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1-2 対北海道日本ハム 岩田完投報われず・・・・
 何がファイターズをこういうチームにしたんだろう。
 ここのチーム作りは、一度ちゃんと研究した方が良い。
 選手個々を見て、言っちゃ悪いが傑出した選手がいるかというと、そうは思い当たらない。
 ダルビッシュという投手に大きな柱があるのは確かだが、そんなチームから小笠原が抜け、セギノールを解雇するなど大きな戦力を喪失しても、優勝争いに絡む。パリーグの連覇を成し遂げてるし・・・。

 ひとえに投手を中心とした守りの野球なんだろうが、タイガースとの共通点も多い。
 ただ、タイガースのほうが1,2番からクリーンナップへという打線の流れ的には優位かと思っていたが、今日のような試合になると、ファイターズに一日の長がある。こういう戦い方に慣れているのだろう。
 
 岩田はナイス・ピッチングだった。
 球の走り、キレともに申し分なく、完封してもおかしくない展開だ。
 ただ、こういう試合になれていない分、ファイターズに漬け込まれた。それも、たった1回。それもバルディリスのエラーが無ければ、同点どまりだったので、どうなったかわからない。

 新井の記念すべき200号HRで、6回まで0を並べてきた投手戦に先制した。
 こういう投手戦で1点入ると、逆に守ろうとするために、崩れるPがいる。
 岩田は、それでも守りに入ることなくよく攻めた。野口の強気のリードによるところもあるのだろうが、ピンチで“虎穴に入らずんば、虎児を得ず”といったような心境に強くなった。
 しかし、逆にそういった投手心理を付いて攻撃をしてくるのがファイターズだ。
 稲葉のヒット(ほんとうまかった。)のあとの高橋信二の一打。
 こういう状況でのピッチャーの心理を良く見た一打だ。
 この辺の勉強は、大きな財産になるよ。がんばれ、岩田。

 結局、この回2点で勝負が付いた形になった。
 どうも交流戦に入ってから、先制をすると逆転負けという図式が出来つつあるのが怖い。
 先制、逃げ切りがタイガースのペースのはずだが、勝つも負けるも逆転というのは、勝ち味の遅さに他ならない。
 2連戦ゆえ、それはある意味致命的な欠陥になる。
 どうか、明日はタイガースらしく、勝ってもらいたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:10 | comments(0) | - |
8-4 対千葉ロッテ 平野↓林↑で勝つ
 本当に痛すぎる平野の故障。
 セカンドと外野が守れる。
 この入れ替えに、林の1軍登録を早めて対応するとは思わなかった。
 取りあえず外野で庄田の昇格かと思ったが、林はDHのある次のカードからだと思った。
 同時に、ボギーを抹消。
 この枠は、アッチが使うのか、金村あたりを試すのか、若竹の抜擢か興味があるところ。

 試合は、一時の調子から完全下り坂、それも底に近づいている安藤が立ち上がりの不安定さを見せ、先制を許す。
 交流戦に入ってから、勝っても負けても逆転でと言う結果から、まさか技とか?とも思える先制のされ方。
 やっぱり、マリーンズが苦手なのかと、重い空気が流れる。

 だが、敗戦の翌日には必ず打つという新井の同点打がでると、後は一気に流れがタイガースへ。(やっぱり、わざとか?)
 完全に止められた根元への当たりも、悪送球を誘い、追加点。
 これも、2死からだからねぇ。
 葛城の金本敬遠の後の一打も、林の復活の一打もその流れの中で出たものだろう。

 しかし、マリーンズは昨日の唐川といい、今日の大嶺といい、すばらしい若いPがいるね。また、すぐに強くなるよ。要注意。
 それと、根元はいいねぇ。
 こんないい選手だったとは、いままで気づかんかった。

 交流戦に入っての勝ち味の遅さは、先発投手陣のバテがでてきてるかな。
 安藤の調子が底で、ボギーがあれでしょ。アッチ、福原が故障で杉山もあれ。
 シモヤンと岩田の両左腕だけ状態。
 中継ぎ陣、特にJとKが調子を取り戻しているから、どうしても終盤勝負になるんだよねぇ。
 そういう意味では、次のファイターズ戦も投手を前面にだした凌ぎ合いになる気がする。
 そういう戦いは、負けられないやね。

 ぐぁんばれ!タイガース
 
| 房 寅吉 | - | 22:19 | comments(0) | - |
4-5 対千葉ロッテ 雨空にポップが舞う・・・
 いともあっさり初球を打ち上げたポップフライは、雨空に綺麗な弧を描き、サード今江のグラブに納まった。
 見事としか言いようの無い、芸術とも思えるポップフライ。
 おそらく、寅吉が見てきたポップフライの中でも断トツで一番(くやしい、頭にきた)のポップフライだった。

 序盤でリードした4点をいとも簡単に吐き出したボギー。
 やはり、突然崩れだすと止まらない癖は直っていない。
 どうして、今状態最悪のマリーンズ相手に、こんなビビリながら野球やっているのかと思えるくらい、大松の2ランで精神的優位が逆転。
 スコアも逆転されるのに、さして時間がかからなかった。

 勝ち味が遅いタイガースが、久々に序盤から先行して3回に金本の2ランで圧倒的優位に立ったと思ったのだが・・・・。
 思えば初回の攻撃で平野が足を痛めて、藤本に代わったことが、最後の最後に決定的なダメージと化すとは・・・。確かに平野の離脱は痛い。
 逆に、藤本に取っては絶好のチャンスのはずだったのに・・・。

 逆に藤本にとって、平野との差を再確認させられる結果となった。
 それどころか、藤本では平野の代わりは無理と言うレッテルまで貼られる。
 これで、明日から2番セカンドで関本、8番サードでバルディリスが平野離脱の場合の規定路線となる。
 Pもアッチソン復活の際は、ボギーが外れるだろう。これも今日で規定路線になりだろう。
 タイガースが今日の試合で失ったものも大きいが、藤本・ボギーが失ったものも大きい、大きすぎる。

 しかし、初球をあげるか?
 ホークス戦で四球を選んだんはまぐれか?
 全然意識改革が出来てなかったってことか?

