2006.07.26 Wednesday
2-5 対中日 負けに不思議の負けなし
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。
うまく言ったもんだよ。 タイガースは負けるべくして、負けてるよね。 打てない、守れない、我慢できない、粘れない、ナイナイ尽くしだ。 優勝するチームっていうのは、その年引っ張っていく好調な選手がいるもんだ。必ずタイトルに絡むような活躍をする。 ここ数年、タイガースがよかったのは、赤星が毎年盗塁王を取り、且つ他にタイトルホルダーがいたからだ。 今年は、赤星の盗塁王も危ないし、他にタイトル争いをするような選手も見当たらん。 強いて言えば、投手陣で井川・下柳・福原が最多勝争いに絡めるかどうか・・・・、あの打線がバックでは難しいかなぁ。 こんな状態でよく2位につけ、中日と首位争いをしていたもんだ。 まさに不思議の勝ちだったわけやね。 それが中日戦になると、化けの皮をはがされる。 今年のタイガースは、状態が良くない。そう思い知らされる試合が続く。 自ら、点を取ることを放棄し、自ら相手に得点を与えるようなミスを繰り返す。 まさに、負けに不思議の負けなしや。 こういう試合を見ていると、キャンプで何をやってきたか、はなはだ疑問に思う。 ミスをしないために、しても最小限にするために、中日というチームはキャンプから目的意識を持って、守備練習をこなしてきたんだろう。そんなことが見て取れる。 対するタイガースは、どうだろうか。 普通どおりに守備をこなせばいい、そんな練習への意識じゃなかっただろうか? 中日は、不思議でない負けを分析し、繰り返さないことを考え、タイガースは、不思議の勝ちを追いかけることからスタートした、そんな気がする。 ローテを曲げて、福原を先発させた試合。 落としてはいけない試合だった。 もう、後がない。 首の皮一枚残すためには、どんなことがあっても明日勝たねばならない。 その不思議の勝ちでもかまわない。 ぐぁんばれ!タイガース |