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2025.08.05 Tuesday
6ー2 対 中日 M33 起死回生のサトてるの1発!
しかし、この程度の大野をなんで打てんかなぁ。
スピードは、それほどない、コントロールもまばら、変化球のキレもさほど無い。 まさに、テーブルに出された御馳走状態じゃ無いのか。 普通、どこのチームでも3回までに4、5点取って、KOできるレベルじゃ無いのか。 その大野に、6回を91球で、3安打、四死球3、喫した三振が5で、零封されているから、驚きだ。 なんで、こういうベテラン左腕のヘロヘロ球が打てないのか。 ヤクルトの石川といい、この日の大野といい、こういうピッチャーには、虎が猫になってしまう。 こうやって、大野に勝ち当初の権利を与えてしまって、押し切られるシーンを何度か見た気がして、嫌な予感しかなかった。 ここまで、タイガースは、中日だけに負け越している。 対阪神戦の中日のメンバーの打率を見ると、岡林314 上林304 細川280 山本泰273 と良く打っている選手が多い。 これに対して、タイガースのメンバーの対中日戦の打率は、近本190 森下192 佐藤輝245 大山217と中野以外は、総じて苦手にしている。 この辺が対戦成績に表れているんだと思う。 この試合も大野に苦戦し、中野と熊谷、それと高橋遥のコース内野安打の3本だけだったし、近本、佐藤輝も2つずつ三振を奪われるという内容。 対して、高橋遥は、6回を3安打無視四球に抑えていたが、3回の不運も重なり、ワンチャンスで田中幹也にタイムリー2ベースを打たれて、2点を失った。 ここは、対中日戦のパターンから、中日の継投で、その後の打線が押さえ込まれて、押し切られる、そういう試合だと思って見ていた。 その絶対的不利な流れを変えたのが、ある意味ハートウィグの7回のピッチングだったのかも知れない。 来日初登板の7回のマウンドに上がった、ハートウィグは、コントロールがままならず、三連続の四球で無視満塁のピンチを招いた。 だが、ここから開き直ったのか、ゾーンに投げ込み、山本泰を三振、続く石伊をダブルプレーに取って、このピンチを脱してみせた。 無視満塁のチャンスを潰した中日は、ここで試合の流れを手放したのかもしれない。 思えば、タイガースも、1回から、4回まで、毎回無死からランナーを出していたが、モノにできず、ワンチャンスをモノにした中日に流れを渡していたんだよなぁ。 その流れが、このハートウィぐの自作自演のピンチ脱出によって、戻ってきたんじゃ無いかな。 その8回に、代わった橋本から、中野がヒット、森下が四球で掴んだ無死1、2塁のチャンス。 佐藤輝は、橋本の3球目のストレートを叩くと、広いバンテリンドームをものともせず、スタンドへ突き刺した。 この時の佐藤輝のスイングは、力みがなく、その分よくヘッドが走り、これじゃ飛ぶだろうなぁ、という納得のスイング。 この場面で、力まず、こういうバッティングができるようになったのが、今季の大幅な進化じゃ無いのか。 この佐藤輝の起死回生の逆転スリーランで、流れは、完全にタイガースのものとなった。 その逆てした後の回、ピッチャーは、及川を起用してきた。 ここは、逆転した後のすぐの回だけに、ピッしと抑えて、流れをタイガースのモノにしたい。 その意味で、一番信用のおけるピッチャーの投入が考えられる。 選択肢は、及川か石井大智だったんだろうが、8回に岡林に回ることも考え、及川の投入だったかもしれない。 その及川は、先頭の代打・鵜飼にヒットは、打たれたものの、後続をしっかり抑えて、無失点でこの回を締めた。 上林を見逃しの三振に仕留めた最後の球の勢い、キレともに十分だった。 こうなると、流れが完全にタイガースのもになる。 9回は、森下、大山にもタイムリーが出て、3点を追加、勝利を決定づけた。 最後のマウンドは、セーブシュチュエーションでなくなったため、ドリスが上がる。 ドリスも昔より、暴れなくなって、ヒットは打たれたものの4点差があれば、投げ切れたんだろうが、ランナーが2人出て、セーブシュチュエーションとなったところで石井大智を投入した。 本来、9連戦の最初の試合だけに、石井大智を温存したいところだが、8回の時点で肩も作っていただろうし、セーブがつく場面になったから、起用したってところなんだろう。 ただ、打者一人でも試合で投げる疲労は残ると思うんだが、その辺は経験者の球児監督の判断だからなぁ。 さて、いい形で9連戦の初戦を取ることができた。 対中日の負け越しも、あと一つとなった。 ここは、思い切って、負け越しをなくして、9連戦の最初のカードの勝ち越しを決めて起きたい。 このところ、弱気の虫が出てきている村上が、奮起して、強気に攻めて行くことを期待したい。 ぐぁんばれ!タイガース |
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