 久々に徹底的に悔しい負けだ。
 明日勝って、連敗をしないようにしないと。甲子園でマリーンズに連敗する姿は見たくない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:03 | comments(0) | - |
2x−1 対埼玉西武 勝ち味の遅さが気にかかる
 この交流戦でのセ・パの首位決戦、ライオンズが主軸の涌井・石井一・帆足などが出てこない。
 しかも、HRを売りのチームが、日本一HRの出憎い甲子園で試合をするのだから、タイガースが幾分でも有利だったと見るべきだろう。

 案の定、2試合とも少ない点差で勝負の分かれ目がやってくる、タイガース・ペースと言ってよい試合運びになった。
 今日も、終盤に再三決勝の場面を迎えるが、決めきらず、結局延長11回を迎えなくてはならなかった。
 どうも、交流戦に入ってからの勝ち味が遅くなっているのが気にかかる。

 元々、交流戦での勝ち味は遅かった。
 シーズンでは、交流戦以外では、顔を合わせないPが相手だ。
 それが、涌井や帆足だろうが、西口や許であろうが実際にバッターボックスに入って、自分の目で間合いを計らなくっては、なかなか捕まえるのは難しい。
 特にタイガース打線は、序盤に相手を見ていく傾向にある。それでよく初顔にやられてしまうんだけど・・・。
 タイガースの先発が頑張っているので、おのずと勝負は終盤に持ち込まれる。
 ゆえに、JFKの出番が、レギュラーシーズンに比べて増える傾向にある。
 まして、2連戦形式だから、連敗は許されない。早めのJFK投入で勝負を賭けて不思議じゃないし、それがベターばんだろう。

 だが、これが続くのは、やはり良くない。
 少しは楽な展開、JFKの上がりの展開も作りたい。
 どうか、そこのところ頼みますよ。

 試合は、例によってそんな展開。
 シモヤンが良く投げ、KFWという繋ぎを見せて、強打のライオンズ打線を1点に抑える。
 こっとも、許を打ちあぐむとライオンズの必死の継投に延長に持ち込まれた。
 何度かあったチャンスは、最後に金本が決めてくれたが、特筆すべきは平野のセーフティだろう。
 Lの抑えのグラマンの足元を揺さぶるセーフティは抜群の効果を挙げた。 グッド・ジョブ。

 この展開で、Jを休ませられたのは大きいかな。
 明日は休みが入って、今季不調の千葉ロッテと甲子園で戦う。
 今季、YFKが抜け、後ろが心もとなくなったマリーンズは不安定な戦いを続けている。
 あの時のお返しをする絶好のチャンスだけど、決して侮る無かれ。

 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 22:44 | comments(0) | - |
5-1 対埼玉西武 広い甲子園が獅子を飲み込む
 タイガースの先発は、2軍でも結果が出せない昨年の新人王上園。
 元来、ものすごい威力のあるストレートがあるわけでもなく、フォーク以外に特筆すべき変化球があるわけではない。
 何故、上園が昨年8勝を挙げることができたのか。
 それは、マウンドでの攻める姿勢だ。
 打者に対して、向かって押し込んでいく、その投球に打者は押され、タイミングがずれる。

 そして、今季初登板の上園に味方したのが広い甲子園。
 初回のピンチを何とか凌いだ上園は、その裏の味方の攻撃で、ドンピッシャで捕らえたかのような金本の当たりがセンターフライに終わるのを見る。
 パでHRを打ちまくり、交流戦でもGを血祭りにあげたライオンズ打線の脅威を感じていただけに、「この球場では、少々のことじゃスタンドには放り込めない。」そう感じることが出来たのは、大きなプラスだ。
  
 逆にライオンズ打線は、「ここではスタンドになかなか届かない」そういう思いがHRを量産してきたチームを襲う。
 知らず知らずに、余計な力が入る。
 この力みは、ミートを食らわせ、上園の投球を援護することになる。
 上園にとっては、好循環に入っていけるわけだ。

 2回から上園は、大胆に内角の懐を攻め、昨年のいいときの感覚を取り戻していった。甲子園様様である。
 こうして、広い甲子園で競った戦いに持ち込めば、タイガースに一日の長がある。
 うちあぐむ西口からのライオンズの継投策の隙を突いて、一挙5点で逆転をする。これもHRなしで、繋いで繋いでの5点だけに、ライオンズには堪えたことと思う。

 タイガース相手に競って、終盤に入るのは危険だ。そうライオンズにはインプットされたはずだ。
 その一翼を担ったのは、久保田。
 上園の好投を受けて、7回をピッシャと3者凡退き切ってとり、流れを引き込むとともに、攻撃へのモチベーションを高めた。久保田は復活したと言っていい。
 あとは、ジェフ・球児とJFK揃い踏みで、ライオンズに完勝だ。

 球場の広さは、武器だ。
 それを生かした戦い方をタイガースができたと言うことだ。
 また、西武ドームへ行ったらわからん。
 その時のためにも、明日もうひとつ、勝っておきたいね。

 ぐぁんばれ!タイガース
 
| 房 寅吉 | - | 19:01 | comments(0) | - |
5-2 対福岡ソフトバンク ダイエーホークスにやられる訳には
 岩田が頑張った。
 天敵・杉内を向こうに廻して、堂々と渡り合ったと言える。
 見るからに、ホークスって顔の松田に1発を貰ったが、7回を2失点は立派だ。勝ち星こそ付かなかったが、グッド・ジョブ。

 ジェフも2試合連続敗戦から、立ち直るべく内容を示す。
 実際、普通ならジェフが打たれる理由が見当たらない。打てないでしょ、ホント。
 ただ、見かけよりキレが鈍っているのかもしれない。
 それは、あの魔のスライダーが少ない勢もある。球速アップに伴い、スライダーのキレが鈍る。ありがちな現象だ。
 球速は145キロくらいでいいから、あのキレまくる恐ろしいスライダーの復活が待たれる。(そうなりゃ、完璧だね。)

 しかし、諦めかけた9回にドラマが待っていたね。
 あの03年の内弁慶シリーズで涙を呑んだ、あの「ダイエーホークス」のユニホームを着られちゃ、黙っていられない。
 あの時に比べりゃ、ホークスも小ぶりになった。
 城嶋もズレータもいない。
 それでも、強敵には変わりないし、負けられない相手なんだよね。

 馬原を欠くホークスに、接戦の最後の1イニングを締める人材は課題となっている。
 仕方なしに出てきた感もあるホールトンに、トリの内野安打とルーの2ベースで、1打逆転のチャンスが訪れる。
 2安打の浅井に代わる葛城、続く野口と繋ぐと言うより、決めに行くようなスイングで三振、2アウトとなる。
 ここの気持ち、わからんじゃないのよ。
 ホールトンの球は、「しめた!」と思うほど甘いところから、ストンとお辞儀していた。思わず力が入り、ミートすることを忘れさす、そういう投球だった。

 2死、2,3塁。
 ここで、1番危険な男、フジモン。
 チャンスで打ち上げたポップは数知れず。
 だが、途中出場の藤本は、何かが違う。ここは、2死ゆえポップを怖がる場面ではないのだが、よく球を見ていた。
 このフジモンの四球こそ、殊勲だ。
 
 ♪2ダン満塁チョコベビー
 ここで、赤星が逆転の1打。痺れたねぇ。しかし、外人Pキラーやね、このお方。
 今日のスタメンを外れたことが、首のせいではないことを願うよ。
 赤星の気迫の一打が、一気にタイガースへと流れを呼び込む。
 そして、新井の一打。
 決まった。

