CALENDAR
<< April 2023 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECOMMEND
+RECOMMEND
売れるネットショップ実践指南
売れるネットショップ実践指南

ネットショップのノウハウを知ろう!
+RECOMMEND
+RECOMMEND
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本

すべて実体験からのノウハウが漫画で解り易すくよめます。40代以上必読の書ですよ。
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+RECENT TRACKBACK
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+LINKS
+PROFILE
+OTHERS
2−4 対東京ヤクルト 才木の不振を梅野に背負わせるな
 この試合、梅野の先発マスクに物議を醸し出す。
 坂本がマスクを被ると7戦の7勝。
 この試合まで、坂本がマスクを被り、3連続完封で3連勝だ。
 ここは、勢いを買って、坂本の先発マスクを継続すべきだ!っという声も少なからずある。

 岡田監督は、梅野の主戦捕手起用を明言していただけに、この日のマスクをどちらに被せるかは、注目されるところ。
 本来、縦の変化を中心に攻める才木には、ブロッキング技術に優れる梅野というのが定説であり、岡田監督もそう言う選択をしてきた。
 一方で、坂本に押される、不振の梅野に奮起を促す意味もあったかもしれない。

 ところがこの日の才木は、梅野の思い描く結果を導くには、あまりに悪すぎた。
ストライクをとるのに苦労して(審判の極狭ゾーンによるところも大きい)、フォークも見極められていた。
 この状態の才木をどうリードすればいい、と言う梅野の叫びが聞こえてきそうだった。
 それでも、ストレートとフォークを「思い切って投げてこい」とするしかないリードで、3回を3失点で降板する結果になった。

 攻撃でも、最終回1点を返して、2死3塁、一発出れば同点の場面で、梅野が三振し、最後のバッターとなった事で、更に梅野の打撃不振が際立ってしまう。
 梅野にとっては、最悪の結果となった試合だ。

 まぁ、坂本がこの日の才木をどうリードしたかは、しるよしもまいが、梅野とは違ったアプローチができたろうか。
 それは、興味がある。
 ただ、この日の結果は、梅野のせいとするには、酷だ。
 岡田監督も、原因は才木自身の出来だと考え、2軍降格を示唆している。

 ただ、この試合を失って、横浜に放された事。
 スワローズの息の根を止め損なった事。
 2年前も序盤にスワローズの息の根を止める機会があったのを、止めなかった事で、終盤に逆転されアレをさらわれたのは記憶に新しいはずだ。

 それでも、4月を貯金3で終えられたのは、序盤の貧打に苦しんだ状況を見れば上出来。
 ベイスターズを3タテした上々のスタート切った割に、残念だったと、両方言える。
 月が変わって5月。
 これ以上ベイスターズに話されるわけにはいかない。

 次の中日戦は、青柳の登板。
 ここで、坂本、梅野のどちらにマスクを被らせるか。
 坂本が被れば、それは主戦捕手が坂本に交代したことを示す。
 梅野がふんきして、その存在感を示す機会を得られるか。
 青柳のピッチングと同様、注目される。
  
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:28 | comments(0) | - |
7−0 対東京ヤクルト 無失点が続く村上をサトテルが2発で援護
 この年のドラフトは神指名やなぁ。
 1位が佐藤輝、2位で伊藤将、5位が村上、6位が中野、8位が石井大智。
 また、4位の榮田、7位の高寺も、2軍の有望株でもある。
 まぁ、3位の佐藤蓮が伸びしろ期待の指名で、現在育成落ちしているのが玉に瑕なんだが・・・・。

 そのドラフト1位と5位がこの試合の主役だ。
 文字通り1位指名の佐藤輝は、好投を続ける、タイガース戦に自信を持っているライアンから、5回にフォークを掬いあげて、先制の1発。
 その後、8回には、育成上がりの丸山相手とはいえ、この夜2本目のホームランを放った。
 一時のふちょうからは抜け出した感がある打撃が見られるようになってきた。
 これから、暖かくなるに従って量産体制に入ってくれることを願うわ。
 心配は、スタミナかな?

 この日の主役は、やはりドラフト同期、5位指名の村上。
 スワローズの村神様と、村神対決などと煽られていたが、「自分はただの村上です。」って謙遜してたけど、この日のピッチングは、村神に相応しい。
 今シーズン初登板の讀賣戦が7回完全(勝ち負けつかず)、次の中日戦が2安打完封で初勝利、そしてこの日のスワローズ戦が8回2安打で零封して2勝目。
 開幕2戦目の中継ぎ1イニングを合わせても、合計25イニング投げて、許した安打が5本、自責、失点とも0で、防御率は、0.00とまさに神懸っている。
 
 キャンプ、オープン戦では、左のローテ争いの中、参加できず、巡った開幕2戦目の先発の座も秋山に取られた格好になったが、そこから見事に巻き返し、ローテの座を確固たるものにした。
 今、タイガース投手陣の中で一番、安定していて、一番安心して見ていられるピッチャーになっている。
 ストレートは、見た目以上に伸びがあり、コントロールもされている。
 これは、簡単には打てないと評論家も驚いているほどの威力だ。
 このピッチングが続けば、二桁はおろか、タイトルも狙えるかのような内容だ。
 後は、シーズンを通して投げるスタミナが問題か。

 その村上をよくリードしたのが坂本だ。
 昨日の大竹に続いて、伊藤将の完封から、無失点リードが続く。
 バッティングも好調で、この日の猛打賞で391という打率になっている。
 梅野も気が気じゃない立場に追いやられる格好になった。
 
 次の試合は才木の先発で、梅野を起用することが言われている。
 まぁ、梅野も奮起して、いいとこ見せんと、坂本に取って代わられることになりかねん。
 是非とも、才木を上手くリードして、バッティングも調子を上げて、勝ちに導いてもらいたい。

 チームは、佐藤輝の打撃が上向くのと歩調を合わせて、打撃が上向いて、得点が取れるようになってきている。
 チーム打率もDeNAに続いて、243で2位だし、得点はセリーグでトップ、逆に失点はセリーグで一番少ないと、いい形になってきている。
 現在ベイスターズがいい調子で走ろうとしている。
 直接対戦が4カード先までないので、それまでは離されずついて行きたい。
 ベイスターズが、中日をカモろうとしている。
 スワローズは、このままでは終わらないので、ベイスターズとの対戦も詰めてはくるだろう。
 タイガースもカモれるチームが欲しいし、いずれ出てくるスワローズには、勝てる時にしっかり勝手おかなくてはいけない。
 才木、梅野、頼んだぞ!
  
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:00 | comments(0) | - |
4−0 対東京ヤクルト 坂本のリードに益々スポットが当たるなぁ
 これで坂本がマスクを被った試合は、6戦6勝になった。
 今の所、勝てるキャッチャーと言っていい。
 この日も、調子自体は、あまり良くなかっただろう大竹を上手くリードして、5回を3安打零封させて勝ち投手に導いた。
 その後の石井、岩崎、ケラーも得点を許さず完封リレー。
 なんと、坂本がマスクを被っていると、合計1失点しかしていないという。
 ある意味神がかり的な結果だ。

 確かに、コントロールのいいピッチャーを受け持つことが多いので、リードの通り投げてくれるという面もあるのだろう。
 それでも、そういうピッチャーこそ組み立て、配球が重要となるため、キャッチャーのリードに係る比重は高い。
 そういう意味で、坂本はピッチャーとコミニケーションがとれ、息の合ったリードができるキャッチャーでもある。
 
 岡田監督は、キャッチャーを梅野で行くことを就任以来口にしてきたが、その時の坂本の心中はどうであったか。
 矢野監督時代は、そのリードの良さを理由に、梅野と二分して、マスクを被っていただけに、「なにくそ」と思ったのではないだろうか。
 梅野が、バズーカと言われる肩と、新人の時から注目されたバッティングなど、表に出る部分でアピールしてきたのに対して、坂本のアプローチは別の方向から行ってきた。
 元来、バッティングに問題ありと言われてドラフト2位指名を疑問視されてきた坂本だ。
 ただ、そのピッチャーをリードして、導く手腕の良さは、あまり表に出ないが、キャッチャーの重要要素だ。
 
 その坂本が、「梅野を主戦捕手にする」という言葉に、実績として反証を突きつけている。
 問題のバッティングも、向上を見せており、今季不振を極めて1割を割るという梅野を凌駕している。
 坂本としては、このまま主戦捕手を取って代わるつもりでもあるんじゃないか。
 
 対する梅野は気がきではないだろう。
 大竹、村上、伊藤将という3人が坂本とのコンビとして定着させられそう。
 これで、6人のローテの半分が坂本だ。
 西、青柳、才木という3人のコンビを死守しなくてはいけないのだが、どれも結果が出ていない。
 調子が上がらない青柳など、坂本と組ませてはどうだという外野の声も聞こえてくる。
 次のバッテリーで結果を出さないと、梅野のポジションが危なくなる。
 主戦捕手の逆転も起こりうる状況になってきた。

 試合は、このところ低調なスワローズそのままに、さして調子の良くない大竹を打ちあぐみ、結果零されてしまった。
 タイガースは、前日の打ち過ぎの反動が心配されたが、初回に井上、坂本の履正社コンビで3点を先取し、6回にも大山がタイムリーで追加点をあげ、計9安打で4得点と、大勝開けにしてはまずまずの結果になり、安心した。
 それは、前日岡田監督も言ったように、大味に、雑になりがちな所を、しっかり四球を選んだり、やるべきことをやってきたからだろう。
 この調子で、調子の上がらないスワローズをこのまま寝かしておきたい。
 スワローズも、村上も、このままということはない。
 いずれ、調子を上げてくる。
 それまでに、勝てる時に買っておかないと・・・。

