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負の部分にも眼をそむけるなかれ!
 今日も、オリックスに11―4で快勝
 前田大和にヒットも出たし、能見が好投したようだし、林にも1発といいところだけが目立っている感がある、

 しかしながら、その一方で確実に陰の部分も忍び寄ってくる。
 まず、久保田が黒田(広島)の代役でWBCに召集決定
 これはファンにとって喜ばしいことなのだが、実際の調整の部分では“?”がつくことになる。開幕へ向けての実戦経験(WBCでの出番によるところが大きいと思うが・・・)、投げ込みを中心とした練習量。藤川と切磋琢磨してがんばってくれ!

 加えて、ジェフの離脱
 開幕絶望が伝えられた。
 これでJFKの全てが開幕未知数状態だ。
 さらに、スペンサーの捻挫
 ライト競争の林がWBC離脱時にチャンスと思っていたところこれでは・・・・。

 そんな、陰の部分に奮い立つ選手が出てくることに期待すると共に、そうならなくては瀬戸際の男達が出てくるチャンスはない。
 中村泰、牧野、吉野チャンスだそ!
 桧山の意地の見せ所、浜中レギュラー奪取に燃えるところだ。
 赤松の敗者復活に賭けるもいいか・・・・。

 陰の部分は、陰の男にチャンスをもたらす!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 21:09 | - | trackbacks(2) |
球春近づく音がする
 いよいよ、オープン戦も開幕。
 タイガースの初戦は、なにかと話題の多いオリックス・バファローズ。
 まずは、3-1と白星スタート!(勝つに越したこと事ないやね。)

 鳥谷、久保田はWBCメンバーとの練習試合の相手として、12球団選抜に参加。
 久保田は、早速WBCメンバーを6球で締めて見せた。なんか、選ばれなかったウサを晴らすような格好になったね。

 この試合、イチローの全日本を引っ張る気持ちが前面に出ていて、驚くと同時に、イチローの価値観が伝わってくる気がした。
 このイチローと1,2番コンビを組んだ西岡の更なる飛躍を呼びそうだ。
 出来れば、このコンビに赤星が名を連ねてくれていたら・・・・・、と思ったのは、寅吉だけだろうか。

 翻って阪神タイガース。
 2軍はキャンプを打ち上げ、喜田が鳴尾浜行きとなる。
 岡田監督の「チャンスはあったやろ。打つ打たんじゃなくて4打席の中で5球も、6球もボールを打ってたら1軍では使えんで。コースに決まったらそうは打てない。甘い球をいかに打つか、やからな」という談話に、強いチームの見方というのが現れている。
 喜田も、“2軍の帝王”で終わってしまうのか、ここから再び這い上がるか、桜井と共に「掴むか、掴み損なうか」の瀬戸際に追い込まれることになる。

 一方、鳥谷の留守のうちに、評価を高めた、前田大和の抜擢
 その柔らかい守備に、高校生の域を越え、将来の明るい希望を抱かせる。
 案外、こういうところから新しい芽が吹いたりする。
 打撃を買われるか、守備を買われるかの違いがあれど、掛布だってそんな感じだった。赤星だって、売りものの足に賭けて、今の位置に上り詰めた。
 前田大和が、その非凡な守備力を基に、東京ヤクルトの宮本のような選手に成長することを願わずには、いられない。

 だが、前田大和が成長すると、生涯遊撃手を誓う、鳥谷とポジションを争わなければならないようになる。
 やっぱり、鳥谷は、真弓2世としてコンバートがありえるのか?などといらぬ心配さえしてしまう。(取らぬ狸の皮算用ってね。)
 こうして切磋琢磨することが、お互いのレベルアップに繋がる、そんな良好なる関係がいいぞ!

