2008.05.31 Saturday
1-2 対北海道日本ハム 岩田完投報われず・・・・
何がファイターズをこういうチームにしたんだろう。
ここのチーム作りは、一度ちゃんと研究した方が良い。 選手個々を見て、言っちゃ悪いが傑出した選手がいるかというと、そうは思い当たらない。 ダルビッシュという投手に大きな柱があるのは確かだが、そんなチームから小笠原が抜け、セギノールを解雇するなど大きな戦力を喪失しても、優勝争いに絡む。パリーグの連覇を成し遂げてるし・・・。 ひとえに投手を中心とした守りの野球なんだろうが、タイガースとの共通点も多い。 ただ、タイガースのほうが1,2番からクリーンナップへという打線の流れ的には優位かと思っていたが、今日のような試合になると、ファイターズに一日の長がある。こういう戦い方に慣れているのだろう。 岩田はナイス・ピッチングだった。 球の走り、キレともに申し分なく、完封してもおかしくない展開だ。 ただ、こういう試合になれていない分、ファイターズに漬け込まれた。それも、たった1回。それもバルディリスのエラーが無ければ、同点どまりだったので、どうなったかわからない。 新井の記念すべき200号HRで、6回まで0を並べてきた投手戦に先制した。 こういう投手戦で1点入ると、逆に守ろうとするために、崩れるPがいる。 岩田は、それでも守りに入ることなくよく攻めた。野口の強気のリードによるところもあるのだろうが、ピンチで“虎穴に入らずんば、虎児を得ず”といったような心境に強くなった。 しかし、逆にそういった投手心理を付いて攻撃をしてくるのがファイターズだ。 稲葉のヒット(ほんとうまかった。)のあとの高橋信二の一打。 こういう状況でのピッチャーの心理を良く見た一打だ。 この辺の勉強は、大きな財産になるよ。がんばれ、岩田。 結局、この回2点で勝負が付いた形になった。 どうも交流戦に入ってから、先制をすると逆転負けという図式が出来つつあるのが怖い。 先制、逃げ切りがタイガースのペースのはずだが、勝つも負けるも逆転というのは、勝ち味の遅さに他ならない。 2連戦ゆえ、それはある意味致命的な欠陥になる。 どうか、明日はタイガースらしく、勝ってもらいたい。 ぐぁんばれ!タイガース |