 次も村上だけに、坂本とのバッテリーだろう。
 坂本は、主戦捕手の座を射止めるべく、引き続きの活躍を期待する。
 村上も、次に好投すれば、本物として認められるだろう。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:11 | comments(0) | - |
15−0 対讀賣 伊藤将の初登板を大量援護で完封勝利
 前日の佐藤輝の1号が、タイガース打線を呼び起こしたか?
 佐藤輝が打つと打線が繋がる。
 佐藤輝が打つと打線が活気付く。
 新人の時から、そう言う傾向にある。
 負けたとはいえ、前日の佐藤輝の一発は、タイガース打線を呼び起こす、導火線になったんじゃないか。

 この日は、左肩の不具合から開幕ローテを外れていた伊藤将の初登板。
 相性のいい甲子園、対讀賣とはいえ、しっかり援護してやりたい。
 また、雨で1試合流しているため、このカードは2連戦。
 1勝1敗の五分で終えるのと、2連敗で貯金がなくなるのでは、大違いだ。

 その伊藤将は、故障明けを感じさせない完璧な立ち上がり。
 村上に続いて5回1死までパーフェクト。
 8回にウォーカーに2本目のヒットを許すまで、この1安打で無四球の好投。
 結局、9回を完投して、許したヒット2本、無四球で完封という見事なピッチングを見せた。
 
 この伊藤将の好投も、大量援護で、余裕のあるピッチングができたこともある。
 2回に井上の2ベースで作ったチャンスに坂本が先制タイムリー。
 前日の2番に入って、ブレーキとなった梅野に代わってマスクを被った坂本の先制打。
 これで、当分坂本がマスクを被る試合が増えるように思う。
 ただ、この1点で終わらず、すかさず木浪が犠牲フライで2点目を挙げ、伊藤将を援護した。
 ここで、ピッチャーの伊藤将まで打順を回した事が次の回に生きる。
 またこの回の攻撃の起点も、佐藤輝が受けた死球からであった。

 もう、次の回は、猛虎打線の祭り状態。
 近本の一発から始まって、中野、ノイジーの連打、大山の死球で満塁。
 佐藤輝の内野安打タイムリーから、井上のタイムリー2ベース。
 木浪、一巡した近本もタイムリーで合計6点。
 今シーズンの最多得点6点を1イニングで取った。

 光るのは井上の2ベース。
 キャッチャーと共に課題になている、6番ライト問題。
 この回溜まったランナーを返す場面で、2ベースで応えた井上は、8回にもタイムリー3ベースを放ち、2回のチャンスメークの2ベースと併せ、長打3本の猛打賞で、6番ライト定着に名乗りをあげた。

 まぁ、3回で試合は決したようなもの。
 後は、攻撃が雑になって翌日ピッタと止まってしまわないように、やるべきことをキッチリやっていく事だけに専念すればいい。
 そう言う意味で、攻撃の手を緩めず、追加点を挙げていったのはよかった。
 特に、3回にデッドボールを受けて心配された大山が、6回に一発を放って安心させてくれた。
 他に中野、木浪も猛打賞。
 当たりがなかった、ノイジーもマルチと結果が出た。
 これで少しは打線が浮上してくれればいい。

 次の試合は、スワローズの高橋 奎二だけに、真価が問われる。
 大竹も二度目のスワローズ戦。
 坂本のリードの真価も問われるだろう。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:12 | comments(0) | - |
4−8 対讀賣 やっと出た、サトテル1号、でも試合は敗れて
 佐藤輝に1号が出た。
 やっと、と言う感じだが、このスイングは良かった。
 力みが消えて、ヘッドが凄く走っていた。
 こう言うスイングができれば、差し込まれることなく弾き返せるし、フェンス手前で失速することもない。
 
 サトテルのここまでの不調は、力み過ぎだと思っている。
 力み過ぎてバットを振っても、ヘッドは走らない。
 ヘッドを走らそうと思ったら、適度に力を抜きヘッドの重みを利用して振ることが大事だ。
 この一発を放ったスイングは、そう言う感じにみえる。
 この感覚を忘れなければ、ここから量産体制に移れるはずだ。

 サトテルが打つと、タイガース打線に火が付く。
 この日も、サトテルの反撃の狼煙の後、5連打で、3点を返した。
 そして、ノーアウト1、3塁のチャンスが続いて、梅野に打席が回る。
 ここで、梅野がセカンドゴロでゲッツー、1点入って1点差には、詰め寄ることができた。
 ただ、ここは、梅野の調子等を考えると、スクイズとかの手を考えるべきだったんではないか。
  
 成功すれば、1点入って、1死2塁でチャンスが続く。
 失敗しても、1死1、2塁のチャンスが続くし、アップアップになっていた戸郷をランナーなくして落ち着かせることなく、攻撃を続けれれた。
 まぁ、岡田監督は、1点入ったからヨシとしたのかもしれないが、ここは一気に同点、逆転を狙える場面だけに残念でもあった。

 そう言う梅野に、またチャンスが巡る。
 7回は、1死1、2塁の場面。
 ピッチャーは、戸郷から左の大江に代わっている。
 ここは、今の梅野のバッティング状態を考えれば、代打原口の選択じゃなかったか?
 あくまでも岡田監督は梅野に拘り、ボール球を振って三振。
 後続の中野も、中田翔の好プレーに阻まれ無得点におわった。

 次の回、リリーフの岩貞が長野に3ランを喰らって、この試合が決まった。
 あそこで、梅野に原口を代打に出していればどうだったか。
 原口は、打てなかったかもしれないが、キャッチャーが坂本に代わることになる。
 岩貞へのリードが違っていたかもしれない。
 長野の3ランを防いで、8、9回の攻撃に望みを繋げたかも知れない。

 梅野のバッティングもさることながら、このところのリードに疑問が多い。
 初回の岡本に打たれたタイムリー、真ん中のフォークを拾われた。
 岡本は、低めのフォークを拾うのが上手い。
 あそこは、真ん中へフォークをおとすなら、ワンバンするくらいのフォークを曲げなきゃいけない。
 梅野の意図は、、そこにあったのかも知れないが、コントロールのいい西勇輝は、キッチリ低めへコントロールしてしまい、岡本に拾われた。
 そこまで、岡本は外の球に、目がついていってなかた。
 万全を期すなら、同じフォークでも真ん中へ落とすより、外へ落とすことを考えなくてはいけなかった。

 こう言う、梅野のリードは、リスキーな面が多い。
 上手くハマれば格好いいのだが、ひとたびちょっと狂うと、致命傷をおいかねない。
 言わば、ハイリスク、ハイリターンのリードになりがち。
 まぁ、坂本がマスクを被ると4戦4勝と言う結果を言われることもあり、焦りもあるのだろう。
 一度頭をリセットしなくてはいけないんじゃないか。

 元来、縦の変化が主体の投手は、ブロッキング技術に優れる梅野、横の変化、コーナーワークに優れる投手は、フレーミング技術に優る坂本がいいとも言われる。
 今の先発陣で、西純矢がいなくなると、才木嫌いしか梅野向きのピッチャーがいない。
 ここは、少し梅野を休ませるのも手かもしれない。
 下の栄枝あたりと代えて、再調整と頭のリセットをした方がいいように思える。
 いずれ、必要な戦力なんだから。
 がんばれ!梅野
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:18 | comments(0) | - |
1−2 対中日 最下位中日に負け越してるようじゃ、アレは出来んぞ!
 この3連戦、最下位の中日相手に、1点、2点、1点と4点しか取れていない。
 まぁ、投手力が売りのドラゴンズだけに、僅差の戦いにはなると思ったが、負け越す相手ではない。
 今日の福谷だって、決していい出来ではない。
 普通なら、近本の初回・初球本塁打から、中野がヒットなり、四球で続けば、そのまま試合を決定づけられるはず。
 それが、フラついている福谷を助け起こし、7回の途中まで投げさせ、勝ぼしまで献上するんだから打線が情けない。

 特に、7回の攻撃。
 大山の四球と佐藤輝のヒットで1死1、2塁のチャンス。
 井上に代打・糸原。
 これは、最悪でも進塁打のバッティングができる糸原を使うのはわかる。
 ただ、次の梅野をそのままって、どうなん?
 ここで勝負を賭けるなら、梅野に代打原口だろう。
 万が一、原口が歩かされれば、好調・木浪だ。
 スクイズでも犠牲フライでも同点は、見込める。

 そして9回。
 抑えのマルチネスから、島田が今季初ヒットを放って、1死1、2塁。
 セカンドランナーの大山に代走を送るなら、小幡ダロウ子、梅野にストレートに強い渡邉諒を代打に送るべき。
 何故、代走が渡邉諒で、梅野をそのまま送ったのか?
 案の定、梅野がダブルプレーで、試合終了、負け越しが決定した。

 確かにそこまで初回の近本のホームランでしか点が取れていない打線の罪は重い。
 それでも、点が取れる状況になった時、最善手を打たなくては、更に点が取れなくなる。
 今のタイガースの弱点は、5、6、7番の低調さが、打線の機能を奪っている。
 まぁ、5番の佐藤輝には少しづつ兆しがあるから、もう少し我慢もできよう。
 それでも6、7番はなんとかしなくてはいけない。
 特に、終盤の得点チャンスの時は、ここに手を打たないと、チャンスを潰す確率が増えるだけだ。