 春が近づくと共に、開幕も近づく。
 球春が近いと言うことは、競争もピークに近づく。
 いよいよ、振るいにかけられ、脱落するものも出てくる。
 本当の球春を迎えられる選手になるために、まだまだがんばれ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 19:27 | - | trackbacks(1) |
つい、つい、筒井に、つい期待
 べつに、早口言葉の練習じゃない。
 どうやら、先の練習試合の6失点筒井2軍降格が決まったようだ。

 これで、がっかりもしていられない。
 そんな悠長な立場と違うんだ。
 いくら6失点があっても、現状の田村に劣っているとも思えない。
 「野球やからな、ブルペンで投げるんじゃなく、相手に投げるんや。フォーム固めをマウンドでしてる場合ちゃう」「次のチャンス? わからん。だまされたようなもんや」という岡田監督の談話からも、期待していたんだろう、実際。

 期待の田村・中林が小さくまとまろうとしている現状を見て、スケールを感じさせる左腕は筒井だけなんですよ。
 三東・能見は線が細い気がするし、江草はそのアバウトな正性格から、負けん気だけでやってきた感でスケールとは違うもんをかんじる。
 下柳は別格。
 そうすると、井川に継ぐスケールを感じさせてくれるのは筒井しかなかったんだが・・・・・。

 そういえば、去年のオープン戦の初戦で無様にKOを喰らって2軍落ちしたのに、シーズンインしてから1軍再昇格、見事ローテ入りした杉山の例もある。
 そのとき、かなりキツイことを書いている。
 今一度、筒井に同じことを言いたい。

 だだ、勝負を諦めるには早い。っていうか、諦めてなんかいられない「勝負の3年目」を迎えているんだ。
 今年、何らかの答えを出さない限り、「未完の大器」や「そいいえば、そんなピッチャー、いたなぁ。」で終わってしまいかねない立場だ。
 スカイAのキャンプレポートのディレクターの福家さん、かってのドラ1・益山なんかもそういった口だと思う。

 寅吉は、筒井がこれをバネに、ある意味、開き直って、劇的変化を遂げてくれないか、つい期待してしまう。
 去年の杉山のように。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:55 | - | trackbacks(0) |
最強の打線の形
 以前当選した、ヘルメット型マウスが不調に陥った。(反応しなくなちゃった。)
 ダメもとでメーカーの日本ディストリビューター社へメールで修理してくれないか問い合わせたところ、大変親切・丁寧に対応してくれて、新品と交換してくれた。
 ほんと気持ちいい対応だったので、今度、「路地裏の中年」の方にも記事を書いておこうと思った。
 
 さて、昨日の鳥谷の活躍により、「将来的に・・・」という条件的ではあるが、岡田監督の口から「1番鳥谷、2番赤星」の打順構想が語られる。
 どうも、85年型の打線を標榜する傾向にある気がするのは、寅吉だけではあるまい。
 しかしながら、理想形のひとつになりうることも確かのようだ。

 寅吉も以前、鳥谷を真弓になぞらえて期待を寄せてる旨、何度か書いてきた。
 右と左の違いはあれど、俊足・強打のショート(真弓は、外野へのコンバートがあったが、当初はショートだった。)としての共通点は多い。
 鳥谷に、走塁(盗塁を含めて)の意識・意欲がもっとでることが条件ではあるが、1番にむいた選手であると感じられる。

 鳥谷が1番に据われば、2番打者不在に泣いた打線が、赤星の2番と言うことで解決されると言う効果もある。
 もともと、今岡1番の時には、2番打者として盗塁王にも輝いており、盗塁に対する不安も少ないと言えそうだ。逆に、ゲッツー崩れで残ったあとの盗塁なんかで走りやすい状況も出てきそうだ。
 赤星自体もバントは、あまりうまいといえないが、進塁打(1,2塁間に引っ張る)技術も付いており、他の誰より適役かもしれない。

 実際、今日の東京ヤクルトとの練習試合で実現したこの打線の繋がりを見るに、なかんか適役だと思えるのだが・・・・・。
 
 しかしながら、現在のメンバーを見るに、赤松をここへはめ込んで、鳥谷には、クリーンナップを目指してもらいたいことも事実だ。
 赤星・赤松・鳥谷と続く打線。「平成のスーパーカー・トリオ」なんか目指して欲しいと思ってしまう。
 今や、これが寅吉の考える、理想の最強形なんだがねぇ。
 それもこれも、赤松次第なんだが・・・・・。
 
