2020.08.26 Wednesday
11−3 対中日 ゴリラパンチとファイアーボール
陽川に今季1号が出た。
しかも、逆転の3ラン。 ちょっと遅すぎた感があるが、今季の陽川は精神的に成長して、自分の役割を果たすことで存在感を放っている。 スイングスピードで言えば、陽川と江越は、チーム屈指の部類だ。 それ故、軽く打っているようで飛距離が出る。 対して、大山や中谷は、スイングが大回りするため、スイングスピード(始動からミートまで)に時間がかかる。 2人が速球に差し込まれるのは、ヘッドがピッチャー方向に入りすぎ、スイングが大回りするからだと思う。 陽川と江越は、その分大きく有利であるはずなんだが、去年までは、使われたときに結果を残さないと、また下に落とされると言う強迫観念が支配していて、結果を求めすぎるあまり、「打ちたい!打ちたい!」と自分の方から投球に向かっていってしまい、挙句ボール球を振ってしまう悪循環の中にいた。 それが、今年は、打ちたい気持ちを抑え、打てる球を打つと言う姿勢が見えるようになった。 これで、ボール球に誘われて、振ってしまう確率が格段と下がった。 陽川は、その中でも出場機会に恵まれた方で、ホームランは出なかったが、3割近い実績を積んで、自信めいたものも出てきたんだと思う。 ただ、本人はホームランがないのを少し気にしていたんじゃないかと思う。 それが今日の一発で晴れた。 明日から、また陽川がゴリラパンチを量産してくれば、浮上のきっかけになる気がする。 (江越にももっと、チャンス(打席)をやって欲しいな〜ぁ。) 量産といえば、ボーアがこの日2本のホームランで、量産体制に入った感がある。 ボーアも、力んで振るより、ミート中心で軽く降った方が確率が増すことを分かってきたのか? それでもボーアの場合は、軽くスタンドインしてしまうのだから。 昔、バースがホームランを打つたびに、「ボールとバットを強くコンタクトさせることだけを考えていた。」と言う談話をよこしていたけど、ボーアもそう言う感覚を掴めば、まだまだ量産体制を加速することはできるはずだ。 ボーアも陽川も、タイガースの得点力不足を解消するためには、一発長打が不可欠であるのだから、ゴリラパンチもファイアーボールも、もっと、もっと見せてくれないと得点力アップ、強いてはタイガースの浮上はないと思い、頑張ってくれ。 明日の青柳にも、しっかり援護してやってくれ! ぐぁんばれ!タイガース |