがタイガースの後ろの層の厚さを見せる一番の方法なんだけどね。
 これも、序盤10試合の経験、つまり雨を見たからなんだろう。
 さぁ、後は雨上がりの日差しが見たいね。
 そりゃ、暖かい日差しが降り注いでくれるんだろうね。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:30 | comments(0) | - |
4-3 対中日 7回を制するもの、試合を制す
 やぱっり、これがタイガースのパターン。
 アッチソンが7回のドラゴンズをピッシリ。それもあのテンポで、ポンポンとやったもんだから、おのずと流れがやってくる。
 チャンスで今日先制2ランを放っているトリに回って来るのも、いい流れ。
 これにしっかり応え、アニキ・金本へと続く。
 ここが、1点で終わらず、2点差にできたのもいい流れを呼ぶ。

 なんせ今年の甲子園は、「浜風よ、どこいった」ってな感じで、ライトからセンターにかけて打球が伸びる、伸びる。
 銀傘の大きさが変わったことで風向きが変わったとか言われているが、それだけじゃなさそう。
 案の定、井端のポール際、森野のバックスクリーンへと、先発・久保の勝利を消すHRを打たれる。
 前回の登板で、初勝利を挙げていれば、7回も続投だったかも知れないが、このところ継投の遅さに非難が集まる中、久保に泣いてもらっての継投に出た。
 この継投で、アッチソンがそのテンポで追いつかれた重苦しさを振る払う好投。
 なんか、当分早めの継投が続くかもね。(味しめたみたいだし・・・。)

 まぁ、それで得た2点差が、最終回球児が苦手和田にセンター、バックスクリーンに放り込まれても余裕を持たせてくれたんだけどね。
 しかし、飛ぶよねぇ。センターライナーかと思ったんだけど・・・。
 久しぶりに球児を使える展開になって、連敗もストップ。
 明日からは、横浜戦だ。
 三浦が出てくるよね。
 メンチが生き残るには、この辺で三浦でも打ち込んで、三浦キラーにでもならないとね。
 桜井に雰囲気が出ているだけに使いたいよね。

 最後に岡崎は、グッドジョブだったんじゃない。
 見るからにキャッチャーッて感じの岡崎は、もっと使ってみてもいいんじゃない。
 これで、スタメンマスクの日は2戦2勝出だし。
 久保専用って言うより、3連戦に1試合は任せて経験をつませた方がいいと思うよ。
 案外、狩野より勝率上がるかもしれんし・・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:41 | comments(0) | - |
2-9 対中日 不幸は風船を膨らます隙にやってくる
 7回の裏、恒例の風船飛ばし。
 それに備える観客が、風船を膨らませ始めると、必ず相手チームの猛攻が始まる。
 それは、7回の難しさ。
 先発が一定の投球数に達し、疲れがでる。
 何故か打順のめぐりが良くなったり、代打が使いやすい打順だったり、継投が難しい場面でもある。
 そんなこんながあって、攻撃側には「ラッキー7」などという言葉が生まれてきたのだろう。

 思えば、この7回に球児をも持ってきた、05年のJFKが最強の防御の布陣だったのかも知れない。
 相手の反撃の芽を摘み、自軍に流れを引き寄せる。
 あの時の、球児の速球にはその勢いがあった。
 翻るに今季は、その役割を担える駒はない。
 先発に出来るだけ長いイニングを任せるという方針は、先発が打ち込まれるまで代えないという、逆に言えば、打たれてから代える結果論的継投に陥っている。
 前任のことを言っても仕方がないが、岡田前監督ならシモヤンは6回までで、7回頭から継投に移っていっただろう。
 江草、渡辺がリードしててもされてれも登板する、しかもランナーを置いての場面でマウンドに登ることが目に付く。
 この辺の整理は、必要となってくるだろう。

