2008.09.19 Friday
4−6 対読売 伝統の一戦 その1
ここまで来たんだ、ジタバタしても始まらない。
このT−Gの一戦を楽しむしかない。 思えば、こんなにドキドキ「した気持ちで、Gとの戦いを見るのは、いつ以来だろうか。 あの最終戦決戦。 勝った方が優勝と言う、甲子園での一戦。 学校帰りに、電気屋のウインドウのテレビに釘づけになりGの猛攻に沈む上田次郎とカークランドの三振で試合は終わった。 ラインバック、ブリーデンを擁し、復活したダイナマイト打線でGを追い詰め、最後の後楽園決戦。 8−8の打ち合いの引き分けを含め、またもG後塵を拝した。 そいて、去年はこの一戦を勝てばマジック点灯。 タイガースの「メークどんでん」が完成かと言う一戦。 ボギーが内海に危険球を投じて、この試合を落とすとズルズルと8連敗で3位まで後退。 なんか、負の思い出ばかりの伝統の一戦。 タイガースの暗黒時代には、伝統の一戦も死語となりかけ、タイガース復興のよるGの没落で、伝統の一戦の輝きが失われて久しい。 江夏が投げ、田淵が打ち、村山が吼えた、あの頃。 G戦の前は、いつもドキドキ、不安と期待が錯綜する、得も言われぬ不思議な気持ちで、ナイター中継を見守った。 あの、気持ちが蘇ってきた。 今日は、天敵グライジンガーをよく捕らえたが、それ以上に安藤が坂本にやられた。 こういう試合は、伏兵にやられることが多い。 特にタイガースは、同じ打者に何度でも打たれる癖がある。 そして、7回にジェフを投入、小笠原に2ランを喰らったところで、ジ・エンド。 いい試合だった。 どっちに転ぶか、分からない試合だった。 だが、タイガースは敗れた。 また、以前の伝統の一戦を繰り返すのか。 新たな、伝統の一戦の歴史を開くのか。 すべては、明日の試合次第。 Gは、内海が来る。 ここでやらずして、いつやる。 今一度、奮い立て。 新しい歴史を開くんだ。 ぐぁんばれ!タイガース |