 6番には、比較的手を入れやすい。
 井上は、まだ見習い状態だし、島田、板山には、見切りをつけやすい。
 だが、7番梅野には、主戦捕手として固定を謳っているだけに、手をつけづらいのではないか。
 それでも、現状の梅野のバッティングを見ていると、ここに手をつけざる得ない。
 そういう内容のバッティングが続いている。
 実際は、バッティングの状態、リードの状態を含めて、坂本の起用を増やしていいくらいだ。
 大竹、村上に加えて、青柳、西勇輝の時のキャッチャーとして起用してもいい。
 それほど、梅野の状態はよくない。

 来週は、甲子園で讀賣、神宮でヤクルトとの対戦。
 その後、甲子園で中日、ズムスタで広島との対戦だ。
 この12試合でどういう結果を出すかで、今後の展開に大きな影響を及ぼすことになる。
 最低7勝、あわよくば8勝を挙げないと横浜やヤクルトについていけなくなるんじゃないか。
 それには、打線の奮起が必要不可欠。
 もう、ピッチャーを見殺しにするのは止めよう!
 点を取れる時は、最善手で取りに行く姿勢を見せよう!!
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:16 | comments(0) | - |
2−0 対中日 虎の村神様、プロ初勝利を初完投、初完封で飾る!
 前回7回までパーフェクトピッチングをしながら、8回に交代した石井が同点ホームランを喫して、完全試合はおろか初勝利までフイにした後、この日の登板。
 村上は、新人の時から、そのピッチングは、即戦力とも言われていた。
 その通り、2軍ではタイトルを総なめにし、無双状態であったが、いざ1軍に起用されると、「甘いところに行ったら打たれる」という意識が強いせいか、慎重になりすぎピッチングが守りに回ってしまい、結果が出なかった。
 そんな2年間を経て、気付いたのは、1軍でも向かっていかないと結果は得られないということ。
 ストレートに磨きをかけ、2軍相手と同じような気持ちで、ピッチングできる自信を持つこと。
 もともと、ストレートは、そのスピード以上に回転数があり、伸びがあると言われていた。
 そのストレートを、150km近く出るまでに磨き、今年を勝負の年として来た。
 
 ただし、村上が不運だったのは、タイガースの投手陣の先発スタッフが充実していたこと。
 早くに、青柳、西勇輝、伊藤将の3人は確定しており、トミージョンを経て復帰した才木と昨年実績を残した西純矢がこれに続いていた。
 残りの1席も、左を優先され、大竹、桐敷、岩貞で競う形となった。
 その座を結局大竹が射止め、6人の先発陣が形成される。
 
 ところが、伊藤将が肩の調子が悪く、開幕に間に合わないことになり、初めてチャンスの芽が出てきた。
 だだ、この開幕シリーズ第2戦の先発に選ばれたのは、実績のある秋山だった。
 それでも村上が、神に見捨てられなかったのは、この秋山が十分なピッチングとならず、すぐに抹消され、やっと村上へその座が巡ってきた。
 まぁ、そこまで中継ぎだったり、短いイニングを任され、結果を出してきたことに他ならないのだが。
 寅吉も、その間の村上のピッチングに、過去2年のピッチングとの違いを感じていた。
 力強いストレートで、押すところは押して、変化球のコントロールで緩急をつける。
 これが村上のピッチングだという形ができて来ていた。

 そうして巡ったのが、先の讀賣戦。
 村上のピッチングは完璧だった。
 キャッチャーの坂本との呼吸もピッタリあっており、危なげないピッチングを披露した。
 村上の初勝利と、そこまでの疲労から球威が落ちて来たことを考えて、敢えて完全試合の可能性があった村上を交代させ、継投に出た判断は、間違いじゃないと思う。
 ただ、村上の初勝利が消えたのは残念だった。
 だが、村上はこの試合で十分ローテを任せられるだけの信頼を植え付けた。
 それがこの日のピッチングと続いていたのだ。

 この日も、先の讀賣戦ほどのストレートの速さはなかった。
 大体145kmくらいが多かったが、先の讀賣戦で後半に球威が落ちたことから、少しセーブ気味に立ち上がったんだろうか。
 それでも変化球との緩急、そのコントロールに狂いはなく、福永に2本のヒットを打たれた以外ランナーを許さず、無四球で9回を投げ切った。
 なんか2試合目でペース配分も覚え、勝ち方を覚えて来たようで逞しいピッチングだった。
 このまま、ローテとして回って、2桁でも勝っても不思議じゃない、そんな内容だ。

 打線の援護は相変わらずなく、村上自らのヒットを近本が3ベースで返し、それを中野が浅い犠牲フライであったが近本が戻り、挙げた2得点のみ。
 まぁ、相手は侍の高橋宏斗ではあったが、もう少し援護をしてやらないと。
 前回も見殺し状態だったんだから、村上に悪いことしたという意識はないんだろうか?
 次は、村上にもっと楽にピッチングさせてやってや。

 まぁ、伊藤将の代役の枠ではあったが、これで伊藤将が戻っても、西純矢が再調整になっている分、村上がその座に残るのは間違いない。
 本当は、青柳ー伊藤将ー才木ー西勇輝ー大竹ー村上という順でローテを再構築できればいいんだが、どうも次の讀賣戦で西勇輝ー大竹ー伊藤将司と左2枚を投入してしまうみたい。
 そうなると、次のヤクルト戦が、青柳ー村上ー才木と右ばかりになってしまう。
 まぁ、雨天中止でもないと上手く組み直せないかな。
 それでも、当面先発の6本は、これで確定し回っていくんだろう。

 ぐぁんばれ!タイガース

| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 20:24 | comments(0) | - |
1−4 対中日 好調時、背番号を変えると・・・・
 岩貞が、14番を背負うことになり、17番が空いたことで、青柳は17番を背負うことにした。
 なんでも大学時代に背負った番号で、自身は、もともと付けたかった番号だったらしい。
 それでもドラフト5位で指名された青柳には、そんな番号を与えられるわけなく、50番が青柳に与えられた番号だった。
 それからの青柳の努力、活躍は周知の通り。
 この2年連続で最多勝というエースまで上り詰めた。

 そんな苦楽を共にした背番号50は、青柳の背中に馴染んでいたし、この背番号でここまできたという青柳らしさの証でもあった。
 背番号を主戦投手らしく17に変えたいのはわからないじゃないが、そうやっていい時に背番号を変えると、あまりいいことがない。
 秋山は、27番でプロ入りも、なかなか芽が出ず、46番に変更された。
 そこから、2年連続2桁勝利を挙げるまでになったのに、岩田の引退とともに空いた21番へ背番号を変えた。
 その途端、去年の状況だ。
 まぁ、背番号のせいじゃないと思うが、自身ゲンのいい背番号は大切にした方がいい。
 あの、掛布さんんも、レギュラーを掴んだ時、一桁の背番号へ変えることを聞かれたらしい。
 その際、「背番号31には、愛着がある。31番は掛布の番号と言われるようになりたい。」ということで辞退したと聞いた。
 あのイチローも51番のままで、今や51番はイチローの番号として、そういう期待を背負った選手が就けるようになっている。
 松井ゴジラも55番も、今や村上など、長距離打者の番号として扱われている。

 そんな青柳は、先のベイスターズ戦に続いて、ドラゴンズ戦でも背信投球をしてしまった。
 開幕戦は、ストレートの威力を見せながら、変化球で打ち取るという理想的な投球を見せていたが、先のベイスターズ戦から、コントロールがままならず、ストレートの比率がダダ下がり、四球、四球でピンチを招き、粘りきれないという投球が続いた。
 何か、青柳の態度や顔色見ても、自身なさげで、覇気がなく、少々投げやりな感じも見える。
 自分の中で、上手くいかないことがあって、憤っているのだろうか。

 青柳の登板の時のキャッチャーは、梅野が勤めている。
 昨年は坂本が青柳の時のキャッチャーが多かったように記憶している。
 一度坂本と組ませてみるのも手かもしれない。
 岡田監督は、主戦捕手は梅野を明言しているが、このところの打撃の調子やリードにおいて不安な部分も目についてきた。
 対して坂本は、大竹と組んで2戦2勝、先の村上と組んで讀賣に7回まで完全というリードをしてきている。
 青柳のように、コーナーをついて変化球で打ち取るピッチャーには、坂本の方が合っているかもしれない。
 キャッチャーとの呼吸が合うと、ピッチングが良くなることもある。
 一度考えてもいいと思うんだが・・・・・。

 試合は、初回に大山の犠牲フライで1点を先取したが、青柳がすぐに逆転を許し、相手のピッチャーの小笠原までに打たれ、4対1とリードされると、小笠原に7回までに初回の1点だけに抑えられた。
 特に5番の佐藤輝は、全然合ってなく、三連続三振、6番井上も2三振と完全に打線の中で殺されていた。
 これでは、得点なんて望む術もない。

 打線で言えば、どうしても6番に人がいない。
 森下が開幕してから、抑えられて、2軍へ降格になってから、島田は相変わらず打率0だし、板山もヒット1本、どちらも打てる感じが全然しない。
 代わりの井上を使わざる得ないんだけど、井上も三振率が高い。
 本当は高山当たりがここへ割って入らなくてはいけないんだけど、何をやっているのか。
 この6番ライトの問題を解決せんと、打線のつながりがなくなってしまう。
 早いとこ手を打っとこ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:03 | comments(0) | - |
5−7 対広島 19年ドラフト上位3人が同じ試合に出たけれど
 1位の西純矢、2位の井上広大が先発メンバーに、3位の及川雅貴がリリーフで登板。
 2019年ドラフトの上位3人がこの試合に出場した。
 この年は、高校生ばかり、5名を指名、6位の小川一平のみ大卒と言うドラフトだった。
 その上位3人が1軍の試合に名を連ねるなんて、感慨深いものがある。
 いずれ、3人揃ってお立ち台なんていうのも見たいもんだが・・・。

 しかし、この試合を壊したのは、先発の西純矢だった。
 立ち上がりから、無死満塁のピンチを招き、マクブルームにポテンのタイムリーと西川に犠牲フライを許して、2失点。
 まぁ、よく2点で済んだ。
 ある意味、粘ることができたのか?

