2009.04.26 Sunday
1-2 対広島 猛打の翌日は・・・
乱打戦とか猛打爆発っていう試合の翌日は、得てして投手戦になるもの。
野球が始まって依頼の経験値で出てきた言い伝えは、大概の場合正しい。 「昨日の勢いで、今日も」、と必要以上に力が入り、強振する。 知らず知らずのうちに力んだスイングが微妙に芯をはずす。 この心理状態を表しているんだと思うんだけど、どうしてもそうなってしまうんだなぁ。 ということで初先発のジェンを援護してやることが出来ず試合は終盤にむかった。 でもジェンは初先発、しかも20歳とは思えぬ落ち着きぶりで多少危ない球は有ったものの、淡々とカープ打線を抑えていく。 まったく、オスギあたりに、爪の垢を煎じて飲ませたいくらい。これでローテ入りを大きくアピールした。 是非、次も見てみたい。 試合は、6回に桜井のタイムリーで1点制。 これをジェンが6回まで守りきり、7回からアッチにスイッチ。 ジェンに1勝を早く挙げさせるという考えに基づいての継投は、よしとする。 でもね、この7回の裏のカープの攻撃の前にテレビに映し出されたタイガースベンチ。 これがいけない。 まだまだ試合は緊迫感が溢れる1点差の終盤。 味方は、継投に出て、これから一番難しいところなんだ。 だが、ベンチの監督は、藤本の口になんか飴見たいのを突っ込んで、フジモンが酸っぱがるのかなんかの反応見て、喜んでいる。 緊張感なんて、一切なし。 もうこの試合が大差で勝っているかのようなムード。 これって問題ありだよねぇ。 以前より、タイガースベンチの緊張感のなさみたいなモンを感じてたんだけど、それは時折見せる真弓監督の笑ってる姿が勝ち負け関係無しに、試合途中でテレビに映し出されることに起因しているのかもしれない。 もっと「勝ちたいんや」という姿勢が表に出ないと、走るGを追いかけるのは厳しいんじゃないか。 それが監督の性格的な面なのか、ベンチのムードとか選手とのコミニュケーションを図っている故なのか、皆目不明ではあるが、まだ試合が決まってもいないうちに、弛緩した姿を晒すことは言い訳がないと思うのだが・・・。 そんなんで、案の定その回に逆転を喰らうと、9回の反撃も及ばなかった。 ここの攻撃で桜井に代打葛城。 今日唯一のタイムリーを含み2安打している桜井を代える必要があったのか? 桜井に打たした後でも良かったんじゃないだろうか。 いずれ、チャンスが拡大すれば、9番に入っている江草の所に代打が必要。 桜井を生かして、平野に代打桧山か葛城で、9番に回れば、その残ったほうという選択肢はなかったのか。 狩野のバッターボックスで藤本がネクストに立っていたが、最後の新井のホーム突入は、藤本との天秤によるギャンブルではなかったか。 あそこで、葛城か桧山を残していたら、突入はあったのか。 この辺のベンチワークが気がかりなんだよね。 そして、それって、試合途中に見せる弛緩した態度が原因じゃないよね。 あくまでも監督1年目の不慣れがなせる和業なんだろうね。そう願って止まないよ。 そうであるなら、1戦1戦の経験を糧として、「勝てる」集団に変わっていくことを期待したい。 まず、次の横浜戦で4月の月間勝ち越しを決めよう! ぐぁんばれ!タイガース |