 後は、厳かに球児の奪三振ショーを見届けて、福岡決戦を1勝1敗の五分とした。
 いい試合だった。
 (まぁ、勝ったから言えることだけど。)
 最後の赤星のヒーイン中に、なんか切れて観客と遣り合ってたが、どうしたのだろう。
 時として、許せない野次もあると思う。見る側のマナーも考えたいね。

 明日は、パの首位を走り、Gを撃破して波に乗るライオンズ。
 しかし、あのHR数は異常だよ。
 果たして広い甲子園でも打てるのだろうか?
 タイガースの先発は誰なんだろうか?上園、若竹?
 若竹の緩急が有効な気がしないでもないが、誰でもビビル事はない。
 広い甲子園が味方をしてくれるはず。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:56 | comments(0) | - |
2-7 対福岡ソフトバンク スミ2じゃねぇ・・・・
 初回に大隣の立ち上がりを捕らえて2点先制。
 幸先の良い出だしだ。
 このまま、中押し、ダメ押しで、今季イマイチ調子の出ないホークスに先勝してしまえば、明日の天敵・杉内攻略に弾みがつくってもんだい!と威勢が良かったのはこの回だけだ。

 その後調子の出てきた大隣を打ちあぐむ、というか完璧に抑えられる。
 まぁ、打線に調子が、ずっ〜とでない人が組み込まれていて、繋がる気がしない。
 そろそろ考える時期だ。
 Pの左右は関係ない。出すべきか、下げるべきか。
 それは、辛い決断だが、いずれしなければならない。
 バルちゃんのひたむきさを見るに、やはり立場を変えてやらなくてはならない。バルちゃんの一生懸命さは失敗を許す気持ちにさせられる。

 ということで、初回以外はいいことなしに終わった福岡決戦。
 このまま引き下がるわけにも、ヘンテコユニのせいにばかりもしていられない。
 明日は天敵・杉内だ。
 今年、中田を血祭りに挙げた、あの気持ちをもって攻略しよう。
 1勝1敗は最低限のノルマだからね。
 今日は、馬鹿に短いけど・・・・・。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:22 | comments(0) | - |
7-3 対オリックス 左に平野、満塁に久保田
 世の中には、当然と思われることと逆の結果と言うものがある。
 よくそういう不可解な現象を相性とか言って表す、あれですな。
 
 左打者の平野は、当然左Pを苦手としてるんじゃないか。
 代打葛城に菊地原を用いた采配は、以後平野までを睨んでのものだったのかもしれない。
 葛城に代打の代打が出たのは予想外だったと思うが、お互い左対左という構図に縛られた采配だったと思う。
 寅吉は、実際葛城をそのままで良いと思った。
 まして、現状早い球を捕らえきらない今岡が代打とのったのだから、菊地原は内心、ほくそえんだに違いない。
 ここから、2死までこぎつけるのは完全に菊地原に術中にはまる。
 
 2死満塁で平野。
 右の代打層が薄く助かったが、ここでも右の代打を用いることができた(浅井?)し、岡田監督は昨日落とした焦りから、そういう策を取る可能性が充分あった。
 しかし、平野は左が好きである。
 ことし平野が打ったシーンを振り返るに、相手は左が多い。
 右には、突っ込んでいらぬ空振りなんかをするんだけど、左にはうまく合わせミートできる。いるんだよね。左Pがすきな左打者。

 昨日の勝ち投手が吉野で殊勲打が北川。
 そして、今日のヒーローが平野とお互いのトレードが良い効果をもたらしたことを示せてよかったね。
 あとは、濱ちゃんが他球団との試合でヒーローになってくれればいいよ。

 逆転直後のピンチ。
 昨日渡辺、ジェフが失敗しているだけに、現状トップの信頼度(?)の江草をだしたが、2死満塁のピンチを招く。
 打者は、濱ちゃんだ。
 ここで岡田監督が決断したのは、久保田へのスイッチ。
 ここ数試合、登板が無く、ここ一番での登板は危なっかしくてさせられないと思われていた久保田を持ってきた。
 やはり、こういう絶体絶命のピンチにマウンドに登れるのは久保田意外にいないだろう。

 思えば昨日だって、久保田の状態が普通なら、あの渡辺の場面は久保田が言っていたんだろうし、でも昨日でないって事は状態的に良くないのかという不安もあるにはあった。
 でも、久保田のスイッチは、ピンチが大きければ大きいほど切り替わるのが早い。
 いきなりで開き直らせ、久保田らしさを取り戻させるには、この満塁のピンチが最高のシチュエーションだったのかもしれない。
 久保田、グッド・ジョブ!

 さて、なんとか1勝1敗の五分で交流戦のスタートを切れた。
 素直に喜んでおこう。
 対照的にオリックスは、試合後コリンズ監督の辞任発表があった。
 事情がわからないから、なんともいえんが折角チーム状態が上がってきたようなのに残念だ。(実際戦ってみて、手強い相手だよね。もう少しでチーム作りを変えられるようになる可能性を秘めているのに・・・・)
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:03 | comments(0) | - |
3-4 対オリックス 変なユニの呪いやな
 完璧なタイガースペース。
 取れそうで取れない追加点もいつもの通り。
 シモヤンが7回を投げきってくれれば、すべては丸く収まったものを・・・。

 ランナーを2人出して、元タイガースの北川。
 今乗ってる選手だけに、1発出れば一気に同点と言うシュチュエーションにおびえるのは理解できる。
 ここで、今球児意外で一番信頼感がある渡辺のリリーフという選択もありだろう。
 でも、渡辺の救助失敗は、いつもランナーのいる場面でのリリーフなんだよねぇ。それでも、ここはそれしかないでしょ。あとは、シモヤンとの心中を選ぶかなんだけど・・・・。寅吉なら後者を選んだかな。

 しかし、ここからのリリーフが裏目、裏目で瞬く間に逆転。
 やっぱり、一気に(一輝)に逆転まで持っていかれたのはまずい。追い越されないで粘れば、展開的にどうにでもなるはずだった。
 しかし、完勝ペースが一気に奈落へと転がり落ちた。
 まぁ、やられたのが北川で、勝ち投手が吉野っていうのも皮肉だ。

 これが、交流戦用ユニをこんなへんてこな物にした呪いだな。
 復刻シリーズの時は、交流戦が得意だったのに、去年から復刻版を捨て、変に凝ったものにしたとたん負けが込むようになった。
 大体、縞が消えていたり、背番号や胸のマークがボケボケなのはいただけない。なんか、亡霊ユニに見えるよ。
 くそ〜、ユニにでも当たらないと気がすまないよなぁ。
 なんか、今年も嫌な予感。(出来れば明日からでも、普通に戻して欲しいよ。ホント)

