2008.05.24 Saturday
5-2 対福岡ソフトバンク ダイエーホークスにやられる訳には
岩田が頑張った。
天敵・杉内を向こうに廻して、堂々と渡り合ったと言える。 見るからに、ホークスって顔の松田に1発を貰ったが、7回を2失点は立派だ。勝ち星こそ付かなかったが、グッド・ジョブ。 ジェフも2試合連続敗戦から、立ち直るべく内容を示す。 実際、普通ならジェフが打たれる理由が見当たらない。打てないでしょ、ホント。 ただ、見かけよりキレが鈍っているのかもしれない。 それは、あの魔のスライダーが少ない勢もある。球速アップに伴い、スライダーのキレが鈍る。ありがちな現象だ。 球速は145キロくらいでいいから、あのキレまくる恐ろしいスライダーの復活が待たれる。(そうなりゃ、完璧だね。) しかし、諦めかけた9回にドラマが待っていたね。 あの03年の内弁慶シリーズで涙を呑んだ、あの「ダイエーホークス」のユニホームを着られちゃ、黙っていられない。 あの時に比べりゃ、ホークスも小ぶりになった。 城嶋もズレータもいない。 それでも、強敵には変わりないし、負けられない相手なんだよね。 馬原を欠くホークスに、接戦の最後の1イニングを締める人材は課題となっている。 仕方なしに出てきた感もあるホールトンに、トリの内野安打とルーの2ベースで、1打逆転のチャンスが訪れる。 2安打の浅井に代わる葛城、続く野口と繋ぐと言うより、決めに行くようなスイングで三振、2アウトとなる。 ここの気持ち、わからんじゃないのよ。 ホールトンの球は、「しめた!」と思うほど甘いところから、ストンとお辞儀していた。思わず力が入り、ミートすることを忘れさす、そういう投球だった。 2死、2,3塁。 ここで、1番危険な男、フジモン。 チャンスで打ち上げたポップは数知れず。 だが、途中出場の藤本は、何かが違う。ここは、2死ゆえポップを怖がる場面ではないのだが、よく球を見ていた。 このフジモンの四球こそ、殊勲だ。 ♪2ダン満塁チョコベビー ここで、赤星が逆転の1打。痺れたねぇ。しかし、外人Pキラーやね、このお方。 今日のスタメンを外れたことが、首のせいではないことを願うよ。 赤星の気迫の一打が、一気にタイガースへと流れを呼び込む。 そして、新井の一打。 決まった。 後は、厳かに球児の奪三振ショーを見届けて、福岡決戦を1勝1敗の五分とした。 いい試合だった。 (まぁ、勝ったから言えることだけど。) 最後の赤星のヒーイン中に、なんか切れて観客と遣り合ってたが、どうしたのだろう。 時として、許せない野次もあると思う。見る側のマナーも考えたいね。 明日は、パの首位を走り、Gを撃破して波に乗るライオンズ。 しかし、あのHR数は異常だよ。 果たして広い甲子園でも打てるのだろうか? タイガースの先発は誰なんだろうか?上園、若竹? 若竹の緩急が有効な気がしないでもないが、誰でもビビル事はない。 広い甲子園が味方をしてくれるはず。 ぐぁんばれ!タイガース |