CALENDAR
<< September 2023 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECOMMEND
+RECOMMEND
売れるネットショップ実践指南
売れるネットショップ実践指南

ネットショップのノウハウを知ろう!
+RECOMMEND
+RECOMMEND
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本

すべて実体験からのノウハウが漫画で解り易すくよめます。40代以上必読の書ですよ。
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+RECENT TRACKBACK
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+LINKS
+PROFILE
+OTHERS
1−2 対広島 下剋上100%って言っているけど
 この試合、解説していた達川氏が、広島と阪神が戦えば、「間違いなく広島が下剋上する。100%の確率で」と連呼していた。
 本当に、そうなのだろうか。
 確かにここにきてのタイガースの闘いぶりに覇気が掛けているのは否めない。
 この試合も、お試しの門別を先発させている。

 門別は、良かったねぇ。
 将来の希望を感じさせる投球だった。
 ただ、去年の森木もそうなんだが、ここからが肝心。
 この登板で、自分が1軍で通用するために、何が必要なのかはっきり自覚して、このオフの取り組みにしてほしい。
 ここで、間違えたり、故障してしまうと、森木のように迷路にハマってしまう。
 来年の飛躍のためのこの日の登板であったと、語れるように頑張ってほしい。

 そのお試しの門別を攻略できなかったのも広島である。
 まぁ、広島がファイナルへ勝ち上がるのも、定かではない。
 そういう意味で、広島がファイナルへ出てこないよう、横浜をアシストしてやれという警告か?
 ただ、タイガースの立場から言えば、横浜より広島の方が組みしやすいように見える。

 ファーストステージは、広島は床田、森下、(九里or大瀬良)、横浜は、今永、東、(大貫or濱口)というところだろう。
 ファイナルへ出た場合、広島は九里or大瀬良、誰か、床田、横浜は、大貫or濱口、石田、今永というローテか。
 横浜は、バウアーがどうなるかもある。
 ピッチャーで考えれば、やりにくいのは横浜と思うんだが。

 まぁ、タイガースが、優勝が決まって、一度緊張を切ってしまっているので、緩んだ気持ちを締め直すのが大変だということだ。
 しかし、逆に、一度落として再度上げる操作が可能になる時間があるとも言える。
 ピッチャーも打者も、好調期は、長くない、それに不調期が合わさり、繰り返しながら、進んでいく。
 優勝を決めるまで、絶好調期だったタイガースは、その後下降線に入り、ここに来て不調気になっている。
 その不調期が、優勝が決まった後だったから、良かった。
 この前の不調期は、交流戦の時に訪れていた。

 その不調期を、上手く、個人記録とタイトルに向けて調整しながら、調子が戻るのを待つ。
 CSファイナルで、上手く上向きになるように調整できれば、シメたものだ・
 前回の不調期には、横浜に一時首位を譲るも、その後横浜が息切れし、タイガースが首位奪回。
 その後好長期に入った広島が、一時首位に立つも、その時点で足がなくなっており、失速。
 タイガースに好調期が、戻ると、もう追いかける足がなく、タイガースが独走してゴールした。
 
 今、横浜、広島は、ファーストステージの地元開催に執念を燃やして、必死にあったかっている。
 丁度、タイガースを追って、一時首位に立った時のよな状況。
 そこに、ファーストステージを勝ち上がらなくてはならない戦いが控える。
 そこまで目一杯に戦って、さらにタイガース相手に下剋上する余力が残っているのか、ということだな。

 まぁ、そう考えると下剋上は、一朝一夕には行かない。
 タイガースは、落ち着いて、ファイナルに向けて、各自が調子をあげ、気持ちを上げられるよう、しっかり調整することだ。
 今年やってきた野球をやれば、決して足元をすくわれる事はない。
 そう思って、地に足をつけて戦うことだ。
 そう言って、自分を納得させている、今日この頃なんだが。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:08 | comments(0) | - |
3−5 対横浜DeNA 泣くな!森下
 5回の表、無死満塁のチャンスに三振に倒れた森下は、ベンチに戻ると、タオルで顔を覆いながら涙を流していた。
 横で、先輩の佐藤輝が、何やら声を掛けていたが、涙が頬を伝う様子が映し出された。
 優勝決定後のバッティングに狂いを生じており、思うにまかせないもどかしさ。
 いくら注意しようとしてもボール球を振ってしまう、不甲斐なさ。
 それを注意しようとすると、甘い球にまで手が出なくなるジレンマ。
 そういうものが一気に吹き出したのかも知れない。

 まぁ、優勝が決まった後で良かった。
 これから、CSのファイナルまで、矯正する時間は、十分にある。
 シーズン当初も、オープン戦までの好調さから、一気に落ちて、2軍調整を命じられた。
 それも2回も繰り返した末、後半の活躍に繋がっている。
 その活躍から、森下へのマークも研究も進んで、厳しい攻めをされるようになっている。
 それは、森下が一人前のプロ野球選手として、誰もに認められるようになったからだろう。

 それは、誰もが通る道かも知れない。
 声を掛けてくれた佐藤輝でも、新人の時は50何打席も、ヒットが出ないスランプに陥り、2軍落ちを経験している。
 3年目の今年でさえ、序盤に2軍再調整を命じられる状態にまで陥っている。
 それを克服してこそ、今のバッティングがある。
 森下も、今の状態を克服すれば、さらに一段、ステップアップできるはずだ。
 
 シーズン残り3試合は、出番があるかは、わからないが、CSのファイナルまで、やるべきことはいくらでもある。
 甲子園で打ち込んで、フェニックスで実践を積んで、何が悪いのか考える。
 多分に、結果を欲しがるあまり、打ちたい病にかかっている。
 それ故、相手は、最後ボール球を振らそうと攻めてくる。
 好調時は、見送れたボールが、止まらず、その術中に、ハマっている。
 今一度、自分の責められ方を思い出し、どういう心構えでいたらいいか思い出して欲しい。

 これが優勝が決まった後で良かった。
 今いくら負けても、優勝は揺るがない。
 ただ、CSのファイナルに向けて、対戦する可能性があるベイスターズ相手に5連敗っていうのはいただけない。
 いくらタイガースが調整試合だと言っても、相手は、調子に乗るだろう。
 タイガース、与し易しっていう意識を持つかも知れない。
 この試合は、最後勝っておくべきだった試合かと思う。

 まぁ、終わったことを嘆いても仕方がない。
 森下同様に、チームとしてもCSのファイナルまでに、やっておくことはある。
 今繋がらない打線、このところタイムリーが全くない、大山のホームランと犠牲フライの得点だけだ。
 これを、シーズンのいい時のような状態にすべく、調整が必要だ。
 気持ちを切らず、再度繋げて、CSのファイナルに万全な状態で臨みたい。
 
 あと、3試合。
 中野の最多安打。
 大山の20本、最高出塁。
 岩崎の最多セーブ。
 近本のトリプル10も狙える。
 個人の記録で達成できるもの、タイトルは、可能であれば全部達成させたい。
 チームとしても、そのためのバックアップを全員でしてやってもらいたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:57 | comments(0) | - |
2−7 対中日 甲子園最終戦は、敗戦
 この日が、本拠地甲子園の最終戦。
 スタメンは、近本も戻って、ベストメンバー。
 最終戦で、ファンにベストメンバーのサービス、これで勝利で飾れれば良かったんだが、お試し起用の投手が結果を残せず、敗戦を喫した。

 まぁ、富田は、まだまだ1軍の先発ローテに入るのは、厳しい内容。
 ストレートにそれほどスピードがあるわけじゃないので、質を高めなくては、いけない。
 近くに伊藤将と言う手本がいるのだから、盗めるものは、盗んだ方がいい。
 ただ、現状の先発スタッフからすると、富田は中継ぎの方がいいんじゃないか。
 その方が、富田の力を活かせる様に思える。

 逆に、この日リリーフでナイスピッチングの及川が、先発に回る方がいい。
 前にも書いたが、及川が、抜く球を覚えて、タイミングを外せる様になれば、あの球威だ、無双しても不思議じゃない。
 来季への配置転換を視野に入れるべきかと思う。

 2人目の西純矢は、期待外れだった。
 本当は、才木と2人で、先発ローテで回って、2桁狙えると思っていたんだが、どうもピッチングに波がある。
 いい時は、無双状態のピッチングをするが、少し落ちてくると、コントロールもバラバラになり、ストライクをとりに行く、甘い球を痛打される。
 今一度、秋季キャンプから鍛え直さんと、ローテに戻るのは難しい。