 そうは、言ってもこのままズルズル行くわけには行かないんだ。
 明日は、しっかり勝って1勝1敗の五分でスタートしないと。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:04 | comments(0) | - |
2-3 対東京ヤクルト オスギ奇跡のピッチング
 あの内容で失点2だからね。
 ある意味奇跡に近い内容だ。普通に軽く5,6点は取られている。
 あの武内の打球が抜けていれば、1回をもたないでKOされていたところだ。
 こういう状態は見切り時が難しいのだが、寅吉なら2回裏のチャンスで代打を送り、お役御免にしていただろう。

 岡田監督は我慢して3回を投げさせたが、限界だったろう。
 オスギは再びローテ剥奪、下手するとファーム行きかも知れない。
 しかし、ファームにも変わるPがいるかというと、上園は2年目のジンクス真っ只中。金村も芳しくはない。
 若竹の好投が光るが、まだまだかな。
 いっそ、阿部か江草の先発と言う場面が交流戦で見られるかもしれない。

 オスギを見切ったあとの、阿部・江草がよく凌ぎ、その間に追いつくという絶好の展開に持ち込んだ。
 ただ、追い越せなかったことが後のPの遣り繰りを苦しくし、ジェフが福地に被弾するという思いもよらない結末へと持ち込まれた。
 3タテは難しいねぇ。
 
 9回のチャンスに、送りバントの選択肢は、という意見もあるだろうけど、バントをあのプレッシャーの中で決められるのは、残りの選手の中には見当たらない。
 しいて言えば今岡(結構バントがうまい。相手も警戒が薄いし。)だが、そういう使い方は、岡田監督はしないだろう。
 
 まぁ、大敗の試合を接線にもちこんだということで可としなくてはいけないか。
 でも、これでSが、ある意味今シーズンのキーになる気がする。
 青木抜きの状態を3タテできなかった。
 村中・石川相手で勝利した。
 どっちに重きをおくかやねぇ。
 
 さぁ、貯金「15」を持って交流線突入となる。
 この「15」の貯金は定期にして、決して交流戦では引き出さないように。そんな戦いを望みたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:39 | comments(0) | - |
3-0 対東京ヤクルト 雨を飲む男、燕を飲み込む
 寅吉は見た。
 広島との北陸シリーズで、サードの守備位置に入ったバルディルスが降り出した雨を大きな口をあいて受け止めている姿を。
 あれは、完全に雨を飲んでたね。

 さて今日もSは左の石川の先発。
 今季昨年の不調から復活した、小柄なPはSのエースと呼べえう活躍中だ。前回も抑えられている。
 その、石川に対して、サードにバルちゃん、ライトには意外や意外、本日再登録のルーの抜擢だ。

 ルーは初回のチャンスにポップ。
 やはり、力が入りすぎというか入れ込みすぎ。
 しかし、終盤に2安打。
 これをきっかけに、肩の力が抜ければよい方向に向かうかもしれない。
 入れ込むのは走塁だけでいいんだから、ルー。
 でも、今日見たルーの印象。
 ファーム落ち前に比べて、痩せて別人のように見えたが・・・、もしかして、お兄ちゃんか?
 いい意味で体が絞りこまれて来たんだろう。交流戦に向けて上昇カーブを描け、ルー。

 さて、雨を飲む男・アルーム・バルディリスだが、バッティングは力が入りすぎ、ボール球の変化球に引っかかりがちだが、その守備で沸かせてくれた。
 実際は、それほどではないのかも知れないが、サード特有の強い打球に反応良く、スローイングも力強い。
 そんなに、飛び込まないでもという位置の打球かもしれないが、打球が早いゆえ、飛び込まないとという反応の良さが目を引く。
 実際、サードが誰かさんだったら、Sのヒット数は増え、岩田の自責点も増えることになり、ひいては今日の勝利が危うかったと思うもの。
 高田監督は、サードに誰かさんが入ってなく、バルちゃんだったことに臍を噛んだに違いない。

 ヒットを打たないまでも。バルちゃんの守備が燕に与えたショックは大きい。バルちゃんの守備が高田燕を飲み込んだ試合だった。
 これで、バルちゃんは次のチャンスを掴んだと言っていい。
 DH制のある交流戦、新井が抜けるオリンピック期間中、バルちゃんの使い勝手が求められる。
 あとは、日本のPの変化球になれることだ。
 ただ、外角のボールになる球に引っかからないのはいい傾向だ。
 きっと、日本での成功を得られると思う。

 明日は、交流戦前の最後の試合。
 勝って、交流戦に突入と行きたいもんだね。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:32 | comments(0) | - |
8-5 対東京ヤクルト 画竜点睛を欠いたか?
 若きツバメのエースの地位を築きつつある村中の先発。
 苦戦は覚悟していたが、桜井・バルディリスを先発起用した右打線が功を奏したか、早い回から村中を攻略。
 安藤もさして好調とは思えないながら、燕打線を要所を封じ終盤まで来た。

 期待のバルちゃんにも2ベース、新井・金本の兄弟も良く打った。
 トリのすばらしいスリーベース。
 セッキー、矢野もヒットを記録。
 赤星もしっかり出塁。言うことの無い攻撃振りだ。
 あっ、桜井が蚊帳の外?
 最後にヒットがでたので、気分が変わってよくなることもあるので、これからに期待かな。交流戦では出番が増えるので、頑張って欲しい。

 しかし、最後の2回の失点だよね。
 完封狙いは分かるが、球数も行っていただけに、2点取られた後の9回はリリーフを仰いでも良かったのでは・・・。
 安藤が打たれて3点取られるより、太陽か阿部を投げさせ、例え3点取られて、江草投入という同じ状態になったとしても、相手に与える気分が違うでしょ。
 結局まけても安藤を打ち込み、降ろしたという達成感と太陽や阿部の踏み台につかわれたという屈辱感。
 同じ結果でも相手へのダメージは違うはず。
 そういう部分で、画竜点睛を欠いた試合になってしまった気がする。

 後は、明日の戦い方で点睛を入れていかなければね。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:32 | comments(0) | - |
5-2 対広島 終盤の追い込み
 中盤までは、広島の宮崎の前に手も足も出ず、淡々ムード。
 6回の裏には、先頭の天谷のサードファウルフライを坂が取れず、これをきっかけに追加点を与え、いよいよボギーの見殺しムードが漂ってきた。

 そう、ボギーはナイスピッチングだった。
 この北陸シリーズで振れているカープ打線相手に威力あるストレートと変化球をコーナーに決め、危なげない投球。
 これは、しばらくローテで使ってみたいと思わせるに充分の内容。
 アッチがああいう状態だから、ボギーもチャンスだし、2年目の飛躍も期待できるかもしれない。