 今のように赤松が故障に泣いていると、岡田監督の標榜する、鳥谷・赤星の1,2番が最強の理想形として描かれることになりそうだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:42 | - | trackbacks(2) |
掴む男掴み損ねる男
 昨日の三星ライオンズとの練習試合。
 江草の好投が光る。続く相木とともに摑みはOKだ。

 思えば江草は、故障を知っての獲得。
 故障が癒えてから順調にステップを踏んできたように思う。彼は、変にコントロールに拘って窮屈な投球をしないところがいい。
 結構アバウトなコントロールである。コントロールに気を使って球威を落とすより、思い切ってアバウトに投げ込むことの効用を心得ているかのようだ。ちょうど一昨日の田村の投球の対角にいるように思える。

 相木も同様で、この手の投手が低めに拘る中、高めで勝負ができる稀なタイプのピッチャーに仕上がってきている。
 桟原がサイドからスリークオーター近くまで腕の位置が上がってきているので、十分その後を狙える位置まで来た。

 これに最後を締めた筒井が加わる。
 筒井は、摑めるか摑み損なうかの境目にいる。
 ドラフトの自由枠で鳥谷と同期入団。初勝利も挙げている。やもすればとうに摑みきっていいはずだが、何故かグズグズと3年目を迎えた観がある。
 今年に、何かしら摑みきりたいところだ。

 野手はもっと大変だ。
 ここのところアピール急な上坂でさえ、摑みそこなった男なのだから。
 野村監督時代、今岡を追いやってセカンドのポジションを取りかけたことがあった。ジャイアンツ戦であのメイから、2盗・3盗を連続して決めたハツラツとした姿が焼きついている。
 赤星の前に、スピード・スターの座を射止めることも可能だったはず。(いらぬスピード狂であることは世間に示してしまったが・・・・)。
 昨年の2番セカンド不在状況につき、彼のを思い浮かべるのだが、摑み損なった男には、バイ・プレイヤーの位置しか残ってないようだった。

 同じ状況が、浜中・林・喜田なんかにも言える。
 今年掴まないと、掴みそこない組に編入されてしまいかねない位置にいることを自覚して欲しい。

 後は赤松
 このキャンプでも故障だ。
 昨年も新人で抜擢されたキャンプも故障で手放した。
 今年、出場機会を増やそうとセカンドの練習。これも1軍の戦力として考えたいと言う意思表示に他ならないのに、再び故障で手放す。
 いやな傾向が続いている。
 こんなことをしているうちに、ライトとセカンドにしっかりレギュラーを掴む選手が現れかねない。そうすれば彼が狙うべきポジションが消滅してしまうことを意味するのだ。
 決して、故障なんかで掴みそこなうことなかれ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:51 | - | trackbacks(0) |
勝利の陰で・・・・
 今季初陣を勝利で飾る!
 決勝のHRは、期待の林威助

 言うことなさそうな、対北海道日本ハムとの練習試合の結果だと思えるが、果たしてどうかな?

 期待の能見のピッチングは怪しいものだった。
 どうも投げ急ぎのような気がする。田村も同じような傾向にあるといえるが、バックが小さく、前に大きくという意識が強いのか、体の前半分だけでピッチングしているように見られる。
 本来、怪傑ゾロ(古いか?)が遠くの標的を鞭で打つかのように、強く大きく打たないと、手元でノビのある球は生まれないようなのだが。
 彼らは、アーチェリーの弓を引くかのような感じで、ピュッと投げるが、手元でノビない球になってるように見えるのだが、どうだろうか?

 その他、鳥谷のファンブル。
 関本の判断ミス。
 中継ぎ期待の伊予野の誤算。
 前田忠の走塁ミスもあった。
 彼らがそんなこっちゃ、底上げなんてできないだろう。

 伊代野にしても1年目の初勝利を挙げた年に、摑みかけた位置があったはずなのに、手放して久しい。ある意味、もらえるチャンスは多くなくなってきている。心してかからにゃ、こんな結果じゃ安芸で2軍も確定か?