 試合は、富田が細川の2本打たれ、西純矢が追加点を許し、一時は大山の2ランで1点差になるも、突き放された。
 この日、中野は、1安打で、同じく1安打の岡林と1本差で、最多安打を維持した。
 大山が17号を放って、4年連続の20本以上に、あと3本。
 岩崎は、セーブのチャンスなく、登板なし。

 試合後、岡田監督からファンへお礼の挨拶があった。
 球場は、岡田コールに包まれ、岡田監督を讃えた。
 次の甲子園の試合は、CSのファイナルだ。
 その時には、シーズン中の強かったタイガースの姿を見せてくれる様、上手く調整して欲しい。
 それが、アレの先に辿り着くことになるのだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:12 | comments(0) | - |
2−0 対東京ヤクルト 大山の思い
 優勝が決まった瞬間、人目を憚らず、一番泣いていたのが大山だ。
 今シーズン、岡田監督の方針で大山は、ファースト4番に固定されてきた。
 タイガースの4番として、その重圧は計り知れない。
 経験はあると言っても、これほど明確にされ、固定されてきたことはなかった。

 チームの勝敗の責任を負うと言われる4番の役割。
 大山は、痛いほどわかっていた。
 それ故、優勝が決まった瞬間の涙として現れたんだろう。
 優勝を成し遂げた達成感。
 その役割を果たしてきた4番の重圧からの解放。
 それが、大山の溢れる涙だった。

 その大山が密かに思っているのは、シーズンの20本塁打じゃなかろうか。
 2020年に28本で本塁打王を争って以来、21本、23本と20本塁打オーバーを3年続けてきている。
 長距離打者の証でもある本塁打数。
 4番を担うものとして、20本は打っておきたい。
 後輩の佐藤輝は、前半の不調をよそに、すでに20本をオーバーし、3年連続の20本塁打以上を達成している。
 大山も負けじと、20本オーバーを4年連続へと更新したいと思っているんじゃないか。

 そんな気持ちが、優勝が決まってからの、力みになって、調子が崩れていたんじゃないだろうか。
 そう、大山には20本をクリアしてもらいたい。
 この試合の1本で、16号だ。
 残り5試合で、4本。
 無理ではないが、厳しい数字。
 どっかで複数本塁打が打てればいいんだけど。
 以前、9月の横浜戦で1試合3ホーマーしたこともあったんだから、不可能じゃない。
 最後まで希望を持って、戦ってほしい。

 大山は、その他最高出塁率のタイトルもかかっている。
 あの村上を凌ぐ四球の多さから、出塁率は、わずかに宮崎を上回る。
 その宮崎も20本クリアしているのだから、大山もクリアしたいところ。
 是非、最高出塁と四球王の両ドリと合わせて、達成して欲しい。

 この日は、中野も1安打で、岡林を1本差に抑えて、目下最多安打。
 岩崎もこの日のセーブで、田口を一つ上回り、セーブ王になっている。
 次は、中日戦で、中野は岡林との直接対戦。
 なんとか、富田と西純矢が抑えて、アシストをして欲しい。

 これから、タイトル争いも最後の佳境に入る。
 できる援助は惜しまず、チームメイトのため、一丸となって協力してほしい。
 それが、強いては、ポストシーズンへ向けたモチベーションの維持にもつながるはずだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:32 | comments(0) | - |
1−2 対中日 疲れか緩みか?
 村上が既定投球回数到達。
 これで、防御率のタイトルと新人王は、当確だろう。
 この日は、5回を64球、被安打5、失点2で、防御率が少し下がって、1.75と堂々の1点台だ。
 ピッチング内容的にまだまだ行ける状態だったが、そこは無理せず、5回でお役御免だ。

 打線は、初回に中野がピッチャー強襲の内野安打で、安打数を1本追加。
 岡林も1安打だから、1本差は変わらず。
 2回に佐藤輝の22号で、1点を先取するも、そこまで。
 以後は、先発の梅津に8回まで5安打に封じられ、その1点のみ。
 9回に勝野を攻め、同点のチャンスを掴むも、そこまでで、敗戦を喫した。

 このバンテリンドームでの2試合、計21イニング攻撃して、佐藤輝のホームランの1点しか取れていない。
 チーム全体のバッティングが狂っている。

 最多安打のタイトルがかかる中野は、一時の力みから解放されつつあるが、森下、大山は、一発狙いの様なバッティングを繰り返し、結果が出ていない。
 下位では、木浪がおかしい。

 森下、大山は、優勝が決まったので、個人成績に入り、長打=本塁打をもっと打ちたい意識が強いのだろう。
 大山は、右打者で初の最高出塁のチャンスなんだから、これを意識した方がいい。
 森下は、2桁ホームランは、達成しているのだから、もっと率を上げることに主眼を置いた方がいい。

 木浪は、疲れなのか、スイングが鈍い。
 丁度、去年までのこの時期の佐藤輝の様に、自分のスイングが鈍くなっていることが自覚できるから、スイングスピードを上げようと力む。
 力むと、裏腹のヘッドは走らなくなる。
 そう言う感じだ。
 休養させて、スイングの形を思い出させた方がいい。

 まぁ、全体的に優勝が決まって、気が抜けたこともあるんだろう。
 ただ、そこから緩みに繋がってしまうと、立て直すのが厄介になる。
 疲れなら、体力の回復を待つ、そう言う調整が可能だ。
 個人の気の持ちようは、変えられても、チームとしての気の緩みは、変えられない。
 そこを、岡田監督も一番恐れているんじゃなかろうか。

 今一度、その試合のテーマを見つけ、そのテーマを達成のために、何をなすべきかを考えて、試合に臨みたい。
 そうすれば、才木を見殺しにすることもなく、村上に負けをつけることもなかったはずだ。
 さぁ、今日からの試合で切り替えて、目標、目的を達成するため、何をするかを考えて、行動しよう。
 これからは、全てがポストシーズンに結びつくのだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:26 | comments(0) | - |
0−0 対中日 才木の2桁勝利の執念を閉ざした貧打線
 この試合の大きな目的は、3つ。
 1. 才木に2桁勝利の足がかりの9勝目をつける。
 2.中野の最多安打のライバルである岡林に打たせない。
 3.セーブシュチュエーションを作り、岩崎にセーブをつける。
 この3つができれば、最高のゲームになる。

 2の中野の最多安打のアシストは、才木が岡林を封じて、その間、中野が、2安打を放ち、最多安打のトップへ出たことで、達成された。
 1と3も、再三そのチャンスがありながら、延長10回まで中日を完封していた才木に勝ちを付けてやれなかった。

 相手の柳もいいピッチングで、ある意味、ポストシーズンにむけ、いかに1点をもぎ取るかと言う試合の予行演習にもなる試合だった。
 惜しかったのは、11回の攻撃。
 木浪が死球で出ると、代打に小幡。 
 バントの構えの小幡に、ワイルドピッチで、ランナーが2塁へ。
 引き続きバントを試みる小幡は、3バント失敗で、1死なった。
 その後、小野寺が四球を選ぶが、中野、森下が三振で無得点。
 こう言う場面でのバントの精度が課題に残った。
 小幡も定位置を確保するには、こう言う場面でバントをしっかり、決められる様にならんといかん。

 後は、10回の島田。
 2死1、3塁の場面の打席。
 今年のバッティングの状態から、セーフティを仕掛けるなどと言う発想は、なかったか。
 こう言う場面での、島田の足を活かすには、そう言う点の取り方も考えられるはず。
 島田も、ここはよく四球を選んでいたが、逆に1点をもぎ取ると言う使命から、そう言う発想があっても良かった。
 まぁ、これは、11回の中野にも言えることだが、中野は、かなり打っているの。

 結局、10回を130球の熱投で投げ切った才木に勝ちをつけられなかった。
 いいピッチャーから、1点をもぎ取ることもできなかった。
 これは、ポストシーズンや日シリで、戦う際の大きな課題として残る。
 そりゃ、優勝も決まっているから、勝敗は関係ないと言っても、やらなくてはいけないことは、しっかりやらなくてはいけない。
 ここで、緩んでいたら、また盛り上げていくのに苦労する。
 やるべきことをしっかりやることで、ポストシーズンへの調整になることを自覚しないとな。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:53 | comments(0) | - |
9−3 対東京ヤクルト 最多安打のタイトルに、MVPの夢を拓く
 最終回、一人でれば、中野にもうひと打席あったんだが・・・・。
 最多安打のチャンスは、首位打者と違い、打席が多いほどチャンスが広がる。
 最終回、中野にもうひと打席のチャンスを与えてやろうと、もう少し頑張ってくれたらいいのに。