 そんなこんなのムードを一変させたのは、7回の先頭の金本のピッチャー返し。
 宮崎のフィールディングがうまければピッチャーゴロかもしれないが、金本の気迫の籠った打球は宮崎のグラブをはじいた。
 このあと動揺を隠せない宮崎に、葛城の死球、トリのヒットと流れる攻撃で、無死満塁。タイガースが不得手の満塁のシチュエーション。
 しかし、ここで相手がピッチャーを代え、しかも同じ右ということで迷わず桧山が投入できた。(左がでたら、やっぱり今岡だったのだろうか・・・)
 「代打の神様」襲名の域に近づきつつある桧山の一打は同点の2ベースとなり、一挙逆転の構図を描くことになった。
 しかし、桧山はチャンスで燃える体質に改善されたよなぁ。良いことよ。

 ここからの攻撃が問題。
 今日のインケツ・坂が三振。
 これでまた、当分出番待ち状態になるのか・・・・。今岡が不調の今こそ、右のセッキーと左の坂は出番を増やすチャンスだが、こういう結果だと次が遠のくよなぁ。
 代打・藤本は十八番のポップ。
 やはり、代打の層が薄いねぇ。右も左も・・・。林・桜井がでてこないと解決せんかなぁ。

 ここで同点どまりは最悪。
 流れが再びカープへといってしまいかねない。
 こういうチャンスは一気にひっくり返さないと!という思いに応えたのが赤星。(しかし、よく勝負してくれた。オレ竜ならレッドは歩かされていただろう。)
 ここで、逆転できたのが終盤の流れをタイガースに一方的に引き寄せた勝因だろう。

 これで、ボギーに今季初勝利をつけられた。
 今度は、もっと長い回を頼むよ!
 北陸シリーズも勝ち越して、甲子園に戻れる。
 相手は、前回負け越した東京ヤクルト。(このカードだけだもの負け越したの)今度は負けられない。
 村中は強敵だが、しっかり勝ち越して交流戦に突入したい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:43 | comments(0) | - |
4-2 対広島 雨降って地固まるのか?
 この北陸シリーズは、かなりタイトな戦いになると思っていたが・・・。
 広島は、ルイス・大竹・高橋と現状の3本柱を投入してくる。
 対してタイガースは、下柳を除くと、外人P2人。投げさせてみなくてはわからん。
 そんななか、今日の試合がシモヤンVS大竹で、一番分がいい戦いが出来る日だと思っていた。

 試合は、平野のエラーで先制されるも、その1点で凌いだシモヤンが好投。対する大竹もナイスピッチングなんだが、このPは、必ず終盤に乱れを見せる。それ故、1点差でついていくことが出来たのが大きい。

 5回の1死満塁を今日のインケツ・平野の併殺打で逃すも、6回に桧山の2ベースで同点とすると、7回に相手のミスから得点を追加、新井の2ランで勝負を決めた。

 平野の調子が少しおかしい。
 いちも全力投球ゆえの、へばりかもしれない。
 ここは、いつかのように少し休養を与えてやることも大事じゃないかな。
 いつも全力がモットーの平野にとって、適度に休養を与えてやることが長く活躍させることに繋がる、そう思うんだけど・・・・。

 久保田は、持ち味半減。
 あの思い切り良く、思い速球をズッド〜ンと投げ込む持ち味が影を潜め、丁寧にいこうとしすぎて墓穴を掘っている気がする。
 ここは、開き直りしかないのかもしれない。
 そういう状況に追い込むことで立ち直るかもね。がんばれ!

 新井の一発は、見事の一言。
 一番HRが欲しいところで、それを打てた。
 これからは、もっとエンジンがかかるかもね。

 さて、今日も終盤雨の中、一応勝利の方程式・JFKで勝つには勝ったが、どうもピリッとした勝ち方ではなかった。
 しかし、こうして結果を出しているうちに、地も固まってくると思う。
 もう少し、ハラハラしなはら見守る必要があるかもね。

 明日は、ボギーの出来が問題。
 ボギーがローテでいけるという結果を出してくれればいいが、広島打線も侮れない。厳しい戦いが待っている。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:29 | - | - |
3-9 対広島 交流戦ユニの不吉
 交流戦が近づく中、ユニホームの発表があった。
 一昨年までの復刻シリーズから、昨年コシノ・ジュンコにデザイン依頼でへんてこなユニになったのは、記憶に新しい。
 しかも、その復刻シリーズをやめたとたん、得意の交流戦で負け越し。
 ことしこそ、復刻シリーズの復活をと思っていたのに、これだ・・・

 なんでこうなってしまうんだろう。
 まだまだ、フアンが見たい復刻ユニはいくらでもありそうなのに。
 今だに話題となる、「輝流ライン」
 寅吉が見たいのは、江夏が新人の頃のこれ。やはり、寅吉もこれが一番強そうに見えるのだが・・・・。
 また、伝説の黒いユニ(本当は濃紺らしいが・・・。)も見たいし。
 それに、唯一の日本一になった85年のユニもいいのでは・・・。
 これほど、楽しい題材が、まだまだ多くあるのに、なんでこんなユニになってしまうんだろう。
 もう少し、ファンの声を聞いたらよろし。

 さて、このユニの発表のとたん、広島に完敗。
 ルイスに手も足も出ず。(赤星の足はでたけどね・・・。)
 こっちの損は、いやアッチソンは自らのエラーのランナーをボークで進めた挙句、相手Pのルイスに痛打を浴びる。
 どうしても、ランナーを出すとセットに気をとられ単調になり、狙い打たれる。こんと、コッチがソンしちゃうよ。

 いよいよアッチソンのローテを考えなくてはならないかも。
 その意味もあってのオスギの登板だったのだろうが、これが火に油。
 これじゃオスギ自身のローテも危ない。
 
 交流戦は2連戦が基本なだけに、現状より少ない人数でローテが廻せる。
 その間に、金村・上園・能見あたりが整えて、出てきてくれれば再編もありかも。
 しかし、若竹・玉置といった若手はなししとるんかねぇ。
 これからチャンスが出てくるときに。

 太陽はオスギに登板機会を取られて残念だった。 
 9回は太陽にチャンスをやってもよかったかも知れないが・・・。
 これからもチャンスは少ないが、確実にものにできるよう、がんばれ。

 さて、広島に連敗でもしようものなら、また去年の不吉さが蘇る。
 交流戦ユニの不吉に負けるな。

 ぐぁんばれ!タイガース
 
| 房 寅吉 | - | 22:19 | comments(0) | - |
3-1 対横浜 JFK復活の儀式
 中盤まで出試合を決めることが出来たのに、それをしなかったのは・・。
 岩田が毎回ヒットを打たれながら、フラフラと5回を持たせたのも・・・。
 渡辺が6回をピッシャと抑えたのも・・・。
 みんな、7,8,9回をJFKに任せるためのものだったんだ。

 タイガースが誇る、終盤の3本の矢。
 JFKの揃い踏みは、開幕戦の横浜戦で見せたきり、今日までジェフの離脱により実現されていなかった。
 その間、渡辺・江草の頑張りにより、久保田の不調の影響を最小限に留めながら今日までやりくりしてきた。
 