 その2点をタイガース打線がすぐ取り返して、逆に2点のリードをもらった4回。
 またも、無死満塁のピンチを招くと、代打の松山に3点タイムリーを許して、逆転された。
 本来なら、初回の失点を取り戻してくれた時点で立ち直り、5回くらいは投げ切らなければいけない。
 それを易々逆転を許してしまうのが、現状の西純矢だ。
 多分、ローテを再考させられることになるんじゃないか?

 昨年の後半のピッチングからすれば、今季は2桁勝って不思議じゃない内容だった。
 当然それを期待してのローテなんだけど、開幕以来の不安定なピッチングは、問題ありだ。
 (オープン戦の讀賣に打たれてからなんだが・・・)
 下で伊藤将が復帰の準備をしている。
 下手すると、入れ替えでローテも剥奪ってこともあり得る。
 一度、原因を追求して、再調整を図るのも手かもしれない。

 試合は、そう言う西純矢を援護する打線が、2回に4点目をとって以来、不安があるカープの中継ぎ陣の継投に、チャンスは作れど、決定打が出なく、9回まで無得点できた。
 その間、カープは、タイガースの5人目の石井を捕ええて、2点を追加し、3点差として、9回の栗林へと繋いだ。

 この栗林は、緒戦で攻略し、サヨナラ勝ちしているだけに、中野の3ベース、ノイジーのタイムリー、大山のヒットと続いた時には、もしやを思いおこさせたが、いかんせん3点差は、重かった。重かった。

 ただ、この後、佐藤輝が倒れた後、井上へ代打原口の手はどうだったのか?
 いずれ原口、糸原の代打2枚を使う気であれば、糸原は先の方が良かったし、井上の長打に賭けて見て、梅野に代打と言う手もあったと思う。

 まぁ、原口のいい当たりのショートライナーに、セカンドランナーの島田が飛び出て戻れず、ゲームセットとなってしまった。
 島田の判断は、後で注意を受けるか?
 ヒットも出てないし、入れ替え候補になるかもしれん。

 まぁ、勝てるゲームを西純矢の不安定なピッチングが敗戦に導いてしまった。
 折角19年ドラフト上位3人の揃い踏みの試合だったのに、残念だ。
 次は、3人でお立ち台、そういった活躍を期待している。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:14 | comments(0) | - |
6−1 対広島 大雨降雨太郎、安定のピッチングで連勝!
 しかし、大竹は、安定したピッチングを見せてくれる。
 今、タイガース投手陣で一番安定しているんじゃないか。
 その大竹が雨の影響で、ローテ通りに回れないのがもどかしい。
 雨柳さんに続く、雨男襲名で、大雨降雨太郎などと言うニックネームをつけれたりしている。
 この日の登板も、本来は前カードのDeNA戦が雨で中止になったため、ふりかえられたもの。
 ただ、そう言う影響を感じさせない調整がしっかりできているのもいい。

 この日は、前回抑えられた遠藤との投げ合い。
 遠藤も好調さを持続しているようで、4回までタイガース打線をノーヒットに抑える。
 大竹は、5回まで2ベース2本を許すが、そのピンチも冷静に凌いで得点を許さない。
 2戦続けて坂本とのバッテリーであったが、この2人の呼吸も合っており、大竹のようなピッチャーには、坂本のリードが合っていることを思わせた。

 試合は、5回の裏、佐藤輝のポテンヒットを2ベースにする好走塁と、この日初スタメンの井上のヒットで無死1、3塁のチャンスを掴み、7番に入っている好リードを見せる坂本が犠牲フライで、1点をせmんしゅした。
 この坂本の打席、初球にセーフティスクイズを見せるなど、得点力が下がっている現状から、ベンチがいろいろ指示を出しているのが伺える。
 その後も木浪にエンドランをかけるなど、タイガースが動いて来ると言う印象を相手に植えつけた。

 それは、6回の攻撃に繋がる。
 5回にピッチャーの大竹まで打順を回した事で、この回の先頭は近本。
 その近本が3ベースでチャンスメイクすると、ノイジーがタイムリー。
 そのノイジーを、佐藤輝が代わった島内から技ありのヒットで返して、この回2点目。
佐藤輝もこう言う当ててヒットでいいと言う場面でこう言うバッティングができるのだから、上手く状況に応じてやればいい。
 こう言うバッティングをして、打点を稼いでいけば、自然と状態もあがってくるし、不調の時でもなんとかできる幅が広がる。
 元々、本塁打欲しさに、力みかえっているところから、今の不調に陥っている。
 力むのでなく、ヘッドのスピードを上げるにはどうしたらいいか、それがわかれば、劇的に変わると思うんだが。

 3点のリードで7回に入った大竹は、多少の疲れがあったのか、秋山、西川に打たれて、上本にタイムリーを打たれて1点を返された。
 ここで岩貞へとスイッチしたわけだが、會澤に岩貞と言うスイッチに、カープの代打陣のメンツをかんばえ、會澤<坂倉、松山という考えで、あえて左の岩貞で勝負したベンチの采配がひかる。

 結局、ここを岩貞が抑えて、7回に黒原から、さらに3点を追加し、ダメを押した。
 開幕シリーズ以降で6得点は、初めて。
 そんだけ、得点できていなかったってことだね。
 タイガースの打線が大量得点を挙げる時は、必ず佐藤輝が絡んでいる。
 それは、佐藤輝が新人の時からの傾向でもある。
 佐藤輝は、そう言う星を持っている。
 この日をきっかけに浮上してくれれば、タイガースの得点力も浮上するんじゃないか?

 まぁ、それでもこの日は、大竹のピッチングと坂本のリードが勝因だね。
 これからも、こういうピッチングを持続してくれることを願ってやまない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:01 | comments(0) | - |
2x−1 対広島 侍対決をサヨナラの一打でパクリーミッキーが制す
  クライマックスは、9回2死満塁で侍ジャパンの栗林(途中、故障でリタイアだったけど)と中野の対決。
 侍ジャパンで自信をつけた中野キュンは、我が家では、パクリーミッキーと呼ばれている。
 そう、あの中国のパクリーランドにいるミッキーマウスの偽物(パクリ)に中野が似ているところから、そう呼ばれている。
どう、似てない?

 そんな、2人侍の対決まで、西勇輝はよく投げていた。
 久々に西勇輝らしいピッチングを見た。
 惜しむなくは、9回の2死3塁でマクブルームに打たれた、あの1球。
 あの1球だけが失投と言っていい。
 まぁ、あそこでああいう危険性がある球を選んだバッテリーのミスでもある。
 それでも9回を投げ切って4安打1失点だから、褒められていい内容だ。

 だが、打線が相変わらずピッチャーを援護することができない。
 この日、森下と湯浅を抹消した代わりに、井上と及川を上げた。
 当然6番くらいで井上を起用するかと思ったが、打率0の島田を起用した。
 この6番の打順、島田、板山ともにノー感じでとても打てる気がしない。
 森下がオープン戦から好調で、ここにハマってくれればといういう期待があったが、開幕シリーズ後パタリと止まって、ついに2軍行き。
 ポッカリ穴が空いている。

 この6番と7番の梅野、その前の佐藤輝、この3人が全く打ててないのが、得点力が落ちてきた原因。
 最初は、佐藤輝もよく四球を選んで繋いで、森下もよく機能していた、それ故開幕シリーズは活発に見えた。
 だが、森下に代えて、板山と島田を起用し始めた頃から、この6番の穴が、前後に伝染し、5番以降の機能不全に陥っている。
 それでも、8番の木浪が孤軍奮闘しているから、ここを起点に1、2番で得点するのがこの所のパターンになっている。
 最終回も、梅野のヒットを木浪が2ベースで繋いで、上位に戻してサヨナラに繋げた。
 この6番をどうするかが問題だ。
 次は、井上を試さざる得ないだろう。
 島田はこの日がラストチャンス、板山にはもう1回くらいチャンスを与えるのかな?