 林と喜田のバッティングは充分見るべきものがあった。
 間違いなく、打撃では1軍戦力たる資格ができた。
 ガンガン、アピールして行けばいい。(守りの練習もしっかりやってくれ!)

 これから、さらにふるいにかけられるメンバーがいるんだろう。
 上坂のような必死な姿を見せてくれ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:38 | - | trackbacks(0) |
藤川のフィールディングに酔う
 昨日は、練習が休みのため「猛虎キャンプレポート」は、第2クールの総集編を流していた。
 
 一番面白かったのが、投内連係ってやつ。
 ランナー状況を設定して、ピッチャーが打球処理、1塁カバーなどの練習をするというものだ。
 これをみてると、藤川のフィールディングのうまさが際立つ。
 いとも簡単に打球の正面に入り、捕球から送球までが一転の澱みもない一連の動作として行われる。
 このまま内野手としてもやていけそうな見事なものだ。

 新人の渡辺が、2塁送球を連続で失敗していたり、福原の動作が緩慢で送球も乱れがちな点を見ても、藤川のフィールディングは、ひとつの武器と言っていいものだ。
 逆に、福原の勝ち星が先行しないひとつの理由として、フィールディングがイマイチというのもありえるかと思える。
 投手のフィールディングは、そのセンスもあるが状況判断を寸時に下し、そこへの行動をいかにすばやく起こすかと言うことだ。それに、迷いや判断の遅れが伴うと、送球の乱れや、フィルダースチョイスを起こすことになる。福原もフィールディングだけでなく、状況判断や試合の流れを読むことに遅れが見られるのではないだろうか・・・・・。

 キャンプもあっという間に、第2クールまで終了し、今日から第3クールだ。明日は日本ハムとの練習試合も組まれている。
 「正念場の男達」は、もう結果を求められる時期に来てしまった。
 オープン戦のメンバーに生き残るためにもここで答えを求められている。
 キャンプ序盤でどの程度の準備や心構えでいたかが分かりつつある。
 藤本は、昨日も休日返上の打ち込みをしたらしい。(ほんとは、打ち込みよりバント練習でもすると良いのだが・・・笑)

 ぐぁんばれ!タイガース
 
| 房 寅吉 | - | 12:00 | - | trackbacks(0) |
「春季キャンプはここに注目!」に虎っくばっく!!
 今日は、長めの第一クールが終わった後の、休養日。
 と言っても濱中はじめ、鳥谷・藤本など競争の真っ只中にいる連中は休日返上で汗を流したらしい。

 ということで、今日は「てぃぶろぐ」のトラックバック企画に乗ってみる。
 お題は、「春季キャンプはここに注目!」

 なんていっても、注目はライトとセカンドのポジション争い。
 これがこのキャンプ一番の争点であり、結果がシーズンの成績に響きかねない重要さを持つ。
 ここに関わりある選手を列挙しても、
 濱中・林・桧山・スペンサー・赤松・藤本・関本となる。
 しかも彼らの動きは、ファーストにも影響を与えるだけに、シーツ・喜田なんかも加わってくるに違いない。
 こりゃ、もう大騒ぎだわさ。

 だけど、寅吉が密かに注目しているのは、若手捕手のポスト矢野の争いと、井川の復活度なんだよね。
 井川が再びエースと呼ばれるピッチングを見せることができるのか。
 ここ数年の勤続疲労は、解消できたのか。
 初日に見せた、シェイプした姿に期待は高まっている。
 
 ここ数年の捕手の補強により、浅井(逆指名)、岡崎(自由枠)などでその年の目玉捕手を指名してきたが、なかなかポジションを得られていない。
 あろうことか、来年の補強も捕手が優先なんて声も聞こえてくる。
 「どうした、浅井、岡崎」って言いたくもなる。
 昨年第3の捕手の座をつかみかけた浅井の飛躍と、岡崎の巻き返し、加えて狩野の逆襲が注目される。

 なには、ともあれ無事第一クールも終了。
 まだまだ、競争は続く。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:41 | - | trackbacks(0) |
ダーウィンの進化論
 ダーウィンがいきなり140キロ中盤の速球を連発だと。
 この分でいけば、クルーン超えも期待できると・・・・。この時期の新聞報道は、話半分で聞いていて調度よいとわかちゃいるけど、尚、期待を抱かせる存在へと進化してきた。

