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3−1 対中日 落合の影は見えたか、見えなかったか
 今シーズン最初の中日戦。
 昨年までは、普通の事をやられているのに、特別の事をやられているかのような錯覚に陥り、知らぬ間に窮地に追いやられると言った感じが蔓延していた対戦カード。
 その主たる象徴である、監督の落合が退いた後の中日がどうなっているのか。
 これが今回の一番の注目だ。

 やっている野球は、そう変わっていない感じだが、ベンチに落合監督が座っていないというだけで、なんかジリジリにじり寄って来るような威圧感というか嫌らしさが半減する。
 高木監督はそれなりに、オーソドックスに戦って来るタイプなんんだが、そのオーソドックスさが、何故か真弓監督に似ている気がする。
 落合監督だって、その采配はオーソドックスなんだけど、こっちにいろいろ考えさせるように動いてくる。
 逆に高木や真弓監督て言うのは、あまり相手に考えさせない、ある意味単調なオーソドックさなんだと思う。

 今日も例によって、接戦となったドラゴン戦ではあるが、昨年のように終盤になんとかされてしまうような心配を全くと言っていい程感じなかった。 
 それは、こっちが中日ベンチに落合の影を見ずに済んだからなんだろう。
 中日の選手は、落合時代と同じ気持ちで、同じようにやろうとしているのだろうけど、そのベンチに落合がいないというだけで、相手に与えるプレッシャーが数段違う。
 そのプレッシャーを与えることが中日の野球の根幹になっていただけに、そえが取り払われただけで、こっちにとってはありがたい。

 まぁ。真弓監督と同じで、選手の力量に頼った形になっていくのだろうが、その為の戦力をどう作って行くかがドラゴンズの鍵だろう。
 今日は、上手く先勝できた。
 多分甲子園では、これからも優位に進められる気がする。
 後は、ナゴドでどう戦うかだ。
 落合のいないナゴドの戦いをどう感じるかが、今年の対戦を左右する。
 それには、まずこの甲子園をしっかり勝ち越さんといかんなぁ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:21 | comments(0) | - |