 この日の中野は、初回にタイムリーで近本を向かい入れたのを初め、3安打の猛打賞だから、あまり贅沢もっていられないが、他の打席もあたり自体は悪くない。
 少しでもずれていれば、ヒットになっていたような当たりだった。
 このところ、最多安打のタイトルを意識しているのか、ヒットが欲しい気持ちが先に立ち、自分の打撃を見失っているようにも見えた。
 この日の中野は、そういう欲を振り切って、いつもの中野の打撃をしていた。
 それが、3安打の猛打賞に結びついていたんだと思う。

 いずれにしても、残り8試合。
 牧も岡林も、同じ8試合を残して、1本差で牧と岡林を追う立場だ。
 次の2試合は、岡林の中日戦。
 お互い、タイトルを取らすことを考えると、簡単に勝負はしてくれないんだろう。
 牧が讀賣戦で漁夫の利を得るかもしれない。
 ただ、最多安打は、打つしか結果が得られないタイトルだけに、打つしかないんだな。

 中野は、今シーズン、セカンドへのコンバートの中、WBCにも参加し、シーズンを通してここまでフルイニング出場を続けている。
 2番で繋ぎのバッティングをしながら、最多安打のタイトルを取るとなれば、それは、MVP級の活躍と言っていい。 
 盗塁も20に迫っている。
 巷の、MVP予想は、近本、岩崎、大山あたりの声が多いと聞く。
 なんで、中野の声が、もっと大きくならないか不思議だ。
 寅吉は、最多安打のタイトルを取れば、中野がMVPの最有力だと思っているんだが・・・・。

 試合は、初回から、ロドリゲスを攻めたタイガースが、ノイジーの2ランなどで4点を先取。
 3回にも、大山のタイムリーと大竹自らのタイムリーで3点を追加。
 さらに相手のミスやノイジーのタイムリーなどで、計9点を挙げ、守っては大竹が8回を123球、被安打5、村上の2ランと塩見のソロでの3点に抑え、最後はブルワーが締めて勝利した。
 
 試合前のメンバー交換の際、高津は、岡田監督に先日の近本の死球の件で詫びを入れていたらしいが、遅いよなぁ。
 あの時に、速やかに自ら詫びを入れていれば、騒ぎもこんなに大きくならなかったものを。
 流石に、高津も岡田監督に睨まれるのを良しとはしなかったのだろう。
 まぁ、岡田監督の貫禄勝ちや。
 高津も、「攻めた結果だから」とか言って、突っ張っていると、いずれ自分のチームの人間に跳ね返ってくるということを、気づいたんじゃないかなぁ。

 さは、次は、中日戦。
 才木は、全力で岡林を抑え、9勝目を挙げて、2桁へ大手をかけたい。
 頑張れ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:15 | comments(0) | - |
3−5 対讀賣 サトテル覚醒?
 最終回に大山を置いて、2ランを放った。
 9月に入って、好調を持続し、打率も250を超えてきた。
 例年、夏場から、バテるのか、スイングが鈍くなり、極端に成績が落ちる。
 今年は、9月の入っても、スイングの鋭さが失われず、逆に夏場以降成績を上げてきた。

 それは、プロとして、1年を戦う体力ができてきたのか。
 昨年、フルに出続けることで体力面が強化されたのか。
 その経験から、シーズンを戦う体力をつけてきたのか。
 いずれにしても、体力面の課題を克服してきたことが伺える。

 後は、技術面の課題だけだが、これも序盤に試行錯誤しながら、ようやく何かを掴みかけている様に見える。
 後は、早いストレートをいかに仕留めるか、そこの課題だけが残る。
 変化球で交わされてしまうのは仕方がない部分もある。
 まぁ、ある意味、読みとか狙い球に拠る部分も大きいからなぁ。
 ただ、そこでひと粘りで、ファールにでもできれば、もっと打てる様にはなるんだろうが。

 この好調ぶりが、本物の覚醒なら、これ以上の戦力はない。
 タイガースで一番の長距離砲であることは確かだし、一発で流れを変えられる一打を打てるバッターだ。
 この感覚を忘れずに、ポストシーズンから来季に繋げてくれることを願ってやまない。

 反対に、3年連続の二桁勝利を賭けている青柳が勿体無いピッチングでlそのチャンスを逸した。
 5回まで1安打のピッチングをしていたが、6回に5点を奪われた。
 5回までのピッチングは、もしかしたら、ポストシーズンで中心で回れるんじゃないかと思えるくらいの出来だったが、今年の青柳は、崩れると歯止めが効かず、大量失点してしまう傾向がある。

 この日も、岡本に打たれて、苦手の丸に回ったところからおかしくなった。
 案の定、丸にタイムリーを許すと、なんか気持ちが切れてしまった様に見える。
 秋広を四球で出し、満塁とすると、代打・大城に満塁弾を喰らって、5失点だ。
 どうも、自分でダメだと思うと、そのままズルズル行ってしまう傾向にある。
 そこで、ひと粘りができない。
 丸のタイムリー1点で凌げば、後半のチャンスで勝ち投手になるチャンスが出てきたかもしれない。

 青柳の残りの登板は、1回か?
 登板は、後1回か?
 まぁ、二桁勝利は絶望かな。
 岡田監督がどうしても2桁勝たそうとするなら、ブルペンデー設けて、勝てそうな試合場面で登板させるかもしれないし、これで抹消されるかも知れない。

 次は、同じく二桁勝利に望みを繋ぐ才木の番だ。
 才木は、最終登板に望みが繋がる好投を期待したい。
 打線も援護を頼むぞ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:29 | comments(0) | - |
4−3 対讀賣 讀賣貯金群
 対讀賣18勝目になった。
 讀賣にシーズン18も勝つのは、球団記録らしい。
 まぁ、讀賣からだけでも、13の貯金を頂いているのだからありがたい。
 それがタイガースが優勝した大きな要因にもなっている。

 対して讀賣は、広島にも8つ借金しており、タイガースと合わせて、21の借金を抱えて、トータルで5割なんだから、他の3球団から、交流戦の4つの貯金を除いて、17も勝ち越している。
 讀賣の課題は、如何にタイガースとカープに勝つかってことになる。

 CSも讀賣は厳しくなった。
 広島の地元開催も怪しい。
 結果どうなるかは、わからないが広島対讀賣になれば、広島が、横浜対讀賣になれば、讀賣が、勝ち上がる様な気がするが、広島対横浜の場合は、2位になった方が勝ち上がる様に思える。

 その讀賣も、今季は、野手で秋広、門脇と投手で山崎、赤星など若い目が出つつある。
 上手くベテランとの新旧交代が進めば、来シーズンは、脅威になるやも知れない。
 今年の様に、貯金群には、ならないだろう。

 そういう意味で、この試合で、山崎に10勝目を挙げさせることを阻めたのは良かった。
 タイガース相手に勝つのは難しいと言う意識をつけさすことで、来季も有利に戦える。

 打線は、このところ絶好調の佐藤輝とノイジーが讀賣の菊池を打って、逆転勝ち。
 ノイジーは、ポストシーズンに向けて、残留に向けてのアピールもあるのだろうが、必死や。
 佐藤輝は、なんか掴んだのかも知れないと思わせる好調ぶりを見せている。
 このままの調子をポストシーズンまで維持して欲しい。

 さて、次が対讀賣の最終戦。
 雨予報もあるが、先発は雨柳さん。
 青柳の登板日に雨が降る様になれば、いよいよ本領発揮。
 好調時の青柳に戻って、好投することを願っている。
 (中止になったりして・・・)

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:17 | comments(0) | - |
2−3 対横浜DeNA CSに向けて、やな感じ
 またも、ベイスターズに敗れた。
 これで、甲子園での横浜戦が5連敗だと。
 対戦成績も迫られている。
 
 このカード、シーズン当初、内弁慶カードと言われ、タイガースは横浜で、ベイスターズは、甲子園、京セラで勝てないという戦いになっていた。
 その後、タイガースが甲子園で横浜に1敗した時から、今度は逆に、相手チームのフランチャイズで勝ち始める逆の結果になる。
 阪神は本拠地8勝1敗から、5連敗で8勝5敗。
 逆に、横浜で、5連敗から、5勝1敗で5勝6敗
 現在13勝11敗で、残りは横浜で1試合だ。