 幸い、先発Pの踏ん張りを呼ぶことになり、先発陣が長い回を投げるという効果をもたらすことができた。
 しかし、ここに来て福原の故障離脱、代わりのボギーの不安。
 開幕以来好調を維持してきた、安藤・岩田の調子の陰り。
 そして、久保田の自信喪失を呼ぶ、連続失点の状態。
 そういう時に、ジェフのカンバック。
 この効果は大きい。

 ブルペンリーダーとしてのジェフが、中継ぎ・抑え投手陣の精神的支柱であることは、今までも語られてきた。
 今こそ、久保田をバックアップして欲しい。
 そして、その久保田の登板に合わせ、キャッチャーを矢野へ代えた。
 これは、JFKにとって重要なこと。
 特に久保田は、それだけで精神的に自信が蘇ったかのようだ。
 別に野口が悪いとか言うわけでなく、JFKの相性という面では矢野が上と言うわけだ。(ただ、矢野がオリンピックに招集されるかも知れないことを考えると、野口との相性を高めなくてはいけないのはわかる。まぁ、球児・久保田?は一緒に持っていかれるかも知れないが・・・。)

 そのジェフの変わりに筒井が降格。
 そして、能見と太陽が入れ替え。
 能見は、今一度星野コーチのもとで、セットの研究やね。方向性は間違ってないし、よくなっているのだからセットを物にして、戻ってきて欲しい。
 太陽はラストチャンスになるかも。
 出番は限られるが、確実に物にしないと・・・・・。

 3連敗は阻止して、この9連戦は5勝3敗、1中止。
 まぁ、昨年のGWの状態を思えば、天と地だが、それでもDがしっかりついてくる。
 あとは、交流戦の戦い方だが、それは後日。
 まずは、それまでのカードで取りこぼしをしないことだ。
 頼むぞ、JFK。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 19:33 | comments(0) | - |
2−6対横浜天敵攻略ならず
Dの中田を攻略した自信と連敗はしないというモチベーション。先発は、安定感抜群の安藤。
まぁ、勝てるだろうという安易な考えがなかったか?寅吉は、正直そう油断していた。

結局、苦手は苦手。天敵・三浦攻略はならずということを再確認せられ、今季初の連敗ということになった。

おまけに、安藤の調子も下り坂であることを確認。もっとも、Pの調子のピークは、3、4試合と言われていることを考えると、これからのピッチングが安藤がエースと呼ばれる存在になれるか問われるところとなる。

能見は、セットを再構築しなけりゃね。
今のままでは、ランナーを背負うと、ジ・エンドだ。ファームで星野コーチと再度のトライをお願いしたい。

明日の岩田は、初の中5日で連敗ストッパーの役目も担うプレッシャーのかかる登板となる。
本来、今日のような谷間に金村なり上園なりが間に合っていなければいけなかったのだが・・・

もう四の五の言ってもしょうがない。
中日も近づいてきてるし、3連敗はできないぞ。

ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:59 | comments(0) | - |
5−6 対読売 久保田の勘違い
 今季の始まる前、久保田がインタビューで昨年かけていた点での安定感を挙げて、制球力を重視することを言っていた。
 これを聞いた時に、「危険だ。」と感じた。

 確かに、ジェフ・球児にくらべて防御率で見劣りした昨年ではあったが、久保田の持ち味は発揮できたシーズンだと思った。
 しかし、より安定感を求めるため、細かい制球力に眼を向けたと言うことなんだろう。
 しかし、それは制球力を重視するあまり、思い切りを削ぐことになりかねない。
 重い速球を、ズッド〜ンと投げ込む迫力、その勢いに押されて凡打に討ち取る、それが久保田の持ち味。
 それを、丁寧にコーナーへという意識で失ってしまっては、痛打を食うのも分かるというものだ。
 もう一度、自分の持ち味、武器を考え直して欲しい。

 逆に江草は、あれでいいんだよね。
 細かいこと考えず、自分のペースでポンポンと投げ込んでいく。
 ワイルドピッチになろうが、打たれようが、それはその時のことだから、また明日は明日で、いつも通り、ポンポンとだね。
 いいよ、それが江草の持ち味だし武器だもの。

 あとは、ここ一番の逃げ切りを図るときのキャッチャーは、どうしても矢野のほうが良い気がする。
 特に、久保田・藤川は矢野のほうが数段投げやすそうだ。
 オリンピック期間を考えて、野口の起用はありだが、相性も考えてこの2人には、ここ一番での矢野のキャッチャーを勧めたい。お願い。
 きっと、久保田も他の答を見つけられると思うよ。

 さて、試練の9連戦の内、強敵D・Gに対して4勝2敗は上出来だよね。
 あとは、ほっとして横浜戦に手抜きがでないよう、今季連敗はしないってことをモチベーションに横浜戦を戦ってくれることを祈るのみだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:04 | comments(0) | - |
5−4 対読売 死球、再発、マナー、好判断
 【死球】
 確かにすっぽ抜けることはあるかもしれない、それでも頭部死球はいただけない。ホント、命に関わる問題だよ。
 タイガースファンは、田淵が血を流して昏倒したことを思い出す人も少なくないと思う。
 ああいうボールを投げるのは、マウンドに立つ資格がないと思う。
 木佐貫は、猛省すべし。

 しかし、あの直後の打席でHR、打てるかねぇ。
 ほんと、この選手の精神力の強さには、頭が下がる。
 だが、決して無理はしないで欲しい。今や球界の宝という選手なんだから。大切にせんと・・・・。

 【再発】
 ここのところ、変身ぶりが目立った能見。
 今日は大事なところでのリリーフ。
 ここもいつものように、スッパといけば先発のチャンスもでてくるかも。
 亀井を簡単に討ち取ったまでは、グッド。
 しかし、坂本を内野安打で出すと、セットポジションがどうも、うまくない。
 星野式ファームに転向しての初めてのセットポジション。
 ノーワインドアップの時のようなタメを作れない。状態が突っ込み、球道が定まらない。
 ここのランナー出してからのピッチングが見物と思っていたが、やはり星野式は付け焼刃がぬぐえない。以前の能見に戻ってしまい、ラミレスにストライクを取りに行った、半速球を痛打され、あわや逆転という場面。
 星野コーチには、セットポジションをもっと鍛えて欲しい。

 【マナー】
 折角、球場に行ったのだから、敵味方誰あれHRボールが欲しいのは分かる。自分の前に飛んできたボールに身を乗り出してとりに行ってしまった行動は責められなかも知れない。
 それでも、ファンが守るべきマナーは存在する。
 「審判は石ころ」といわれるが、向かってきた打球は避けようとする。石ころでも、そこへの影響を極力なくそうとしている。
 ファンもそうありたい。
 球場も外野の最前列に余裕を持たせた方が良い。例えばナゴドでは、ああいうことが起こらない構造になっているでしょ。

