2023.09.30 Saturday
1−2 対広島 下剋上100%って言っているけど
この試合、解説していた達川氏が、広島と阪神が戦えば、「間違いなく広島が下剋上する。100%の確率で」と連呼していた。
本当に、そうなのだろうか。 確かにここにきてのタイガースの闘いぶりに覇気が掛けているのは否めない。 この試合も、お試しの門別を先発させている。 門別は、良かったねぇ。 将来の希望を感じさせる投球だった。 ただ、去年の森木もそうなんだが、ここからが肝心。 この登板で、自分が1軍で通用するために、何が必要なのかはっきり自覚して、このオフの取り組みにしてほしい。 ここで、間違えたり、故障してしまうと、森木のように迷路にハマってしまう。 来年の飛躍のためのこの日の登板であったと、語れるように頑張ってほしい。 そのお試しの門別を攻略できなかったのも広島である。 まぁ、広島がファイナルへ勝ち上がるのも、定かではない。 そういう意味で、広島がファイナルへ出てこないよう、横浜をアシストしてやれという警告か? ただ、タイガースの立場から言えば、横浜より広島の方が組みしやすいように見える。 ファーストステージは、広島は床田、森下、(九里or大瀬良)、横浜は、今永、東、(大貫or濱口)というところだろう。 ファイナルへ出た場合、広島は九里or大瀬良、誰か、床田、横浜は、大貫or濱口、石田、今永というローテか。 横浜は、バウアーがどうなるかもある。 ピッチャーで考えれば、やりにくいのは横浜と思うんだが。 まぁ、タイガースが、優勝が決まって、一度緊張を切ってしまっているので、緩んだ気持ちを締め直すのが大変だということだ。 しかし、逆に、一度落として再度上げる操作が可能になる時間があるとも言える。 ピッチャーも打者も、好調期は、長くない、それに不調期が合わさり、繰り返しながら、進んでいく。 優勝を決めるまで、絶好調期だったタイガースは、その後下降線に入り、ここに来て不調気になっている。 その不調期が、優勝が決まった後だったから、良かった。 この前の不調期は、交流戦の時に訪れていた。 その不調期を、上手く、個人記録とタイトルに向けて調整しながら、調子が戻るのを待つ。 CSファイナルで、上手く上向きになるように調整できれば、シメたものだ・ 前回の不調期には、横浜に一時首位を譲るも、その後横浜が息切れし、タイガースが首位奪回。 その後好長期に入った広島が、一時首位に立つも、その時点で足がなくなっており、失速。 タイガースに好調期が、戻ると、もう追いかける足がなく、タイガースが独走してゴールした。 今、横浜、広島は、ファーストステージの地元開催に執念を燃やして、必死にあったかっている。 丁度、タイガースを追って、一時首位に立った時のよな状況。 そこに、ファーストステージを勝ち上がらなくてはならない戦いが控える。 そこまで目一杯に戦って、さらにタイガース相手に下剋上する余力が残っているのか、ということだな。 まぁ、そう考えると下剋上は、一朝一夕には行かない。 タイガースは、落ち着いて、ファイナルに向けて、各自が調子をあげ、気持ちを上げられるよう、しっかり調整することだ。 今年やってきた野球をやれば、決して足元をすくわれる事はない。 そう思って、地に足をつけて戦うことだ。 そう言って、自分を納得させている、今日この頃なんだが。 ぐぁんばれ!タイガース |