 いずれ、横浜がCSのファイナルに出てくるとしたら、ファーストで今永、東は使ってしまう。
 3戦にもつれれば、石田も危ない。
 まぁ、バウアーが間に合えば変わってくるが、そうなるとファイナルのタイガースには、昨日の濱口、今日の大貫の先発が予想される。
 その2人に、昨日今日と完璧に抑えられているのは、よろしくないわ。

 いくら、タイガースに祝勝会疲れから、7連戦中だから、優勝が決まった後のお試しだから、と言い訳してみても、相手はそうは思ってないかもしれない。
 単に、タイガースとの相性の良さを感じたり、与し易しと自信を持ってしまったかもしれない。
 そういした状況を、昨日今日の試合で作ってしまったことは、否定できない。
 せめて、最終戦の横浜での試合は、全力で勝ちに行かないといけない。

 その中で、この試合のメリットを語れば、大山に1発が出たこと。
 また、加治屋が不調のままであること。
 岩貞も、力むとコントロールを失って、ストライクをとりに行き、打たれるパターンがはっきりしたこと。
 加治屋は、今のうちに再調整を図って、CSに備えればいい。
 岩貞は、使い方に工夫が必要だ。
 あと、今日は桐敷を休ませられた。

 デメリットとしては、石井大智を3連投させてしまったこと。
 少し、休ませながら、疲れをとってやりたい。
 CSでは、貴重な中継ぎの戦力になるはずだから。
 岩崎のセーブチャンスがなく、タイトル争いが、まだ見えないこと。
 マルチネスは抹消されたので、相手は田口になる。
 今日は、敗戦投手で、まだ並んでいる状態だ。
 
 それと相変わらず、太田と牧にやられる。
 特に牧は、中野と最多安打を争う選手だ。
 横浜がが中野に対して、四球辞さずで、厳しく攻めているのに、タイガースは、まともに勝負に行きすぎ。
 いざとなれば、歩かすつもりで攻めないと、今日で4本差に広がってしまった。
 最後も、どうしたって佐野と勝負していかないと、塁を詰めて牧は、歩かせられないので危険極まりない。
 中野も、最多安打を意識しているのか力みが見られる。
 周りが、バックアップして、牧を止めないといけないのに、逆の結果になった。

 優勝が決まったとはいえ、タイトル争い、CSを睨んで、気を抜いてはいられない。
 今一度、CSに向けて、チーム状態が上がるよう、上手くモチベーションを維持して、地に足つけて、今シーズンの戦いに見せた姿勢を思い出すようにしてほしい。
 まだ、時間はある。
 できることをしっかりやって、最高の結果に向けて、もうひと頑張りしてもらいたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 19:15 | comments(0) | - |
0−1 対横浜DeNA 疲れが出ているか知らんけど
 この試合、広島遠征からの帰りの飛行機の時間に重なっていたので、ところどころ見逃してはいる。
 それでも、横浜の大仁田厚に抑え噛まれていたのは、見て取れる。
 流石に、優勝の祝勝会明けから、広島へとんで、2試合を行って、移動日なしで甲子園で横浜戦。
 疲れが出ても当然かもしれないが、横浜相手にこれで3連敗だから、よろしくはないなぁ。

 まぁ、この試合のテーマは、村上の防御率と、中野の最多安打、このタイトルをなんとかすること。
 村上は、6回を被安打5で無失点。
 残り、3回と2/3で規定投球回数に達するため、ほぼ防御率のタイトルをものにしたと言っていい。
 中野は、ノーヒットで安打の上積みは無し、トップを走る牧もノーヒットで、その差は、1本となっている。
 ただし、中日の岡林がこの日、2本のヒットで牧に並んだため、中野は現在3位ってとこ。
 残り試合が、牧は1試合少ないため、岡林がターゲットとなる可能性が高い。
 中野も、この辺で固め打ちをしたいとこ。

 村上の防御率のタイトルという目標はクリアできそうだが、試合に負けては、いけない。
 特に濱口に、気分よくピッチングさせたのは、よくない。
 いずれ、CSで当たる可能性もあるのだから、少しでも嫌な感じを植え付けとくべき。
 それは、チーム全体にも言えることだが、これで対横浜3連敗で対戦成績も13勝10敗と、セリーグ相手に一番負けている。
 横浜にも、タイガースは嫌だな、勝てないな、という意識を持たせないといかん。
 それには、次の試合を含めた残り2試合をしっかり勝って、そういう意識を持たせることだ。

 甲子園での横浜戦は、次が最後。
 ビーズリーが先発だが、残留をかけてビーズリーも必死で投げるやろ。
 中野がヒットを打って、援護してやらんといかん。
 岩崎にもセーブのチャンスがあれば、セーブ王のタイトルに向けて、いい場面を作ってやらんと。
 それに、CSに向けて、戦いは始まっているという意識で、しっかり勝ちに行く試合をしたい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:43 | comments(0) | - |
9−3 対広島 エラーの多さが気にかかる
 前日の祝勝会明けのお試しモードから、この日は、大竹が先発し、キャッチャーも坂本で、他のメンバーもレギュラーメンバーで、通常モードでの試合。
 CSで当たる可能性のあるカープに、そうそうサービスもしてられないってことだな。

 試合は、カープキラーの大竹が、被安打3で零封し、キラー健在を示した。
 対する、昨年のタイガースキラーだった森下は、初回に佐藤輝、坂本にタイムリーを浴びて、3失点。
 5回には、佐藤輝とノイジーの3ランで4失点と試合を作れず、キラーの面影はなく、降板した。
 この時期に、森下への苦手意識を払拭できたのは、タイガースにとって意義がある試合になった。
 
 打線は、佐藤輝が4安打で好調ぶりを見せつけ、ノイジーは、2打席連続ホームランで残留アピールを強烈に行った。
 この日の様な打撃ができれば、その守備力から、CSでの戦力になるし、残留もあり得るんだけど、続くかなぁ?

 気になったのは、エラーが、この試合4つ。
 中野に始まって、大山、佐藤輝、木浪とイージーなミスが続いた。
 今一度、気を引き締めて、守ることを心に刻んでもらいたい。
 特に佐藤輝は、送球のミスが多い為か、捕る前に、意識が送球へ行ってしまって、捕球し損なうミスが見られる。
 まずは、キャッチしないと始まらないことを再確認して方がいい。
 
 あとは、つまらない故障に気をつけて欲しい。
 森下の自打球や中野が顔にバウンドした球を受けたり、ヒッヤッとする場面があった。
 くれぐれも、怪我だけには、注意して欲しい。
 中野の最多安打など、タイトルがかかる選手もいて、休みわけにも行かないが、休ませられる選手は、実戦感が鈍らない程度に、セーブすることも必要だ。
 これからの課題は、タイトル争いと、コンディションの維持、それがテーマになる。

 最後に、初の広島現地観戦が、1勝1敗で終わって、勝利を見られてよかったわ。
 折角なのに、連敗で終わったら、ガッガリだったからなぁ。
 ありがとう、タイガース。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:29 | comments(0) | - |
5−6 対広島 負けてもいいと言っては見ても
 セリーグ制覇の祝勝会明けの試合。
 広島へ移動してのナイターだけに、先発も当初の予定の村上から、及川に変更し、ブルペンデーとして、設定し直された試合。

 寅吉は、初めての広島遠征で、マツダのズムスタが、12球団のフランチャイズの球場を網羅する最後の球場となる。
 前日、セリーグの優勝を決めてしまったから、この試合が胴上げ試合になると言う目論見は、なくなったが、それは、それで、門別のテスト登板などを見られる楽しみに代えていた。

 周りのカープファンは、CSの地元開催もあり、必死の応援をしていた。
 こっちは、優勝も決まって、勝敗は度外視の調整試合とたかを括っていたが、やはり、 負ければ悔しい。
 床田の立ち上がりを攻め、先制して、途中門別が逆転を許すも、再度逆転しリードしただけに、どうせなら連勝を一つでも多く伸ばして欲しかったと思ってしてまう。
 まぁ、現地観戦だから、余計そう思うのかもしれないが、やはり目の前で敗戦を見る気分は、いいはずがない。

