2010.09.07 Tuesday
1−0 対中日 虎の子を守る
薄氷を踏む勝利。
文字通り、虎の子の1点を守りきった、スタンリッジ・球児の完封リレー。 試合的には、タイガースが押しまくった試合。だが、挙げた得点はたったの1点。8,9回の球児が攻めたれられ、あわやのシーンを乗り越えての勝利だ。 思えば、もう少しうまく攻めれば、もう少し楽な展開になってたかもしれない。 3回と7回のチャンスでの4番の凡退。 なんか、チャンスだと新井のバットは、ビビって湿る。最近、ここ一番での打撃を見たことがない。 ここは、どんな汚いあたりでも、どんな不格好なスイングでも、打球が内野の頭を越せば勝ちなんだから、そんなバッティングを見せてほしい場面。 次は、頼むぞ、タイガースの4番なんだから・・・・。 そして、問題の4回裏。 まず、無死満塁で上本。 7回からの守りで、大和を使うなら、最初からチェンキラーの大和の先発起用もありではなかったか? きっと、ここで大和っていうのは、チェンもいやだったろうに・・・。 逆に2番にセッキーを入れといて、ここの藤川俊でもよかったとも思う。 そして、その満塁を演出した城島のバント。 そりゃ、悪い策ではないが、打順が下がって、上本・Pと続くのだから、バント・ヒット狙うより、決めに行くバッティングをしに行くべきではなかったか? あそこのバント・ヒットは、2死満塁でマートンという状況を期待してのものの他、考えつかん。 それなら、Pのスタンリッジには、「振るな」のサインを出しておかないと。 あれで、打たしてゲッツーっていうのは、最悪も最悪。 すべてが台無し、水の泡って感じだもの。絶対にやってはならないことだ。 果たして、ベンチは、何を考え、どう動いていたのか知りたいもんだ。 今日の試合が、ナゴドだったら、確実に逆転されている。 そういう流れになっていた。 それを、防いだのは、球児でなく、ビジターで別のチームのごとく勝てなくなるDの今年の傾向なのだろう。 この試合をものにできたのは、大きい。 明日の中止を見越してなのか、球児の2イニング投入。 これは、これで、今日の最善策だったかもしれないが、そうしてしまったのは、上で書いた試合運び故だな。 球児は、なんかバタバタ、せわしなく見えた。 それが、緊張からなのか、不慣れなマウンドからなのかどうかはわからない。 ただ、体の異変が原因ではないことを祈るのみだ。 さぁ、どうせなら甲子園で能見でもうひとつ。 欲はかかないほうがよいけど、ここは突き放すチャンス。 少しは、勝負強いとこ、見せてくれよ。 ぐぁんばれ!タイガース |