 しかし、流れをは、5回裏。
 1死、2,3塁での平野のバッティングだろうね。
 平野のフジモン化が気になる。
 平野のやることは、綺麗なヒットを打つことより、汚い打球を打つことなんだ。
 あの場面は、ボテボテでもかまわんからゴロを打てば、1点入る場面。
 汚い打球を打つ業を磨かないと、2番バッターには、なれないよ。
 ここで手放した流れが、7回のドラゴンズの汚い当たりがヒットになるという現象を引き起こしているだろうからね。

 しかし、10試合終わって3勝6敗1分。
 この成績をどう思うか。
 新任監督の授業料と考えるしかないのだが、授業料をいつまでも払う気はない。
 そろそろ卒業して、回収にかからないとね。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:58 | comments(0) | - |
6-6 対読売 かくして、連敗は継続されり
 9回に勝ちきってしまわねばならない試合。
 まぁ、焦りというか、機動力を掲げた手前、何かしなくてはと思ったか・・・・。
 セッキーのバントはしょうがない。
 勝ち越しのランナーをサードへ進めたい気持ちは分かる。
 だが、それを封じられたからといって、重盗はないやね。
 これは大きな博打、野村監督ならルンバって言われかねない。絶対にセーフになる確証がなければやってはいけない。
 ここで、タイガースの勝ち運は逃げ出した。そう思う。

 今日の試合の意味は大きい。
 シーズン序盤で昨年から続く対Gの連敗がさらに続き、苦手意識を植え付けられるか。
 はたまた、最初の3連戦で連敗を阻止して、今シーズンは違うぞというところを見せられるか。
 初回から福原の硬くなった立ち上がり。
 まるで昨日の能見の再現とも思える、3失点。
 これを新井、桜井の3ランでひっくり返す。
 福原が初回の3失点で5回を投げきり、今日は早めの継投に移る。

 しかし、頼みのアッチソンが2発の被弾で逆転を許す。
 ここまでのGの継投は、負けている試合ににも関わらず、越智をつぎ込むなど逆転を信じ、もう1点もやらんぞという意志が見て取れた。
 これて、今までのまったく逆なんだよね。
 終盤での絶対的強さを持つチームが見せる試合運び。これをGにやられちまってる。
 完璧に見下ろされちまってる。そう感じた。

 しかし、9回のクルーンを攻めた攻撃。
 同点に追いついて、尚無死1、2塁。
 そこから、なんだよね。
 前岡田監督時の、動きがない采配との批判を外から見て知ってるせいか、真弓監督は動きたがる。
 一度右に触れた振り子を中央に戻すには、大きく左に振らないと、とでも思っているかのようだ。
 こういう失敗を繰り返し、ちゃんと中央で止まればいいんだけど・・・。
 万が一、岡田前監督の采配って、そんなに大きく右に振れていなかったとすると、中央に止まることは出来ないかもしれない。
 そんな、不安が頭を過ぎる。大丈夫だよね・・・・。

 さて、対Gの連敗も、今シーズンの初勝利もお預けとなった試合。
 3タテだけは喰らわずに助かったってことで終わっていいのだろうか。
 赤星の故障。安藤の怪我。
 戦力は、益々剥がされている。
 ここが踏ん張りどころか。
 なんとか交流戦までは5割を維持したいもんだが・・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 20:23 | comments(0) | - |
1-4 対読売 出るは、ため息ばかりなり
 結局、能見はノウミ。
 0-0の初回。
 さぁ、これからで2失点。
 いい加減、開き直って6回まで、この2失点で凌ぎ、10奪三振。
 こりゃ、いい方向に開き直ったか思えば、味方が1点返した、その裏。ここはキッチリ抑え、逆転の足がかりにしなくてはいけない場面。
 そうなると能見はノウミ。
 やはり、大量リードでもしないと勝てるPじゃないんかなぁ・・・・。