 島田、板山では、下にいる、小野寺、豊田、高山、前川(このところ試合に出てないけど、どうした?)あたりとの入れ替えも検討しなくてはいけない。
 本当は、高山当たりがしっかりこのポジションを掴んでなければいけないんだけどなぁ。
 まぁ、家族の不幸で帰国中のミエちゃんは、守りが問題だから、交流戦のDHに間に合えばいいか?
 最悪は、佐藤輝をライトにノイジーをサードに、レフトにミエセスという布陣も考えなくてはいけないのだが、岡田監督は、佐藤輝のサード固定を行っているので、まずあり得ないだろう。
 
 そういう得点力不足の打線の中、中野はWBCを自信に、進歩を遂げてきた。
 今年は、監督指摘の出塁率の低さを克服し、2番として機能している。
 この日の最後の場面も、栗林のストレート、フォークを粘って、バットに当てながらチャンスを待った。
 その9球目をレフトを越すサヨナラ2ベースとして、この試合の勝利と、西へ今シーズンの初勝利をもたらした。
 この中野の姿勢を、1死2、3塁で代打起用された渡邉諒にも欲しかった。
 あの場面で“直球破壊王子”が2球目のストレートを見送ってはいけない。
 あれで、三振が決定づけられたと言っていい。
 あれでダメかと思った後の近本四球から満塁での中野の打席だった。
 
 こういうサヨナラ勝ちを、勢いに変えなくてはいけない。
 次の試合で、打線が吹っ切れたように打ち出すことを期待しなくちゃ、ピッチャーが可哀想でしょ!
 課題の6番は、井上を試しに使ってみよう。
 なんなら、6番木浪、7番井上、8番梅野というのも手出し、大竹の登板だけに、坂本を捕手にしてみてもいい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:48 | comments(0) | - |
1−2 対横浜DeNA ソロ1本じゃ、2ラン1本に勝てないわ
 昨シーズンから続くハマスタ連敗が10まで伸びた。
 まぁ、CSでは勝っているから、苦手意識はないんだろうけど、周りが騒ぐとどうしても意識する。
 逆にベイに取っては、ここで戦うと勝てる気がするんだろう。
 でも一昨年までは、タイガースがハマスタを得意にしていたんだけどね。
 何故かここへくると打線が活発になる。 
 そういう傾向を期待していたんだが、残念な結果に終わった。

 初回に2アウトまで順調に立ち上がった才木だが、宮崎にヒットを打たれ、牧に2ランを喰らってしまった。
 タイガースは、同じ選手に何度もやられる傾向にある。
 宮崎と牧、この2人は、特にやられ続けている。
 青柳が対神里を対策して、全体でも桑原への対策はなんとなくできてきた。
 大和はこのところ出番がない。
 あとは、宮崎と牧をなんとかすれば、タイガース投手陣がベイ打線を抑えられるようにはなるんだが。

 それでもこの2点だけで才木は凌いで、7回を投げ切った。
 ただ、打線が初回にノイジーが出た後、牧と違い、平良に大山が打ち取られた。
 その後4回には、ランナーなしで、平良を捉えて一発を放っているだけに、残念だった。

 結局、平良を捉えたのは、この大山の一発のみで、他のバッターは、平良に翻弄された。
 特に中野は全然あっていない。
 結局6回で10三振を喫して、入江、伊勢、康晃と繋がれ敗戦となった。

 まぁ、開幕シリーズの借りを返された格好の対戦にはなってしまった。
 これでベイに並ばれ、スワローズを3タテしたカープが単独首位に躍り出ている。
 しかし、開幕3ラン敗の後、8勝2敗できているのだから大したもの。
 タイガースここまで7勝5敗1分、開幕3連勝後は、4勝5敗1分けと負け越している。
 セ・リーグは、これでかなりの混戦になる。
 
 その中、タイガースの抑えの湯浅が登録を抹消された。
 「疲労を考慮して」との球団発表だが、果たしてそれでこの時期に登録を消すだろうか。
 何試合かベンチを外すだけでもいいように思う。
 それ以上の、何か抹消しなくてはいけない理由がないことを祈るだけだ。

 その間の抑えをどうするのか。
 石井かケラーの抜擢か、はたまた伊藤将の登録を見越して、西純矢でも後ろに回すか。
 湯浅がどれほどで戻ってくるかにかかっているが、これだけ打線が低調で、少ない得点を守らなくてはならない戦いが増えることを考えると、湯浅の離脱は痛すぎる。
 その間、打線がどれだけ援護して、抑えを楽にやらしてやれるよう奮起しなくてはいけない。
 
 野手陣、なんとかせいよ!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:25 | comments(0) | - |
3−8 対横浜DeNA 今年一番しょうもない試合で、ハマスタ連敗止まらず
 昨シーズン終盤にハマスタで8連敗。
 今年の開幕シリーズは、京セラでベイを3タテしているから、悪い意識が払拭できているかと思ったが、まだ続いていたようだ。
 特に先発の青柳。
 ベイとの相性がいいはずなんだが、その割には打てれている意識が強いという。
 確かに対戦防御率の割に勝ちがついている。
 それは、多分にベイとの対戦で、タイガース打線がよく打って、援護を十分にしているということじゃないかな。

 この日は、その援護が心許なかった。
 2回こそ、梅野の内野安打から、盗塁、木浪のタイムリー、青柳がヒットで続き、さらに近本がタイムリーと2点を先取した。
 この時は、ガゼルマンの調子から、もっと点が取れて、援護を背に悠々青柳が投げ切ることを想像していた。
 まぁ、この後中野が四球で満塁となり、トドメを刺すチャンスに渡邉諒がサードゴロとなり潰してしまったのが痛かった。

 ガゼルマンがフラフラしているのを、タイガース打線が攻めあぐんで、このところの貧打状態に戻ったような展開になってきた。
 青柳は、1、2回とも味方の好守に救われ無失点でピンチを切り抜け、援護があり、乗っていかなくてはいけない展開ではあった。
 ところが味方が拙攻を繰り広げる中、青柳もこのリードを守らなくてはというプレッシャーが強くかかってきたんじゃないか。
 それは、キャッチャーの梅野も同様で、より慎重なリードを見せるようになる。

 4回には苦手の牧にツーベースを打たれ、関根にタイムリーで、1点を返される。
 この時の関根へのリードと、5回に関根に打たれた時のリードが甘い。
 2回に外角への初球を打たれている、この4回も同じく外への初球を打たれている、なのに5回も外一辺倒で攻めている。
 もう関根は、外だけを逆方向へ打つ気で、2回と4回待っている時に、スッと外から入ってしまい痛打を喰っている。
 5回は、一度もウチをつくことなく、外ばかり投げた5球目を捉えられた。
 一度でも内をついて、起こしてやれば、ああいう打たれ方はしなかっただろう。
 4回の入りといい、5回の勝負といい、リードに問題ありだと思う。
 
 この日の青柳は、見た目覇気に欠けているように見えて、目が泳いでいた。
 何は、調子や体調で問題があったのか、リードする梅野との呼吸に合わない何かがあったのか、不明だけど、なんとも自信なさげで、エースとは思えん投球に終始した。
 本当は青柳は、坂本のリードの方が合うんじゃないか。
 一度、坂本と組ませてみるのも方法であると思う。
 実際、青柳が昨年のようにエースとして活躍してくれんと、アレはないんだから。
 
 打線は、相変わらず決め手に欠けている。
 1点縛りの呪縛は、なんとか抜けたが、このハマスタで爆発してくれるという期待は、脆くも打ち砕かれた。
 佐藤輝の調子から、渡邉諒を3番に起用しているのは、わからんじゃないが、板山の6番起用がよくわからん。
 岡田監督は、板山のバッティングを買っているようなんだが、実際1安打しか放っておらず、そのバッティングを見ても、打てるような雰囲気はない。
 森下が故障か何かじゃなければ、森下を起用している方が、期待感は高いし、島田は、同じく打率が0だし、ただし内容的には板山よりいいように見える。
 これでは、下から、井上でも前川でも上げて、起用した方がいい。

 どうも6番にチャンスが回り、切れてしまうのが目立っている。
 このところ下で高山が打っているという報道もあるが、そんだけ打ってもまだ、2割そこそこの打率って、どうなんだろう。
 本当は、高山あたりがしっかりここに座っていなくてはいけない。
 まぁ、決定打不足は、全て佐藤輝の計算違いからなんだろう。
 折角サード固定で、その打力に期待するところなのだが、これだけ打てないと・・・・。
 このところ大山も打てなくなっているから、余計クリーンナップの弱さが目立つ。
 
 まぁ、2戦目は雨で怪しいから、3戦目に才木が、キッチリとしたピッチングをして、打線が援護してやって、ハマスタの連敗を止めんといかんな。
 一昨年までは、ハマスタをみんな得意としていたんだから、思い出せよ。
 前回広島の雨で中止になった時から、打線が湿るという状態になっただけに、今回の雨を境に、潮目を変えて、再度開幕当時のような攻撃を見せてくれることを願うわ。
 一度、開幕戦の打線に戻してみたらどうやろう?

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:32 | comments(0) | - |
4−1 対讀賣 勝ち越しを呼び込む西純矢の粘投を支えた守備力
 ついに佐藤輝のスタメンを外した。
 1軍登録された渡邉諒を3番サードで、ノイジーを5番に据えたクリーンナップ。
 6番に何故か梅野が繰り上がり、7番に打率0の板山。
 相手が左の横川だったから、ここは森下で良かったんじゃないか?
 少なくとも板山より打っていたし・・・・。

 ところが、このスタメン変更が当たる。
 ノイジーは、2試合連続の先制弾を放ち、渡邉諒は、同点に追いつかれた後、すぐに再度リードを奪う、移籍後初アーチを放ち、守備でも攻守を見せた、板山は、初ヒットと2回の裏に同点打で1、3塁のピンチになるところ、サードでランナー・ブリンソンを刺すレーザービームで、ピンチを防いだ。

 こう言う板山のプレーや、併殺のチャンスに確実にダブルプレーにとれる守備が目立つ今年のタイガース。
 いずれも、キャンプから徹底して練習させられてきた結果だ。
 板山のプレーがなければ、この回に大量失点している可能性もあった。

 西純矢が、毎回ランナーを置きながら、粘って、1失点で6回を投げきれたのは、ひとえにバックの守りのおかげでもある。
 去年の守備の破綻からは、考えれれない進歩を遂げている。
 
 西純矢は、オープン戦の最後から、調子が下降している。
 球が高めに浮き、痛打を喰らう。
 この日は、低めにカーブなど変化球を集め、ストレートを見せ球に粘りのピッチングを見せた。
 調子が良くない中、その中で工夫してピッチングできるようになるのは、ある意味進歩でもある。

 次は調子を取り戻して、力がある本来の投球をみたいもんだ。
 なんせ、昨日の村上のピッチングで、伊藤将が戻って来ると、誰か一人がローテをはずれることのになる。
 そう言う意味でも、昨日の村上のピッチングがローテ争いの競争を再度持ち込んだとも言える。

 中継ぎでは、岩貞が戻ったし、投手陣は、充実の一途だ。
 後は、打撃陣が奮起して、しっかり援護をしてやれれば、アレに近づくはず。
 それには、この日代打でも三振した佐藤輝をなんとかせなアカン。
 どうしたもんかのう?