 【好判断】
 今日の殊勲は、勿論葛城。
 でもその心は、決勝の一打を放ったバッティングでなくて、7回のあの場面。
 ゴンザレスの同点だの後、ランナーを見てのセカンド送球。阿部をセカンドで刺し、ライトゴロを完成させた守りにある。
 あそこで、セカンドへ送球すると言う判断が出来たこと。試合の流れに押されず、状況を冷静に見ての判断を下すことができた、ファイン・プレーだ。グッド・ジョブ。
 あれで、Gに行った流れが戻ってきた。そういう気がした。

 あれこれ出来事が多かった一戦だが、こういう試合をものにしたのは大きい。この流れを大切にして行こう。
 明日は、天敵パート2・内海の先発だろう。 
 Gも3タテはされじと必死に向かってくると思う。
 中田に続いての天敵退治を期待したいところだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:46 | comments(0) | - |
8−4 対読売 東京ドームで戦う
 日本で一番HRの出やすい球場。別名「箱庭ドーム」。
 その気圧のせいといわれているが、ボールが良く飛ぶ。擦ったような当たりでさえオーバーフェンスするシーンもしばしば見かけられる。

 ここを本拠地とするGは、その特徴を生かすかのように、ここ数年長距離砲の補強にいそしんできている。
 そのため、この球場のHR数も増えるって訳なんだが、案に反して成績はというと、決して思惑通りには運んでいない。

 さて、タイガースだが、ここ数年この球場での対戦成績は良い方だろう。
 決してHRがポンポン飛び出すわけじゃないのに、HR攻勢のGに対して得点で引けを取らない。
 それは、この球場に惑わせられることなく、いつも通りの野球が出来ているからだ。
 HRが出やすい球場だけに、「ここなら、俺も一発。」などと考えそうなところだが、頑なまでにいつもの通りの野球でGに対抗する。
 新井や金本などの元来長距離砲と分類される選手ですら、ひたすら繋ぐ意識で、しっかり走り、打つ。
 これが、タイガースの野球だから仕方が無い。

 HRは、一発で試合をひっくり返したり、決めてしまう魅力はある。
 しかし、投手にとって塁上のランナーがいなくなり、一度試合が止まるので、その後のリセットがしやすいのも確かだ。
 常に塁上にランナーがいて、セットポジションやクイックを強いられる窮屈な状態より、大分ましなのではないだろうか。
 
 4回の攻防。
 連打連打で5得点のタイガースに対して、ゴンザレスのHRで試合を切ってしまい、3得点に終わったG。
 これに象徴されているのが、この球場でのTとGの対戦だと思う。
 ゴンザレスがHRでなく、後ろへ繋ぎ、下位から上位へと戻る攻撃だったら、あの回で追いつかれたかも知れない。

 しかし、アッチに課題が多い。
 本来、球を動かすPだけにGのような振り回し系が多いところには有効かと思っていたが、亀井や坂本などのミート系が増えてきたせいか苦戦を強いられた。5回での降板には不服そうだったが、見ているこっちの不服だったピッチング内容だ。
 特にランナーを背負ってのピッチングに課題が多いので早急な対応を迫られる。もっとも、ダメなら、能見がいるから、いつでもローテ交代OKだ。

 さて、明日はシモヤンか。
 今、安藤とともに一番安定しているだけに、油断なきようがんばって欲しい。
 今年のGWを、よいGWにするためにも、がんばれ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:36 | comments(0) | - |
10−4 対中日 腕を振れ、オスギ
 あっと、驚く初回の連打。 
 9回かけても、1点を取ることが難しかった天敵・中田に1死を取られる間に7点を取る。(う〜ん、気持ち、いい〜っ!)
 こんなこともあるんやねぇ。

 昨日の負け方、今日の先発が天敵・中田。
 これは、今季初の連敗もありかと、覚悟をしていた試合。
 でも逆に、ローテを狂わせ、わざわざタイガースに中田をぶつける策を弄したオレ竜にショックを与えるには、こういう試合を勝つことなんだ。
 連敗は出来ない、そういう強い意志が初回の攻撃から見て取れた。
 あとは、オスギがビッシッと行けば更に良しと言う展開。

 でも、こうなると逆にオスギの心理状態が不安なんだ。
 どうしても大量リード故、丁寧に行って、長いイニングを投げよう、そういう意識が働く。
 オスギが丁寧に行こうとすると、球を置きに聞いてしまう。
 そんな不安が、1回の裏から的中。
 井端にヒットを打たれたあと、打者森野。
 「しっかり、これを取らないと、ランナー溜めてのウッズは、ヤバイッしょ。」そんな、心理が見え隠れ。
 丁寧にコーナーをという意識が四球を呼ぶ。
 挙句ウッズを討ち取るが和田に痛打を喰らって、2失点。
 李炳圭にもう1点返されていたら、どうなったことか?

 こういう試合こそ、オスギはソロHRでの1,2点の失点は可なのだから、思い切って投げられるはずなんだ。
 岡田監督も、久保コーチも、オスギにそういうピッチングを期待してたはず。
 2回からは、矢野のリードが内角のシュートをうまく使うことで、無理やり腕を振らすというリードに支えられ、何とか7回までこぎつけることができた。勝ちもついて、今季2勝目。(足が攣っての降板は少し情けないが、直前の投球も情けない内容だった。)
 本来なら、ソロHRの1,2本は被弾しても完投しなければならない試合だ。でも勝ち星がついたことにより少しは落ち着いてくるかも知れない。

 元来、オスギは、140キロ後半のストレートと高速スライダーが武器の投手で、そのストレートの威力も評判でポテンシャル的には18番を背負うだけのものを持ち合わせているPのはずなんだ。
 そのオスギが、カーブと威力あるシュートを身につけたのだから、もっとレベルが上がってしかるべきはずなんだが・・・。
 だが、精神的なものなのか、ここ一番でビッシっと腕が振れず、球を置きに行き痛打されてしまう。慎重になればなるほど、丁寧にと球を置きに行く。
 もっと、腕を振れ。
 苦しければ、苦しいほど、腕を振れ。
 その先に、活路は開かれると知るべし。

 と、きつい事書いたけど、それは期待の裏返しだ。勘弁。
 でも、今日1勝を自信にして、ステップアップしていかないと、今日のリリーフで好投した能見(オスギに言った事が出来てきて、見違えた。腕の出どこも分かりづらくなって、楽しみになった。)が、いつ、そのローテの立場を取って代わるか分からんぞ。
 それほど、能見はよくなっている。
 今日のリリーフがなければ、G戦での先発もありかと思う。
 いずれ、オスギ・アッチ・ボギーの内、どこかのポジションを取って代わる気がする。(ジェフの復帰との兼ね合いがあるだろうけど・・・)

 この3連戦を勝ち越したのは大きい。
 苦手と言われたナゴドで、オレ竜がわざわざローテ崩して天敵・中田をぶつけてきたのを打ち砕いての勝ち越しだ。胸を張っていい。
 この勢いを、東京ドームへ持ち込もう!