 一度、能見は「ウッリャー!」とか声に出してピッチングしたらよいんではないか。
 声を出すと、余計なこと考えず腕が思い切り振れるぞ。
 あとは、もと荒々しくなってもいい。
 いつストライクが来るか分からない、そういう荒れ方は結構打ちづらいもんだからね。
 読売の東野のピッチングを見るに、能見との違いを感じざる得なかった。

 あの満塁の場面まで能見を引っ張るのなら、続投させたれ。
 それで打たれりゃ、もっと身にしみるかもしれない。
 あそこで代えても、本人が「試合は作ったし、よく7回まで投げた。」なんて変な満足感に浸っていたら、まったく本人のためにはならない。
 きっと、そんなことは口外しないで、反省の弁を述べるのだろうけど、心のうちでそんな小さな満足感が芽生えてしまう、そう思うよ。
 あそこで代えるなら、回の頭から代えてやるべきだし、最低でも坂本の2ベースで交代だろ。
 やはり、先発に少しでも長い回をということに拘りすぎ、新監督で無理はないかも知れんが、自慢の中継ぎがみんなリードされてる場面での登場となり、球児の出番すら無くなってしまう。

 あとは、新井のサードの意味。
 セッキーとの入れ替えだけでは、なんの意味もないでしょ。
 新井をサードにすることで、ファーストに林、今岡、葛城といったメンバーを使えて超攻撃的布陣が敷けることに意味があるはずなんだが。
 なんで赤星欠場の今、それをしないのか。
 赤星がいないなら、平野をトップに、2番セッキーで行くべくではないのか。
 ライト葛城でなく、平野がセンターでライトに桜井、ファースト葛城が正解だと思うが・・・。
 打順は6番葛城、7番桜井でいいと思うけど・・・。
 そうしないのなら、新井はファーストに戻し、ファーム好調のバルを上げてサード、セッキーセカンド、ライト平野もOKだと思う。
 最初の構想に拘るなら、貫いて欲しいし、中途半端なら元にもどしたらどうか。

 なんか、今日の試合見てると愚痴しか出ない。
 点差以上に、ボコられた気がする。
 ここ数年、読売に対して持っていた優位性をすべて失い、逆に優位に立たれ、見下ろされている。
 去年の終盤に勝てなくなってから、着実に対場は入れ替えられた。
 ここらで、ガツンと勝たないと、今シーズン、ず〜っと優位に立たれてしまうぞ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:42 | comments(1) | - |
5−6 対読売 打つべき人が打っても、打たれないはずの人に返される
 金本が再び3連発。
 もはや、神懸りと言っていい。
 まったく、どうなってるんだ、この男。
 
 しかし、試合はこの金本が3本のHRで挙げた4打点を、あろうことかGの安パイ(失礼)、8番のキャッチャー鶴岡の2本のHRで返される。
 後は、金本以外の面子と鶴岡以外の面子の差で、Gに競い負けてしまった。
 しかし、金本一人じゃ勝てないよねぇ。

 このGの鶴岡には、去年も手痛い一発を喰らっている記憶があるのだが、タイガースって言うのは反省をしないというか、慢性的健忘症なのか、同じ打者に同じようにやられる傾向にある。
 もっとも、打つほうも毎度毎度苦手Pに同じようにひねられてはいるんだけど・・・・。
 それでも、最初の一発を喰らった後は、少しは考えそうなもんだが、相手は金本じゃないんだから、そうそうHRを喰らうなんて、狩野のリードか、ピッチャーの技量のなさか、はたまたスコアラーの分析能力の拙さか、いずれにしてもMOTTAINAI。

 深刻なのは、赤星の状態。
 絶対、どこか悪いね。一部では腰を痛めているという話もあるし、ここは養生した方が今後の為かもしれない。
 シーズンは長い。ここで無理して、シーズンの後半を棒に振るようなことはなしだからね。いずれにせよ赤星はタイガースの勝利に欠かせないピースなんだから。
 新井もどうなんだろう?