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:29 | comments(0) | - |
2−1 対讀賣 議論呼ぶ、村上の交代だが勝ったことで・・・
 まぁ、完全試合の可能性があった村上を変えたこと、その判断の是非は色々言われることだろう。
 岡田監督も百も承知で、代打を送ったんだろう。
 解説の江川さんも、投球を見ていると限界でもある。と言っていたし、7回の讀賣打線にはいい当たりされてはいた。
 特に丸の一撃は、危なかった。
 それらを総合的に鑑みての交代だったんじゃないかな。

 もちろん、完全試合やノーヒットノーランの達成には、ツキも左右される。
 この日の村上にはそれがあったのかもしれない。
 それで、残り6人をラッキーで、打ち取れたかもしれない。
 滅多にないチャンスだから、チャレンジさせてやるのも考え方だ。
 ただ、タイガース打線の現状を考え、虎の子の1点を守ることを考えると、残り2回を、球威が落ちてきている村上の運に託すか、間隔が取れていて、充分信頼に足る石井、湯浅の継投に託すか。
 この試合を勝ち切ることを考えた時に、後者を選択したと言うことなんだと思う。

 後は、タイガース打線がもう少し援護してやれれば話は違っていただろう。
 岡田監督も「佐々木朗希なら、1-0でもなげさせた。村上だと3-0くらいじゃないと難しい。」と言っていたし。
 せめて、6回の1死3塁でノイジー、大山が倒れたのが残念だ。
 ここで1点とって、2ー0になっていれば、村上の続投があったと思う。
 まぁ、1得点縛りの呪縛の中にいるタイガース打線だけに、1点を守り切って勝つ最善手を打ったのだろう。

 しかし、あの場面で登板する石井も相当のプレッシャーだったんじゃないか。
 しかも、初球を叩かれ、同点弾を岡本に浴びってしまった。
 思えば、去年のヤクルト戦で延長で村上に3打席連続となる決勝弾を喰らったのを思い出した。
 あれから、格段の成長を見せ、勝ちパターンの一角に食い込んできた。
 今度は、これをきっかけに、もう一段高いレベルへ上がっていくことを期待したい。

 その後、9回にタイガースがチャンスを掴む。
 ノイジーの四球と大山のピッチャーゴロを大勢が悪送球で1死1、3塁、バッターは佐藤輝。
 この場面、佐藤輝は、そのまま打たせ、次の森下に代打糸原と言う起用だったが、これは少し異を唱えたい。
 佐藤輝は、三振が多いバッター。
 ここは、三振とゲッツーが一番いけない。
 ゲッツーは、代走熊谷を走らせる事で防げるが、佐藤輝の三振は、防げない。
 ここで得点を挙げようとすなら、佐藤輝に代打糸原だったろう。
 糸原なら、なんとかバットに当てて、得点に繋がる打撃ができる確率が高い。
 佐藤輝三振、糸原四球で2死満塁、そこで代打、打率0の島田より、糸原が四球で1死満塁で森下の方が期待値は高い。
 森下も三振は少なく、外野まで打球を運ぶ可能性もあったはず。
 
 ここは、岡田監督らしくなく、後手を踏んだように思う。
 村上を代えて、石井で同点にされたことが、少しひきづっていたのかもしれない。
 
 それでも、延長10回で、四球で出た木浪を、これも相手のパスボールで3塁へ進め、近本が決勝のタイムリーを打って、勝利し、村上の完全試合を諦め、プロ初勝利を失い、試合にも負けると言う最悪の結果は逃れられた。
 そして、4試合も続いた1得点縛りも、2得点とはいえ、打破できた。
 
 しかし、直近6試合で、5得点で、2勝3敗1分で、よく凌いできたもんだ。
 この勝利をきっかけに、打線が上向きになってもらわんと困るわ。
せめて次の村上の登板の時は、十分な援護で、楽に勝たせてあげられる、そう言う状態にしておかないと、村上に申し訳ないやろ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:26 | comments(0) | - |
1−7 対讀賣 1得点縛りじゃ、勝てんわな・・・
 4試合連続の1得点。
 開幕連勝が止まった後、5試合で4得点しかしていない。
 ある意味、それで1勝2敗1分なんだから、よく耐えているとも言える。
 
 それでも、その間ピッチャーが良かったのは、スワローズのライアンとこの日の戸郷くらいやろ。
 カープの遠藤、スワローズの尾仲、吉村なんかは、序盤で潰しておかなくてはいけないピッチング内容だったし。
 まぁ、遠藤に抑えられた時、ストレートにみんな差し込まれていたのが、やな傾向で、その後同じようにストレートに差し込まれる傾向が続いている。

 この日の戸郷も、ストレートを有効に、要所で内野フライが多かったように、皆んな差し込まれて、つけ入る隙がなかった。
 まぁ、佐藤輝の不調が際立っているが、他の誰もストレートを打ち返せていない。
 強いて言えば、近本と中野、木浪の小兵役くらいか。

 森下も、どう言う理由でスタメンを落ちていたか知らんが、この日スタメン復帰をしたが、どうも前には見られなかった、「打ちたい」と言う意識が前に出始めてきたように見える。
 スタメン落ちしたことで、打たないと外されると言う意識が無意識にそうさせているのか、開幕以来三振しなかったのが、三振を取れれてから、逆に意識するようになってしまったか?

 何は、ともあれ1得点では、勝つのは難しい。
 この日は、中野が、チームとして久々のタイムリーを放った。
 幸い、1、2番は、通常運転ができている。
 下位も木浪が起用に応えたバッティングができているようだ。
 後は、佐藤輝と梅野をどうするかだ。
 ここで、チャンスを潰したり、打線が切れている。

 梅野は、手が腫れているようなので、坂本を代わりに使うのもかんがえたほうがいい。
 佐藤輝は、どうするか。
 この日1軍に合流するため、呼び寄せた渡邊諒を起用するのか?
 悩ましいところでもある。
 1発の出やすいドームで、きっかけを掴むのを待つのか?

 佐藤輝の問題は、力みすぎやと思うんだけど。
 インパクトの瞬間だけでいいのに、スィングの最初から力が入り過ぎている。
 最初から力んでいては、ヘッドは走らない
 だから差し込まれたり、空振りしてしまう。
 ドームなんて、当たればスタンドインするんだから、そんな力まんでもいいのに。

 まぁ、佐藤輝が、高山のようになるのでなく、ここから巻き返して、虎の主砲になることを願って止まない。
 それには、岡田監督をもう少し我慢させる何かを見せなくてはいけない。
 そろそろ、爆発してくれんかなぁ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:23 | comments(0) | - |
1−1 対東京ヤクルト 直接対戦は、1勝1敗1分けの痛み分け
 しかし、打てんなぁ・・・・。
 この試合も1点しか取れず、力投していた才木を援護できんかった。
 しかも延長12回(もう2度目やで)を戦っての引き分けだ。

 タイガースは、得点力不足が問題のチーム。
 スワローズは、投手力に問題があったチーム。
 それがお互い、その課題を角福してきたような、直接対戦までの闘いぶりだった。
 特にスワローズは、中継ぎ以降のピッチャーが失点しないという脅威の出来で、それはそのままこの甲子園での戦いにも継続された。
 
 対して、タイガースは、広島の遠藤に抑えられて以来、打線にチャンスで1本が出ないという状態が続き、この試合も1得点で終わってしまっている。
 まぁ、チャンスで5番佐藤輝と7番の梅野がほとんど機能しない状態になっている。
 しかも6番でいい働きをしていた森下を、昨日は島田に、今日は板山にと代えて出場させると、これが全く機能しないという最悪の結果。

 そうなると余計に5番の佐藤輝の打撃不調がクローズアップされる。
 どうも、力みすぎているように見える。
 なんか、長打力、飛距離が落ちているってことを、力を入れて補おうとしているんじゃないのか。
 佐藤輝の飛距離は、ヘッドスピードによるもので、力を入れれば、ヘッドスピードが上がるってもんじゃない。
 逆に、余分な力は力みとなり、ヘッドは走らなくなる。
 大きき後をとって、勢いをつけてスィングするようにみえる。
 大きな動きは、始動を遅らせ、ボールに当たらないか、差し込まれれる。
 こう言う悪循環の中にいるんだよね。

 新人の時、ハマスタの場外に飛ばした時は、「力も入れないで、あそこまで飛ぶと言うことがわかった。」って言っていたけど、それを思い出して欲しい。

 まぁ、このままでは、サードのノイジー(こっちが本職らしい)でレフトに、下で4発打っている井上あたりを上げて、5番森下、6番井上と言う布陣でも敷かんといけなくなるんじゃないか。
 次の讀賣戦で佐藤輝が目覚めてくれることを願うばかりだ。

 まぁ、この3連戦は、5分の痛み分け。
 タイガースが本拠地だけに勝ち越したかったところではあるが、これだけ点が取れなくては仕方がない。
 よく5分で終わったとも言える。
 ひたすら投手陣のおかげやな。

 次の讀賣戦では、奮起して、援護してやってほしい。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:19 | comments(0) | - |
1−0 対東京ヤクルト 雨後の大竹、虎の子を守る
 現役ドラフトで獲得した大竹の今季初登板。
 当初の予定の広島戦を雨で流し、この日の登板となった。
 この日の登板も前日の天候が思わしくなく、どうなるか心配されたが、なんとか無事初登板を遂げることができた。