 門別は、ランナーを出してから、セットになると問題ありやな。
 スピードそのものは、いいものを持っている。
 ただ、ストレートの威力だけでは、上では、通用しない。
 もっと、緩急を付けた投球、球種をものにして、セットでも球威が落ちない投げ方、変化球の時に、弛まず、ストレート同様の腕の振りで投げられないといけない。
 課題は、多いが有望な左腕であることは、間違い無い。

 後は、現状問題ありのピッチャーのリレーで、浜地が2度も同点に追いつかれ、加冶屋は、逆転をゆるした。
 加冶屋は、まだ調整途上の様に見えるが、浜地は、完全に自信喪失だな。
 CSの戦力には、計算できないと思う。
 及川は、桐敷が中継ぎ固定になれば、いずれ先発に加える可能性もありだと思う。
 そういう意味もあっての、この試合の先発のだったかも知れない。
 及川は、タイミングをずらす、抜く球を覚えると、全然違って来ると思うんだが。
 
 まぁ、この試合は、祝勝会明けの調整試合。
 そう言い聞かせて、納得させるしかない。
 次の試合は、大竹が先発するし、キャッチャーも坂本で、通常モードで行くと思う。
 折角の広島での現地観戦だ。
 一つくらいは勝つところを見せて欲しい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:55 | comments(0) | - |
4−3 対讀賣 A.R.E
 優勝!
 
 遂に、セリーグ優勝、アレを成し遂げた。
 思ったより早く、球団最速の日付で達成した。
 
 岡田監督が言ってた通り、9月に一番強くなっていればいい、という言葉通り、9月は、負けなしの11連勝で到達した。
 待つこと18年、前回の優勝監督も岡田監督だった。

 やはり、岡田監督は、勝てる監督であった。
 その、先を見据えた起用や、試合の流れの読みなど、他球団の監督とは、一線を画すものがあった。 
 途中、三浦ベイスターズが、新井カープが、一時的に首位を奪うことがあっても、それを境に下降線を辿った。
 岡田タイガースは、そういうことを見据えて上で、慌てず、騒がず、勝負は9月と言いながら、戦い方を変えなかった。

 ローテの中心と見ていた、青柳、西勇輝が不調でも、抑えの湯浅が離脱しても、必ず代案が用意されていた。
 先発ローテは、9枚いると言って、富田、ビーズリーの先発調整をさせ、開幕時に中継ぎであった、村上がいいと見るや、先発ローテに加えた。
 そういう次善の準備がなされた故、ベイスターズやカープが、追いついたらいいが、そこまでで、結局タイガースに突き放されると言う展開になった。

 アレは、成し遂げた。
 残されたことは、18年前、忘れ物を取りに行くと言って、更に忘れ物を増やした、ソレを取りに行かなくてはいけない。
 そう、アレの次は、ソレやねん。

 今日は、思い切り喜びあえばいい。
 ありがとう、岡田監督。
 ありがとう、平田ヘッド、各コーチ陣。
 ありがとう、近本、中野、森下、大山、佐藤輝、坂本、木浪。
 ありがとう、村上、大竹、伊藤将、岩崎、石井大智、岩貞、島本、加冶屋。
 ありがとう、タイガースの全選手たち。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:20 | comments(0) | - |
4−0 対讀賣 バモース!
 マジック「1」
 
 遂にその時が近づいた。
 しかし、強いわ。
 「9月に一番強くなっていればいい。」と、岡田監督が言っていた通りの9月負けなしの10連勝だもの。
 
 この試合も青柳が6回まで零封し、試合を作ると、初回、2回とチグハグな攻めでチャンスを逃し、ちょっと、やな感じがすると、3回に佐藤輝が、満塁ホームランで先制。
 これを、ブルワー、桐敷、石井大智で繋いで完封リレー。
 まぁ、佐藤輝の一発以外の得点がないと言うのが不満であるけど、まず盤石な試合運びだった。

 もう、ここまで来たらシノゴの言わない。
 15日からのマツダが現地観戦予定だが、甲子園で決めてもらって結構。
 その方が、今2軍にいる、アレに貢献したメンバーも呼べるし、皆んなで喜び合うことができる。

 こういう試合で投げられる才木は、幸運だと思って、思い切り行って欲しい。
 そして、最後の一人は、岩崎が締めてくれる事を願っている。
 
 さぁ、あとひとつ!
 アレに向かって、さぁ、行こう!
 バモ〜ス!
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:15 | comments(0) | - |
1−0 対讀賣 アレに加わる西勇輝の快投
 マジック「3」
 
 西勇輝が完封して、9連勝、広島がヤクルトに負けた為、マジックが3になった。
 ここに来てのマジックの減りが加速して来た。
 広島が先の3連敗で、完全に切れたのか、下位のチームのCS争いに飲み込まれている。
 これは、現地観戦予定のマツダの試合より前にアレしてしまうかもしれない。

 この日の西勇輝は、完璧なピッチング。
 久々に、「This is 西勇輝」と言うピッチングを見た気がする。
 思えば序盤は、らしくない、悪い時の西勇輝のピッチングが続いて、2軍調整を命じられるなど、本人は、悶々とした日々を過ごしたんじゃないか。

 矢野タイガースの時に、オリックスから、ローテの柱として期待されてFA移籍して来た。
 その後、毎年規定投球回数をクリアして、ローテとして回り、2桁勝利も2度挙げている。
 そのキャリアでアレの経験がない西勇輝にとって、アレに加わるのは、悲願でもあったはず。
  その、アレのチャンスに、自信が全然貢献できてないこと、その戦力に加われていないことを、どんだけもどかしく思っていたのだろうか。

 その西勇輝が、2軍調整の後に、復帰した後、好投が続いていた。
 勝ち星こそ、思った様につかなかったが、内容は序盤戦の投球と明らかに違っている。
 この日も坂本捕手とのコンビネーションが冴え、外角にビタビタにストレート、シュートといった球種で決めて、つけ入る隙を与えなかった。
 これを見てると、西勇輝は、坂本と組ませた方が、持ち味が生きる様に思える。

 この試合の完封勝利で、西勇輝は、アレに加わることができた。
 アレを達成した暁には、西勇輝の名は、アレのメンバーとして、はっきりと刻まれる。
 それを決定づけたピッチングだった。

 さぁ、後少しだ。
 次は、青柳の番。
 西勇輝に続いて、アレのメンバーとして名を刻める様なピッチングを期待したい。
 青柳も西勇輝もアレの先の“忘れ物“を取りに行く為に、必要不可欠の選手なんだから。
 さぁ、アレに向かって、突き進むだけだ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:08 | comments(0) | - |
5−1 対広島 アレに向かって、道一筋
 マジック「5」

 この3連戦は、全ての流れがタイガースへ。
 ローテ崩して、この3連戦に床田、森下、九里をぶつけて、最後の勝負を賭けた新井カープの目論見を粉砕した。
 
 まぁ、タイガースを追いかけるために、連日勝ちパターンの中継ぎをつぎ込み、この3連戦の前にヘロヘロになっているのを見ても、この先発3人が完投に近いピッチングをしない限り、中継ぎ勝負ができない状態だったんじゃないかな。
 島内は、登板が多く、疲労からか失点するようになってるし、大道も一時の球の勢いがなくなってきている。
 ターリーはいないし、栗林、矢崎の抑えにも不安がある。
 対して、タイガースは、中継ぎを上手く休ませながら使っているので、現在加治屋が放牧中であるが、石井大智、桐敷の調子がよく、ブルワーも使えるし、抑えの岩崎も登板間隔を開けながら使ってもらって万全でもある。
 初戦に、床田が打たれたことで、この3連戦の流れができてしまったんだろう。

 この試合も、伊藤将が村上、大竹に続く2桁勝利を賭けての登板で、それに負けないような気迫を込めたピッチングを披露した。
 対して、広島の九里は、いつものストレートのキレやスピードがなく、変化球で誤魔化すピッチング。
 多分、ローテを詰めた疲労もあったのかもしれないが、それでも5回までタイガース打線をノーヒットに抑えるのは流石だ。
 會澤のリードもあるんだろうが、変化球を上手くタイミングを外すように、要所で上手く動かして、ジャストミートをさせないピッチングだった。
 ただ、森下にだけは、投げにくそうで、それが6回のタイムリーや8回の申告敬遠に繋がっていったんだろう。