 今日落としたのは痛い。
 明日の能見は、また追い込まれた状態で登板だ。
 萎縮する要素満点。
 一度、予想を覆す気迫のピッチングが見たい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:32 | comments(0) | - |
2−4 対広島 2年目のジンクスを考える
 6番目の先発ローテの座を勝ち取った石川の先発。
 まぁ、勝ち取ったというか消去法に近い形で手に入れたといったほうが正しいかもしれない。
 それでも1年目のシーズンで、その物怖じしないピッチングスタイルで2勝を挙げた右腕は、練習より本番に強いという特徴をアピールした結果だと思われ・・・。

 今日のピッチングには期待と不安の入り混じった今季初登板だ。
 内容は、ランナーを背負わない時と背負った時の差が著しい。得点圏に進められたランナーをすべて還されるという内容。
 実際、昨年の石川はランナーを背負ってから、タイムリーを許さないという粘り強いピッチングが身上であったと思う。
 ピンチでも思い切って腕を振り、内角を突ける。その腕の振りでフォークを振らせ、ピンチを凌いできた。
 今日は、そういうピッチングができなかった。

 1年目は怖いもの知らず、というか何も考えることなく矢野のミットめがけ腕を振ればよかった。
 2年目は、いろいろ考える。
 先に点はやれない。最少点で凌いでおかないと。ここを抑えないとローテから外れる・・・etc。
 去年は考えなかった思考が頭を巡る。
 より慎重に、コーナーを突かないと、と思い切りのいい腕の振りを失わせる。
 こうして「2年目のジンクス」って奴にはまっていく。

 あの思い切りのいいピッチングで新人王に輝いた上園でさえ、どっぷりはまったまんま。
 小嶋は、1年目(2勝挙げたあと)からはまってしまったし。
 同じようなことは、9勝を挙げた後の杉山や、能見にも言える。
 思い切って腕を振り、自分のピッチングをする前に、いろいろ考えてしまう。
 ここで抑えないと、ローテはない。またファームへ落とされる。慎重にいかないと。
 そうして、今の姿を作っていった。
 これを克服してこそ、真のローテションピッチャー足りえるんだけどね。

 でも石川が良かったのは、4点を足られた後、開き直ったように腕が振れ、好投し7回まで投げきったことだろう。
 もう、ワンチャンス。きっとそう思わせるに充分だったと思う。
 この開き直りが出来ることが、石川の良さだともいえるんだけど。がんばれ。

 新井が元気ないね。
 金本の後のプレッシャーか、どこか悪いのか・・・。
 ここが元気にならないと、今日のような試合は勝てないし、今日のような試合は益々増える。
 金本を歩かせ、新井勝負。
 これに勝てないと、タイガースの明日はない。
 そういう試合だった。
 G戦では1発頼むよ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:13 | comments(0) | - |
8−2 対広島 アニキ、祭りだぜ!
 金本の一人祭りで、幕を開け、幕を降ろした試合。
 昨日のサヨナラ勝ちの余韻も残る第一打席。
 先制3ランで幕を開けた。
 それから、2ラン、ソロと3連発。あわやサイクルHRなんてことが現実に起こり得る気もしたものだ。
 第四打席は満塁では廻らず、それでも打点つきのヒットで4の4、7打点という一人舞台。
 アニキ・金本以外の打点は、舎弟・新井の祝砲1発だけというのも縁を感じるねぇ。

 さて、金本のスパースター的活躍で、今季白星先行。(開幕以来だね。)
 早い内にこういう状態にしたのはよしとしたいとこだが、投手陣には問題山積。
 シモヤンは、なんとか責任を果たす結果だが、渡辺、阿部とことごとく先頭打者の出塁を許す。
 先の先発の能見・福原の不安とジェフ、渡辺、阿部の不安は継投策を考えるに大きな心配の種だ。
 金本のおかげで、カープの追撃が雑になったのに助けられていたが、僅差では完全につかまっていただろう。
 昨日のカープといつ同じ目にあうやもしれない。そういう不安をのこす。