 その大竹は、立ち上がりからボールのキレ、コントロールとも申し分なく、青木にヒットを許したが、申し分のない立ち上がりを示した。
 その大竹を打撃陣は、すぐに援護した。
 中野の2塁打からノイジーが続き、大山の犠牲フライで幸先よく1点を先取した。
 
 ただ、ここからが続かない。
 この日スワローズは、ピーターズが体調不良とかで先発を回避し、急遽昨年までタイガースにいた尾仲が先発となった。
 その尾仲の立ちあがりを攻め、1点を取ったのはいいが、その後攻めあぐみ、3つの四球を選ぶも、ヒットは2本で、結局3回を1失点にまとめられた。
 その後、大西、今野、星、木澤というスワローズのブルペンデーに、追加点を挙げることができず、文字通りスミ1の虎の子を守る戦いになった。
 しかし、スワローズのブルペン人は、未だ無失点できているという、ある意味出来過ぎ感がある。
 
 結局、大竹がこの1点をよく守り、6回を3安打無四球で得点を許さない、十分なピッチングを見せた。
 その後を、岩崎、石井、湯浅と、今シーズンの勝利の方程式を注ぎ込んで、スワローズを4安打で完封するリレーを見せた。
 これで、勝利の方程式が浜地⇄石井となったことが確認できる。
 まぁ、この所の両者のピッチングを見ると納得だ。

 これで大竹が先発ローテで回ることが確定された。
 出遅れている伊藤将と合わせて、左2枚がローテに入ることになれば、それは大きな戦力だ。
 開幕シリーズ2戦目で5失点の秋山が2軍調整になっている。
 次回の代わりは、村上になるらしい。
 村上も悪ければ、いよいよ伊藤将待ちとなる。
 伊藤将が戻ってくる場所がなくなるような好投を見せてほしい。

 しかし、逆に打線はどうしたもんだろうか?
 この日6番に森下に代えて、島田を起用した。
 3の0で、打率は、0のままだ。
 果たして、森下に代えて起用する意味はあったのだろうか。
 前日4の0ではあったが、最後の打席で三振を取られるまで、三振なしで来ていた。
 それなりに見所はあったし、可能性は島田より高かったと思う。
 まぁ、森下に疲れが見えて、島田にもチャンスを与えたいという事かもしれないが、このスワローズ戦で試す場なのかな?
 
 スワローズと今シーズン最初の対戦で1勝1敗。
 今後もこの2チームで優勝争いになる可能性が高いだけに、ここ甲子園では勝ち越しておきたい。
 明日は、才木の登板だし、しっかり援護して、勝ち越しを決めたい。
 この日のように5安打1点とかは勘弁してほしいもんだ。
 広島に連勝を止められてから、0→1→1と得点力がガタ落ちだ。
 今一度、奮起して、当店を挙げようや。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:16 | comments(0) | - |
1−3 対東京ヤクルト 青柳を見殺しにした打線に罪ありやな
 最初は、タイガースにツキがあるし、青柳の調子から、この試合をものにするのは、タイガースだと信じていた。
 1回の表の村上のレフトフライを見失ったノイジーが間一髪これを好捕してチェンジ。
 その裏先頭の近本の打球を、サンタナがノイジーと同じように見失って、これを3ベースにしてしまった。
 ここで、中野がすかさず犠牲フライで先取点を挙げた。

 雨が降る中の守備で難しさはあったろう。
 天候的には、試合が進むに従い回復するという予報に基づいての試合となっただけに、序盤の雨は、両方のチームの明暗を分けた形だ。
 ただ、その後のライアンは、見事立ち直り、タイガース打線を寄せ付けなかった。
 まぁ、タイガース打線もカープの遠藤にやられてから、少し下降線に入ってしまったようにも映った。

 それでも青柳は、6回までほぼ完璧にスワローズを封じた。
 球数100球、許したヒット2本、リードは1点だけに、7回までは青柳でと思ったのも納得できる。
 まぁ、1点差の7回を任せるのは青柳しかないやろ、ってことだったんだと思う。
 結果、オスナに同点弾を浴びることになるんだが、これは致し方ない。
 オスナの決め打ちに、そこへ投げてしまったということだ。
 決して、甘い球でも失投でもなかった、オスナの読み勝ちだ。
 まぁ、それを打ち損じることなく、仕留められるオスナが上だったてことだわ。

 ただ、ここまで青柳を援護し切れなかった打線が問題。
 ライアンに初回の近本のサンタナが見失った3ベース、一本、1安打に抑えられてきた。
 結局この試合、3安打に封じられている。
 広島の雨で中止になってから、打線が一転湿ってしまった。
 広島遠藤に3安打、この日も3安打だ、これじゃ勝てるわけない。

 そうして青柳を繋いだ、浜地が8回に四季宮本に四球で、山田哲人に2ランを被弾し、勝負あった。
 はまちを8回にという構想ではあったが、開幕シリーズから浜地の投球が危なっかしい。
 たまたま、いい当たりが正面をついて逃れてきてはいたが、球が高く、捉えられている当たりが多い。
 この日も、高めに浮いた球を山田哲人に捉えられた。
 これが続くようだと、浜地に8回は危険だ。
 再調整を考えた方がいい。

 結局、広島での負けを引きずり、連敗となった。
 スワローズの投手陣が思いの外いい。
 出来過ぎの感はあるが、欠点の克服を高津監督がしっかりやってきたのだろう。
 このまま、シーズンを通して行くとは思えばいが、ここで離されるわけにはいかない。
 しっかり、ついて行くためにも明日はリベンジを願いたい。
 その為には、打線が今一度奮起し、大竹を援護してくれないと。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:17 | comments(0) | - |
0−3 対広島 泣く子と雨には敵わない、連勝が止まる
 広島の遠藤に5回を3安打、0点に抑えられた。
 まぁ、5回で88球投げさせていたし、カープもこれから継投に入るはずだし、付け入る隙が出てくるんじゃないかというところではあった。
 しかし、降り頻る雨に、コールドゲームの判断を下されることになってしまった。

 それも、チャンスを逃し、こういう天候で先手を打てず、追いつくチャンスに追いつけなかったことが原因。
 初回に1、2塁で佐藤輝が倒れた。
 その裏に野間、と秋山に連打され、1点を先制される。(ほんと、野間にはよく打たれる。)
 2回には、森下の死球、と小幡のヒットで1子1、3塁のチャンスに、西純矢が三振、小幡が盗塁死で得点機を逃した。
 ここは、西純矢のバッティングに期待したのかと思うが、天候を考え、早く追いつく意味でもスクイズとか考えてもよかった気がする。
 
 こうしてチャンスを逃している間に、西純矢が4回の裏にデビットソンに2ランを喰らって3点差になる。
 雨でいつ中断、中止になる可能性がある中、痛すぎる被弾だ。
 西純矢は、ストレートが高めに浮く傾向で、この一発は、それを狙い撃たれたような一撃。
 今シーズン期待のピッチャーだけに、残念な結果だ。

 次回は、もう少し抑えを効かして、低めに集められるようにしたい。
 球威がある位置は、高めでも打ち損じや、空振りが取れても、それは意図して高めに球威がある球を放る場合だ。
 意図せず、高めに浮いた球は、やはり餌食になりやすい。

 試合は、5回が終わり、試合が成立。6回のタイガースの攻撃が始まったところで、中断、そのままコールドゲームが宣せられた。
 これから、カープの、継投につきいって、逆転に向かおうかと言う展開が待っていたかもしれんが、雨には勝てん。
 遠藤をここまで持たせてしまった、打撃陣のせいでもあったが、新井カープの初勝利に貢献してしまった。

 まぁ、前日の雨天中止に勢いを削がれた訳じゃあるまいが、ちょっと残念な攻撃ぶりで、連勝が止まった。
 ここで、連敗せず、どう持ち直すかが、今季を占うことになる。
 次は、好調、異常なチーム防御率を誇っているスワローズとの、少し早い首位攻防。
 しっかりとした、野球を見せたい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:43 | comments(0) | - |
5−4 対広島 光る、小幡の好プレー、森下のバッティング、開幕4連勝!!
 シーズン前、岡田監督が描いた構想が全て当たっている。
 開幕からショートに抜擢した小幡が、この日も好プレーを見せれば、右の長距離砲が欲しいとドラフト指名した森下が、この日もあわや1発かというフェン直の2塁打と犠牲フライで3打数2安打2打点の活躍。
 
 森下は、もっと粗っぽい、佐藤輝を右にしたような感じかとドラフト時点では思っていたが、大違いだ。
 評論家も口を揃えていっているが、ボールの見送り方がいい。
 決して、ボール球に手を出すことなく、打ちに行っても止まるのが凄い。
 自分のストライクゾーンが確立しているように見える。
 これで、佐藤輝のようなスタミナ不足(シーズン終盤に疲れが出て、振りが鈍くなる)がなければ、相応に活躍するんじゃないか。
 下手すれば、佐藤輝を押しやって、クリーンナップにも座りかねないと思う。

 また、これも右にこだわって補強した外人のノイジーも堅実なバッティングを見せている。
 まぁ、ホームランはそうそう出そうにないけど、3割くらいは打てそうなバッティング。
 3番に上手くはまっている。

 また、佐藤輝は、ヒットやホームランこそないが、四球をよく選んでいる。
 こういう打席をこなしていけば、相手はストライクゾーンで勝負せざる得なくなる。
 そこを一発で仕留めることができるかが今後の鍵になる。
 まぁ、3番のノイジーから6番の森下まで期待感あふれる打順になっている。