 伊藤将は、8回まで111球で、被安打3、マクブルームの1発での1失点で投げ切っている。
 奪三振も9取ってるが、マクブルームに打たれるまでに6奪三振になっている。
 その分、球数が嵩んでいたこともあるが、こういう時に注意しなくてはいけないのが一発長打だ。
 広島打線も、デビットソン、末包、マクブルームと1発のあるバッターを並べてきている。
 そういう意味では、この5回は、十分注意が必要な回だった。
 その先頭のマクブルームに、初球を放り込まれたが、その後をよく抑えた。

 タイガースは、九里に5回までノーノーで抑えられていたが、6回に中野の内野安打と送球エラーに漬け込んで、森下がタイムリーを放って追いついた。
 その後7回に、相手の2つのエラーから、木浪の申告敬遠を経て、1死満塁のチャンスを貰った。
 ここでピッチャーの伊藤将の打順。
 代打の糸原もスタンバイしていたが、本人の希望もあって、ここは伊藤将がバッターボックスに向かった。
 今年の岡田采配は、こういうところで伊藤将が打ったりして、結果オーライになることが多いのだが、ここは九里が踏ん張って、伊藤将を三塁ゴロの併殺打に切って取った。
 まぁ、伊藤将を打たせるなら、三振してこいで、近本に賭けるてもあったと思ったんだがなぁ。

 その伊藤将は、自らの併殺だで勝ち越してんを挙げられなかったショックも引きずっていたと思うが、8回の広島の攻撃を三者凡退に仕留めて帰ってきた。
 そうした後の8回の攻撃は、近本の四球、中野の送りバント、ここで広島は協議の上、森下を申告敬遠の策を取った。
 まぁ、この日の九里に、唯一合っているのが森下だったとはいえ、森下より大山との勝負を選ぶのは、どうだったんだろうか?
 その大山は、センターフライに打ち取られたが、佐藤輝が四球を選んで、2死満塁で、今度こそ、代打に 糸原を送った。
 九里との好相性でもあった糸原は、センター前に2点タイムリーを放って、勝ち越し、九里をマウンドから下ろした。
 代わった大道から、坂本が四球を選んで再度満塁になると、満塁の鬼・木浪がセンター前へ、2点タイムリーでこの回4点を挙げ、勝負を決めた。

 これで、広島を3タテして8連勝で、マジックは5まで減った。
 セリーグ全球団に勝ち越し、全球団に3たてを見舞っている。
 セ界で圧倒的な強さを見せている。
 いよいよアレが近づいてきた。
 寅吉は、15日と16日のマツダの広島戦を現地観戦の予定だ。
 上手くすれば、胴上げの試合になるかもしれない。
 まぁ、それの前の甲子園で決まっている可能性もあるかもしれんけど。

 それなら、それでもいいんだけど、マツダのズムスタは、12球団の本拠地で、寅吉がまだいったことがない最後の一つだ。
 そこで、アレの瞬間を見られれば、そりゃ、最高なんだがなぁ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:09 | comments(0) | - |
5−1 対広島 マジックが3つ減った
 マジック「7」

 この日の試合に勝利したことで、対広島戦を残り全て負けても、5分となる。
 その上で、両チームの最終成績が、全く並んだ場合(引き分けが同数なのであり得る)、最終的には、交流戦を除いた同一リーグでの勝率上位チームが優勝となる。
 まぁ、交流戦を負け越したタイガースと5割で乗り切ったカープでは、同一リーグの勝率はタイガースが上になる。
 それ故、広島が全勝しても、タイガースが後、7つ勝てば、最終勝率が並ぶ→対戦成績は5分→同一リーグでの勝率上位となり、タイガースが優勝となる。
 その為に、この日の勝利でマジックが3つ減るという現象になったと言うことらしい。

 この試合も先発の大竹が、前日の村上同様、自分の持ち味を生かしたピッチングで、カープ打線を封じる。
 カープの先発の森下は、前日の床田で負けていること、もう負けられない状況であることから、少し力みがある立ち上がりだった。
 2回は、佐藤輝の2ベースからノイジーのタイムリー。
 坂本が送りバント、木浪のヒットで1、3塁とすると、ピッチャーの大竹にバスターのサイン。
 これが2ベースになり、2点目。
 更に、近本が、逆方向へポテンヒットの2ベースで2点を追加し、この回4点を挙げた。

 ノイジーは、秋風が吹くようになると、翌年の契約を考え、調子を上げる外人特有の状態になってきたか?
 チャンスで、力んで初球を打ち上げてしまう、悪い結果ではなく、初球を見逃し、逆方向を意識した、ヒット狙いのバッティングを見せた。
 こういうバッティングが、常にできれば、率はもっと稼げるし、チャンスでも打てるようになる。
 大竹の打席は、木浪をセカンドへ送れればいいという状況であったが、広島の守備陣形と大竹のバント技術を考え、バスターに切り替えたものではなかったか。
 最悪ダブルプレーでも、次の回は近本からだし、上手く2、3塁になればと言う考えだったんだろうが、それが2ベースという最高の結果になったのは、タイガースの方に余裕があり、カープは、切羽詰まった状態だったからなんだろう。

 この日の大竹の出来から、この序盤の4点のリードは、大きかった。
 大竹のピッチングに余裕が生まれ、厳しくいくところは厳しく、大胆にいくところは大胆にという、メリハリつけたピッチングが可能になった。
 7回は、佐藤輝のエラーから、マクブルームを2塁において、田中広輔にタイムリーを許したが、石井大智に代えて、デビットソンを三振に取って、ことなきを得た。
 大竹は、7回の途中まで、91球で被安打5、失点1で自責点は0というほぼ完璧なピッチングで、前日の村上に続いて、自身も初の2桁勝利となる10勝目を挙げた。

 ここまで来ると、タイガースとカープの置かれた状況の差が、結果に出ているように見える。
 この3連戦に、最後の逆転Vを賭けて、床田、森下、九里の3本柱を強引にぶつけてきたカープ。
 それに対して、3連敗さえしなければいいという立場から、村上、大竹、伊藤将の2桁勝利に王手をかけた3人を先発させるタイガース。
 菊池を故障で欠き、秋山、西川も急拵えで、この3連戦に間に合わせたカープに対し、近本を休ませ、この3連戦に十分出場できるという確認をした上で復帰させたタイガース。
 試合が、タイガースの本拠地・甲子園であることも影響したかもしれない。

 ただ、カープとの試合は、まだ残っているし、CSで再び戦わなくてはいけない可能性も高い。
 CSには、ある意味万全で向かってくる公算も強いだけに、ここで侮ることは避けたい。
 この3連戦の最後は、伊藤将が3人目の2桁勝利を賭けて臨む。
 やはり、打線がしっかり援護してやって、伊藤将が持ち味を生かしたピッチングができるような状況にして欲しい。
 さぁ、アレは確実に近づいている。
 最後まで、地に足つけて、しっかりした戦いを続けて行こう! 

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 20:49 | comments(0) | - |
4−1 対広島 カウントダウンが始まる
 マジック「10」

 ついにカウントダウンが始まる。
 広島が、3タテにワンチャンを賭けて臨んだ3連戦。
 ローテを崩して、この試合のために、床田、森下、九里を揃えて臨んできた3連戦。
 その初戦に快勝し、6連勝でマジックは10となった。

 もう、負けられない覚悟で臨んできている広島相手にタイガースの先発は、村上。
 ここまで9勝で、この試合に2桁勝利がかかる。
 思えば、タイガースもこの3連戦に現在9勝の村上、大竹、伊藤将の3人が2桁勝利をかけて臨む3連戦なんだ。
 村上は、防御率でもとこだと争い、現在セリーグトップ。
 2桁勝利、防御率のタイトル、そして新人王がかかっている。

 試合は、その村上を、新人の森下がいきなり援護。
 床田のカーブを上手く拾い上げた先制のホームランを放った。
 2回には、アイブラック兄弟として売り出している、佐藤輝が内角高めのストレートをバックスクリーン横へ放り込み、追加点を挙げた。
 絶対に、近々「アイブラック兄弟」のタオルが売り出されるだろう。
 ただ、そういうタオルができると不調になることがありがちなので気をつけたい。
 床田相手に2点の援護を得た村上は、快調なピッチングでカープ打線を抑え、有利に試合を進めた。

 5回には、四球で出たノイジーを坂本が送り、木浪のタイムリーで3点目を挙げた。
 その後の満塁のチャンスはものにできなかったが、床田を5回で3点取って、降ろす事に成功した。
 これで、床田の防御率が2点台となり、村上との差が広がった。
 