 これは、矢野の復帰でしか解消しないのだろうか。
 狩野・岡崎もバッティングで結果は出したが、リード面の評価はどうなのか。
 実戦経験を積んでいく内に、上達していってくれるのだろうか。
 今の投手陣の不安がそのまま若い捕手陣に向けられると厳しい。
 ただ、それを跳ね返してこそのレギュラーだからね。
 がんばれ!狩野、岡崎、清水。
 今が一番のチャンスなんだぞ。

 しかし、アニキの勢いはとどまることを知らない。
 こういうとき、好事魔多しってこともある。用心してくれよ。
 アニキを欠くような事になると大変だ。
 新井に1発が出て、メンチも感じよくなって、打撃陣は繫がり始めている。
 明日は、石川にたっぷり援護をお願いしたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:36 | comments(0) | - |
11x−10 対広島 神様の悪戯
 まさかサヨナラ勝ちするとは、思いもしなかった。
 実際、隣で見ていた連れ合いが最後まで、「勝つかも・・・」と期待してたのに、寅吉は「またも、追って届かずの試合や」と決め付けていた。
 それだけ、カープの流れになってしまっていた。
 今日の更新の題材を久保の続投とジェフへの継投の遅れに着眼して、記事を書こうとさえ思っていた。

 6回の裏、2死1,2塁のチャンスで久保の続投を決め、打席におくった場面。
 全監督なら、迷わず完全に代打・桧山で、7回からアッチソン、ジェフという継投に入っているところだ。
 更なる追加点を狙うと同時に、守りでも攻めの継投という姿勢を打ち出すところだ。
 ここで、久保の続投を決めるということは、完全に守りの姿勢を見せてしまうってことだ。
 移籍後初勝利が懸かる久保だけに、磐石(ベストと思える)継投でバックアップしてやるのも大事だと思う。

 ここでの継投チャンスを見逃したこと。
 続いて、7回の1死から赤松を出してしまった場面。
 打席に、東出。
 ジェフに繋ぐにはここしかない。
 この後、1死1,2塁になったからのジェフは危険だ。
 同点のランナーを得点圏に背負ってのピッチングにはフアンがよぎる。
 緒方(天谷の代打)に四球も許されない場面。
 その日の調子により、ストライクの入り方に問題ありジェフにとって、満塁で栗原って言うのは絶対避けなくてはいけない場面。
 まさに危険がいっぱいの継投になっちまった。

 そんなミス(思えば序盤で点だけって言うのも効率が悪い、ミスって言えばミスだし)が出て試合っていうのは、一方的になってしまうんだからね。
 でも、神様は悪戯だった。
 ここから、タイガースのコツコツ野球を思い出させることにした。
 最後まで諦めない、「NEVER NEVER NEVER SURRENDER」の魂、姿勢を思い起こさせてくれた。
 これは、今後の戦いに大きいね。きっと。

 そうそう、メンチに当たりも出て、これですべて揃ったかね。
 葛城・桧山の左の代打もいい感じだし、あとは右の桜井・今岡か・・・・・。
 しかし、カープは文字通り天国から地獄。
 タイガースは、地獄に仏。
 今日の試合を終わった時点の感想がこうも変わるとは・・・・。
 まさに、野球は何が起こるかわからない。神様の悪戯だった。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:35 | comments(0) | - |
6−7 対東京ヤクルト 追っても届かぬ、この思い
 やはり、無死満塁で桜井の場面だね。
 せめて外野フライで1点でも取っておけば、あの回の流れからひっくり返せたのだろう。
 しかし、相変わらず満塁での責め方の下手のこと。
 
