2010.05.30 Sunday
3―2 対北海道日本ハム 大和のバントヒット
今日の殊勲は、この一打。
先発武田勝に全然「ノー感じ」でいいところがなかった大和。 久々の先発で2番起用に応えられず、いいところがなかった。 守備力重視の戦いで、今のメンバーを見るに大和が2番に入ることは意義がある。 ランナーがいると打てない平野が1番で、好調マートンがクリーンナップを努めるに、機動力が使える大和は、藤川俊との2番争いになる。 寅吉的には、大和の2番に一日の長があると思っているんだけど・・・。 さて今日の試合。 8回に代打もトリの一発で勝負あったかに思えた。 トリは突き指らしいが、バッティングの方が変に力みがなく、上手く体の回転で打っており、バッティングにはいい結果がでている。 これがいいきっかけになり、故障が癒えたとき、バッティングのコツ見たいのが身についていると、その後の好結果に繋がる気がする。 だから8回の裏、先頭の田中賢を出した時も、2点差の有利さ。 ファイターズは打ってくるしかないので、守りやすいし、トリの位置だの価値が重く感じた。 森本に打たれたのは誤算だが、糸井を併殺にとって、ピンチを脱したかに思えた。 だが、二岡にタイムリーを打たれ、球児を投入しなくてはならなくなったのが大きな誤算。 2日間続けてのイニング跨ぎは危険すぎる。 どうも、真弓監督は、一度成功すると、その手がダメになるまで使い続ける。 西村や渡辺をそれでダメにした反省が生きていないのも事実なんだなぁ・・・。 そして、もうひとつの誤算。 球児がリリーフした場面で、バッターの小谷野を打つ取って終わりにするのでなく、代走の紺田の盗塁を刺してのチェンジだったこと。 9回に当たっている小谷野から始まってしまう状況になってしまった。 球児は、高橋信二によく打たれているので、小谷野から始まるのはよくない。 ここで、小谷野で切って、高橋信二から始まる状況の方が、怪我が少なくなると思ったのに・・・・。 案の定、先頭の小谷野を出したくないための1発を喰らってしまった。 この同点劇でいやなムードが覆ったタイガースベンチ。 その延長も、桜井が先頭で出るも、平野の一打で飛び出し併殺。 渡辺亮が良く投げ、11回に突入も、閉塞感が漂っていた展開だった。 その11回の先頭が大和。 今日よいところがなかった大和が、出塁することだけに賭けたセーフティ。 実際、ここはそういう発想しかないだろうと思っていた。 ここで、これが出来てこその2番打者、大和だ。 このセーフティがタイガースの閉塞感を打ち破ったのは確かだ。(まぁ、無死満塁から1点しか取れなかったのは置いといてだけど・・・) しかし、なんで久保の時は、援護をしないのかね。 また、勝ち星が消えちまったなぁ。 次は何とかしてやって欲しいよ。 今のタイガースの軸になるPは、久保しかおらんのだからね。 さぁ、交流戦でのファイターズへの借りは返した。 楽天戦もしかり、戦いたいねぇ。大和もがんばってや。 ぐぁんばれ!タイガース |