2007.05.04 Friday
5−11 対広島 SHEの崩壊がもたらしたもの
04年以来の6連敗。
悲しい響きの6連敗。 Bクラスの哀愁漂う6連敗。 これで、どっぷりBクラスに浸かったわけだ。 当分、こんな戦いが続くことを覚悟しとかないと・・・・・。 しかし、先発が早々に点を奪われ、反撃するにもクリーナップがノーヒットだもの、届くわけがないやな。 昨日は、ジャンを引っ張り失点を重ね、今日は福原を代えると失点。 確かに今日の状態を見ると、簡単にジャンに代打を送れなかったわけだと、妙に納得させられてしまう。 昨日や今日の場面で投げさせられるPがいないいてことだな。 05年の優勝は、「JFK]はさることながら、リードされてる試合でも終盤まで勝負を持ち込ますことができた「SHE」の存在があった。 元来、完投能力が低い投手陣において、唯一完投能力がある井川が抜けたことで、中継ぎの果たす役割の重要度は増していたはずだった。 幸い、昨年はハシケンの故障、江草の先発転向などで崩壊していた「SHE」が、揃って元気だった(と思っていたんだけど・・・)今年は、中継ぎの充実で、井川の穴を埋めるはずだった。 しかし、序盤の失敗により、いとも簡単にハシケン、桟原が2軍落ち。江草一人に重圧がかかることになった。 その酷使により、江草も失点を重ね、「SHE」が崩壊。 これが、6連敗の大きな要因でもあると思うんだ。(それだけじゃないんだけど・・・・) 今、代役候補は渡辺やヤス、今日登板した伊代野って事になるんだけど、どれも経験不足は否めなく、今日のような場面では、不安を隠せない。 「SHE]の崩壊は、タイガース投手陣の崩壊に繋がると言っていい。 ある意味、「JFK」より大きなキーになりえることだし、福原・安藤の故障より大きなファクターになっていると言って過言でもないはずだ。 若手を使え、打順を変えろ、エンドランを多用せよ、とうるさい外野の声に耐え、よく辛抱している岡田監督ではあるが、この中継ぎ投手陣の崩壊が一番堪えていることだと思う。 挙句、首痛を圧して健闘しているレッドも欠くことになる可能盛大だし。 うるさい外野には、これで林・赤松が常用され嬉しいかも知れないが、もっと大事な要素があるってことだね。 (今一番、思い切りがいい狩野をもう少し使うって言うのは賛成だけど。) まぁ、この連敗を止めるというか、現状を打破する特効薬はないだろう。 今の位置をうろうろしながら、中継ぎに経験を積ませつつ、「SHE」の役割を果たせる面子を探しておくしかない。 その面子が決まってから、逆襲が始まるものだと覚悟して見ていこう。 ぐぁんばれ!タイガース |