2012.04.30 Monday
0−0 対読売 1点すら取れない野球で
ノーアウト1塁で、4番が外野を抜けるかどうかの当たり。
ファーストランナーは、相手チームの外野の守備力を考えてハーフウエィ。完全に抜けてからスタートを切る。 次の打順は、ここ数試合調子を上げて、5番に上がったバッター。 6番バッターは、長打力はあるもののボールを振ってしまう三振の多い打者。 7番は、足のある俊足と呼ばれる選手が続く。 あなたがサードコーチであれば、この状態でランナーにどういう指示をだしますか? サードで止めておいて、無死2、3塁。 次の金本で勝負。例え内野ゴロでも鳥谷ならホームに返る足もある。外野まで飛ばせば、余裕で犠牲フライになる。 例え金本を歩かされても、ブラゼルがホームゲッツーでも喰らわない限り、チャンスは次へ続く。ホームゲッツーでなければ、1点は入る。可能性の高い三振でも1死満塁で柴田。 柴田なら、和田監督提唱の「1点を取りに行く野球」ができるチャンス。 スクイズでも、ダブルプレー崩れでも得点は可能。 寅吉なら、こう考える。 果たして、サードコチャーボックスに居た久慈コーチはどう考えていたのだろうか。 後先考えず、目先のチャンスに、相手の中継プレーの失敗を願って、一か八かのゴーに賭けたのだろうか。 これが、2死ならイザ知らず、止めておいてからの方が遥かに高い得点パターンが広がるはずなのに、なんで一か八かに賭ける必要があったのだろうか。 そんなに、和田監督が提唱して来た「1点を取りに行く野球」を信用していないのか? コーチとして、そんな練習を全然させてこなかった物だから、信用を置けないのか? 単に外野を抜けた打球と鳥谷の足を思って、状況を無視して(考えが及ばず)」、あせってゴーをかけてしまったのか? いずれにしても、この判断で今日試合の勝ちが無くなった。 去年までの「壊れた信号機」を撤去したのはよかったが、新しい信号機も不良品では、話にならない。 本当は外野手経験のある関川コーチの方がサードコーチに向いているのと違うだろうか。 ここの人選を誤ると、散々山脇の「壊れた信号機」ぶりに悩まされたように、同じ状況になる。 久慈に適正がなければ、別の人選をすべきだ。 選手の失敗は、すぐにファーム落ちがあるが、サードコーチの失敗にノーペナルティってことはないわな。 しかも、11回の小宮山に代打も出さん。 11回裏の球児へのリードを考えての事か?岡崎じゃ球児がいややと言うんかいな? まだ、浅井も桧山も城島もいる状況。 代打は、この小宮山と次の福原のところしか使えない。 なのに、小宮山をそのまま打たす。小宮山はいつからそんなに打てるキャッチャーになったのか? まぁ、浅井や桧山や城島より、期待できる打者という評価なんだろうねぇ。 挙げ句、西村に対して、左の桧山を余して終わった。 これでは、「1点を取りに行く野球」と呼べんなぁ。 ここ2試合で「1点すら取れていない野球」やからしょうがないか? こんだけ、ミスしていても負けなかったというのは、相手が読売だったかも知れないね。 まぁ、その読売に1勝もできなかったのがこの3連戦の紛れもない事実なんだけどね。 ちゃんと反省しとかんと、このGWは魔の連敗にはまりそうで怖いでぇ・・・・・。 ぐぁんばれ!タイガース |