2008.01.20 Sunday
キャンプ近づく
もう10日もすればキャンプイン。
各選手の始動の模様も伝え聞くこのごろ。 新井と金本の護摩行も終え、期待は高まる。 今年の新戦力の目玉は、新井で間違いない。 強打の内野手は、掛布引退以後、長年の課題。星野監督時代にノリの獲得に動いたこともあり、鳥谷という6大学のスター選手の獲得もしてきた。 しかし、これで大丈夫と言うほどの成績を残したものと言えば、生え抜きの今岡しかいなかったという事実。 その今岡と新井はサードのポジションを賭けて争う。 勿論、負けた方が控えとか言うのではなく、ファーストというポジションに適合しなくてはならないという課題を与えられるわけなんだが・・・・。 世論的には、サード今岡、ファースト新井というイメージで語られることが多い。それも、先のオリンピック予選での新井がファーストを守っていたことに由来すると思われる。しかも、今岡のファースト経験が無いに等しいということで・・・。(寅吉は、ノムさんの時代に、何度かファーストへ入った記憶があるのだが、どうやら1試合しかないらしい。もっとあった気がしたんだが・・・) それでも、寅吉としてはファースト今岡、サード新井を推したいと思う。 なんだかんだ言っても、タイガースのチームリーダーは、生え抜きの今岡が勤めるべき。そういうモチベーションで彼は力を発揮するタイプだと思うし、そういう役割をもった選手は、ファーストからの方が投手に声をかけ易いし、内野全体も見渡せる位置にいる。 そいう役割をこなせてこそ、今岡の価値があると思っているのだが・・・。 さて、表向きの新戦力の目玉が新井とすれば、陰でその新戦力が定まっていないのが、先発投手陣だといえる。 金村のトレード獲得はあったものの、グライジンガーにがGへ逃げられ、その柱となるべき人材が誰なのか、定まっていない。 寅吉は、あくまでも杉山に期待している。 これだけ、毎年期待して裏切り続けれれてなんだが、やはり井川の穴を埋められる存在になれるのは杉山のポテンシャルでしかないと思う。まぁ、今年が期待をかけるラストイヤーになるかも知れないが・・・。 杉山自身もそういう立場を自覚し、望まなくてはいけないシーズンであることを自覚していることと思う。(多分している、しているんじゃないかな?、いや、していないと困る!) あとは、ヤスが抜け吉野が抜けた左の投手陣。 江草が先発へのチャレンジをする中で、岩田・小嶋・筒井という毎年期待される面々の巻き返しがどうでるか? 彼ら次第では、かって左腕王国とも言われた評価が崩壊することになる。 そして、本当の若手。 2年目上園にジンクスはあるか。若竹・鶴はチャンスをつかめるか。玉置の飛躍はあるのだろうか? 彼なの中から、突き抜けてくる存在があると面白い。 さぁ、キャンプの注目点はいろいろあれど、一番はどこまで各選手が危機感を持って臨むかだろう。 安定した常時優勝を争うことができるチームとなるか、ベテランの衰えにチーム力が落ち、新旧交代がうまくいかず凋落の道に入るか、重大なキャンプとなる。 そのための、準備はゆめゆめぬかることはあってはならない。 ぐぁんばれ!タイガース |