2006.09.27 Wednesday
5−1 対広島 井川の涙
エース失格だの、肝心なときに頼りないだの、鬱積するものがあったのだろう。
元来、黙々と投げ、ゲームを作ることを主眼においてるPだけに、それがままならず、周囲から押し付けられたエースの称号の重みに苦しめられていたのであろう。 奇跡に向けて、皆が奮闘する時期に、自分だけが置いておかれてる気分であったのかもしれない。必死に戦うチームに貢献できてないもどかしさもあったのだろう。 この時期に、完投勝利を挙げた。中継ぎを含めて休みを与えられた。チームにやっと貢献できた。やっと、チームの勢いに乗れた。チームの輪に入ることができた。 そんな、複雑な気持ちが合間っての涙だったのであろう。 そうだよ、もっと感情を開放してやればいいのに。 井川を見ていていつもそう思っていた。 誰がなんと言おうと、井川ほど多くのイニングを投げ、勝利を挙げ、ローテを守り通したPは、どこにもいないのだから。 今年だって、完投数や投球イニング数はチームNo1なんだからね。 誰がなんていっても、俺がエースなんだって、そう思えたほうがいいんじゃないだろうか。(だた、どこかでガス抜きして勤続疲労を取ることも必要だとは、感じているんだ。) 藤川の涙で蘇ったタイガースが、井川の涙で加速できるか。 明日からの注目に値するかもしれない。 泣いても、わめいても、勝ち続けるしかないのだから。 ぐぁんばれ!タイガース |