 このダーウィンの進化は、無形の効果を呼ぶことになる。
 5人の外国人選手のうち、一人は2軍登録となるため、ポジション争いの他に、外国人枠の争いが加わる。
 安泰なのは、ジェフとシーツの二人だから、残りの2つの枠を、2年目の大化け期待のスペンサーと期待の銀腕・オクスプリング、そしてこのダーウィンで争うことになる。故にダーウィンの進化は、スペンサー、オクスプリングに1軍決定の安心感を奪い、競争の中に身をおくことを意味するのである。
 特に、スペンサーはライト争いと同時に外国人枠争いに身をおくことになり、ホント、大化けしないと、シーツの他は投手に枠を奪われるという事態も大いにありえることとなる。

 しかるに、スペンサーがちゃんとトレーニングを積んできたと公言するのも頷ける。ウカウカ7できない心情が溢れているのだろう。
 実際、ダーウィンの大化けの可能性のほうが高そうな気がするのは、自分だけではないだろう。
 先発でも後でも行け、なおかつスピードの魅力に溢れるこの投手は、ハングリー精神も持ち合わせ、「第2のバッキー」になりうる要素もあるように思える。

 そして、スペンサーにとって、前門の狼がダーウィンなら、後門の虎は林といえるだろう。
 昨日のバッティング練習でも、柵越えを31発放つなど、バッティングはレギュラーにふさわしいレベルに到達している。
 そして、この林の進化は、故障から復帰しレギュラー取りに燃える濱中を刺激する。見事な連鎖だ。
 こうした競争の連鎖は、大いに歓迎する。
 その結果、高いレベルで決着することが、戦力アップに繋がるのだから・・・。また、決着がつかずシーズンを通して競争を続けることでも「増強」は図れるというものだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 19:49 | - | trackbacks(0) |
井川のやる気
 キャンプがスタートした。
 キャンプ情報は、スカイAの「猛虎キャンプ・レポート2006」でチェックすることにする。
 もっとも、夜の録画中継を見るのだから、ここでの記事はどうしても1日前の話題なってしまうことをご了承願いたい。
 そうそう、「 亀ちゃんのタイガースに檄!」っていうのもGAORAでやってるね。
 いずれにしても、野球熱が高まっていくことを感じられる。

 さぁ、初日の様子で目立ったのが井川の体つきだ
 グッと絞れた感じが見てわかる。
 元来、下半身の充実は目立つものの、肉付きが良いと言う選手じゃなかった。それがここ2年くらいで、全体的に肉が付いたのが分かるようになっていた。
 かっての江川がそうだったように、大きなケツに支えられ、足を大きく蹴り上げる独特のフォーム(作新学院時代のね。)から繰り出す速球は、伸びるようにミットに吸い込まれた。しかし、彼も大学・プロへ進むにつれ肉付きが良くなり、足を大きく蹴り上げるファームを維持できず、楽するフォームへと変貌するにいたり、球威を落としていった。
 見た目の急速は出ていても、ノビ・キレの部分では見る影のない棒球と言えるような球になっていく。

 井川の昨年は、まさしくかっての江川がたどった道にはまっているように見えた。
 ただし、その原因は、数年の蓄積疲労によるものが多分にあると踏んでいたんだが・・・・。
 (寮を出たための、食事の管理にも問題があったかも知れないが・・・)

 それが昨日のブルペンの様子を見るに、明らかにシェイプ・アップされている。問題のひとつは解決されているかのようだ。
 あとは、ここ数年の蓄積疲労が何処まで癒されているかだ。
 去年は、ここ数年ではもっとも投げたイニングが少ない年だった。うまくオフの間にリフレッシュできていれば、見込みはある気がする。
 また、あの輝きを取り戻して欲しいと願っている。
 誰より、井川が柱としてしっかりすることが、最大の「増強」になるのだから。
 井川のやる気やよし!だ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:19 | - | trackbacks(1) |