2021.10.27 Wednesday
0−4 対中日 This is Tigers Style
この結果に、残念がっては、いけない。
これは、いつもの通り、タイガースらしい結果なのだから。 期待をすると簡単に裏切る。 諦めると、息を吹き返す。 そういうタイガースらしい、終盤の戦い方だった。 そうして、追って、後一歩というところで、簡単にこける。 これも、タイガースらしい。 ただ、本当に優勝しようと思うなら、このオフ、キャンプに架けて、守備のってってきな向上を図らないとダメだ。 この試合も、守備のエラーで、先制点を与えたところから、苦しくなった。 追加点も振り逃げが起点になっている。 ここ数年、守備力の向上が課題にされているが、キャンプなので、その課題に真剣に取り組んでいる様子が見えない。 もう一つの課題であった、貧打の解消は、佐藤輝の加入などで向上してきたが、キャンプでは、こっちの課題に取り組むばかりの様に見えた。 今度こそ、その課題を克服しないと、来シーズンは、もっと順位を下げる事になる。 92年も終盤までヤクルトと優勝を争い敗れた。 その後ヤクルトは、黄金期を迎え、タイガースは、暗黒へ舞い戻ってしまった。 08年は、終盤讀賣の驚異的な勝率に、差し切られた。 その後、読売は再び優勝争いの常連に、タイガースは、10年にも中日と争い破れる。 14年にCSを勝ち上がって、日本シリーズに進出したのが、唯一の光。 それで、16年も優勝から遠ざかっている事実だけが残っている。 今年の反省を生かさないと、来シーズンはより厳しくなる。 横浜だって、外人がシーズン当初から万全であれば今年の様なことはないだろう。 中日だって、監督が代わり、巻き返しを計ってくる。元来投手力はセリーグNo1なんだから。 広島は、鈴木誠也の動向次第だが、大瀬良、九里、森下、床田と先発、栗林(2年目のジンクスがどう出るか?)の抑えと整備されてきている。 讀賣は、このV逸で今年は、半端ない補強をしてくることが予想される。 ヤクルトだって、村上は脂がのり、奥川が無双化しそうだし、中継ぎ陣の勤続疲労がどう出るかだ。 対して、タイガースは、不運要素が大きい。 伊藤将司、中野の2年目のジンクスがどう出るか? 佐藤輝は、今シーズン中に、すでに2年目のジンクスを味わったので、ある意味心配ないかもしれない。 高橋遥の故障体質。(シーズン通しては計算できない) 西の衰え? スアレスの動向。 梅野のFAの可能性。 相変わらずのエラーの多さ。 このエラーの多さだけは、改善できる。 それができなければ、Bクラスもあり得る。 来年は今年以上に混戦になるんじゃないか。 下位チームが奮起して、巻き返してくれば、ヤクルトも今年の様に下位チームから星を荒稼ぎができなくなる。 それは、混戦に巻き込まれることを意味している。 そういう中、勝ち上がるのは、勝てる試合をしっかり勝ち切るということだ。 今年の様に、勝てる試合をミスで失う様なことがあれば、それは混戦からの脱落を意味する。 絶対に、この課題は克服しないといけない。 そうして、今年戦力になりきれなかった、藤浪、岩貞、大山、高山、この過去のドラ1たちが、復活してこなくてはいけない。 伊藤将司、中野の2年目のジンクスに対する危機管理として、このメンバーの復活は、優先課題になる。 まだ、CSが残っているとはいえ、This is Tigers Styleだ。 あっさり、讀賣にやられてしまうことも考えられる。 初戦を高橋遥人で行きたいのだが、現状投げられる状態であるかどうかも不明だ。 まぁ、期待しないで見ていることが大事だな。 ぐぁんばれ!タイガース |