 村上は4安打で7回まで零封していたが、8回にデビットソンに上手く打たれ3ベース。
 代打の松山にタイムリーを浴びって、マウンドを島本に譲った。
 島本は、後続の田中広輔と秋山を討ち取り、ナイスリリーフを見せた。
 9回は、岩崎が危なげなく締めて、この3連戦の初戦を勝利した。
 村上は、2桁勝利となる10勝目を飾った。

 ヒーローは、8回途中まで抑えてきた村上と島本の好リリーフ。
 先制のホームランで勢いをつけた森下、追加の一発の佐藤輝、2点差に迫られた8回にタイムリーを放った大山のクリーンナップ。
 そして、最後を締め、30セーブを挙げた岩崎。
 こうして見ると、ピッチャーが抑え、クリーンナップが打ったんだから、まぁ、勝てるわな。
 これで、3連勝を賭けて臨んだカープの出鼻を挫くことに成功した。

 これで9ゲーム差、マジックは10。
 諦めの悪いカープも、これで諦めざる得ない状況にはなったなぁ。
 後は、カープは、マツダでCSをやるために、2位確保に走らないといけない。
 そう言う意味で、くらいついてくる可能性があるから要注意だ。
 
 次は、カープキラーの大竹が10勝目を賭ける。
 コロナ明けの登録から、今一のピッチングが続いているだけに、一抹の不安がある。
 それを払拭して、大竹らしいピッチングを見せて、村上に続きたい。
 それには、大竹が楽に投げられるよう、打線が森下を攻略して、援護をしてやらないと。 

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:40 | comments(0) | - |
1−0 対中日 スミ1
 ヒット11本も放って、得点は初回の森下のタイムリーによる1点のみ。
 その虎の子の1点を守り抜いて、5連勝でマジックは、13となった。

 得てして中日戦は、こういう展開になる。
 初回のチャンスで、森下のタイムリーの後、大山、佐藤輝が四球で、1死満塁の場面で、せめてノイジーが犠牲フライでも打っていれば、小笠原の攻略ができたかもしれないのだが、ここでチャンスを潰して、1失点で切り抜けさせたものだから、その後の立ち直りを許してしまった。
 結局小笠原は、7回を8安打を許すも、この1点で投げ切ってしまった。

 対する才木は、久々の1軍での先発で、序盤こそ力みから球がバラつく場面もあったが、徐々に修正、6回を89球被安打4、無失点で、投げ切った。
 欲を言えば、球数的には、7回まで行って欲しかったが、久々の先発であることと、6回は球が浮き始めていたんで、万全を期したってことなんだろう。

 後は、石井大智、島本、桐敷、岩崎のリレーで完封。
 才木は、自己最多の7勝目を挙げた。
 2桁の期待には、まだ追いつかないが、TJ明けでの、ローテ定着を考えると、順調なのか?
 シーズン前は、才木と西純矢は、軽く2桁勝てると思ったんだが、なかなか上手くはいかないもんだ。

 まぁ、才木は、アレの先にも出番があるだろうし、そこまで後いくつ勝利を重ねられるかだ。
 将来のエースを志す才木にとって、ステップアップの基にして貰いたい。

 さぁ、これで甲子園の広島との直接対戦に、いい形で臨める。
 中1日空くタイガースと違って、広島は連戦で負けられない戦いを続けて、甲子園に入る。
 連日の勝ちパターンの中継ぎの投入により、かなりへばりも見える。
 後は、新井監督の求心力で、なんとかくらいついて来ている状況だ。
 まぁ、その分侮れない部分はあるが。

 タイガースが一気に趨勢を決めてしまうか、もうひと粘り広島が見せるか?
 得てして、戦前の予想と反対の結果が出ることがあるのが野球だ
 決して、驕ることも、侮ることもなく、地に足つけて、いい戦いをして欲しい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:14 | comments(0) | - |
8−2 対中日 近本のために
 アレに近づく中、タイガースベンチに2人の姿がない。
 梅野も近本も卑劣な高津スワローズの死球攻撃にあった。
 梅野は、今シーズンの絶望が伝えられ、近本は、打撲で済んだものの、この日のベンチを外れた。
 讀賣の高梨に肋骨を折られてから、復帰した後のことなので、大事をとって欲しい。
 近本まで長期離脱になれば、目も当てられない。
 その、近本を安心して、養生させるためにも、しっかりとした戦いをしなくてはいけない。
 
 その近本を欠いたこの日の試合。
 代わりにトップバッターに入ったのは、森下だった。
 島田や小野寺の声もあったが、前回の近本離脱時にトップバッターとして、現在の活躍の基を築いたのが認められたか。
 
 その森下が、初回にいきなりヒットで出て、打線に火をつける。
 続く中野のスリーベースで、あっという間の先制点だ。
 この1点で終わらず、相手の拙い守備にも助けられたノイジーの打球と坂本の犠牲フライで初回に3点を挙げた。

 ノイジーは、この日は、右方向の意識が高く、いつものチャンスで力んでポップフライと言う打撃が影を潜めた。
 初回のセカンドゴロエラーを呼んだ打球も、右方向へ強い打球を打ったからこそで、
 3回のライトフェンス直撃の2ベースもそういう意識が打たせたものだ。
 こういう打撃ができれば、もっと率も上がるし、打点も稼げる。

 大量援護に守られた西勇輝は、7回まで91球で安打、2失点で、久々の勝ち投手、6勝目を挙げた。
 まぁ、いつも通り、細川には、打たれまくったが、要所を締めた投球が光った。
 点差から完投も望めたろうが、8回を浜地、9回をブルワーに繋いで勝利した。

 広島や横浜が、連日勝ちパターンのピッチャーを注ぎ込む戦いをしていて、完全に中継ぎが疲弊しているのを見ていると、ここで勝ちパターンの中継ぎを3日間も休ませることができるタイガースに余力があるように見える。
 それは、追いかける広島から見ても同じ様に映るはず。
 そうした、優勢を持って、週末の直接対戦に臨みたい。

 それには、あとひとつ。
 久々の才木で、キッチリ、いい戦いをしたい。
 近本が、万全で戻ってくる時の為にも。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:10 | comments(0) | - |
7−1 対東京ヤクルト 高津臣吾に告ぐ
 いつから、こんな球団になってしまったのか?
 東京ヤクルトスワローズ。
 もう一つの東京の球団と違って、驕り高ぶることなく、真摯な態度で野球に臨み、ファミリー意識の高い、スマートな球団のイメージだった。
 
 それが、こういうデッドボールもいとわない、暴力的な球団と推してしまったのは、何はともあれ、指導者である高津臣吾監督に責任がある。
 今、セ界一、汚い球団になってしまった。

 いつも、高津臣吾は言う、「攻めた結果だから」「⚪︎⚪︎が武器のピッチャーだから」、「当てようとしてるわけじゃない」「狙っていない」。
 確かに、そうなんだろう。
 ただ、わざとでなければ、狙っていなければ、当てていいってことじゃない。
 攻めた結果なら、当てていいってことじゃない。

 ⚪︎⚪︎を武器とするピッチャーなら、その武器をコントロールできてこそ武器だ。
 コントロールできない武器は、凶器以外の何者でもない。
 攻めるなら、攻めるだけのコントロールを身につけるべき。
 しかも、大差の9回で、そこまで攻める意味があったのか?

