2012.02.19 Sunday
オープン戦どうでしょう
練習試合は、破竹の3連勝。
昨日なんて、パリーグの優勝候補に挙げられる岡田・オリックスを18得点で粉砕。 今年の虎は、なかなか元気じゃないかと思わせといて、今日が初のオープン戦となった。 相手は宿敵・Gで、タイガースも平野、鳥谷、金本、城島と主力クラスがスタメンに名を連ねる。 Gの先発は、高卒2年目の宮国。 ここは、プロの厳しさを味合わせるべき場面なんだが、そういうところで逆に相手に華を持たせてしまうのがタイガース・スタイルなんだよねぇ。 さして球威がある訳でなく、ドロンとした大きなカーブが特徴のピッチングに、タイミングが取れず、手も足も出ずという結果にあいなった。 まぁ、「お人好し症候群」の癖は治っていないということらしい。 不運だったのは、昨日の大量得点での圧勝。 得てして、そういう後は貧打に陥る。結局、宮国の後も抑えられて、3安打の零封という結果。 まぁ、今の時点でそうこう言える訳ではないが、ちょっと不安な面が出て来たって感じかなぁ・・・・。 主力は、まだ目慣らしの状態だし、逆にGを1点に抑えた投手陣に明かりを見つけた方がいいかもしれんなぁ。 小嶋も内容は良かったし、鶴も力強さがでてきて、今年の大化けの可能性を感じさせてくれた。 どちらかが化けて、ローテ入りしてくれれば、大きいやけどなぁ。 隼太がガングリオンの除去から手首の違和感でバッティングを休止。 新井が体の張りとかで練習を休んだり、そろそろ疲れも出てくるところなんだが、キャンプの練習を見て気になる事が・・・。 投手陣の坂道ダッシュで、二神、藤原などが数人でつるんでダッシュを行い、談笑しながら戻ってくる映像が流れていたが、一番緊張感を持って練習しなくてはいけないメンバーの練習ぶりには、とても見えなかった。 岩田や西村は単独で黙々とメニューをこなしていたが、練習に取り組む時点で大きな差を感じざる得なかったわ。 12球団一温いと言われたタイガースキャンプ。 今年は、声も出ていて、元気さが前に出ている点では改善されているとは思うが、厳しさという点ではどうだろうか? なんか、泥だらけで、もうダメというくらい追い込んでいる練習風景が映る事はまずない。 みんな、笑顔で楽しそうに練習している姿が映し出される。 ほんとうに、それでいいのかなぁ。 それが、今日のオープン戦の結果に現れているんじゃないだろうか。 キャンプも後半から終盤に入り、実戦練習が多くなる。 今から、体を追い込んで行く練習は難しい時期になってくる。 楽しいキャンプを送った選手には、そのツケが必ず回ってくることを覚悟した方がいい。 それでなくても、後の無い若手が多い、タイガースだ。 それを後悔する事がないよう、残りのキャンプを充実したものにする事を願うばかりだ。 ぐぁんばれ!タイガース |