2006.11.05 Sunday
日米野球に思う
今日も日米野球をやっている。
野球がなくなってしまったので、仕方なしに見てる。 この仕方なしにって感じがまさにそうだ。選ばれた選手も仕方なしって感覚の選手は、辞退し、選ぶほうも仕方なしにって感じで選んだ選手が多い。 中には小笠原のような好漢もいるにはいるんだけど・・・・。 昔、日米野球に選ばれるのは栄誉だった。 めったにお手合わせ願えないメジャー相手に試合ができる。 しかもそのほとんどは、読売単独チームとの対戦だ。全日本なんて。1,2試合しか組まれていない。(読売・××の連合軍という組み合わせも少しあったかな。多分、試合を行う地元の球団と連合を組まされたと思う。) 対するメジャーもオールスターではなく、単独チームでやってきた。大体前年の優勝チーム(ワールドシリーズ、リーグ優勝など。)が対象だったと思う。 寅吉の一番の記憶に残っているのが、1971年のボルチモア・オリオールズだ。 フランク、ブルックスの両ロビンソン、ジム・パーマーら4人の20勝投手、その20勝投手のひとり、パット・ドブソンにノーヒットノーランまで献上することになった。 この年は、まったく歯が立たなかった。 ただ、山田久志(阪急)は、そのアンダースローという、メジャーでは見たことの無いような投げ方(スネークだか、オクトパスとだか言われた気がする。)で好投をした覚えがあるのだが、あってるかな? それも主催が読売新聞社で、おりしもジャイアンツの全盛期。 日本を代表して戦うののは、ジャイアンツだって流れができていて、そのたの球団の選手は、1,2試合の全日本戦か、読売との連合軍に召集されることでしか、出場がかなわなかったころの話だ。 タイガースからは江夏などが選ばれたが、ここでの活躍の印象はない。 それがいまや、各球団の主力は辞退し、昨日なんて読売の西村なんかが先発している。相手ベンチに座っている、城島や井口はどう思ったのだろう? 来年からの廃止も言われているが、今の状態なら、それもしょうがない。 物見遊山で来たメジャーが力を発揮できないのを憤ったファンとしては、悲しい現実だ。 せっかく全力でといってやってきたメジャーを待っていたのは、抜け殻のような全日本なんだから。 メジャーのプレーは、見たいけど、日本のプレーはどうでもよくなっちゃたんだから。残念なことだ。 これじゃ、あの高い金だして球場に行こうって人がいなくなるって。 なんか今日の試合見てて、そう感じてしまった。 |