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4−2 対読売 四番のお仕事
 最初の打席でねぇ、外野フライくらい打ちたかったよねぇ。
 四番としては、先制点の場面でしっかり仕事をしたかったね。
 次はがんばってくれ、アライッチ。

 日本2−4キューバ (奇しくも今日のスコアの逆だわね。)

 まぁ、オリンピックはまだまだ、ベスト4に入れば決勝トーナメントへ出られるから、まだ余裕はあるから。
 徐々に調子を上げて、最後にピークにもって行けばよろし。

 タイガースは、連敗を「5」で止めた。
 先制を許すも粘り強いピッチングでGを抑える岩田。
 タイガースキラー・内海と互角以上の投げ合いを演じた。
 
 その内海を攻略できなかったが、相手エラーからのワンチャンスで同点に追いつき勝負は延長に。
 このところの勝ち味の悪さから、結局最後は・・・・、とよからぬ考えが頭を支配しそうになったのを踏みとどまらせたのは、アッチの好投。
 ほんと、アッチは中継ぎの方が適正があるのか、2イニングをしっかり抑える。(ほんと、見事な安定感だった。)

 そして延長に突入し、Gの抑えクルーンから2つの四球で掴んだチャンス。
 ここで、クルーンを降板させ、藤田を投入。
 いくら左でも、クルーンを降ろすという驚きの原采配。
 どうしたって、ここはクルーンと心中でしょう。
 なんの為の抑えのエースなんだか・・・・・。
 クルーンで負けた方が、誰もが納得いくと思うんだけど・・・。

 こうした、「焦り」の采配に、つけ込み試合を決めるのが4番の仕事だ。
 確かに、今までのゲーム差がなければ、Gもクルーンと心中の気持ちになったのだろうが、この2連戦は絶対に連勝しなければならない位置にいるGはここで金本との勝負に負けるわけにはいかなかった。
 クルーンと藤田を天秤にかけて、藤田で勝負を選んだのだろうけど、ここ一番で金本を抑えられるPなのか、そこいらの認識に誤りがあったと思う。

 ここで虎の四番が、お仕事をこなす。
 見事なまでの3ランHR。
 きっと今年優勝したら、その軌跡を振り返る時に絶対そのトップとして扱われるHRとなった。
 これぞ、4番。

 4番の一撃で、雨は止み、夜が明け、明るい日差しが差してきた。
 さぁ、大阪にもどって、もう一度進撃を始めよう。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:41 | comments(0) | - |

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