 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 21:32 | comments(0) | - |
2−3x 対中日 相性を考える
 いたい敗戦だ。
 今日勝っていれば、わざわざ朝倉を飛ばしてまでも中田を持ってくるオレ竜采配を粉微塵に出来るところだったのだが・・・・。
 今日落としたら落合監督がどんあ顔をするのか見物だったのだが。

 しかし。岩田は粘り強く、最後の一打を防ぎ、6回を零封。
 悪いなりのグッド・ジョブで後への繋いだ。
 こういうピッチングが出来ることが岩田の成長だ。いかに最後の一打を浴びないか、それが勝つに繋がる。良く見とけよ、オスギ、能見。

 打線も吉見のピッチングの隙を突いて2点を取る。
 今季の吉見の調子やタイガース打線の調子を見ても、よく2点取ったといえる。ただ、こういう試合で吉見に黒星をつけてしまうと、投手の調子のピークは3試合位と言われる中で、吉見自体が下降線に突入するだけに、確実に黒星をつけておくべきだった。

 試合は、渡辺が7回をしっかり抑え、KFと続く勝利の方程式に突入した。
 もとより、中日が久保田を苦手にしていないどころか、タイガースの中継ぎ陣のなかで、一番付け入れる存在と思っていることは承知のうえだったはず。(そうでなければ、江草のほうが相性が良いだけに、ここは江草で行くことも考えられるからね。)
 
 問題は、KFと繋いでいく勝利の方程式に、キャッチャーが野口のままでよかったかってことだ。
 岩田と野口の相性は良い。
 野口も岩田のよい所を引き出すリードで引っ張ってきている。
 だが、JFKの矢野への信頼感は揺るぎの無いものがある。
 何故か、久保田も球児も野口相手だと遠慮があるように感じるのは、寅吉だけだろうか。
 出来れば、久保田投入時に、キャッチャーも矢野へ交代を考えるべきだった。
 それが、確実に勝つための、最後の一手だったと思う。
 それを怠るが故の、伏兵・李炳圭のサヨナラ弾へと繋がってしまった。
 球児の最後のフォークは、キュッチャーに全幅の信頼を置いて魂を込めて投げた球だったのだろうか。
 矢野が受けていたら、もっと違った結果になっていなかったか?

 ただ、もう四の五の言ってもしょうがない。
 今日の結果を真摯に受け止め、明日の天敵・中田攻略に全力を挙げるべきだ。この3連戦を勝ち越すのと、負け越すのでは、この先に及ぼす影響が大きく違う。
 負け越せば、再びナゴドのD戦への相性問題が湧き出てくる。
 今季、それを払拭することが、覇権奪回へのキーとなるのだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 20:45 | comments(0) | - |
9−1 対中日 試練の9連戦、白星スタート
 間違いなく、序盤戦の山場となる9連戦。
 DとGとの対戦は敵地だし、いい思い出の無いGW中。まして、直前のS戦で今季初の負け越し。しかも打線は1安打の完封負け。
 こりゃ、どうなるかとドキドキの緒戦だった。

 いい意味で期待を裏切ってくれた打線。
 当たりが止まっていた平野が爆発。
 今日はタイミングが合わず不調の赤星を補って余りある活躍。平野が当たりだすと攻撃の幅広がるだけでなく、大量点に繋がる。
 自らのHRを含め、グッド・ジョブ。

 この試練の9連戦のスタートが安藤で出来たのも良かったかもしれない。
 3勝2敗ながら、先発陣では郡を抜いて安定している。
 今日は、調子自体はあまり良いように見えなかったが、悪い時なりのピッチングが出来るのは、安藤のコントロールが安定していることだろう。これは、相手の小笠原がこの点で苦しんで崩れたのと対照的だった。
 今年の安藤には、「絶対何とかする」という気構えが見える。
 これからも、頼んだぞ!

 しかし落合監督は、どっしり構えているようで、案外小心者。
 タイガースに走られるのが、そうとう嫌らしい。
 本来、「どこに勝っても1勝は1勝」「まだ、序盤だ。ばたばた慌てる時期じゃない。」とかいってローテを崩して来るわけはないのだろうが、朝倉を飛ばして小笠原を先発にもって来た。
 これは、タイガースに相性がよい中田をこの3連戦でぶつけるためなのだろうが、いつも言ってることと行動が伴ってないよなぁ、落合さん。
 
 まぁ、今日はすべてがうまく行った日で、9連戦を最高の形でスタートできたわけだが、決して油断なきようお願いしたい。
 まだ、まだ打線は本物ではない。特に、金本・今岡。
 本日から1軍登録のバルディリスも初打席で死球とはいえ打点を挙げたし、次は先発もあるかも。(特に中田の時など、苦手意識がないから面白いと思うんだけど・・・)
 驕ることなく、この9連戦をいい形で乗り切って欲しい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 20:51 | comments(0) | - |
0−2 対東京ヤクルト 初の負け越しの味
 しょっぱいなぁ〜。
 いつかはこういう日が来るとは思ったけど、ここでくるかねぇ。
 大体、打線は金本と一緒に下降線をたどっている。
 先発投手陣の健闘により、少ない得点で勝ちを拾ってきた。今日のように館山の荒れ球に苦戦すると、逆な結果になるって見本だね。

 しかし、金本は膝に疲労がたまっているか、痛みが再発しているじゃないだろうか。
 ドッシリ地に根を生やしたような構えが、ふらついて、うわっついて入るように見えるのは、寅吉だけなのだろうか。
 心配だ。

 5月は黒星スタート。
 しかも、今シーズン初の同一カードでの負け越し。
 Sはしぶとい。いい野球をやる。
 絶対的な投手不足とも思われたが、村中や今日の館山など出てくるし、押本や林などの中継ぎ抑えも揃ってきた。
 これから、結構やな相手になる。
 元々、Sには苦手意識があるチームだけに、今後の課題をいただいた。

 ボギーは初先発もまずまず、次回のチャンスを得られると思う。
 このヤクルト戦に能見の登板が無かったのは、この後のD・Gと続く戦いの中で先発のチャンスがあるのか?
 5月は、この辺の先発の再編と金本の復調待ちで厳しい戦いが続く予感。
 6月になれば林が戻ってこれると思うし、その時に再加速できるよう貯金はしっかり維持したい。
 それには、まず苦手のGWの克服なんだが・・・。

 今日の負けは仕方が無い。
 だが、次のD・G戦には許されない。死に物狂いで勝ちに行かないと、一気に突き落とされかねない。がんばれ!

 ぐぁんばれ!タイガース
 
| 房 寅吉 | - | 22:25 | comments(0) | - |