2007.04.30 Monday
4−7 対広島 不調か?弱体化か?
まさか、ここで3タテ喰らうとは、誰も思っていなかったただろう。
その負け方も、相手の黒田のようなエースに完璧に抑えられたのと違い、同じレベルでの先発が、ガツンとやられ、主軸が抑え込まれ、力負けした感がある。 実際、一人で打線を引っ張ってきたアニキが、ここに来て調子を落とし、それを補わなくてはいけない今岡は、復活のに程遠い状態で、逆に林への繋がりを分断する役割を果たしている。 井川の抜けた穴をどうこう言うつもりもないが、実際、能見、小嶋は本来ローテ枠に入るかどうかのPだし、杉山は、伸び悩みの象徴であるとともに、例年この時期は調子がでない。 そんな先発陣で、この3連戦を乗り切ろうとするほうが、甘かったのかもしれない。 人は、安藤・福原がローテに戻るまでは、5割で言いという。 ほんとうだろうか。 この2人をそれほど当てにしていていいんだろうか。 どちらも、1シーズンフルに活躍したことがない投手だし、福原だって勝ち越したのは、去年が初めてだといっていいくらい。 安藤は、常に故障と裏表だし、2年連続で2桁勝ったといっても、中継ぎでの実績が一番目立っている。 そんなだからこそ、明日からの外人2人と下柳への負担が高くなるのは、否めない。 しかも、ボーギーはそのピッチングスタイルから、不安は尽きない。 そんなこんなで、確実にタイガースのピッチング・スタッフは弱体化してしまっている。 これに打線の不調がかみ合わさっているから、5割を割っても不思議じゃない。 「JFK」がいることで、Pが良いと言う錯覚に陥っているが、それを使える状態を作らなければ、この3連戦のような結果になるだけだ。 それには、「SHE」の役割を担える、メンバーが出てきてくれないと困る。橋本も桟原も2軍でくすぶっているのに、他のPは、このチャンスを物にするどころか、代わりは出てくる気配もない。 唯一ヤスが使えるようになる可能性を残してはいるけどね・・・。 次の横浜戦は重要だ・ 現状が単なる不調か、弱体化したのかの答がでる。 負け越せば、少なくとも横浜は、タイガースが弱体化したと捉えるだろう。そうなったら、始末に悪いことこの上ない。 2004年の再現をされかねない。 ぐぁんばれ!タイガース |