2008.10.10 Friday
3−4 対横浜 終戦って何が終わったのか?
06年、球児の涙から、怒涛の追い込み。
あの落合監督をして、史上稀に見る追い込みと、心胆寒からしめた。 07年、前半を最下位も経験しながら終盤、奇跡の10連勝で、13ゲームどころか、14ゲーム以上を詰めて、一時は首位に立つ。 しかし、いずれも最後の詰めを誤る」っていうか、最後まで突き抜ける余力は残っていなかった。 その姿に、ファンは感動した。 しかし、それは甘やかしだった。 結局シーズンを通してみれば、何かが足りない。 その何かのために、優勝に手が届きそうで、届かない。 それは、オスギや能見が期待されながら、毎年その期待を裏切るのと似ている。 結局、その何かが分からないから、突き止めないから、同じ過ちを犯す。 今年は、過去2年の逆だった。 最初に思い切り飛び出し、最後で息切れ。 それは、3度目の過ち。 1回トコトンこの原因、優勝するために何が足りないのか、考えてみよう。 そうして、それを解決しないと、また来年も同じ事をする。 その何かは、新井の獲得では解決しなかった。 平野の獲得も解決になってない。 もっと奥深く、タイガースの根っこの部分。 詰めが甘く、止めを刺せない。 この体質ではないのだろうか。 御人好し体質といってもいい。 故に、ここ一番で力を発揮できない。 今日の試合は、もう投了後だからいい。 今日から3連勝する力があるなら、Gに7連敗もしない。 遅かれ早かれ、こういう日はやってくる。 それが、いとも簡単にやってきた、それだけだ。 タイガースは、まだ何も終わっていない。 その何か、体質を変える何か、それはCS、日シリなどのビッグゲームで力を発揮することでしか変えられない。 そのチャンスは、すぐそこにある。 まだまだ、全然終わっちゃいないんだから。 ぐぁんばれ!タイガース |