 平野に代打今岡も?だったね。
 あそこは、転がしても内野安打のある平野の方が嫌だったんじゃないかな。
 まぁ、それも桜井が無駄なアウトを与えてしまったんからなんだけどね。
 あの打席の初球。
 明らかにボール球だと思ったんだけど・・・、本人も、ベンチも誰も抗議しなかったよね。
 なんが、勝負に対する執念というか、淡白に見えたね。
 あそこが、ワンボールからになるか、ワンストライクになるかで、天と地ほどの違いがあるんだよね。
 まぁ、桜井にはかわいそうだったかも知れないが・・・。
 
 でもだ。
 桜井には、あそこで「監督、もうメンチ切ってください、ライトは自分に任せてくれ!」ってアピールする絶好のチャンス。
 タイガースと一緒で、追っても届かぬレギュラーの壁じぁ、しょうがない。まだまだメンチと林と争うか。
 もう、ライトに平野という手もありかね。
 次の広島戦では、見極めせざる得ないだろう。

 スワローズもそうだが、ナイターでGと引き分けたカープ。
 勝利に対する、貪欲なまでもの執念を見せた。手強い。
 うかうかしてると、Bクラスもありえそうな気がした、昨日今日のタイガース。
 能見、福原とローテに入ったPの頼りなさ。
 次回のG戦での立ち直りが、ある意味最終判断になるかも・・・。
 次の裏ローテは、久保、下柳、石川か。
 なんか、コッチの方が表になりそうな気が・・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:47 | comments(0) | - |
1−5 対東京ヤクルト 能見はノウミ
 今日の試合は勝ちたかった。
 今年こその大化けを期待される能見の先発だけに、この試合は重要だ。
 この試合好投して、勝てれば一気に2桁勝利まで駆け上がることも不可能ではない。そう思えるオープン戦でのレベルだったからね。

 元々、能見は考えすぎて自ら墓穴を掘っていくタイプ。
 できれば、矢野的なリードの狩野より、野口タイプの岡崎の方があっている気はしたんだけど・・・・。
 ファームで抑えをやってたときの能見は、鬼だった。
 完全に相手を見下ろして投げているので、そのキレ、迫力はまさに格が違う、という感じ。
 1軍でもこういう気の持ち方ができるか、かっての千葉ロッテ戦で、無死満塁から三者三振に取った時のような開き直り、それができれば違うんだけどなぁ。


   あきらめました 能見のことは
   もう 先発は させない
   オープン戦で 好投しても
   開幕すれば できない

    能見は ノウミ 岩田やジェフや
    ましてや エースには なれない
    ファンの望む ローテの投手には
    はじめから なれない

     中継ぎを 任されるよりも 
     先発の夢は あるけれど

   能見は ノウミ
   ファームと1軍 行き来が お似合い

      「かもめはかもめ」BY中島みゆき

 こんな、判断を下される前に、もう一度チャンスを与えて欲しい。
 球自体にキレも威力もあったし、化ける可能性はあると思う。
 もう一度、岡崎と組ませてチャレンジさせてやらないと。最後の最後だからね。
 自分を追い込んで、思いっきり開き直って、がんばれ。

 さて、能見の事ばかりの2戦目になったけど、問題のメンチについては、もう1試合みてみますか。
 明日は、福原かね。
 狩野、もうひとがんばりだ。勝ち越して、自信にしようぜ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:41 | comments(0) | - |
5−2 対東京ヤクルト 安藤、堂々開幕を飾る
 昨年に続いてオープニング投手を務めた安藤が7回を2失点に押さえ、アニキ・金本の先制打、バースデイアーチ、セッキーの3ランも出て序盤戦で挙げた5点を、ジェフ、球児のリレーで守りきった。

 細かいこと言うと、序盤で相手の石川を責め、KOした後、ぱったりと「音無しの構え」で追加点が取れなかった。これっていつものタイガースの病気だよね。
 スワローズがどこかであと1点取っていれば、大騒ぎ状態だったろう。まぁ、それを許さなかった安藤ががんばったってことだね。

