CALENDAR
<< July 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+RECOMMEND
+RECOMMEND
売れるネットショップ実践指南
売れるネットショップ実践指南

ネットショップのノウハウを知ろう!
+RECOMMEND
+RECOMMEND
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本

すべて実体験からのノウハウが漫画で解り易すくよめます。40代以上必読の書ですよ。
+RECENT COMMENTS
+RECENT TRACKBACK
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+LINKS
+PROFILE
+OTHERS
5ー2 対 東京ヤクルト 努力一生 本番一回 チャンス一瞬
 この日、桐敷が抹消され、島本が登録された。
 まぁ、桐敷を休ませる、放牧1号ということなんだろう。
 次は、湯浅の番か。
 このところ、登板がないが、抹消せず実質放牧状態にしているのか。

 この試合、連勝が止まった後の大事な試合。
 相手は、タイガースに勝つことだけで現役を続行している石川。
 タイガースは、今一番安定感があるデュプランティエ。
 負けられない一戦。

 試合は、両ピッチャーが持ち味を発揮して、序盤3回を淡々と0を刻んでいった。
 先に乱れたのが、デュプランティエだった。
 4回に先頭の内山に四球。
 なんか、投げ急いでいるようで、バランスを崩し、微妙な制球力が乱れていた。
 続くオスナに左中間オーバーのツーベースで、無死2、3塁のピンチを招く。
 5番の太田にセンター前へ、2点タイムリーを許し、2点を先行されてしまった。

 しかし、デュプランティエは、この後立ち直り、その後7回までヒット1本で投げ切った。
 結局、7回92球、被安打5、四球3、奪三振10という結果で仕事を果たした。
 これで6勝目、奪三振は、リーグトップだ。
 
 対する石川に、タイガースは、3回まで、初回の近本のヒット1本、32球で切って取られていた。
 ほんと、なんで石川が打てないんだろうと、首を傾げたくなる。
 多分、遅い球を引っ張りすぎているのと、スピードがない分反発力がないという意識から、無駄に力んで、術中にはまっているんだろう。
 石川も、タイガース打線に自信があるのか、悠々自適で、ピッチングをしていた。

 まぁ、タイガースも2点を先行され、これじゃいけないと思っやのか、4回から石川に対して謙虚に、引き付けても、引っ張り混むのでなく、逆に反対方向の意識を持ちつつ、ピッチャー中心に打ち返すようなバッティングをするようになった。
 その効果は、すぐに現れ、中野のヒットから、森下が四球を選び、佐藤輝がヒットで満塁とすると、大山が逆方向へ同点の2点タイムリー。
 尚も、この日6番に入る小幡が、勝ち越しの一打を放って、一挙逆転とした。
 ここで石川は、降板。
 最後のお得意様のタイガースに打たれると、石川の200勝も、現役続行も危うくなるんじゃないだろうか。

 問題は、この後、代わった松本健吾から、坂本が送りバントで、1死2、3塁のチャンスを作った場面。
 打席の豊田は、どうしてももう1点を取ることが最優先とされる。
 次は、ピッチャーのデュプランティエだけに、ここはアウトひとつ使っても、1点をとりに行く場面。
 その豊田は、前日のチャンスの場面から、バットが出てこない、チャンスに消極的とも取れる打席が続いている。
 
 その豊田が、この場面、初球のシュートに手を出して、ショートゴロ、大山が三本間に挟まれ、タッチアウト。
 この間にセカンドへの進塁を狙った豊田が、セカンドで刺されて、ダブルプレーとなってしまう。
 ここで、セカンドへ走る意味があったのだろうか。
 2死で、次のバッターは、デュプランティエだ。
 そのまま打たせて、次の回の攻撃を近本から始めた方が得策だ。
 絶対にセーフになるのなら、ともかく、ここで2塁を欲張る意味は、全くない。

 こういうところが、豊田の弱さだ。
 というか、豊田のように2軍から1軍に上がり、そのポジションが安定せず、いつまた2軍に行かせられるかという立場の選手はこういうことがよくある。
 功を急て、状況が読めない。
 この場面、状況が読めていれば、セカンド方向へゴロを飛ばすことを考える。
 少し自信があれば、犠牲フライを上げられるボールをじっくり待つ。
 それができずに、打ち急いで、走塁で最悪の判断をしてしまった。
 すぐに、交代させられ、代わりに出た島田がヒットを打つなど、いい働きをしたもんだから、豊田は、完全にチャンスを失った。

 せっかく、今季代打で結果を出しながら、去年の秋のキャンプから、首脳陣にアピールしてきたことが実を結びつつあったんだが。
 この間のライマルがら、サヨナラの犠牲フライを放って、スタメンのチャンスももらえるようになっていたんだが。
 ほんと、努力一生、本番一回、チャンス一瞬とは、よく言ったもんだ。
 その一瞬のチャンスで、豊田はポジションを失うことになる。
 ここで、セカンドゴロか犠牲フライが打てれば、翌日もスタメンのチャンスはある。
 あそこで走塁の判断ミスがなければ、まだチャンスをもらえる機会があったかも知れない。
 それが、あのワンプレーで、下手すると2軍落ちとなることにもなる。
 
 2軍では井上が調子を上げて、原口が夏場に本領を発揮し始めている。
 いずれかと入れ替えがあることが予想がつく。
 豊田もいいところまでは来ていた。
 ただ、そこをモノにできなかったのは、まだまだ足りないものがあるからだろう。
 今一度、自分の足りないものを再確認して、再起を図って欲しいものだ。

 試合は、8回に小幡と坂本がタイムリーで2点を追加。
 デュプランティエの後を、石井大智、岩崎で締めて、連勝の後の連敗の心配は無くなった。
 さぁ、また連勝をスタートさせるべく、次の試合をしっかり勝とう。
 最下位のヤクルトに負け越しは許されないだろう。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:34 | comments(0) | - |

コメント
コメントする