2010.07.31 Saturday
5―5 対中日 安藤、奇跡の脱出劇
まぁ、なんというか負けなくてよかった。
圧倒的に押し捲って、選手も全部(若竹だけ残ったけど・・)使って、それでも勝ち越すことができないでいた。 まぁ、8回のセッキーが1塁に歩いたところで、代走を出さなかったこと。 トリのあわやの2ベースで、戻ってこれなかったセッキーが3塁に行ってから、初めて代走に大和。 前半で、わけの分からん代走の上本を使ったのも無駄遣いだが、ここで大和を使うなら、セッキーが1塁に歩いた時点で使っとかにゃぁ。 大和ならホームへ突っ込ましていたかも知れないし、相手のミスを誘ったかも知れない。 後は、その後の平野のバッティング。 確かにいい当たりだったんだけど、あそこはいかに汚い当たりを打つかという場面。 鋭いライナーを打って、ゲッツーの危険性より、叩きつけてのボテボテを狙う場面。9回裏の浅井のような当たりの方が良い場面。 結局、攻めて、攻めて、攻めきれず、12回まで戦うことになる。 そして、問題の安藤の登板。 11回こそ、味方の攻守に助けられ、3者凡退に討ち取ったが、12回に先頭の大島を出した時点で、大きく流れはDへ傾く。 何とか森野をと思っていたところ、ボークを犯し、ランナーが得点圏に・・・。 自信なさ気な安藤に森野を敬遠させる。 ここで、代打・野元が送りバント。 当然、バントさせて、空いた1塁に和田を敬遠というのがベンチが描いた青写真だったのだろうが、ブラゼルには伝わってなかったのと違うか? 思い切り突っ込むと、サードへ送球し、フィルダースチョイスとなってしまった。 無死満塁の大ピンチ。 そこまでの安藤の状態から、大量失点が免れない状態になってしまった。 後は、安藤が開き直っての奇跡を待つしかない状況。 だが、その奇跡は起こった。 それは、和田が力んでボール球を振ってくれたことによる。 あそこは、外野フライでいい場面。 和田がそういう気持ちで打席に立っていたら、安藤は、このピンチを脱出できなかっただろう。 だが、和田は完全に自分で決めに行っていた。まぁ、そう思っても仕方が無いほどの安藤の状態だった。 だが、結果は全くの逆。 和田を抑えた安藤は、後続を討ち取り、このピンチを見事に脱出した。 過程はどうであれ、この結果に安藤の自信が甦れば、今日の試合が意味を持つ。 逆に、それしか今日の試合の価値が見出せない戦いだった。 過程だけから見れば、完全に「負けに等しい引き分け」だったのだから・・・。 これで、明日の試合の勝敗が大きな意味を持つことになる。 明日勝てれば、今日の引き分けが生きてくるのだが・・・・。 ぐぁんばれ!タイガース |