 この試合も、その打線が上手く機能して、6回まで4−1とリードした。
 西勇輝は、7回を投げてお役御免で勝ち投手という考えが、坂倉に2ランを喰らって、1点差に迫られてしまった。
 この辺が、ちょっと勿体無い。
 まぁ、デビットソンの打球が佐藤輝のエラーを誘ったことから、西勇輝のピッチングに影響したのかも知れんが、坂倉に2−2から内閣へシュートが甘く入った失投だった。
 
 ここで1点差になったことで俄にブルペンが忙しくなる。
 石井で繋いで、8回を勝利の方程式、浜地を投入するが、ここに誤算が待っていた。
 いきなり秋山に打たれ、マクブルームを三振に取るが、西川に2ベース、デビットソンに犠牲フライで同点にされた。
 どうも浜地の調子がイマイチのようだ。
 球が高く、抑えが効いていない。
 抑えたとはいえ、開幕シリーズでもいい当たりをされていた。
 結果、正面を突いてアウトにしていたが、この日は、幸運が続かなかった。
 ただ、ここで追い越されなかったのがよかった。

 9回に、抑えの栗林の1死から中野が四球を選ぶ。
 中野が去年と打って変わって、四球を選びようになっている。
 これは出塁率に大きく貢献しそうだ。
 その中野を島田が、最低でも進塁打となるセカンドゴロで得点圏に進める。
 このセカンドゴロも菊池じゃなければ、抜けてるんじゃないか。
 そのチャンスで大山が4番の仕事で、タイムリーを打って勝ち越した。
 こういう試合を決める一打を打てているのはいいことだ。
 あと、ホームランはそのうちついてくるだろう。

 最後は、湯浅が締めて、タイガースが4連勝を飾った。
 最後回に、ヒットで出た松山の代走ででた大盛を牽制で刺したのは見事。
 相手の状態とキャンプからの練習の成果がでたプレーだ。
 逆に新井カープは、こういう焦ったプレーをしていると、なかなか厳しい状態になる。
 さぁ、この勢いを持続していこう。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:57 | comments(0) | - |
6−2 対横浜DeNA 開幕3連勝!冴える岡田采配に乾杯!!
 開幕シリーズ3戦目は、寅吉は東京への帰路についたため、VTR観戦。
 この日は、午前中に甲子園まで行って、新装なった甲子園歴史資料館を楽しんで、甲子園からリムジンバスで伊丹空港に向かって、昼の15:00の便で羽田へ戻った。

 帰って、試合をビデオで見たが、見事な開幕3連勝だった。
 先発の才木は、7回に交代するまで、ほぼ完璧なピッチング。
 150Kmを超えるストレートをフォークを操り、付け入る隙を与えなかった。
 前日12回を戦い、ブルペンを総動員しているため、岡田監督が「才木、一人で投げぇよって言ってやりたい。」って言っていたけど、その言葉を受けて立つような内容だった。
 
 それでも7回は、球数が100を超えて、ピンチを作ると、岩崎を投入することになった。
 本当は、4点リードなので、この回までは才木でというところだが、開幕直後で、才木も初登板なので、大事を取ったということなんだろう。
 ところが岩崎が、戸柱を歩かせ、代打の大和にタイムリーを浴びて失点。
 しかも、2死1、3塁で、好調宮崎を迎えるピンチを招いてしまった。

 ここで見せたのが、小幡の爆肩。
 宮崎のタイムリーツーベースに、1塁ランナーの佐野のホームインを防ぐ、バックホームだ。
 これは、キャンプからタイガースが散々練習してきた中継プレーの賜物でもあり、小幡の肩を生かした中継シフトに依る。
 まぁ、このために小幡をシュートの開幕メンバーに抜擢していると言ってもいい。
 そういう意味では、岡田監督の構想が見事に当たった場面でもあったんじゃないか。

 そうして、2点差に迫られた8回の裏に見せた岡田采配に、再び唸らされた。
 エスコバーに簡単に2死を取られた後、中野が四球で出塁すると、バッター島田の時に中野が盗塁。
 この盗塁成功を待って、島田に代打原口を送る。
 島田が、左であるから、盗塁の助けになると、盗塁が決まるまで待って、原口に代えたという。
 そこまで考えているのかと感嘆した。

 その代打原口が、エスコバーから、ダメ押しとなる2ランを放った。
 (ちなみに、これがチーム第1号だ。)
 その原口も、前日同じエスコバーにチャンスでサードファールフライに抑えられている。
 それを見て、紙一重だった。エスコバーのストレートを打ち返せるのは、原口だけしかいないという起用だったらしい。
 この2ランが、タイガースの開幕3連勝を決めた。

 この開幕シリーズを見て、岡田監督がいかに考えながら試合を進めていっているかわかった。
 勝つために、当たり前のことを当たり前にやる、そういうチームを目指している。
 こういう姿勢が浸透していけば、今年こそ、アレを実現できるのではないか、そういう気にさせてくれた。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:08 | comments(0) | - |
6x−5 対横浜DeNA 延長12回を制して、開幕連勝!
 前日に続いて、現地観戦。
 この日は、デーゲームだから、阪神百貨店でイカ焼きを買って、京セラドームでビールと一緒に昼食。
 これが、野球観戦の醍醐味でもある。

 さて、試合は、久々の観戦を、より長く楽しめるよう、延長12回まで規定ギリギリまで見せてくれた。
 伊藤将の肩の状態が悪いことから巡ってきた先発のチャンス、それを射止めた秋山が先発。
 まぁ、秋山としたら、ここで力を示さんと、ローテに残れないし、昨年の不調(膝の不具合らしいが)から、それまでの連続2桁勝利の  実績を失い、ローテション投手の座を失っている状況から、この試合にかける思いは、相当なものであったと思う。
 そういう思いが、立ち上がりの秋山のコントロールを失い、力んで高めに球が浮くという状況に陥れさせた。

 初回にいきなり4点を失うという立ち上がりに、この試合の負けを覚悟した。
 ただ、今年のタイガースは、ここからの反発力が違った。
 その裏の1回の攻撃で、近本の2ベースから、ノイジー、大山、森下のタイムリーで3点を返した。
 それでも、さらなるチャンスの1子1、3塁から梅野がダブルプレーに倒れたtきには、この追いつけなかった1点が後々響く気がしていた。

 続投を命じられた秋山は、2回に絶好調の宮崎に1発を喰らって、5失点をしたが、その後落ち着いて立ち直りを見せて、5回までを投げ切った。
 本来なら、最初の打席で、代打を送られ交代のところ、5回まで投げさせたのは、こんなところからピッチャーを使っていたら、シーズンが持たないという考えと、秋山へ先発投手としての責任の自覚の促しと両方あったのだろう。
 それが、岡田監督らしいといえば、らしい采配だ。

 2回は、小幡のヒットから中野のタイムリーで、再び1点差。
 ここでも届かない1点が重くなりそうに感じる。
 それでも5回には、ガゼルマンを繋いだ坂本から、佐藤輝が犠牲フライを放って、同点に追いついた。
 昨日の先発石田といい、この坂本といい、タイガースを得意にしていたピッチャーから点を奪っているのはいい傾向だ。

 追いついてからは、両チームのブルペン勝負になる。
 ベイの、三嶋、伊勢、エスコバー、入江、森原にチャンスは作れど、点を奪えず、タイガースは村上、浜地、湯浅、石井、加治屋と繋いで、ほぼ完璧にベイ打線を封じる。
 特に8回の裏に、エスコバーから四球と相手ミスから、1死1、3塁のチャンスを掴んだ時に、代打・原口がファールフライ、近本が四球で2死満塁で中野が三振が、勿体なかった。
 特に原口は、外野フライでいい場面だっただけに、ミスショットに見えた打球が残念だった。

 そうして12回に岡田監督がマウンドに送ったのが新人の富田だったのは、驚いた。
 確かに、富田とケラーの2択であり、ベイの打線が、左が続くことから、富田という選択も考えられなくはないのだが、経験値から言え ばケラーの選択が常道という気がしていた。
 昨日のケラーのピッチングと左打者を考えた末の富田の起用だが、ここに岡田采配を見たように思う。
 富田は、佐野にヒットを許すが、好調宮崎を三振に切って取り、吠えた。
 宮崎を迎えた場面で、マウンドに集まったが、好調宮崎との勝負を避ける考えもあったのだろう。
 そこを勝負に行かせたタイガースベンチの采配に感心した。

 12回に投手富田をアナウンスされた時、「うぁ〜、ここで富田か〜」という驚きもあったが、岡田監督曰く、
「いずれ厳しい場面で投げなくてはいけないんだから、早いうちに経験したほうが良いやろ。はっきりゆうて。」
 これが岡田采配の真髄なんやろ。

 12回の裏は、康晃しかいないので、タイガースは、比較的康晃を打ってることもあり、期待値が高まった。
 あっさり、2死にはなったが、代打の糸原は、ヒットで出るとムードが変わった。
 小幡がしぶとく四球を選んで、坂本がヒットで繋ぐ(代打長坂があるかと思ったが)と2死満塁のチャンスで近本がセンターオーバーのサヨナラ打を放って、勝負をつけた。

 ヒットを打った糸原ももとより、四球を選んだ小幡、ヒットで繋いだ坂本といい、みんなが仕事をして掴んだ勝利だった。
 これで、乗っていける、そういう勝ち方でもあり、今年のタイガースが、一皮剥けた戦い方ができる集団となったことを示した戦いでもあった。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 20:05 | comments(0) | - |