2009.08.25 Tuesday
4―3 対横浜 目標のあることの幸せ
多分、今日の試合は、チームとしての目標の有るなしが勝敗を分けた。
CS出場の為、ヤクルトを追いかけるため、どうしても負けられないタイガースと、ひとつやふたつ勝ったところで大勢に影響がないベイスターズ。 勝利に対する執念みたいなモンに差が有って当然といえば当然だ。 興味があったのが、逆転の場面の桜井の打席。 前の新井の打席から、初球の入りがすべて変化球。自分の武器であるストレートに張られていると感じていたんだろうが、新井・ブラゼルとこれで何とか交わして来た。 もっとも、その辺の心理状態を読んでいれば、新井は初球のカーブは狙い目だった。 同じく、桜井も初球のカーブを狙って欲しかった。また、狙える根拠もあったと思うが・・・・。 ここでの横浜バッテリーは、どんどんストレートが投げられなくなっているのが手に取るように分かる。 一番自信があるはず(終盤でも150kmを越えてたもの)のストレートが、張られていると思い込む心理によって、投げられなくなる。 桜井が、初球のカーブに手を出さなかったために、ストレートを挟む場所がどんどんなくなっていった。 それでも、最後の球は、四球覚悟でボールゾーンに放れば空振りに取れたのだろが、もうストレートは投げられないと変化球を読んでいた桜井にストライクゾーンに投げたら、打たれるのは目に見えている。 まぁ、ここでしっかり捉えた桜井も褒めるべきなんだけど・・・。 やはり、横浜バッテリーの若さが出たといえる。 問題は、その前の金本の打球で、ホームに返ってこれなかった走塁に有る。 横浜のライトの吉村の取れるという偽装にまんまと嵌った、サードベースコーチに問題ありだ。 あの打球で、どう見たらハーフウエイを取らす必要がある? どう見ても外野フェンスを直撃するだろう当たりであることは、サードベースコーチには容易に見て取れるだろう。 考えられるのは、ベースコーチが打球を見失ってしまったということ。これは罰金もんだよ。 下手するとこれが敗因になりかねない展開だった。 ベースコーチの適正も検証したほうがよさそうだ。 厳しいこと書くが、この3連戦は絶対3つ必要なんだ。 確実に勝つためには、ミスは許されない。 明日は。苦手・三浦が出てくるだけに、どうしても接戦に持ち込んでうっちゃる必要がある。 そんなときに、コーチといえ、ミスジャッジは厳禁だ。 ぐぁんばれ!タイガース |