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3−6 対読売 早くもツケが廻って来た4連敗
 今日の和田の采配に誤りはなかったろう。
 有るとすれば、9回の大和のところでの代打起用。
 昨日もそうだが、まだ大和は代打を出されないような聖域の選手じゃない。
 勝負に行くときは、行くべきだと思う。
 本来なら、あそこは勝負でセッキー。

 山口がいやがって歩かせれば1死満塁。
 サヨナラのチャンスは拡大する。
 例え最悪のゲッツーでも、延長10回はトリからで、Pはマシソンという展開。
 対山口より分はいい。(トリは山口からヒット打ったけどね。)

 榎田の見切りも良かったと思う。
 打たれると行った結果が出ないと動けないベンチにしては、珍しくスッパッと決断した。
 しかし、後ででる勝ち試合のPが疲弊してしまっている。
 安藤、加藤、福原というベテランが4月からのフル回転で悲鳴を上げかけている。
 スピードは鈍り、変化球はキレを失って来ている。
 4月からの勝ち試合が予想外に多かった為、登板が多くなっている。
 序盤は、中継ぎ崩壊と言って、彼らしか頼るPが居ないかのように使われた。

 思えば、去年も同じような物。
 勝ち試合も、僅差の負けも、大量リードでも、終盤に彼らの登板を強いた。
 結果、そこそこの勝利を得て中盤までは読売に競いかけてはいた。
 その影で、彼らを補うべき投手陣のメンバーを見つけられなくなっていた。そうして彼らの疲労が重なる終盤に登板を制限せざる得なくなり、失速。
 今年も、同じようなことが繰り返されようとしている。

 3人に代わるP。
 4点差有れば任せられるP。
 僅差負けの試合を維持するP。
 作ろうと思わんと作れんよ。
 ちょっと使って、打たれたといっては、下へ下げて、入れ替えてばかり。
 1回の失敗で、見切られていたら、なかなか出てこんのと違うか。

 二神だって玉置だって、見るべきところがあれば、そういう扱いをして、作って行かないと。
 結局3人を使って、疲弊して、そのツケを払う事になる。
 今は、4月のツケが廻っている。
 和田は、そのツケに当分追われるのじゃないかな?

 阪神、どうでしょう?
| 房 寅吉 | - | 22:48 | comments(0) | - |