2010.10.15 Friday
CS前夜
いや、ついに明日に迫ったね。クライマックスシリーズ。
横浜に負けて、3位を覚悟したら、Gがスワローズに負けて、2位が、甲子園での開催が転がり込んできた。 そりゅあ、興行的にみて球団としてはウハウハなのだろうが、実際はどうののだろう。 甲子園と東京Dでやるのとどれほどの差があるのだろうか。 打線が売り物のタイガースにとって、東京Dは逆に戦いやすいのかも知れない。 プレッシャーに弱い体質は、甲子園での期待値に押しつぶされる可能性もありだと思う。 これが、ナゴドと甲子園なら大違いなのだが、ここは1勝のアドバンテージも合わせて、逃した魚は大きかった。 たった3試合で2勝で勝ち残りというファーストステージは、単に3連戦での勝ち越しってことだから、どうころんでもおかしくない。 甲子園での負け越しっていうのもなかった訳じゃないし・・・・。 しかし、タイガースはあくまでも正直だ。 久保が新井の打球を当てて、調整に狂いが生じていることも、結局岩田が間に合わないことも公にしている。 久保が大丈夫なら、逆に絶望的なことを言っておいて、初戦で能見を想定しているGに久保をぶつけるとか、間に合わない岩田を登録して、奇襲の先発があると思わせるとか、そういう腹芸を見せるところがない。 もう、失うものは何もない立場なのだから、思い切ったことをしていいと思う。 金本の使い方もそうだ。 あの故障を抱えた肩を考えて、それでも必要なら4番を任せればいい。 実際、あの守備を考えれば、4番でも打ってもらわんとあわないだろう。 5番とか6番で起用するくらいの期待値では、あの守備に目は瞑れない。あの守備に目を瞑って起用するからには、4番を任せられるくらいでないとねぇ。 ということで、CSは金本を4番に据え、開幕オーダーで行くくらいの考えがあっていい。 繰り返すが、負けても何一つ失うものはない。 ペナントの順位が下がる訳ではないし、個人成績も変わらない。 そのかわり、勝って得るものは大きい。あわよくば日本一の称号が手に入るのだから・・・。 立場はGも一緒。 失うものがなく、得るものだけの戦いだ。思い切って向かってくるだろう。 そういう意味ではGの方が、その意識がたかいかも知れない。 決して怯むことなかれ、思い切ったプレーを期待する。気迫だけは負けるなよ。 ぐぁんばれ!タイガース |