 スワローズの死球の多さは、ダントツ。
 他球団の1.5倍ほどある。
 それは、「ぶつけるつもりで内角を攻めろ」「攻めての死球は、しょうがない」と言った指導が行われているからなんだろう。
 それ故、高津は、悪びれず、そういうコメントを出す。

 こういうことをしていると、いずれ報復にあう。
 その報復は、選手が受けるのだ。
 例えば、来年スワローズがいい位置にいて、優勝の可能性がある時に、村上が死球で、離脱となる、そうなった場合に、「相手も攻めて来ている結果だから、仕方がない。」と言って済ませるんだろうか。
 その原因は、高津の指導によるところから来ているとしても。

 最下位ヤクルトを立て直し、2連覇に導き、名将の名も得ようとしていたのに、残念なことだな。
 確かに、ヤクルト投手陣の技量からすれば、厳しい内角攻めをしないと通用しないのかもしれない。
 ただ、そこの技量を高めることをせず、いたずらに内角を攻めさせているとすれば、高津は単なる愚将でしかない。
 
 こういう、死球の報復合戦を呼ぶような攻めを平気でやらせているとすれば、早々に野球界からお引き取り願いたい。
 そういう人間に、プロ野球の、いや、野球の指導者たる資格はない。

 試合は、佐藤輝、森下のホームランや、伊藤将のマッダックス未遂の完投で完勝したのが、近本への死球で消し飛んだ。
 後は、近本が軽傷であることを祈るだけだ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:50 | comments(0) | - |
6−5 対東京ヤクルト 結果オーライで行っていい
 もう、ここまできたら、四の五の言わず、結果勝てばいい。
 小野寺の逆転の3ベースが、実質打ち取られている打球であろうと、佐藤輝の3ランの打球が風で戻って、ポールに当たろうと、それで得点が入り、勝ちへ結びつくならオーケーだ。
 また、青柳が天敵・村上にツーランで先制されようが、伏兵の丸山に2アウトからタイムリーを打たれようが、リードを守ってマウンドを降りたら、それでいい。

 ただ、岩貞の扱いをどうするかは、考え直さないといけない。
 昨日の今日で、またスワローズの追い上げを許すピッチングをしてしまった。
 昨日は、大山の送球エラーがあったから、まだ情状酌量の余地はあったかもしれないが、この日に言い訳は聞かない。

 代わった、先頭の村上をフルカウントから歩かせた。
 この最初のバッターを出してしまう時の岩貞は、よろしくない。
 本当は、この先のピンチを招かないことを考えるなら、ここですぐに石井大智に代える方がいい。
 まぁ、村上の名前に負けて、力んだ挙句の四球だから、しょうがないのかもしれないが、次のサンタナのショートライナーもいい当たりだった。
 1死もとったことだし、長岡が左だから続投になったんだと思うが、この長岡に前日ヒットを打たれた時から、ピンチを招いた。
 この日も、この長岡に2ベースを打たれ、1死2、3塁のピンチだ。

 ここで慌てて、石井大智を投入。
 内山にタイムリーで2点差にされるも、代打の青木には、犠牲フライを打たれ、1点差になったものの、2死に漕ぎ着ける。
 次の代打・山田哲人にヒットを打たれたが、濱田を三振に切って取り、1点差で9回へと繋いだ。
 
 どうせ、石井大智を投入することになるんだったら、この回の頭、村上からぶつけても良かった。
 または、登板間隔を空けているブルワーで8回を凌ぐ手もある。
 昨日の今日で岩貞に不安がある以上、ブルワーをもっと上手く使ったほうがいい。
 この回の先頭が村上であったため、左の岩貞と考えたのだろうが、村上以降はジグザグだし、あくまでもワンポイントと言う起用で良かった。
 ただ、村上を出したところで、ランナーを背負ってブルワーとは、行かないから、そうなると石井大智になってしまう。
 ブルワーで行くなら、回の頭からだ。
 まぁ、次から岩貞とブルワーの役所をどう考えるかが課題になる。

 それでも、1点差を守り切ったことで、9回の岩崎に繋ぎ、これを守り切ることができた。
 岩崎は、先頭の代打・松本のピッチャー返しの打球に、利き手の左を出し、ボールを当てて弾いた。
 結果、セカンドゴロでアウトには、なったが、利き手を素手でボールを取りに行くと言う危険なプレーだった。
 ここで、守護神の岩崎を怪我で欠く事になったら、重大事だ。
 その後、大丈夫だとのことで後続も抑え切ったが、異常に汗をかいていたし、何か異常があったのではないかと心配になる。
 何事もないことを祈るだけだ。

 ここに来て一番怖いのは、怪我とか故障だ。
 折角のいい形で来ていたものが、崩れるきっかけになる。
 この間、デッドボールで梅野を欠いたばかりだ。
 これ以上は、勘弁してほしい。
 
 さて、横浜戦の嫌な流れを、この2試合でなんとか戻したか。
 もう、ここまで来たら結果が勝負。
 どんな形でも勝てばいい。
 怪我だけには気をつけて、チームの形を崩さず戦っていくことだ。
 残り試合は、泣いても笑っても24試合だ。
  
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:33 | comments(0) | - |
4−2 対東京ヤクルト 村上代えたら、5分でピンチ
 好投の村上を7回で代えた。
 村上は、7回を92球で投げ終え、被安打3、9奪三振の無失点だった。
 スワローズに付け入る隙を与えない、ほぼ完璧なピッチング内容だった。
 3連戦の頭でもあり、8回の攻撃で村上に2死走者なしで打順が回ったから、当然そのまま打たせて、8回を村上に任せるのかと思っていた。

 ところが、その打席で村上に代打・ノイジーを送り、村上を7回で降板させる判断を下した。
 まぁ、7回の村上のピッチングで、高めに抜ける球が多くはなってきていたし、ヤクルトの拙い攻めもあり、ピンチを凌げた感じでもあった。
 ここで、続投させ失点すると、防御率も下がるし、このところ、終盤で高めに抜けて、一発を喰らうというシーンも見てきたし、村上に防御率のタイトルと2桁勝利を挙げさせるために、交代させたのかもしれない。
 ただ、アレを争う勝負の9月に入っての試合。
 中継ぎを上手く休ませながら、運用しなくてはいけない状況でもある。
 村上に8回まで投げてもらって、ダイレクトに抑えの岩崎に繋ぐと言う方が、中継ぎの無駄遣いを避ける意味でも良かったように思う。

 あにはからんや、村上を代えた途端に、岩貞がピンチを招く。
 スワローズにしてみれば、これだけ完璧に抑えられていた村上を代えてくれるのはありがたい。
 「よーし、ラッキー、これからだ!」と言う気になる。
 そう言う場面で出ていく岩貞には、通常にも増してプレッシャーがかかる場面だ。
 チームは3連敗中だし、どうしてもこのリードを守り、4点差を維持して、岩崎に繋ぎたい、そう言う気持ちが、より重圧となる。

 そう言う気持ちがぶつかって、先頭の長岡にヒットを許す。
 次の代打・青木は、ファーストゴロに打ち取ったと思った矢先に、大山の悪送球で、無死1、2塁のピンチとなった。
 次の代打・内山が初球を打ち上げ、セカンドフライとなったのは助かった。
 だが、山田哲人に対して、2ストライクと追い込んでから、四球を選ばれる。
 1発を喰らってはいけないという意識が強く、攻めきれず、ボール球を振らそうとした挙句、歩かせてしまった。
 満塁のピンチとなり、丸山に、詰まりながらもショートの頭を越すポテンヒットを打たれ、1点を失う。

 こうなると、タイガースもスペードのエースの桐敷をつぎ込まざる得ない。
 桐敷は、宮本の代打・中村悠平を四球で押し出し、2点目を失う。
 それでも、難敵・村上を三振に取り、ツーアウトに漕ぎ着ける。
 その後のサンタナには、石井大智を送り、これをショートごろに切って取り、なんとか2失点でこの回を終えた。
 
 まぁ、好投するピッチャーを代えることのリスクが、モロに出た試合。
 ここでの正解はないのかもしれない。
 村上を続投させても打たれたかもしれないし、大山のエラーがなければ、岩貞が問題なく切り抜けられたかもしれない。
 それでも、3連戦の頭だから、90球の村上には、もう1回投げさせる、そう言う判断もあって良かったんじゃないかと思う。
 なんせ、村上代えたら、5分で大ピンチを招いてしまったのだから。

 試合は、序盤で挙げた3点と8回にこの試合2本目のホームランを放った森下の活躍で、なんとか2点さで逃げ切った。
 まぁ、ここまでくると、内容より、勝ち負けの結果だけだから、勝ったことでヨシとするのは、するのだが、ただエラーがらみのミスが見受けられるのは反省しとかないと。
 村上と大山の連携ミス、大山の送球ミス、この試合に限らず、最近エラーが増えてきている。
 もう一度、シーズン当初の気持ちに立ち返り、防げるミスは、事前に防ぐようにしたい。
 これから、一つのミスが直接勝敗に関わることになる、そんな試合が続くはずだから。

 3連戦の頭を村上で取り、連敗も止められた。
 後は、青柳が、エースの復権を果たすような好投をして、村上に続くことだ。
 この試合が、リスタートとなり、勝負の9月も、地に足をつけた戦いを続けることを望む。
  
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:36 | comments(0) | - |