2007.09.14 Friday
5−7 対中日 意地を張り、砕ける
ストレート勝負だった。
最後まで、どんなことがあってもストレートに拘った。 見てるほうとしたら、「フォークをなげてくれ!」と祈るような気持ちでいたけど、球児の意地はそれを許さなかった。 どうしても勝負だった。 1塁が空いていても、相手の唯一の得点源のウッズであっても、久保田が選んだのは勝負だった。 決して、歩かせるなどという選択肢など存在しないかのように。 そして、球児も久保田も砕け散った。 それは、見事な果し合いの果ての結果を見るような勝負だった。 だが、思うのだ。 今日の試合は、勝ちたかった。 どんなにみっともなくとも、逃げ回って姑息と呼ばれようとも、今日は勝たねばいけない試合だった。 これで、Dと0.5ゲーム差だ。 最後の最後になって、今日の勝負を悔やまぬよう、これからの戦いを乗り切って欲しい。 今日のFとKの勝負を超えた意地。 後から、あそこで「フォークを投げたら」「歩かせたら」というのは簡単だ。私情よりチームの勝ちを優先させるべきだとも言える。 だが、すべてタイガースが選んだ選択なんだ。 これから先の試合で、今日の負け、選択に悔いを残してはいけない。 それには、今日の勝負を倍返ししてやるしかないだろう。 チーム全体で、明日から球児と久保田が砕けた勝負を倍返しにしてやろう。 ぐぁんばれ!タイガース |