2010.09.20 Monday
4−2 対読売 新人王を捨てて勝つ
この勝利に意味を持たせるとすれば、それは優勝するいかない。
例えば秋山が7勝1敗で、タイガースが優勝したとすれば、秋山の新人王が現実味を帯びる。 この、来季の新人王の権利を捨ててまで、今のタイガースの勝利に貢献したいという秋山の気持ちに応えるには、これしかないと思うのだ。 読売との中日チャレンジカップに勝ち越すことができた。 せめて前の横浜戦に勝ち越していれば、大きな意味を持つ勝利になったのだが、この読売3連戦は3タテを必要としていただけに、ちょっと残念だ。 まぁ、タイガースの特質上、優勝争いのプレッシャーがきつくなると、勝てなくなり、諦めに近くなると息を吹き返す。 つまり、緊迫した状態での勝負弱さっていうのがよくわかる。 そのタイガース気質みたいのを一番表現しているのが4番新井だと思う。 よく、喧嘩でも勝負が決した後に、最後の止めのケリえお入れる奴っていたでしょ。 なんか、新井を見てると、そういう奴を思い浮かべる。 決して勝負が緊迫している場面では、喧嘩には加わらない。 それでもガタイが大きいから、なんとなく大将的な位置にいる奴。 そのくせ、結構ビビリで、勝負が決するまで後ろにいて決して矢面には立たない。 そういう奴。 どちらかというと6番あたりを打っていると怖いのかもしれない。 まぁ、今年の経験を糧に新井が真の4番ととして成長するか、6番打者に収まってしまうかは、本人次第だ。 もっと、相手を見下ろして、ドンっと構えることができればいいのだけどねぇ・・・。 まぁ、タイガースの4番は大変だよ。簡単には勤まらない。 4番目の打者として徹底できれば、それも手だけどね。 じゃ、誰が適任かというと、寅吉的には以前から言っているように鳥谷を推したい。 今年初の3割を目指すバッティングは勝負強さを兼ね備えている。 左で掛布ライクな打撃ができる鳥谷に適正を見るのだけどねぇ。 3番新井、4番鳥谷っていうのも手だよ。 あっ、いつのまにか来季の話していた。 次のDとの3連戦が良くも悪くも最終決戦。 最低でも勝ち越さないと、タイガースの今季も、秋山の新人王もない。 プレッシャーに弱いとか、ナゴドが苦手とか言っても始まらない。 開き直って、やるしかないのだから・・・。 ただ、勝つことだけを考えて、やるしかないんだよ。 ぐぁんばれ!タイガース |