|
2025.10.26 Sunday
1−10 対 福岡ソフトバンク 日本シリーズ 2戦目に博打を打って、敗れる
初戦とうって変わって、一方的な試合になってしまった。
その原因は、この日の先発、デュプランティエにある。 8月から、丸2か月登板がないデュプランティエをこの試合の先発に持って来たことについて、いろいろ言われているが、昨日も言ったが、ある意味博打を打っての起用であったと言える、 その背景には、このシリーズの戦略として、球児監督が、村上、才木、高橋遥人の3人の試合を確実に取るって事を最優先しているんじゃないかと言う事がある。 それ故に、この3人には、モイネロとのマッチアップを避ける。 一番投げ負ける可能性が強い相手だけに、ここで才木や遥人を使って負ける事があれば、ただの1敗じゃすまない可能性がある。 モイネロの試合を負けても、それ以外を勝ってしまえば、シリーズを制する事ができる。 そう思った球児監督は、ホークスの2戦目がモイネロと読んでいた。 だから、才木でも遥人でもなく、デュプランティエ。 故障前のデュプランティエであれば、モイネロとも投げ合える。 上手く打線が点を取れれば勝つこともあるかもしれない、そう言う目論見があっての先発起用だ。 ただ、デュプランティエが故障前のデュプランティエじゃなかった。 確かに判定に泣かされた部分は、あるだろう。 それより、初回に大山、高寺が三振で、2、3点目を取れなかった。 対して、ホークスは、柳町が微妙な判定で四球となり、栗原の同点タイムリーに繋げ、山川が追加点の2点タイムリーで一気に逆転まで持っていった。 この、5番以降の打線の差が出た場面でもある。 確かに、大山の打撃が悪い。 今の所、逆シリーズ男の筆頭候補となっている。 甲子園へ戻ってからの、奮起が待たれる。 こうなってしまうと、もうホークスは、イケイケになるし、タイガースは守勢に回り、いいところがなくなる。 2回にリリーフに出た岩貞が、山川に3ランを打たれて、9点目が入ったところで、ジ・エンドだった。 まぁ、デュプランティエを先発させた時点で、こうなる危険性は覚悟の上だったと思う。 ただ、大きな誤算が、相手のピッチャーが、モイネロではなく、上沢だったってことだ。 これは、ホークスにとって、いい方向で、タイガースにとって、最悪な方向へと動かざる得ない。 第3戦には、あれだけ避けたかったモイネロとの投げ合いに、才木か遥人を投じなくてはいけない。 ここを落とすとなると、ホークスに先行を許すだけでなく、シリーズの流れそのものをホークスに持っていかれる可能性すらある。 この試合、モイネロを温存すると言う博打を打って勝ったのが小久保監督で、才木と遥人のモイネロとのマッチアップを避ける博打を打って、負けたのが球児監督だ。 この第2戦で、主要バッターの目を覚まさせたし、タイガースは、眠ったままだし。 休養を十分取ったモイネロと投げ合うのは、才木か遥人か。 ここで、モイネロに投げ勝つ事が出来れば、シリーズの流れを一気に引き戻せる。 ここでモイネロにやられれば、流れは一気にホークスへ傾くだろう。 その試合には、才木しかおらんだろう。 交流戦で、無双状態だった佐々木朗希に投げ勝ち、援護がない中投げるのは、毎度のことで、そう言う時こそ、力を発揮できる。 そう言う才木のピッチングに期待したい。 10点取れれて負けても、1点差で負けても、1敗は1敗だ。 ホークス打線を起こしちまったことは、確かだが、移動日を挟んで、甲子園に戻れば、潮目も変わる。 この第3戦に、モイネロが来れば、それはこのシリーズの流れを決める重要な試合になる。 そう言う気がする。 負けた博打のリカバリーをするには、モイネロを倒して、投げ勝つしかないんだ。 頑張れ!才木 頑張れ!遥人 ぐぁんばれ!タイガース |