 しかし、その裏で今日一番疲れたのは狩野だろう。
 初の開幕スタメンマスク。
 安藤のリードに、頭はフル回転、それでとっちらかって、なんかガイエルに無謀なリードで一発喰らって、それでもなんとか安藤を7回まで持たせて・・・・。
 試合が終わったときには、さぞぐったりしたことだろう。
 でも最高の経験だ。こんなチャンスはめったに巡ってこない。
 ここでしくじれば、後ろで岡崎、清水が待ち構えているんだから、あっというまに取って代わられちまう。矢野が戻るまでは、今の位置を必死で守りたいところだろう。
 そんななかで、初ヒットもでたんだから、立派、立派。大いに自信にしていいぞ。

 終盤のJとFに一抹の不安。
 ジェフには、もっとスライダーのキレを求めたいね。もう、戻らないのかね?
 球児は、もう少しコントロールしたほうがいい。
 ストレートで空振りが取れなくなってから、力む。力んで高めに浮く。力んだ球は、伸びがでない。
 その球をミートされる。
 一回、肩から力を抜いて、いい回転の球を放ることに重点を移した方がいいと思うのだが・・・・。

 まぁ、不安点はあるけど、新井にもヒットがでたし、後はトリとメンチ。
 明日は、しっかり開幕してくれよ。
 さて、明日先発は、能見でいくのか、福原か。大穴で石川?
 誰でも、今日の勝利は明日の勝利で生きてくる。
 しっかり、頼んだぞ、狩野君。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:53 | comments(0) | - |
開幕前夜’09
 早いもので、もう明日は開幕戦だ。
 WBCの優勝に酔い、選抜の菊池・今村の投げ合いに魅せられ、「どちらもタイガースに欲しいぞ!」と思っている間に開幕戦となってしまった。

 さて、タイガースは万全の準備ができたのだろうか。
 ここに来て不安要素が次々に頭を擡げ、課題を残したままの開幕戦となる。

 ローテに入り込む若手投手は」・・・・。
 白仁田、黒田、玉置、などなど多くの投手の名が上がったが、結局ローテを射止めたのは、移籍の久保、毎年期待され裏切り続けた能見、2年目石川という顔ぶれに落ち着きそうだ。
 本当に、今年こそ能見は化けるのか?
 ここに期待しなくてはならなくなったことが寂しいけど、能見にとってはラストチャンス。相手を見下ろして投げることが出来れば、結果はついてくると思う。最初にポン、ポンと勝てれば波にのると思うけど、最初にガンとやられると、今年も位置もどおりの結果になりそうで怖い。

 野手はもっと悲惨。
 坂が1軍を射止めたが、林は2軍スタート。桜井が滑る込み。
 後は、手術明けの金本と故障から急ピッチで仕上げた新井に期待するしかないのか・・・。鳥谷の大化け、タイトルのひとつも取る勢いでの活躍を期待するしかない。
 
 捕手は、結局矢野が間に合わず。
 狩野・岡崎・清水のドングリーズの争うが続く。
 ここが一番不安でもある。
 矢野の好不調がタイガースの成績に直結する感があるだけに、ここのポスト・矢野のドングリーズから誰かが突き抜けてくる活躍をしなければ序盤戦は苦戦を免れそうもない。

 こうして不安に駆られて、ネガティブになりがちなのが古くからのタイガース・フアンの特徴でもあるんだけどね。
 それでも、昨シーズンの悔しい思いを晴らすには、勝つしかないんだからね。
 まぁ、開幕戦でレギュラーや1軍ベンチが決まってしまうわけじゃないからね。シーズンは長いし、どこからか突き抜けてくる選手がいるかわからんしね。(過っての新庄なんてそうだったでしょ。)
 上本や育成枠の野原、出遅れのバルディリスなんて、このままでは終わらんでしょ、きっと。


 まずは、明日からのスワローズ戦。
 去年苦しめられた相手だけに、しっかりした戦いをしないとね。
 頼んだぞ、安藤。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:16 | comments(1) | - |